集団面接の対策・準備
この記事を読むと分かる事
  • 集団面接の内容と流れ
  • 集団面接の実例紹介と気をつけること
  • 集団面接への対策と準備すべきこと
足切りの集団面接に特別な準備は必要?

まだまだ就活慣れてしていない緊張の一次面接、届いた案内はなんと「グループ面接」。
アルバイトやゼミの選考では個別面接が多いので、ほとんどの学生にとりグループ型の選考は就活で初めて経験するわけですが、たとえば友達と対策するにも、何人も協力者を集めなければなりません。

  • そもそも集団面接と個別面接の違いは?
  • 短い時間で自己PRするにはどうしたらいい?
  • 面接官はグループ型にして何をみたい?

足切りだと思われがちな集団面接ですが、油断して挑んだり思わぬところで躓き落ちる人がいるのも事実です。
対策なしで挑み後悔だけはしないよう記事を読むだけで飛躍的に通過率の上がるコツや秘訣をお教えします。

集団面接と個別面接の違いとは?

集団面接の準備

そもそも集団面接とは3~5名の学生を一度に選考する形の面接です。
多くの企業では一次選考に、まれにある程度母数の絞られた最終選考前に導入されており、銀行や保険など大量採用や他者との協調が求められる業界に多い採用形態です。

企業側のメリットは、少ない面接官で多くの学生の顔を見ることができる上に他者への傾聴力や長丁場で集中力が持続するかを問うことができ効率的に選考を進められること。

就活生にとっては、基本事項を抑えればフェルミ推定やケース面接のような特別な対策はいりませんが、グループ型であるがゆえに実力を発揮しきれず意外なところで落ちる人もいるのが現実です。
個別面接とは異なる採点ポイントをしっかり理解しましょう。

1部屋あたりの合格率は?

グループ面接に苦手意識のある方は「手ごたえが分からずに怖い」「他の学生にペースを乱される」といった方が大半です。
大前提として、多くの企業では、同じ部屋に通されたグループから複数名を通過させることが一般的なので、無理に目立とうとせず同室の学生の中で半分より上になることをベンチマークにしましょう。

まれにコンサルファームやテレビ局で「集団面接で大半を落とす」企業もありますが、日系大手のグループ面接では合格率が3~6割と低くはありません。

つまり、1部屋に5人が呼ばれたらその中から平均で2名。目安として1~3人が合格するといった具合なので、無理に目立とうとせず、平均より上の印象を残すことが通過への定石です。
集中力を切らさないことは大切ですが、肩ひじを張らずにいつも通りの自分を見てもらいましょう。

全体の流れや設問は?

基本的な流れは個別面接と同じで、「入室→1分間の自己紹介→志望動機や自己PR→質疑応答→退室」と続きます。
一般的にグループの人数は3~5名で、これを30分で選考するため1人あたりの持ち時間は最大でも10分。入退室や質問時間を含めると、自分を見てもらえるのはほんの数分です。

時間が足りない!と思うかもしれませんが、逆に言えば面接官もここで学生1人1人をじっくり深掘りするつもりはありません。集団面接では、次の個別面接でその学生の話をしっかり聞きたいかどうか、そして他の学生と横並びで見た時に違和感がないかをみています。

そして、同じ部屋のメンバーの中での相対評価なので、全員落選や全員合格のグループというのは極めてまれです。話す内容について特別な対策はいりませんが、同じグループのライバルの一歩先をいける簡単なポイントを紹介します。

他者と差がつく基本のコツ

個別面接だと気にならない学生の所作や癖も、何人かの学生を横並びで見るからこそ「出来ない学生」が悪目立ちするものです。とある大企業の面接官から「学生のことはドアが開いた瞬間から見ている」「一緒に働きたいかは第一印象で分かり質疑の中で覆るケースは少ない」と聞いたことがあります。

集団面接で注意すべきポイント

具体的なケースに基づいて駆け引きの仕方をお教えする前に、基本事項として注意すべきポイントを紹介します。

集団面接の流れ

①話はコンパクトにまとめる

1人あたりの持ち時間が短く他の学生も聞き手にまわる集団面接で話が冗長になるのは命取り。
基本線で話すことはそのままに、結論を先に持ってきたり具体例を省略するなどしてスマートに伝えるよう心掛けましょう。
面接官は学生の履歴書やESを最低限持っているので、面接ではそれをコンパクトに要点をまとめるイメージです。

②入室や退室で慌てない

学生がゾロゾロと連なって入退室する集団面接ではドアのノックや入り方、退室時のお礼、さらには鞄やコートの処理やなどでもたついてボロが出るととても目立ってしまいます。集団面接では、ふとしたところで集中力が切れてしまいがちなので、会場に入った瞬間から出る瞬間までが選考だということを徹底しましょう。

案内役社員の指示を聞くのはもちろんのこと、周囲の学生をよく見て入退室でも全体の流れを乱さないようにすることです。

②聞き役の時間こそ見られている!

