クラウドテック
この記事を読むと分かる事
  • クラウドテックの特徴
  • クラウドテックのメリット・デメリット
  • クラウドテックの賢い使い方

 

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長期契約×オンサイト型の「クラウドテック」

フリーランス業界のリーディングカンパニーであるクラウドワークス社が、2015年に新たにリリースしたフリーランスプラットフォームの「クラウドテック」。

単発かつ在宅での仕事が中心に掲載されていたクラウドワークスと比べ、長期契約かつオンサイトの案件が中心に紹介されているのが特徴です。

クラウドテックはキャリアサポーターと呼ばれるスタッフが登録者と案件を人の手でアサインするため、フリーランサーにとっては毎回提案を書いたり発注者を見極めたりする必要がなく、また企業にとっては安定的に人材が供給されるというのが魅力です。

  • 仕事があるのはエンジニアだけ?
  • マージンや源泉徴収・確定申告はどうなるの?
  • 福利厚生が充実しているって本当?

IT業界出身で非エンジニアの筆者が、実際に利用してメリットとデメリットを分析します。

クラウドワークスとの違いは?

クラウドテックのトップページを開くと「新着のお仕事」として月額50万円を超える高額の案件が並びます。在宅ワークの流行や大手企業の副業解禁により、単価が底打ちの様相を呈するフリーランス業界ですが、どうしてこんな高単価が実現できるのでしょうか。

クラウドテック

長期契約とオンサイト案件

他のフリーランスサービスと比べ、求人の単価の高さに目を惹かれてしまうクラウドテック。中には100万円近い月額を示す求人もあり、求人掲載企業からの信頼が高いことが伺えます。

高単価の理由は、クラウドテックの14万件あまりの求人のほとんどが「一部常駐型」であるから。「常駐型」とは、勤務先へ週2〜4日間ほどの出勤が求められるものです。自宅で隙間時間に働いたり副業として気軽に着手したりするのではなく、時間的な拘束やプロジェクトにおける責任も大きいのが高単価の秘訣です。

逆にフリーランサーにとっては、たとえ額面で月50万円という高額案件を受注しても、週4日の出勤と残業が求められるとフルタイムで働くのと同じくらい拘束される、というケースもあります。

また、契約終了時期が明示されていない長期案件が大半です。数ヶ月に渡り週の大半をオフィスで過ごし、正社員の方と変わらない貢献を求められるのであれば、福利厚生から外れるフリーランサーの手取りが高騰するのは自然なことです。

自分で確定申告や社会保障を管理する手間と費用、また正社員のようにボーナスも支払われないことを考えて、冷静に単価を見極めましょう。

キャリアサポーターがマッチング

クラウドテック最大の新しさは、何と言ってもキャリアサポーターがフリーランサーと企業を人の手で仲介してくれる点です。

ランサーズなど従来のフリーランスプラットフォームでは、フリーランサーがプロジェクトごとにコンペに参加するため、利用者は失注した場合に提案にかけた手間が無駄になり、またタイミングよく次の仕事が見つからないとしばし無収入になるリスクに晒されていました。

さらに、発注者との間にコミュニケーションの齟齬や未払いなどのトラブルが生じても、基本的には自分で解決しなければなりません。

しかし、クラウドテックではキャリアサポーターがマッチングしてくれるため、自分のスキルや稼働時間にあわせて適切な仕事を選びとってくれたり、拘束時間や社風などのソフトな要望も検討してくれたりします。失注リスクだけでなく、受発注者間のミスマッチやトラブルも減ると期待されます。

クラウドテックを使うメリット

業界大手のクラウドワークスが運営するサービスだからこそ、ユーザーの要望や業界のトレンドをよく反映していると感じるメリットを3つご紹介します。

フリーランス

①失注リスクがなく安定的に働ける

フリーランサーとして働いたことがある方ならば、クライアントから「次もお願いできますか?」と依頼をもらい、コンペなしにスムーズに次の受注を受けられたという経験はないでしょうか。

発注者にとっても、信頼できる相手と継続的に仕事をしたいと考えるのは自然なことです。そこで昨今のフリーランス業界は、「時間管理型」や「常駐」といったように、相思相愛の発注者とフリーランサーが継続的に仕事をする環境を整えていこうとするトレンドにあります。

満を辞して登場したクラウドテックは、長期+常駐型案件に特化し、さらにキャリアサポーターが両者を仲介してくれます。フリーランサーにとっては失注リスクなく仕事が供給されるメリットがあり、発注者にとってはキャリアサポーターが面談した相手と巡り会えるため、技術要件や実績だけではなく、人柄や雰囲気も加味して人選できるメリットがあるのです。

週2〜4日という常駐型なので単価も高く、フリーランスの自由さが好きだけれどある程度は安定的に仕事がしたいという方には、ぴったりのサービスです。

②福利厚生が充実している

次に魅力的なのは、従来のサービスにはなかった福利厚生が充実している点です。クラウドテック 利用者は、以下の3つのサービスのプロモーションコード(無料または会員限定価格)がもらえます。家庭を持つ人にとっては、特に魅力的ではないでしょうか。

