順調にキャリアを重ねてきた40代の転職は、20~30代のキャリアチェンジよりも変化が大きく成功するも失敗するも大きなチャレンジとなります。
- 住宅ローンや子供もいるから年収ダウンが不安…。
- 実際の成功例や失敗例は?
この記事では、ミッドキャリアを過ぎての転職でもきちんと成功を掴むために、おすすめの転職エージェントと転職の秘訣を紹介します!
40代におすすめの転職エージェント一覧
まずは40代におすすめのエージェントを5つご紹介します。
20~30代の転職と比べ既に専門性が積み重なった40代の転職では、業界や業種を戦略的に絞って動くことが重要です。
エージェントごとの強みを見極めた上で、慎重に検討していきましょう。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
type転職エージェント | 非公開求人を多く抱える、ミドル転職エージェントの老舗 |
ビズリーチ | 日本最大規模のハイキャリア向けマッチングプラットフォーム |
リクルートエージェント | 非公開案件10万件以上で、ミッドキャリア以上の利用者も多数 |
doda | 40代の利用率が2割で、地方求人にも強み |
パソナキャリア | 3人に2人が年収アップを実現し40代転職でも低リスク |
type転職エージェント
まず紹介するのは、1993年創業の老舗であるtype転職エージェント。
その強みは何といっても、1万件を超えるといわれる非公開の求人案件です。
老舗ならではのネットワークと信頼で、取り扱う業界・職種は幅広く、さらに年収帯や企業層など求人の質が高いのも特徴です。
実際に利用した人による口コミでも以下のような良い評価が目立ちます。
- 非公開求人の数は最大手に劣らない
- 紹介案件はしっかりした企業ばかりだった
求人は一都三県を中心とし、IT・Web・通信系のエンジニア向け求人の割合が比較的多いとされます。
特に30代以上のミドル転職に強みがあるので、まずひとつエージェントにコンタクトしてみたい人にぜひおすすめしたいのがtype転職エージェントです。
https://type.jp
特に収入アップを目指して転職したい人は、既卒・第二新卒から30代を中心に転職支援を行っているtype転職エージェントがおすすめです。実際に、サービスを利用した転職者の約71%が年収アップしてるという実績があります(2020年9月 公[…]
ビズリーチ
続いてCMでもお馴染みのビズリーチは、約1700名のヘッドハンターが登録する、日本最大規模のヘッドハンターと求職者を結ぶプラットフォームです。
累計利用企業数が1万社、登録会員数は150万人を突破。
高年収帯のハイキャリア層に特化しているため、キャリアアップを目指す40代以上の転職に有利です。
あくまでヘッドハンターと求職者を結ぶマッチングサイトなので、多くのスカウトメールの中から、自分で魅力的な求人と担当エージェントを見極める必要があります。
無料で利用できる範囲は限られており、積極的にエージェントと連絡を取る場合には、年収750万円未満の人がターゲットの「タレント会員」で月額2,980円、それ以上の年収の人がターゲットの「ハイクラス会員」で月額4,980円が必要です。
まずはキャンペーンなどを利用して無料期間で試しつつ、サイト内の口コミや採点をよく見て賢く使いこなしましょう。
https://www.bizreach.jp
リクルートエージェント
国内最大手のリクルートエージェントは、求人数20万件以上、そのうちなんと非公開案件も10万件以上。
これまで45万人以上の転職を成功させてきた、コロナ禍においても安定感が衰えることを知らない転職業界のリーディングカンパニーです。
徹底した実績と教育体制で、エージェント個人の質も実に高水準に保たれており、書類選考や面接の対策も手厚いと評判です。
カバーする業界・職種も広範ですが、強いていえば医薬・製薬・ITなど比較的年収が高い分野が得意な領域です。
豊富な実績を武器に、業界・業種を問わず40代の転職においても満足のいく担当者と求人が見つかります。
難点としては、営業に強いリクルートグループらしく、他エージェントと並行利用していると苦い顔をされたり内定辞退の際には粘られたりするという口コミが見受けられるため、義理を通して活用するようにしましょう。
https://www.r-agent.com
