【2021年】IP(050)電話アプリを厳選比較!選び方も詳しく解説

スマホが広く普及し、LINEをはじめとしたチャットアプリが一般的に使われるようになり、今では友人や家族同士で電話番号宛に電話をかける頻度も少なくなりました。

一方、仕事で電話を使わざるを得ない方にとって、通話料金の節約に貢献しているのがIP電話アプリです。

しかし、一口にIP電話アプリといってもさまざまな種類があります。

  • 料金が複雑で分かりにくい
  • 種類が多すぎて選べない
  • そもそも他社と比べて何が違うのか分からない

このように悩みを抱える方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、IP電話アプリの特徴や選び方を中心に詳しく解説します。

ビジネスにもプライベートにも役立つIP電話アプリの導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてみてください。

IP電話アプリとは

IP電話アプリ

そもそもIP電話アプリとは、インターネット回線を使った電話サービスを提供するためのアプリです。

従来の電話は通話用のアナログ回線を使用するのが一般的ですが、IP電話は電話回線を使用せず、インターネット用のデータ通信回線を活用して通話を行います。

スマートフォンの場合、端末の機能である「電話」を使用すると通話料金が発生しますが、IP電話を利用すればWi-Fiまたは携帯電話ネットワークのデータ通信機能として通話を行うため、通話料金が発生しません

ただし、IP電話は従来の電話番号は使用できず、その代わりに「050」で始まるIP電話専用の番号が割り当てられます

スマートフォンでIP電話を利用する際には、050番号が利用できる専用のIP電話アプリをダウンロードする必要があります

おすすめのIP電話アプリ

スマートフォンで利用できるIP電話アプリはさまざまなものがあります。

今回はその中から以下のおすすめアプリの概要をご紹介するとともに、それぞれのメリットやデメリットについても詳しく解説します。

Skype番号

Skipe番号

IP電話の先駆け的な存在としても知られており、今もなお多くのユーザー数を誇るSkypeについて紹介します。

サービスの特徴

Skype同士であれば無料で通話やビデオチャットが利用できることはおなじみですが、実は専用の050番号をもってIP電話を利用することも可能です。

「Skype番号」とはSkypeに050番号を付与してIP電話を利用するためのサービスで、基本料金は3ヶ月間で855円、もしくは12ヶ月間で2,400円となっています。

Skype番号を契約していれば050番号が取得できるため、IP電話として着信することは可能ですが、こちらから発信する際には月額プランまたはSkypeクレジットを購入しなければなりません。

これは発信先の国によっても料金プランは異なり、たとえば日本の場合は発信先と通話時間に応じて月額475円〜2,400円までのプランが用意されています。

基本料金300円/1ヶ月 855円/3ヶ月 2,400円/12ヶ月
国内通話料固定電話宛のみ無制限通話:月額475円
携帯電話と固定電話宛(100分まで):月額475円
携帯電話と固定電話宛(300分まで):月額850円
携帯電話と固定電話宛無制限通話:月額2,400円
海外通話料米国 携帯電話と固定電話宛無制限通話:月額350円
米国およびカナダ:携帯電話と固定電話宛無制限通話:月額475円

Skype番号のメリット

Skype番号の最大のメリットは、海外への通話料が極めて安価という点です。

特にアメリカおよび北米を対象としたプランは月額350円〜475円で携帯電話にも固定電話にも無制限で通話が可能

これはSkypeの運営元がマイクロソフトであることが大きいと考えられますが、日本でも月額2,400円で無制限通話ができるプランを提供しています。

また、Skype番号の基本料金も1ヶ月単位で契約するよりも長期で契約したほうがお得になる点もメリットといえるでしょう。

Skype番号のデメリット

Skype番号は他社のIP電話アプリと比べると料金体系が複雑で、初めて利用する方にとっては少し分かりづらく感じる可能性があります。

一般的には基本料金+使った分の通話料の合計額が請求されるケースが多いですが、Skype番号の場合は月額プランまたはSkypeクレジットとよばれる料金をまとめて支払い、その範囲内で利用します。

そのため、今だけ仕事で一時的に利用したい方や、毎月のIP電話使用頻度がそこまで高くない方にとっては割高の料金になる可能性もあるでしょう。

Viber

viber

3つ目のサービスとして、楽天グループが提供しているIP電話アプリ「Viber」について紹介します。

サービスの特徴

Viberは月額基本料金が無料で利用でき、日本国内の固定電話宛は1分あたり3.26円、携帯電話宛であれば1分あたり10.64円の通話料となっています。

また、海外への通話であれば、1ヶ月あたり5.99$(約620円)で固定電話・携帯電話宛ともに無制限通話が可能です。

基本料金無料
国内通話料一般加入電話宛:3.26円/1分
携帯電話宛:10.64円/分
海外通話料一般加入電話と携帯電話宛への無制限通話:5.99$

Viberのメリット

Viberの最大のメリットは、月額基本料金が無料で利用できる点が挙げられます。

また、毎月定額自動更新プランを申し込む場合は1週間無料で利用できるトライアルが設けられているため、実際に使ってみたうえで継続するかを判断できます。

自動更新プランには最低利用期間や違約金などの設定もなく、いつでも解約できるため安心です。

他社のIP電話アプリと通話料金を比較してみてもViberの安さは際立っており、頻繁に国際電話をする方や仕事でよく電話を使用する方などにとっては、おすすめのIP電話アプリといえるでしょう。

