本記事では、転職エージェント大手のマイナビエージェントについて、実際に利用した人の評判や口コミを交え、詳しくご紹介します。
転職エージェントとは、転職希望者への人材紹介サービスで、希望職種や業界やこれまでの経験やスキルを踏まえ、その人に適した求人の提案を無料で行ってくれます。
また「非公開求人」として一般の求人サイトでは出回らない求人も扱っており、書類作成や面接のサポートもしてくれるなど、転職希望者にとっては心強い存在です。
今回は、数ある転職エージェントの中から非公開求人が多く、特に若い世代の転職に強いと言われるマイナビエージェントに焦点を当て解説していきます。
マイナビエージェントの評判まとめ
まずは、マイナビエージェントを実際に利用した人の、良い評判と悪い評判をご紹介します。
良い評判①

「複数のエージェントの中でも群を抜いて面談時の対応が良かったのがマイナビエージェントの今回の担当者でした」
「相談した際にも、とても親身になって聞いてくれアドバイスを頂けました」
担当者が親身になってくれた、丁寧な対応をしてくれた、という声が多く見られます。
キャリアアドバイザーも人間であるため、相性はあるかもしれませんが、ポジティブに捉えている人がいることは安心できるでしょう。
良い評判②

「各企業の面接対策で具体的な傾向を教えてもらえます。」
「入社にあたり不安に思っていることも企業側に確認してくれ、安心して選考を進められました」
先ほども触れていますが、マイナビエージェントをはじめとした多くの転職エージェントでは面接対策を行っています。
転職活動が初めてで、面接で何を聞かれるのか気になる、緊張してしまうため事前に練習しておきたい、といった人にはぴったりのサービスだと言えるでしょう。
良い評判③

「20代を積極採用している求人を多く紹介してもらえるのでありがたいです。」
「前職とは違う未経験の業界なども紹介してもらえたので、選択肢の幅が広がりました。」
マイナビエージェントを検討する際に比較対象に挙がってくるリクルートエージェントとの違いは「若手の特化具合」が挙げられます。
リクルートエージェントは幅広い年齢層に対応できるのに対して、マイナビエージェントは「20代の若手」に注力していることが優位性になるでしょう。
若手に特化することで、マイナビエージェントは若手向けの求人を集めることに集中できるようになります。
また、求職者への対応力も若手向けに洗練させることが可能になるので、若手の方が悩むポイントや攻略ポイントを豊富に情報収集できている側面があります。
悪い評判①

「マイナビエージェントに紹介を断られたのは驚きました」
「紹介できる求人が少ないと言われました」
「登録すらできなかった。資格を持っていてもダメだった」
悪い評判としては、求人を紹介してもらえなかったというケースがいくつか見られました。
マイナビエージェントは、主に若い世代向けの求人を扱っているため、年齢的に紹介できる案件が少なくなってしまうというケースが考えられます。
また、管理職やハイクラスの転職を狙っている人だと、そもそも適切な求人が少ないため、該当する求人案件がなく紹介が出来ないというケースが考えられます。
悪い評判②

「登録したものの一言も連絡がこないです」
「登録して3日経っても連絡がこない…」
「「連絡します」と言われてから音沙汰がありません」
レスポンスの早さは、キャリアアドバイザーによる部分もあるかもしれませんが、実際に連絡が遅い人もいるようです。
大手エージェントのいい側面として「信頼感がある」というものがあるので、多くの求職者からの問い合わせがあると予想されます。
シーズンによっては予約が殺到していることもあるので、そういった背景もあり対応が遅れてしまっていることも考えられます。
もし連絡が遅いなど、不満を感じる点があるようなら、メールや電話で催促してみてくださいです。
悪い評判③

