「そろそろ転職しようかな…」と考えた場合、自分で求人を探して応募する方法や、知り合いの紹介などで転職する方法以外に、人材エージェントによるサービスを利用する方法があります。
人材エージェントはどのようなサービスを我々に提供してくれるのでしょうか?
エージェントは一言で言うと、私たちの今後のキャリアプランを一緒に考えながら、適切な転職を実現してくれる存在です。
転職市場の活性化に伴って、大手の人材エージェントから業界特化型の人材エージェントまで、数多くの人材エージェントが存在しています。
人材エージェントのサービスは、転職を検討している方は無料で利用することができ、転職が成功すると入社した企業から成功報酬を得る形でビジネスが成り立っています。
このようなサービスモデルから、中には転職させることそのものを目的として、転職者のキャリアプランにそぐわないような結果を生むようなエージェントも存在しています。
一般的には転職は頻繁に行わないことの方が多いので、どうせ転職するのであれば納得のいく形で終えたいですよね。
そのためには信頼できるエージェントとの出会いが重要になってきます。転職は自身のキャリアプランだけでなくライフプランにも関わってくるので、センシティブな内容でも相談できるような相手を選びたいものです。
ここでは、良い人材エージェントの選び方について解説します。
良い人材エージェントを選ぶポイント
人材エージェントは、企業側と給与などの条件を交渉する営業的な役割をする担当者と、転職者のニーズを聞いてマッチする求人案件を紹介したり、キャリアプラン全般のアドバイスをするキャリアアドバイザーから成り立っています。
二つの役割が分担されずに担当者がまとめて行う場合もあれば、営業的な役割とキャリアアドバイザーが役割分担されている人材エージェントもあります。これはサービス提供する人材エージェントの方針によって異なり、どちらの方が良いというのは一概に言えません。
ただし、人材エージェントの中には、営業とキャリアアドバイザーが分かれている場合は認識齟齬が発生する場合もあるので、多少注意が必要です。
ここでは、転職者が人材エージェントと接するときに良いエージェントかどうかを判断するための特徴を整理してみます。
良いエージェントは具体的には以下4つの特徴を持つと考えています。
良い人材エージェントの特徴
1.「来談者の話にきちんと耳を傾ける」
当たり前ですが、転職しようとしている方は何かきっかけがあって転職を考えています。
人材エージェント先を訪れる方の話にきちんと耳を傾け、今どういう想いなのか、気になっていることや不安があることは何なのか、という点についてしっかり把握してくれるかは見極めポイントの一つになります。
エージェントの中には、社内的にノルマがあるためにさっさと転職させようとしてくる担当者もいるので、そういった担当者に当たった場合はすぐにエージェントを変えた方が良いでしょう。
転職者が世間一般的には華やかなキャリアを歩んでいるように見えたとしても、エージェントはあくまで転職者の今後の意向を聞く必要があります。転職相談をする場合は、エージェントに傾聴力があるかを確認してください。
良きエージェントは転職者の能力、経験、転職をする背景をしっかり理解した上で、転職するべきかどうかも含め一緒に考えてくれるでしょう。
2.「キャリアプランに応じて適切な選択肢を提示する」
転職するかどうかはあくまでサービスを利用する側であるわたしたちが決めることです。
転職エージェントの役割は、相談に来た方々に対して、キャリアプランやライフプランを踏まえて適切な選択肢を出すことと言えます。
そのため、ときには転職しない方が良いとアドバイスすることも必要な場合があります。
サービス利用者側の立場になって、親身に相談に乗りながらアドバイスを行い、求人情報の紹介や企業との交渉を行ってくれるエージェントが良いエージェントと言えるでしょう。
やみくもに転職を勧めてくるエージェントは利用しない方が良いでしょう。
3.「レスポンスが早く丁寧である」
転職ではスピード感が大事です。
時期によっては、良い案件はすぐに埋まってしまいますし、人気企業は常に激戦を極めています。
エージェントは転職を成功させるために存在しているので、相談者に対して的確かつスピーディーに案件を紹介し、採用されるまでのサポートをするのが仕事です。
そういう状況の中、レスポンスが遅い、対応が雑であるといったエージェントにあなたのキャリアを任せている場合じゃありません。
連絡を密に取る事ができ、良い案件をアテンドしてくれる人材エージェントを利用するようにしましょう。
4.「魅力的な企業からの評価が高いこと」
良い案件を持つエージェントは、企業からの評価が高いことが多いです。
エージェントが企業側から評価されていなければ、当然良い求人案件は回ってこないからです。
エージェントのHPなどを確認するとユーザーレビューとして企業の声が載っていることがありますし、そのほか人材エージェントのレビューを述べた情報も検索すれば出てきます。
利用者の口コミは事前に確認してから臨みましょう。
まとめ
人材エージェントは規模の大小に関わらず多数存在するので、良いエージェントを見つけるのは難しいです。
近年は、キャリアコンサルタントが国家資格になったことから、国家資格保有者の割合を開示しているエージェントもあるので、そういった有資格者がいるかどうかも判断基準の一つにはなるでしょう。
キャリアコンサルタントは適切にトレーニングを受けて試験に合格しないとなれないので、エージェントの質も保証している可能性が高いです。
とはいえ、結局は人材エージェントの担当者ごとで質が異なるので、まずは複数の転職サイトに登録し、エージェントを比較することをオススメします。
以下にオススメのエージェントを複数載せています。
もし、600万以上の年収があり、お時間がない方は、以下サイトに登録することをオススメします。
レジュメを登録すると複数エージェントから連絡が来るため、良いエージェントを選定できます。
最高のエージェントを見つけ、転職を大成功させてください。