本日は、転職エージェントの最大手についてお話します。当たり前のことですが、どの業界にも最大手が存在します。そして、たいていの業界において、最大手の会社には、最大手になった利点と、そして最大手だからこそできる利点があります。[…]
doda
国内最大手のリクルート と同規模の、10万件規模の求人数を抱えるdodaも見逃せません。
転職実績においても業界2位と大手の一角を占め、特にミッドキャリア以上の転職における経験値は高く、実際の利用者のうち40歳以上が約2割を占めています。
大手だけあってエージェント個人の能力にも定評があり、各業界の経験値を備えた担当者が、求職者の実績を活かした応募先を提案してくれると評判です。
エンジニアや金融など、業界特化型のメディアも運用しており、情報収集にも協力的なのも嬉しいポイント。
特に強みがある業界は製造業やメーカー、IT・通信業界です。
加えて地方都市における転職にも定評があるので、家族の介護や子育てなど40代のライフイベントを機にUターン転職を検討する人はまず登録して間違いないサービスです。
https://doda.jp
転職エージェントを探すうえで、その判断の基準は色々です。サポートだったり、今の自分の年収や職種を得意にしているサイトだったり、あらゆる判断基準が存在して、なかなかに悩ましいものです。そんな時に有難いのは、やはり大手。[…]
パソナキャリア
最後に紹介するパソナキャリアは「年収アップ」を売りにしており、利用者の年収アップ率が70%近いのが魅力です。
40代の転職では待遇ダウンが大きなリスクとなるため、年収700万円以上のハイクラス求人に強みがあるのはとても心強いですね。
ハイキャリア向けのサービスには現在の年収の足切りがあったり、キャリア実績によっては申込をしても連絡をくれなかったりするところもありますが、大手であるパソナキャリアには明確な足切りがないのも安心できるポイントです。
- 年収は下げたくない
- より専門性を活かしたい
このような40代転職の多様なニーズに応えてくれるサービスです。
https://www.pasonacareer.jp
本記事では転職エージェントサービス パソナキャリア のリアルな口コミや特徴をご紹介していきます。パソナキャリアは、派遣領域では業界最大手の人材会社である「パソナ」が運営するエージェントサービスです。これまで16,00[…]
40代の方に向いている転職エージェントの選び方
既に人生の折り返し地点の見えてきた40代、住宅ローンや子供の人数、親の介護など若い頃のキャリアチェンジと比べて転職のリスクは大きくなります。
人生を変える重要な転職なので、エージェントは慎重に選びましょう。
ここからは活用にあたり選び方のポイントを紹介します。
求人数の多さ
エージェントを見極める際に重要なのは、まずは求人数の多さです。
転職の成功・失敗を左右するのはエージェントとの相性、選考対策、そして時の運など様々ですが、何より自分に合った求人が十分になければ打席に立つことすらできません。
この記事で紹介したリクルートエージェントやパソナキャリア、そして独自の非公開求人の多いtype転職エージェントは求人数に強みがあるので、最初にどこから登録すべきか迷う場合には、これらのエージェントから着手しましょう。
既にキャリアを積み上げてきた40代なので、エージェントにあなたのキャリアの価値を適正に判断してもらえないと、求職者の希望と合致していない求人の選考を勧められる可能性もあります。
まずは求人数を軸に複数のエージェントにコンタクトし、自分と視座の高さが合うかという観点で担当者を吟味していくようにしましょう。
ヘッドハンティング型
40代以降で実績を積んだエグゼクティブ向けには、特定のポジションに対してヘッドハンターが声を掛けてくることがあります。
企業側からスカウトしているため、書類選考や面接といった通常のプロセスによる選考が行われなかったり、形式だけの選考が行われたりします。
選考がスムーズに進むのは利点ですが、職務内容の吟味や年収交渉は自分自身で行わなければなりません。
特に競合他社への転身の場合は、現職の退職交渉をふくめ義理を通すことが重要です。
また、外資系企業や大手企業においては、企業のリクルーターが自らコンタクトしてくることもあります。
このようなケースは一見ヘッドハンティング型に見えますが、リクルーターから直接連絡を受けたからといって特段加点されることは少なく、基本的に一般応募者と同じように書類選考からスタートします。
連絡をもらっただけで舞い上がることなく、誠意を持って取り組むよう見極めましょう。