【first call】
いつでも医師にチャット形式で直接相談可能。
【Benefit Station】
本人と家族が使える健康や育児サポート、レジャー・割引旅行など。
【KIDS LINE】
オンライン完結型のベビーシッターサービス。

 

クラウドテックの利用手数料は、案件ごとに決められており一律ではありませんが、多くの案件が他のプラットフォームと同じく発注金額の20%です。同じマージンで、クラウドワークスだけが福利厚生が充実しているというのはユーザーにとって大きなメリットです。

③確定申告が楽になる

最後に、フリーで働いている方であれば、必ず頭を悩ませる確定申告。雇用主が多ければ多いほど煩雑になる手続きですが、クラウドテックは長期案件が多いので雇用主が1年を通じて1〜2社に絞られる傾向です。確定申告はもちろんのこと、仕事が変わる度に起きる諸手続きを簡略化できるメリットがあります。

また、給与支払いは最短15日で出金可能です。直近で必要なお金のために仕事を増やすと2週間ほどですぐに引き出せますし、年末の調整などにも融通が利きやすい設計になっています。

クラウドテックを使うデメリット

長期+常駐契約で高単価を実現しているクラウドテックですが、一見高いと感じられるオファー額も「それならフリーランスをやめて、正社員で働いた方がいいのでは?」というデメリットもあります。

プログラミング

①スキルあるエンジニアやデザイナーでなければ稼げない

約14万件という求人数も、実はそのほとんどがエンジニアなのは一目瞭然です。その中でも、サーバー管理などのバックエンドや、新規サービスの要件定義からベンダーとの調整を担うプロジェクトマネージャーなど、高度な技術や経験が求められるものばかり。

新卒で数年間の経験を積んだ若手や、エンジニアスクールなどで学んですぐ業界にでたフロントエンジニアにとっては、敷居が高い案件が中心です。

さらに、登録画面においてはライターや翻訳といった職種も選択できましたが、その後はクラウドテックから「案件があればキャリアサポーターから連絡します。」というメールが届いたのみで音沙汰なし。

スキルと経験のあるエンジニアやウェブデザイナーでなければ、新たにクラウドテックに登録するメリットは大きくありません。ライターや翻訳といった在宅勤務型の仕事は引き続きクラウドワークスで受注しましょう。

②「拘束」と「不安定」の二重苦に陥るリスク

フリーランスとして働く理由は、家庭や学業など他のことを優先したい、在宅で働きたい、ひとつの組織に縛られたくないなど人それぞれです。クラウドテックはフリーランスのプラットフォームと言いつつも、長期かつオンサイト案件を人の手でマッチングする、いわば非正規雇用に特化したエージェントサービスです。

様々な事情で時間や場所に拘束されない働き方がしたいという人にとっては、長期のオンサイト案件ばかりで希望に沿う案件が少ないです。

また、人付き合いのしがらみや対人コミュニケーションを強いられたくないという理由でフリーランスを選択している人にとっては、キャリアサポーターに要望を伝えたり、同じオフィスに週に何度も通いメンバーと顔を合わせたりする必要があるので、デメリットが大きいと思います。

加えて、フリーランスは契約を打ち切りやすい業務形態です。ボーナスや社会保障がないだけではなく、プロジェクトの縮小などの際に真っ先に打ち切られる可能性があります。

発注者がフリーランスとの契約を結ぶのは、一般的に正社員を雇用するより総合的にコストが安かったり、リスクが低かったりするためで、いくらクラウドテックが提供する福利厚生があると言っても、総合的に正社員の安定性や待遇には敵わないと考えましょう。

クラウドテックを上手に利用して自由な働き方を

発注者とフリーランサーの「働き方の柔軟さを残しつつも、できるだけ信頼関係のある同じ人と仕事がしたい」という業界のトレンドを上手く埋めてリリースされたクラウドテック

業界大手のクラウドワークスが運営するため、長期常駐案件の拡充や福利厚生の充実など、ユーザーの要望にダイレクトに応えてくれるメリットがあります。

一方で「自由に働き効率的に稼ぎたい」というフリーランサーにとっては、ひとつひとつの案件が大きく拘束時間が長いため最適ではない場合もあります。

月水金はA社、火木はB社と上手く組み合わせれば、正社員で働くよりも年収が大幅アップする可能性は十分にあります。しかし、複数の会社の文化を受け入れ、人間関係を構築し、福利厚生がない中でパフォーマンスをあげるのは、そう簡単なことではありません。

副業や在宅ワークの域を出て、本格的な技術案件に特化したフリーランスエージェントのクラウドテック。実力志向のエンジニアやデザイナーにとっては使う価値がありますが、長期常駐の仕事がきちんと受注できるか、継続できるか、そして効率的に稼げるのかは、その都度よく検討する必要があります。

IT業界でフリーランスでの事を探している方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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