コンサルティング業界は他の業界と比べても転職する人間が多いのが特徴です。

その一方で外資系のコンサルティング会社には意外に生え抜きで偉くなる人も多く、コンサルとして働く人のキャリアパスも実に様々といえます。

まずコンサルタントが転職するのにあたって考えておかなくてはならないポイントをここではあげておきたいと思います。

 

同業者の中での転職は比較的早く決着がつけられる

コンサルタントの転職の中でもっとも判りやすいのが同業者の中で現在やっている仕事とまったく同じ領域について会社を変えて引き続き行っていくケースです。

たとえばSAPなどのERPの実装経験が豊富なコンサルであれば、会社が変わりクライアントが変わっても同じケイパビリティを他社で提供し続ければ良いわけです。

あとは役職、給与水準、クライアントの業界などで折り合いがつくかどうかと転職先から評価されてほしがられるかどうかでかなり早く決着がつくといえます。

それこそ探し始めてから3ヶ月ぐらいで転職は可能です。

しかしこれまでやってきたことと異なる領域に挑戦すると言う話しになると簡単には話しが進まない可能性もあるため注意が必要です。

たとえばITコンサルタントであったのにビジネス系コンサル会社の戦略コンサルタントを目指すといった話しになると同じコンサル業界でもかなり選択基準が異なったり評価項目が異なることになりますので注意が必要です。

 

ビジネスコンサルから大手広告代理店系のコンサルに移動するのも注意が必要

フィーベースで働いてきたコンサルタントにとっては業界は多少変わってもコンサルを名乗るところなら業務のやり方は同じだと思うことが多いかも知れませんが、気をつけなくてはならないのが大手の広告代理店が始めているコンサル業務のコンサルタントです。

もちろんクライアントからしっかりレイバーベースとフィーの形で請求が出せているところもあるようですが、一部のクライアントには大きなメディアを含めた広告費を獲得するために親会社の代理店から発注を受けているビジネスであったりするケースも少なくなくありません。

クライアントからは応分の費用をしっかり払ってもらっていないケースなどもあることから、この手のデジタルマーケティングなどを標榜するコンサルは、本当にどのような仕事をしていくら得意先に請求できている売り上げがあるのかを粒さに理解しておく必要がありそうです。

国内の超大手代理店では残業の量が社員全体で莫大であることが問題化し社長まで交代するほど社会的な影響を与えるようになっていますが、外資系のクライアントは代理店に対しては年間のサービスの内容とボリュームについてフィーの形で支払ってくれますので、それが安い高いといった問題はあるものの、いくら働いても終わらないという話はそもそも存在しません。

これが国内の大手代理店はテレビ番組提供やスポットなどきわめて効率のいい媒体を購入してくれキャンペーンを任せてもらうために、本来無償では働くべきでないことをサービスとして提供しているケースが多いことから、競争環境上いくら働いてもきりがないという不条理な世界に陥ることが多いのです。

代理店系で作られたコンサル会社もこうした状況に巻き込まれることが多く、名前に比べて売り上げが妙に小さいところなどもありますので、大手の系列のビジネスコンサルだからと足を踏み入れると余分なキャリアパスになりかねないことも気をつけなくてはなりません。

 

事業会社に移動する場合はやはり知見のある業界が間違いない

優秀なビジネスコンサルの出身者ならばこれまで知見がないような業界でも転職して十分にうまくやっていける能力をもっているケースが多くなりますが、やはり転職で失敗しないためには自らコンサル業務で知見と経験のある業界を選択肢に入れるのが無難な選択となります。

またかなり深い知見のある業界であってもコンサルタントはいくつかの戦略プランまでは提示しながら、選ぶのはクライアント自身というところで業務をお仕舞いにしているケースが多いものの、クライアントサイドの事業会社になるとそれを貫徹することが業務になる点もあらかじめよく理解しておく必要があります。

優秀なコンサルタントなら会社のどこに問題があり、どう解決すべきかはすぐにまとめることができるはずです。

しかし、組織となると人が絡みますし、思ったとおりのベストな組織変更ができないとか企業内の人間から協力が得られないといったまったく想定外の材料から業務がうまくいかなくなることがあるということもある程度最初から認識しておく必要があります。

とくにコンサル出身者にはこれまでになかった新たな業務や大胆な社内の業務改革を期待されるケースが多くなりますが、チェンジマネジメントなどは外から見ているほど簡単ではない場合が多いです。

大変な責任を負わされてうまくいかなくなるといったことも十分に考えられることから、外でイメージしたことと異なる状況に陥るリスクがないか十分に検討してから案件に応募することが必要になります。

このようにまずコンサルの転職を考えるなら今と同じ仕事の延長線上で探すのか、新たな領域でチャレンジをするのか相当よく考える必要がありそうです。

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