Linkedinなどのポータルサイト経由でヘッドハンターから連絡を受けることもあるかと思いますが、担当者の力量は選考対策や年収交渉のスムーズさに大きく影響します。
添付された求人票に安易に飛びつかず、ヘッドハンターを利用する場合には実績と人柄を総合的に判断することを心掛けましょう。
ハイクラス向け
最後にハイクラス向けのテクニックとして、「リファラル採用」の活用も検討しましょう。
特に外資系の金融機関、コンサル企業、そしてIT系企業などには、現役社員による推薦制度(リファラル採用)が存在します。
関心のある業界や職種、個別具体的な企業がある人は、その会社に勤めている知人がいないか思い出してみてください。
まっとうに40代まで仕事を続けてきたならば、学生時代の友人、昔の同僚、取引先などこれまでの人脈から誰かしら自分の仕事を評価してくれる人が心に浮かぶと思います。
難関企業の役職者採用ほど、リファラル採用は効力を発揮するので、ハイクラス向けのポストをねらう場合には、直接の知人に声を掛け推薦を受けるというのも意外と知られていない重要な手段です。
リファラル採用の良いところは、過去の実績を信頼のおける人に推薦してもらえるので採用フローに加点をしてもらえること。
そして知人の紹介で現場の雰囲気を知ることが出来るので、入社後のミスマッチが起きにくいことにあります。
スキルや経験、そして普段からの人柄を評価してもらいやすいため、年収アップやよりハイクラスの職種に転職できる可能性も非常に高いのです。
40代では転職エージェントに断られる?
40代以降は転職エージェントに断られるという都市伝説があります。
たしかにエージェント側から無作為に送られるスカウトメールの類は年齢と共に少なくなり、また新たなサービスに登録した時の食いつきが悪くなってくることは否めないと思います。
ただしこの現象はあなたの専門性やスキルがあがっていて、よりエグゼクティブ向けの求人に絞られた職業人になっている裏返しなので、それだけで落ち込むことはありません。
エージェントからの引きが悪い時は相手が悪かったと割り切って、他のサービスにあたったり一本釣りのヘッドハンティングを待ったり、あるいはリファラル採用の可能性を検討するようにしましょう。
年収にまつわる転職の成功例と失敗例
40代は、住宅ローンや子供の教育費など支出が増える時期でもあります。
そのため40代で転職を考える多くの人にとって、年収が上がるのか、下がるのかというのは重要なポイントになります。
40代の転職で年収が上がる場合と下がる場合では、何が違ってくるの比較してみましょう。
年収が上がるケース
年収が上がるケースとしては、管理職としての能力を買われる場合が多いです。
40代まで会社員として働いている場合、管理職への昇進と実務経験が足りているかどうかは最重要ポイントと言えます。
マネジメント経験がある人材はどの業界でも不足しており、加えて専門性の高いスキルや業界経験があるとなれば、引っ張りだことなります。
もちろん転職先候補企業とのマッチングは必要になりますが、前職でのスキルや経験が必要とされる企業であれば、提供価値が高いとみなされるので、提示される年収も上がる可能性が高いと言えます。
年収が下がるケース
40代の転職の場合、残念ながらリストラなどで仕方がなく転職活動することになったという例も数多く見られます。
この場合は、外部環境に左右されることがあるので必ずしもご本人だけに責任があるとは言えません。
ただし、転職市場で必要とされるスキルや経験を積極的に身につけていなかった場合は、残念ながら評価されるポイントが少なくなります。
こうした場合は転職によって年収が下がるリスクが高い傾向にあるようです。
景気の低迷や企業の方針転換によるリストラなど、必ずしも本人の意思にそぐわない形でも転職が必要になる場合があるので、日頃から自分のキャリアを意識することが肝要です。
異業種への転職に関する成功例と失敗例
40代で異業種に転職する場合、ハードルは高いです。
企業は当然即戦力となる人材を探しています。
企業の要望・希望に見合うスキルと経験がない人材とみられた場合、採用とはならない可能性がかなり高いです。
ただし、出身業界や経験してきた仕事内容によっては即戦力とみなされる場合があります。
以下では異業種への転職に成功する人の例と失敗する人の例を見てみます。
成功する人の例
異業種への転職に成功する人のケースは、専門性の高い職種や業種の出身者が多いと言えます。
