- ランスタッドの評判
- ランスタッドにおすすめの人
- ランスタッドの登録の流れとサポート
ハイクラス転職ならランスタッド?
ランスタッド(Landstad.Inc,)は、オランダに本社を置く総合人材サービスです。日本国内大手のリクナビやマイナビ、あるいは外資系転職に強いJACリクルートメントやビズリーチと比べると聞きなれないですが、世界38カ国に4,800以上の拠点を展開し、世界第2位の規模を誇る転職業界のリーディングカンパニーです。
あまり聞きなれないけど、日本での評判は?
英語人材やハイクラス向けの転職に強いって本当?
ランスタッドならではの活用ポイントは?
転職活動にあたり、自分にあったエージェントや人材サービスを選ぶことは大きな一歩です。大手サービスは一通り知っているけれどさらに工夫してみたいという人や、より自分の可能性を広げる転職を目指す人へ、ランスタッドの評判を解説します。
ランスタッド公式サイト:https://www.randstad.co.jp/professionals/
ランスタッドとは?
ヨーロッパを中心に世界各国に拠点を展開するランスタッドですが、創業以来、売上のほとんどが欧米各国に集中しています。そのため海外での知名度に比べると、日本でのプレゼンスは大きくありません。
また、日本支社は国内の人材派遣企業との経営統合などを経てきた経緯があるため、ランスタッドといえば事務スタッフなどの「派遣会社」というイメージを抱いている方も多いです。
実際にウェブページを見ると、派遣やアルバイト、障がい者の求職支援も積極的に行っていることが分かりますが、実はハイクラス人材の転職にも強いという特徴があります。
英語人材のヘッドハンティングに強い外資系企業
ランスタッドでは、正社員向けの転職サービスとして大きく3つのサービスを提供しています。
20~30代向けの「キャリアアップ転職」、よりマネジメント経験を積んだ中堅・高年齢向けの「ハイクラス転職」、そして専門職向けの「エンジニア転職(契約・派遣含む)」です。
今回の記事では、特に高収入の求人が多い「キャリアアップ転職」と「ハイクラス転職」サービスについて主に紹介します。外資系企業らしい独立採算制で、それぞれのサービスで登録画面が異なるため、年齢やマネジメント経験の有無で自分にあったサービスに登録するのがおすすめです。
いずれも外資系企業の募集が多く、「キャリアアップ転職」ならば600〜800万円、「ハイクラス転職」は外資の日本事業責任者など800万円以上、中には1000万円代後半のオファー額を提示する求人もあります。
特にハイクラス向けの転職はヘッドハンティングベースで行われ、一般的な日本のエージェントでは求人として出てこないランスタッドだけの独占求人も多く、登録する価値は十分にあります。
ネット上の評判が悪いのはなぜ?
一方、ネット上に投稿されているランスタッドの評判を見ると「サポートが弱く使う意味がない」「エージェントの対応が遅い、悪い」「総合では求人数が少ない」など、散々な悪い評価も目立ちます。
実際にウェブページを見てみると、派遣・契約・正社員などニーズの異なる求人が並んでいるにも関わらず、登録画面はそれぞれ個別に立ち上がり、一度に複数の形態の仕事に応募することはできません。
つまり、転職にあたり「派遣も正社員も検討しているため、総合人材サービスのランスタッドにお願いしたい」という訳にはゆかず、それぞれの求職サービスに複数登録する手間が掛かります。加えて、登録後の担当者とのアポ取りや面談も、国内大手の転職サービスのように質が均一化されておらず、担当者ごとの当たり外れが大きいため辛らつな口コミが並びます。
ランスタッドは取り扱う求人形態が幅広く、かつ外資系企業ならではの独立採算制のため、利用者が自分の要望をきちんと主張しなくてはサービスを使いこなせない恐れがあります。
登録する際は、希望する業務形態と業種、そして自分がキャリアに求めることを、他のエージェントを利用する時よりもはっきりと説明することを心掛けましょう。
たとえば、外資系企業へのキャリアアップを十分狙えるスペックとモチベーションの方が、ウェブページトップの「派遣に応募」から登録してしまうと、担当者との面談においてミスマッチが生じ、氏名の入力からすべてやり直しという二度手間が生じてしまいます。
日本の大手エージェントのように融通を利かせて柔軟に対応してくれる、ということは期待できません。
実際の登録の流れ
ランスタッドにおける実際の登録の流れは、外資系企業だからといって特別なことはありません。ウェブ上のフォームから個人情報を入力してエントリーすると、近日中に担当者から電話があり、面談を経て実際に求人に応募していきます。