Viberのデメリット

Viberは楽天グループが提供しているサービスではありますが、海外にサーバーがある関係で形式上は日本国外から電話が発信されていることになっています。

そのため、話料金は円換算ではなくドル換算で請求となるため、為替レートに応じて実際に請求される金額が変動します。

Viber公式サイト:
https://viber.co.jp/viber_out/

トビラフォン Cloud

トビラフォン Cloud

トビラフォン Cloudは、スマホをビジネスフォンとして使うことができるビジネス向けIP電話アプリサービスです。

サービスの特徴

トビラフォン Cloudは、スマートフォンをビジネスフォンとして利用することができるIP電話アプリです。

このアプリを入れておけば、通話はもちろん、内線・保留・転送などビジネスフォンの機能をスマートフォンで利用することができます

トビラフォン Cloudの利用者同士の通話や内線はもちろん無料、NTTコミュニケーションズグループが提供するIP電話サービスへも無料にて通話が可能です。

基本料金月額:3,000円(税別)/セット+通話料(5端末分)
国内通話料一般加入電話宛:8円 / 3分
携帯電話宛:16円 / 1分
海外通話料アメリカ:9円/分
中国:29円/分

トビラフォン Cloudのメリット

アプリを入れるだけで最短翌営業日よりビジネスフォンとして利用開始できます。

社外や遠隔地でも内線通話料は0円、海外を含む多くの拠点をもつ企業や、屋外や近年定着してきたリモートワークでも内線や保留、転送の機能を活用できます。

また、迷惑電話フィルタにより無用な営業電話をブロックしてくれたり、発着信や録音ファイルデータも一元管理できるためトラブル対策も万全。

複雑な設定も不要、誰にでもすぐに使い始められるわかりやすいインターフェイスでストレスなく導入・運用が可能です。

トビラフォン Cloudのデメリット

クラウドPBXでは、通話はインターネット回線を利用するため、音質やつながりやすさはネット環境に依存します。

ビジネスでの使用前提であれば、特にオフィスのネット環境や、Wi-Fi環境を導入前に必ずチェックしておきましょう。

トビラフォン Cloud 公式サイト:
https://tobilaphone.com/biz/cloud

My050

my050

続いては、ブラステルが提供しているIP電話アプリ「My050」について紹介します。

サービスの特徴

「My050」は日本の通信事業者であるブラステル社が提供しているIP電話アプリです。

月額基本料金は無料で利用でき、日本国内の固定電話宛通話料は3分あたり8.79円、携帯電話には1分あたり19.8円という料金でサービスを提供しています。

また、海外への通話料はアメリカが固定電話・携帯電話ともに1分あたり3.99円、中国は4.33円となっています。

数あるIP電話アプリのなかでもシンプルな料金体系で分かりやすく、初めてIP電話を利用する方にもおすすめです。

基本料金無料
国内通話料一般加入電話宛:8.79円/3分
携帯電話宛:19.8円/分
海外通話料アメリカ 固定電話・携帯電話ともに3.99円/分
中国 固定電話・携帯電話ともに4.33円/分

My050のメリット

My050はIP電話アプリのなかでもシンプルな料金体系が魅力的ですが、転送機能が無料で利用できるのもメリットのひとつです。

外出先でIP電話アプリを利用する際、データ通信容量を節約するためにネットワーク通信をオフにしておきたいときもあるでしょう。

転送機能を利用すれば、050番号にかかってきた電話を携帯電話番号に転送させることもできるため、大切な用件を聞き逃す心配もありません。

My050のデメリット

My050の国内通話料は他社のIP電話アプリと比較しても決して安いとは言えないため、周囲に同じMy050を利用しているユーザーが多い方や、国際電話を利用する頻度が高い方におすすめです。

IP電話アプリの選び方

IP電話アプリ 選び方

IP電話アプリによっても料金は異なることがわかりましたが、これ以外ではどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

今回は、特に押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。

周囲の人間が利用しているIP電話アプリを確認する

IP電話アプリ選びのもっとも重要なポイントとして、同じアプリを利用しているユーザーがいるかを確認しておくことが挙げられます。

多くのIP電話アプリは、同じIP電話同士であれば通話料金が無料となっています。

たとえば仕事でよく電話をする企業が利用しているIP電話と同じアプリを利用すれば、通話料のコストを大幅に軽減できます。

緊急発信ができない

これは多くのIP電話アプリに共通して言えることですが、050番号からは110番や119番といった緊急発信はできません

そのため、050番号を固定電話の代わりとして導入すると、いざというときに警察や消防に通報できなくなります。

IP電話はあくまでも通話料を節約するためのひとつの手段に過ぎないことを覚えておきましょう。

電話に出られないときの対応

IP電話はインターネット回線を利用するため、通話時間に応じてデータ通信容量も上昇します。

通信容量が少ないスマホのプランを契約していると、いざというときに会社や家族と連絡がつかなかったり、取引先からの電話を受けられないというリスクもあります。

そのような場合に備え、留守番電話や転送電話といった機能が使えるIP電話アプリを選択することもひとつの方法です。

インターネットを介したIP電話と同じく、テレビ電話替わりとしても活用できるWEB会議システムについても下記の記事で比較検討しています。

こちらも併せて参照してみてください。

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用途に合ったIP電話アプリを比較検討しよう

IP電話アプリ 比較 検討

今回紹介したIP電話アプリはいずれも操作が簡単で使いやすいものばかりですが、これら以外にもさまざまなIP電話アプリが存在します。

提供している事業者によっても通話料金やユーザー数は異なるため、用途に合ったIP電話アプリを検討するためにも、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。