例えば、公認会計士や弁護士といった有資格者であれば、担当する業界が異なっても専門性の高い仕事であることには変わりないので年齢に関係なく採用される可能性が高くなります。
コンサルティングやシステムエンジニアなどにおいても、専門性の高い職種であるため、業界を問わず必要とされるスキルを有していると言えるでしょう。
特に海外勤務の経歴がある方は、ハイクラス向けの求人情報を掲載しているビズリーチ のような転職サイトに登録しておくとリクルートされやすくなるでしょう。
また、営業職の場合も、転職先が異業種だとしても、商品や案件をお客様に買ってもらうという行為自体は変わらないため、担当してきた業種とは異なっていても比較的中途で採用されやすいと言えます。
40代ともなれば、様々なプロジェクトを経験してきたはずですし、その分のスキルが身についているはずです。
スキルや経験がどのように転職先で活かせるのかをきちんと説明できれば、異業種であっても人事担当者の目には魅力的な人材と映ります。
業界ごとに評価するポイントが異なる事が多いため、転職エージェントから客観的なアドバイスをもらいましょう。
失敗する人の例
異業種に転職する場合、業界では素人同然ですから、新しく一から学ばなくてはなりません。
年下の上司から指導を受けたりと、精神的にもストレスを感じる状況になる可能性もあります。
異業種に転職する場合、そうした新しい環境でも心身ともに元気で働けるタフさが必要です。
また吸収力を高く持って、学び直し即実践していく力がないと厳しいでしょう。
前職での実績にこだわらず、転職先になじんでやっていける柔軟さも必要と言えます。
40代転職で不安がある人がやるべき事
転職活動をしていて何よりもつらいのは、内定がもらえないことです。
仕事をつづけながらの転職活動はもちろん、リストラされてしまってからの転職活動になると、心身共にかなりの負担になりかねません。
転職活動は計画的に進めていく必要があります。
内定がもらえないかも・・と焦り始めたら、次のようなステップを進めていくのがおすすめです。
STEP1:転職エージェントに登録
転職エージェントに登録してから面談まで、リードタイムがあるため、まずは転職エージェントに複数登録しましょう。
STEP2:キャリアプランと人生の設計
まず自分の今後のキャリアプラン・人生設計について考えてみましょう。
理想の働き方はどのようなものか、年収はどれぐらいがいいのか、どんな仕事に携わりたいのかなど、40代ともなれば家族との時間など、他の要素も絡めて働き方を考える時期になるでしょう。
やみくもに内定をもらうための転職活動を進めるのではなく、しっかりした指針を立てておけば自分の考えに沿った転職活動ができるようになりますよ。
STEP3:これまでのキャリアの棚卸し
次に、今までつけてきたスキルや経験を棚卸してみましょう。
自分はこれまでの社会人生活の中でどんなスキルを身に付け、どんなプロジェクトに携わったのかを説明できるように準備します。どんな人材として企業にアピールできるポイントが定まり、履歴書や面接の作成も容易になります。
アピールポイントが明確になったら、転職先企業の洗濯しましょう。求人票に記載されている条件はあくまで転職者向けに開示している表面的な情報にすぎません。
自分の持っているスキルセットや望む条件を踏まえて、改めてマッチングする企業をしっかり探しましょう。
STEP4:転職エージェントに相談
転職エージェントに自分の経験・スキルを説明し、キャリアプランについて相談しましょう。
内定がもらえないと焦りのある方は40代転職の難しさを理解しており、実直に転職活動を行い成功する傾向にあります。
ぜひ上記のステップを行ってみてください。
40代で転職を成功させ年収が上がる人の特長
もともと年収が高い
40代で転職を成功させて、年収も上がる場合というのは、上記でも少し触れましたが「スキルと経験がある」人材であることが多いです。
特出したスキルと経験があれば、もちろん年収も上がりますし、転職する場合は交渉次第でそれ以上の年収を求めることも可能になります。
いつ転職が必要になるかもわかりませんし、いつ転職したくなる日が来るのかもわかりません。
自分のキャリアを日頃から意識的に振り返り、市場価値を見極めた上で、今後どんなスキルや経験が必要になってくるか考える時間を持つことも大切です。
ヘッドハンティングされた
ヘッドハンティングは優秀な人材を外部からスカウトし、自社に引き入れることを言い、企業から直接依頼を受けたヘッドハンターによって行われます。
