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ITコンサルタントへの転職を考えたにも関わらず、「コンサルティングの経験がないから…」と諦めてしまう人が多いです。当然、未経験からITコンサルタントになるのは簡単ではありませんが、ポイントを抑えれば転職することは可能です。

この記事では、ITコンサルタントに転職するためのノウハウと必須知識を解説します。

ITコンサル転職成功のポイント
  1. プロジェクトマネジメントに近しい経験をアピールする
  2. コンサルタントに相応しいコミュニケーション力を身につける
  3. ITコンサルタントに強い転職エージェントからアドバイスを受ける

ITコンサルタントとは?

ITコンサルとは、顧客の経営課題に対してITソリューションを用いた提案を行い、時には導入支援まで実施する職業です。

需要の多いITコンサルタントの専門分野を下表で紹介します。

専門分野 仕事内容
IT戦略コンサル ITを企業の経営戦略として、計画や立案、実行の補助を行う。
EPRコンサル EAPパッケージを利用して業務改革を実現する。
CRMコンサル 顧客ニーズから適切な商品やサービスを提供する仕組みを構築する。
SCMコンサル SCMの立案や計画、導入、収入改善などを支援する。
PMOコンサル ITプロジェクトを総合的に管理し、全体収益を支援する。
インフラコンサル システム基盤の設計・改善を支援する。

以下では専門分野ごとに仕事内容を詳しく説明します。

IT戦略コンサルタント

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IT戦略コンサルタントは、ITに関わる経営戦略を立案します。

現代のビジネスでITは最も重要な要素です。多くの企業が日々、ITをどのように業務・サービスに活用すべきか、どんなシステム基盤を構築するべきか検討しています。こうした企業に対して、経営課題を解決するITシステムを構想し、システムにいくら投資するか、どうやって運用するかをコンサルテーションします。

ERPコンサルタント

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ERPコンサルタントの仕事は、ERPパッケージというツールを活用し、企業の業務改革支援をすることです。

ERPとは「Enterprise Resource Planning」の略です。ERPパッケージは、統合基幹業務システムとも呼ばれています。製造・物流・販売・人事・財務会計などのシステムを統合し、円滑な経営を行うためのシステムです。

このERPパッケージを用いることで、各部門で実施されているデータを横断的に分析することが可能になり、経営課題が何なのかを明確化させることが可能になります。

ERPで利用するデータを最適化させていくためには、現場で働くクライアントから意見を引き出す高いコミュニケーション能力が求められます。

ERPパッケージで有名な企業に、SAPというドイツには本社を置く世界最大級のソフトウェア会社があります。SAPの代表的なパッケージソフトは、企業内の人材や物資、資金、情報などを全社レベルで管理し、経営を効率化させようとするものです。

SAPのパッケージシステムを活用し、企業の経営効率化を行うコンサルタントは、SAPコンサルタントと呼ばれます。

SAPを利用しているユーザーは、世界120カ国に4万7800社、1200万人に及んでおり、日本でも圧倒的なシェアを有しており、特に需要の高い分野と言えます。

CRMコンサルタント

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CRMとは「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント」の略で、CRMは個々の顧客のニーズを把握し、顧客ごとに適切な商品やサービスを提供する仕組みのことを指します。

店舗やWeb、コールセンターで顧客の情報を収集していてもその情報を管理しているデータベースがないために、データをうまく活用していないという問題をクライアントが抱えていることもあり、そうしたときに出番になるのがCRMコンサルタントです。

CRMコンサルタントの主な仕事としては、顧客情報を一元管理・分析できるようにし、円滑な経営をできるようにサポートすることです。

SCMコンサルタント

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SCMとは「サプライチェーンマネジメント」の略で、製造、物流、販売といった商品製造から販売までのプロセスを整理統合し、サプライチェーン全体で共有する方法です。

SCMコンサルタントは、現状のSCMの問題点を洗い出し、在庫を最適化したり業務プロセスとシステムを見直すなどして、効率化を行っていきます。

PMOコンサルタント

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PMOとは「プロジェクト・マネージメント・オフィス」の略で、社内で進行中のプロジェクトの管理支援のことを指します。

SIerやITベンダーなどIT関連企業はほとんどがプロジェクトベースで動いており、QCDを最適化し、効率よく業務を進める必要があります。
※QCD:クオリティ(品質)、コスト(費用)、デリバリー(時間)の頭文字を取ったもの。各要素が影響し合い、全てを最善の状態には出来ないため、取捨選択が必要になる。

PMOコンサルタントは、プロジェクトの問題点を洗い出し、解決に向けて働きかける仕事です。PMOコンサルタントの働きによって、プロジェクトの成功の有無が決まるため、重要な仕事です。

インフラコンサルタント

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インフラコンサルタントは、セキュリティ、ネットワーク、DBなどシステムの専門知識を持ったコンサルタントです。

システムに関する深い知見とビジネスの視点を柔軟に汲み取る必要がある専門性の高いポジションです。

ITコンサルタントの年収とキャリアパス

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年収

ITコンサルタントの平均的な年収を役職別にまとめました。

役職 平均年収 平均月額給与 ボーナス
コンサルタント 686.4万円 42.9万円 171.6万円
マネージャー 854.4万円 53.4万円 213.6万円
シニアマネージャー 1,129.0万円 70.6万円 282.2万円
パートナー 1,248.0万円 78.0万円 312.0万円