「面接日程が連日になったりと、かなりハードなスケジュールになったのできつかった。」
転職エージェントは、企業が内定を出して初めてエージェント側にお金が入る仕組みのビジネスです。
そのため、エージェントの担当者は、求職者の転職意欲が高いうちに早期に決着をつけて自社求人での決定を急ぐ傾向があります。
時間に余裕をもって進めていくと求職者の転職意欲が低下し活動を休止してしまうこともあったり、他社エージェントを検討する余地を与えてしまうので、スピード感を重視して動いていく傾向が出てくるのです。
そのような背景もあり、面接日程の組み方が乱雑になってくるケースがあったりするのです。
マイナビエージェントのメリット
ここでは、マイナビエージェントを利用するメリットについて解説します。
非公開求人が多い
マイナビエージェントは、求人の約80%が非公開のものとなっており、この非公開求人の多さが強みの1つです。
この背景には、マイナビエージェントが各企業の人事担当者とのつながりを築けている点が挙げられます。
マイナビエージェントは、国内に10箇所の拠点を持っており、それぞれの地域の担当者との関係を築けているという強みが生きて非公開求人を得やすい環境にあります。
現地密着でサポートしてくれるエージェントは企業の採用担当者から好まれる傾向があります。
これは大手ならではの強みでしょう。
非公開求人の中には他社にはないマイナビエージェントだけのものもあるため、求職者にとっては大きなメリットとなるでしょう。
第二新卒向け求人に強い
先ほども少し触れていますが、マイナビエージェントは主に若い世代を対象とした求人を多く扱っています。
具体的には、大学を卒業して間もない20代前半や第二新卒などで、この世代向けの転職実績は業界でもトップレベルだと言えるでしょう。
実際にマイナビエージェントは、2018年1月に行われた楽天リサーチの調査で「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」に選ばれているなど、若い世代の転職を強みとしていることが伺えます。
新卒採用で就職したものの転職を考えている人などにとっては、マイナビエージェントがぴったりだと言えるでしょう。
業界・職種の幅広さ
マイナビエージェントは若手に人気のIT・通信系、メーカー系の業界の紹介に力をいれています。
これらの業界は勢いもあり成長業界になるので、若手採用に力を入れている側面があります。
職種でいえば、IT系技術職や機械・電気系技術職にも強いという側面が特徴です。
20代の若手向けのエージェントだと営業系の紹介に偏る傾向がありますが、マイナビエージェントは技術職から営業職まで幅広く求人が準備されていることが強みになります。
忙しい人でも利用可能
マイナビエージェントでは、夜間や土曜日の相談も受け付けています。
転職活動中の人の中には、仕事をしながら転職活動を行う人がほとんどであり、平日の日中に時間を作ってエージェントと打ち合わせを行うのは至難の技です。
しかし、マイナビエージェントであれば、休みの日や終業後などに落ち着いた状態で利用することができます。
マイナビエージェントのデメリット
メリットの一方でデメリットも存在します。
ここでは、マイナビエージェントのデメリットについて解説します。
ハイクラス向け転職には不向き
マイナビエージェントは、ハイキャリア向けの求人や管理職として転職したい人などに適した求人は多くありません。
先ほども説明したように、主に20代前半や第二新卒など比較的若手向けの求人を得意とし、数多く扱っている転職エージェントです。
特にハイキャリアや管理職での転職を目指す方は、それらに特化したエージェントの利用をおすすめします。
>>管理職の転職に強いおすすめの転職エージェントを厳選して紹介
他の転職エージェントよりも求人数が少ない
マイナビエージェントで公開されている求人の数は約117,100件(2022年1月時点)、これに加えて非公開求人も扱っています。
しかし、マイナビエージェントよりも規模の大きい転職エージェントとなると、これ以上の求人を扱っていることもあるため、人によっては求人数が少ないと感じることもあるでしょう。
20代の若手に特化しているため、求人数での強みが他社よりも劣ってしまう側面があります。
そのような人は、マイナビエージェントと他の転職エージェントの併用や転職サイトの利用も検討してみてください。
>>【違いがわかる】転職サイト・エージェント一覧で特徴を徹底比較
担当者によるサービスのばらつき
担当のキャリアアドバイザーによって、利用者に対する対応が異なる可能性があります。
これはマイナビエージェントに限った話ではありませんが、人によっては熱心に話を聞いてくれる人もいれば、あくまでも事務的に淡々と作業を進める人もいるでしょう。
また、先ほども触れたように自社で転職を決めてもらいたいあまり、スケジュールをタイトに設定する人もいます。
このようなサービスの質の違いは、アドバイザーが人である以上仕方のない部分だと言えるでしょう。
もし性格や考え方が自分と合わないと感じるようなら、担当者の変更を申し出ましょう。
転職エージェントは担当者と利用者の二人三脚で転職活動に取り組むものであるため、担当者に違和感やストレスを感じると、転職活動にも支障が出てしまいます。
マイナビエージェントがおすすめな人の特徴
マイナビエージェントは、転職活動を行うにあたって以下の様な方が向いています。
- 20代の若手の人
- 各業界に精通した人のアドバイスを聞きたい人
- 一般では出回らない非公開求人が気になる人
ぜひ、今回の内容を参考に、マイナビエージェントの利用を検討してみてください。
https://mynavi-agent.jp/
転職活動をしていくにあたって「転職エージェントの利用」はより良い転職をしていく為の有力な選択肢の一つです。どうしても求職者側から企業の的確な情報をつかむことが難しいのが現状あります。
だからこそ、直接的に企業の担当者から声をキャッチして生の情報を提供してくれる転職エージェントは貴重な存在になるかと思います。
ただ、エージェントの社員数は無限ではないので、紹介企業の情報を1社1社きめ細かくヒアリングしていくことが課題となってきます。
なので、エージェントが「○○に特化している」ということがイメージしやすいという点は非常に求職者にとってはありがたいことでしょう。
特化しているということは、その分野に詳しい可能性が高いのです。エージェントを選定する際は「保有している求人数が多いこと」だけではなく「何に強いエージェントなのか?」を見極めていくことが重要になります。
この記事を「自分にフィットするエージェントの選定」に少しでも活かしていただけると幸いです。
新卒で専門商社の営業経験を経て、人材系の企業へ転職。20代の既卒者を中心にキャリアアドバイザーを7年半経験し約6,000名の20代の方々との面談を実施。
2021年3月に独立。キャリアアドバイザー、コーチ、ライター、YOUTUBERの4つの仕事を持つ働き方を実践中。
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