ヘッドハンティングの場合は、企業側からスカウトしているため、通常のプロセスによる選考は行われません。
転職活動の時のような履歴書作成や面接もほとんどありませんし、非常にスムーズに進めていくことができます。
企業からスカウトが来る形式なので、候補者は企業を冷静に見極めることができますし、企業としても候補者としてもまさに実利重視の転職活動ができるやり方です。
ヘッドハンティングに至るためには、そもそもヘッドハンターの目に留まる人材かどうかという点が問題になります。
スキルや経験が突出した人材でなくては、見向きもされないことがほとんどです。
外部に自分の能力を積極的にアピールすることが必要になります。
ヘッドハンティングの場合は、スキルや経験を見込んで企業からスカウトされる形になるので、年収や働き方についても自分の望む条件で交渉できる可能性が高まります。
キャリアとしてステップアップをしながら年収も上げられる機会と言えます。
エグゼクティブや管理職経験がある
エグゼクティブ人材は外部にアピールする機会が多いため、良い条件での引き合いが多いです。
能動的な転職活動をしたい場合には、転職エージェントやダイレクトリクルーティングを活用することをおすすめします。
十分にスキルや経験があるため、年収アップやよりハイクラスの職種に転職できる可能性は非常に高いです。
本記事は転職をお考えのエグゼクティブクラスの方向けに、エグゼクティブの転職に強いエージェントの一覧、転職を成功させるポイント、注意点について解説します。 現職より好条件の企業、成長企業で働きたい ハイクラス・管理職に強い[…]
ダイレクトリクルーティングサイトでスカウトされる
ダイレクトリクルーティングとは、「企業による積極的な人材採用」のことを指します。
上記でも紹介したビズリーチがダイレクトリクルーティングとして有名です。
求人掲載サイトなどに求人を掲載し、募集が集まるまで待つのが通常のやり方ですが、ダイレクトリクルーティングでは、企業自らが人材データベースで求める人材を探し、直接連絡を取ります。
欲しい人材にピンポイントでアプローチをかけられるため、効率的に優秀な人材を集めることができます。
ヘッドハンティングと違うところは、企業自らが外部リソースを使用せずに人材を探す点で、費用をかけず実際に候補者を見極められるため、ダイレクトリクルーティングを活用する企業も多いようです。
ダイレクトリクルーティングの場合もヘッドハンティングと同じく、人事担当者の目に留まるかどうかがポイントになります。
企業で即戦力として働いていけるスキルと経験があるか、プロジェクトにおけるマネジメント経験があるかどうかなど、人事担当者から見て「40代だからこそ採用したい人材」がダイレクトリクルーティングでスカウトされる確率が高くなる人材です。
ヘッドハンティングと同じく、年収もアップが見込めます。
特に企業から直接スカウトが来ているわけですから、ヘッドハンティングの場合よりも、交渉しやすいと言えるかもしれません。
ダイレクトリクルーティングの場合も、自身の能力が外部にわかる形になっていないとそもそも候補者に選んでもらえません。
ダイレクトリクルーティング向けの転職サイトや、社外での人脈づくりを積極的に行うことが必要です。
未経験・異業種へ数多く応募する
未経験や異業種の求人を考えている場合は、母数を増やす事が重要です。
40代で未経験・異業種に転職するのは難しいです。
しかし、数をこなしていけば意外に自分の経験やスキルが活かせる箇所があるものです。
様々な企業をアプローチしながら転職スキルを高めチャンスを逃さないようにしましょう。
転職エージェントを活用すれば未経験でも適切な求人を紹介してくれる場合もありますし、様々なサービスを併せて使ってみることをおすすめします。
エージェントと付合いを深め転職を成功させる
40代の転職では、それまで20年に渡って積み重ねてきたスキルや経験がポイントになります。
特出した人材とみなされれば、年収アップはもちろん、重要なポジションへの転職も可能になります。
スキルや経験はもちろん、マネジメントスキルをどのようにアピールするかが重要です。
転職先の業界、面接の受け方など少しでも不安があれば転職エージェントにアドバイスをもらいましょう。
転職エージェントの担当者と親しくなれば、転職の強い味方になってくれます。
迷惑にならない程度こまめに連絡を取り、エージェントと良好な関係を築きましょう。