グループ面接では他の学生の話に軽く頷くなど他者が気持ちよく話せる空気づくりも重要です。
話す際の目線や猫背の姿勢といった弱点が他の学生と横並びになると強調されたり、また普段より長い拘束時間の間にだらけてくる恐れもあります。

ふとした時に無防備な顔になっていないか、逆に頷く仕草が大げさすぎないか。

また、男性は手の位置や開き方が不自然でないか、女性なら足が徐々に開いてこないかなど、一度練習として鏡の前に椅子を置いて自分の姿を確認すると後の個別面接にも活きます。

4つの実例にもとづく対策・準備

ここまで読んだあなたはきっと他の就活生よりも一歩先行くはずです。
しかし、個別面接でよく話してから落ちるならまだしも、集団面接で落ちると理由が気になり他社の選考にも影響が出かねません。
さらに着実に通過できるようによくある失敗談に基づいてイメトレしましょう。

集団面接の質問

ケース①他の就活生を意識しすぎて緊張した

集団面接で誰しも気になるのは自分の話す順番です。
一般的に、端に座った学生から順に受け答えしていくグループ面接では、両端の学生が最初か最後の回答者になります。まずは右端の学生から、そして次の質問は左端の学生からというように先頭は交互になることが多いです。

最初の回答者は面接官に覚えてもらいやすいですが、回答を考える時間が少なく緊張しがちで、逆に最後の回答者は時間がある一方先に話す学生と回答が重複する可能性あります。

中盤の学生は空気を読みながら受け答えできるので無難ですが、没個性的に映り自己アピールをしきれない人もいます。最初の回答者はとにかく周囲を意識せずに準備してきたことを堂々と話しましょう。

それ以降の回答者は、直前の人とエピソードが重複するようであれば「前の方と重複してしまうのですが」と枕言葉を置けば落ち着いた素振りを見せることが出来ます。

また、アドリブが得意なら周囲の話を聞きながら結論と具体例を逆にするなど話の構成を変えるだけでも周囲と一味違う印象を残すこともできます。少し時間は掛かりますが、心配性ならば想定問答に対し、予備のエピソードを一つずつ用意して挑むのもおすすめです。

ケース②そもそも時間が足りず話しきれなかった

たった数分の持ち時間では汎用的なことしか言えなかったという人も多いです。
たとえば、30分の面接に5名の学生がいると1人あたりの持ち時間は6分。入退室や設問の時間も含めると、1人が話せる時間はほんの一瞬です。

他の人の時間を奪うと印象がよくないので、一般の面接で考えている内容よりもコンパクトに話せるよう結論を先に述べたり、具体例を簡略化するなどの工夫を凝らしましょう。
それでも面接の手応えが感じられなかったら、逆質問の時間を有効に使うことがおすすめです。

集団面接では全員が逆質問が出来る訳ではないので勇気がいりますが、自己アピールできないまま落ちるよりは最後まで出来ることに最善を尽くしましょう。さいわいグループ型なので他の学生の回答中に質問を考えることができます。

特に私は中盤の回答順だった時や同室にサークルやゼミのエピソードが重複する学生がいた場合、面接官の記憶に残るよう積極的に逆質問をして自分を印象づけていました。

ケース③他の就活生ばかりが質問されていた

基本的には全ての就活生に同じ質問が課されますが、フリー質問の際に特定の学生に追加質問があるパターンも多く聞かれます。
面接には場の空気がありグループ内で自然と注目を集める学生が出現することもありますが、自分が質問されないからといって過度な心配はいりません。

なぜなら体感的には追加質問があったからといって面接での評価が高いとは限らないからです。
すでに通過圏内の就活生には追加の質問が不要とされますし、また選考結果は複数名の面接官の合意で形成されますが、たまたま一人の面接官の関心で追加質問を投げている可能性もあります。

そして冒頭で述べたように、多くの場合ひとつのグループから複数名の合格者が出るので1位で通過する必要もありません。

特にグループ面接を課す企業では採用者に協調性を求めるので、奇を衒って爪痕を残すより、スマートで良い印象で帰るのも戦略です。他の人が追加質問されている間も質問数を過度に気にせず、聞き役としてベストを尽くしましょう。

ケース④遅刻や忘れ物でパニックになった

人生がかかった就職活動で時間や持ち物の誤りは致命的です。
それでも私の知人で、とあるメガバンクの選考で「遅刻と忘れ物をしたのに集団面接に合格した」という例があります。

決して褒められることではないですが、集団面接は受験者の数が多く、企業側のオペレーションも大規模なので次のグループに追加する、などの臨機応変な対応が可能なこともあります。

だめだと思った瞬間でもあきらめずに会場を目指し落ち着いて事情を説明してみましょう。
ただし、案内メールの確認など事前にできる基本事項はきちんと守ることが大前提です。

集団面接を突破するための考え方

短い時間で相手に印象を残さなければならない集団面接は、「落ちない」ことが重要な選考の最初の砦です。
フェルミ推定やケース面接のような特別な準備は必要ないですが、短時間で面接官にいい印象を持ってもらうためにコンパクトな伝え方とマナー面の配慮を心掛けましょう。

本日紹介した4つの実例に基づいた対策で取りこぼしをなくしベストを尽くせるよう応援しています!

面接についての関連記事もありますので是非、参考にして志望企業の内定を勝ち取ってください。

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