他社と比較して、ランスタッドならではの強みと思ったのは、外資系企業への応募の基本である「英語CVの作り方」や「英語インタビューの基本」をブログ記事で丁寧に解説してくれているところです。
国内の大手エージェントでは英語環境での転職活動のノウハウを持っているところは少なく、担当者が対策をここまで詳細に、しかも日本語でアドバイスしてくれることはまずありません。外資系への就活について無料で提供されるサービスとしてはかなり質の高い内容なため、関心がある方はぜひ実際の記事を読んでみてください。
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ランスタッドにおすすめの人
ランスタッドの強みや弱みがわかったところで、続いて特にオススメの人を紹介していきます。
外資系企業への転職ノウハウが強みのランスタッドを使えば、海外経験があるなど英語が得意な人はもちろん、はじめて外資系企業を目指す方やミッドキャリアの方にもキャリアの幅を広げるチャンスが多いにあります。
ハイキャリアの英語人材
まずは言わずもがな、英語環境で経験を培ってきたグローバル人材です。ランスタッドの「ハイクラス転職」を活用することで、さらなるキャリアアップを実現しましょう。
外資系企業は人材の流動性が高いため、きちんと実務を積んでいる方であれば黙っていてもLinkedinなどでヘッドハンターからの連絡があると思います。現職が充実していて「いいご縁があれば」というフェーズであればそれでもいいですが、外資系企業で働く人にとっては定期的に自分の市場価値を確かめることが必要です。
そんな時に、外資系企業の求人を広く公開しているランスタッドの求人検索は、見ているだけでも今現在どの業界でどんな人材が求められているのかトレンドを掴めます。また、実際にエージェントと会うことでキャリアの棚卸しをしたり、CVの見直しをしたりすることも可能です。
ランスタッドの「ハイクラス転職」は年収1000万円代後半の求人が多いため、きちんと専門性とマネジメント経験があることが前提ですが、ただヘッドハンティングを待つよりも能動的な転職活動を展開したい人や、キャリアを見直したいタイミングの人にはおすすめです。
外資系企業でキャリアアップしたい方
続いて、ヘッドハンティングを受けるほどではない若手の英語人材や、外資系企業に新たに挑戦したいという20~30代には「キャリアアップ転職」がおすすめです。
先に紹介したとおり、外資就職のリーディングカンパニーであるランスタッドには英語での転職活動に関するノウハウが蓄積されています。これまで海外経験が浅い人も、ランスタッドのサポートを受けることで、ポテンシャルと努力次第で成功する可能性が十分にあります。
新しい環境に飛び込む心意気のある人はぜひランスタッドのブログ記事を参考に英語CVを作り、エージェントとの面談に飛び込んでみてください。自分で勉強する必要はありますが、外資系企業ではこれまでのスキルを活かして大幅に年収アップすることができたり、日本企業よりも転勤や異動の希望が通りやすかったり自由な働き方が実現できる可能性もあります。
ブログ記事では応募後の面接指導もカバーしており、これまで実際に行動を起こしたことはないけれど外資系企業に関心があるという人にも、ランスタッドはおすすめのサービスです。
超大手エージェントをうまく活用し納得の行く転職を
日本では派遣社員の求人のイメージのあるランスタッドですが、海外では外資系企業の転職エージェントとして世界2位の規模を誇る超大手企業です。
外資系企業ならではの独立採算制のため国内の有名サービスと比べると使いにくさを感じることもありますが、特に年収800万以上のハイクラス企業や外資系企業への転職に強みがあります。
20~30代向けの「キャリアアップ転職」、よりマネジメント経験を積んだ中堅・高年齢向けの「ハイクラス転職」、その他にも専門職向けの「エンジニア転職(契約・派遣含む)」など、多くの領域をカバーしているため、利用する際はキャリアの展望と自分の経験をはっきりと伝えることが必須になります。
また、ブログ記事では外資系企業への転職ノウハウを詳細に公開しており、英語環境での仕事にチャレンジしたい人の背中を押してくれるサービスです。
ランスタッド公式サイト:https://www.randstad.co.jp/professionals/
こちらの記事では外資系企業への転職ノウハウや、年代別でのエージェント活用術についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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