キャリアパス

ITコンサルタントの役職毎の仕事内容のイメージを紹介します。

役職 仕事内容 経験年数
アナリスト 情報収集や分析、資料作成などが主 新卒
コンサルタント 顧客折衝やプロジェクトマネジメント力を生かす仕事 3~4年
マネージャー プロジェクトの取りまとめを行う 評価次第
シニアマネージャー 営業と経営 評価次第

アナリストとしてある程度の期間経験を積むとコンサルタントに昇進出来ます。その後は顧客折衝やプロジェクトマネジメント力があることが証明できなければ、昇進は厳しいです。

パートナーはコンサルティングファームの「共同経営者」的な立場となるコンサルティングファームが多いため、パートナーへの昇進は狭き門です。

ITコンサルタント転職の成功例・失敗例

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ITコンサルタントとして転職したとしても、その後は昇進するためには仕事で能力を証明していかなくてはなりません。ITコンサルタントに転職してから、成功する人と失敗する人の違いを紹介します。

成功例:成長する人の特徴

ITコンサルタントとして転職した方の中でも特に抜きんでた能力を発揮されるのは、以下のような方です。

  • 問題解決能力や思考能力がある
  • 高いコミュニケーション能力がある
  • 体力や精神力がある

クライアントの問題点を把握し、どう解決に導けばいいか考える力はコンサルタントとして必須です。クライアントの課題を抽出するためには、高いコミュニケーション能力も必要です。

何より、体力や精神力は大変重要です。クライアントの要望に応えようとすると、時間的な問題や人間関係など様々な問題に直面することになります。そうした状況に体力的・精神的にタフな対応していけるかどうかが重要なポイントになります。

失敗例:後悔する人の特長

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ITコンサルタントに転職して失敗する方というのは、簡単に言えば上記で上げたようなスキルが乏しい方ということです。

コンサルタントは華やかに見えることから転職を希望する方が多いのも事実ですが、実際は地道な作業を積み重ねが必要な場合もあります。転職する際には、華やかな上流工程だけを担当しているという訳ではないことを覚悟しておく必要があります。

ITコンサルタント転職ノウハウ

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ITコンサル転職のポイントをお伝えします。

マネジメント適正をアピールできる職務経歴書

職務経歴書を作成する際には、「プロジェクトの中でどのようにマネジメントに貢献する事ができたか」「クライアントから聞き取りを行う際、どのようなスキルを発揮できるのか」というような視座の高い経験を伝える事が可能なものにすべきです。

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未経験からITコンサルタントへの転職に興味を持たれている方の多くは、IT業界またはSEなどの業種に就かれている方が多いと思います。

SEとして働かれている場合、システム開発の下流フェーズに携わっているか、要件定義や分析といった上流フェーズを仕事とされているかと思います。基本的にSEは昇進によって下流フェーズから上流フェーズへと仕事が移行しますので、上流フェーズでプロジェクトマネジメントや顧客折衝について経験した後に、ITコンサルタントに転職するという場合が多いです。

上流工程の経験がない場合でも20代でIT経験があれば、ITコンサルティングファームへの転職は比較的容易です。人事担当者から見て重要なのは、「ITコンサルタントとして働くためのプロジェクトマネジメントや顧客折衝のスキルはあるかどうか」ということです。
※IT経験がない求人者に対しては、IT適正も判断材料としてプラスされます。

面接のトレーニング

ITコンサルタントの仕事はクライアントの要望を聞き取ることから始まります。そのため、高いコミュニケーション能力が不可欠となる仕事です。人事担当者は、面接において「論理的であるか」「クライアントとのコミュニケーションを円滑に行えるか」という点に重きを置いています。

この2点をアピールができるように、早めに面接のトレーニングを積むようにしましょう。コミュニケーション能力に自信があったとしても、他業種から見るとコンサル業界は少し特殊です。日常的にコンサルティングファームと関わりを持つ人に面接のトレーニングを手伝ってもらいましょう。

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コンサル業界に詳しい転職エージェントに会う

コンサル業界に詳しい転職エージェントに自分のITコンサル適正を確認してもらいましょう。非公開求人情報、面接日・年収を交渉してくるなど、全面的に転職のサポートをしてくれます。

特にITコンサルタントの求人は応募者を絞るため転職エージェントにのみ流れていることも多く、できるだけ業界に詳しいエージェントを見つけるのが成功のカギになります。

関東圏であれば、type転職エージェント。関東以外であれば、全国幅広く求人を扱うDODA転職エージェント

現在、コンサル系の仕事をしている方は、アクシスコンサルティング

年収が500万以上の方であれば、ビズリーチ がオススメです。

未経験でもITコンサルタントになれる

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現在、ITコンサルタントの需要が増えています。

顧客層は中小企業から大企業まで様々、プロジェクトの最上流から携わることが出来るやりがいのある職業です。

未経験でITコンサルタントに転職というと難しく考えがちですが、プロジェクトマネジメントの経験やコミュニケーション能力をきちんとアピールできれば、決して難しくありません。

ITコンサル転職成功のポイント
  1. プロジェクトマネジメントに近しい経験をアピールする
  2. コンサルタントに相応しいコミュニケーション力を身につける
  3. ITコンサルタントに強い転職エージェントからアドバイスを受ける

皆様が上記のポイントを実践し、近い将来、ITコンサルタントとして活躍されることを祈っています。

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