ビジネス英語が身につくオンライン英会話6社を比較【海外駐在経験者が解説】

在宅でも学べると人気のオンライン英会話ですが、昨今ではターゲットも細分化され、子ども向けからカスタマイズ型まで、数多くのサービスが展開されています。

  • ビジネス英語の習得におすすめの会社は?
  • 選び方はどうしたらいい?

この記事では、海外大学院卒で英語圏での駐在経験もある筆者が、特にビジネスパーソンにおすすめのサービスを厳選して解説します!

おすすめオンライン英会話6社の比較一覧

あまたあるオンライン英会話の中から、ビジネスパーソンにおすすめのサービスを6つ厳選しご紹介します!

レアジョブ

レアジョブ まずご紹介するのは、フィリピン人講師によるオンライン英会話のパイオニアであるレアジョブ

2014年には東証マザーズ上場も果たした業界最大手で、会員数は70万人を超えています

長年の知見を蓄えた質の高い教材とサービスが強みで、スケールメリットを活かした価格設定とサービスを提供しているので、どんなレベルの人にとっても平均的にコストパフォーマンスが良いサービスです。

講師がフィリピン人と聞くと、英語の発音や文法に不安を持つ人もいますが、講師は現地のトップ大学を卒業したハイキャリア層が中心なので、教養レベルや教え方には定評があります。

筆者も度々レアジョブのサービスを使っていますが、TOEIC900点超えで海外大学院を卒業した私でも、講師の英語力に不満を感じたことは一切ありません。

特にビジネス英会話コースは、生徒による評価がトップ10%の講師のみが教えるという力の入れ方で、レベルは8つに細分化され、そのすべてでビジネス英語専用の教材を使用しています。

また、オンライン英会話が初めてで不安という人には、日本人がマンツーマンで担当するカウンセリングとカスタマーサポート、レッスン予約をしてくれるオプションサービスもおすすめ

学習目的に応じた教材、講師、学習方法を提案してもらうことができます。

レッスンは1回25分が基本。

月8回コースが4,200円、毎日1回受けられるコースが5,800円なので、週3回以上受講できるなら毎日コースがおすすめです。

入会前にカウンセリングとレッスンを2回ずつ無料体験できるので、雰囲気をたしかめながらコースを決められます。

レアジョブ公式サイト:
https://www.rarejob.com/

ビズメイツ

ビズメイツ

ビズメイツは、その名の通りビジネス英語に特化したサービス

徹底したレベル管理によって、国際ビジネスにおいて生産性の高いコミュニケーションを取れるようになることにプライオリティが置かれています。

他のオンライン英会話では生徒がその日の気分や目標に合わせて学習内容を選べるのに対し、ビズメイトは確実に実力をつけるために盤石なグレード分けを徹底しています。

生徒は入会時のレベルチェックで5段階に振り分けられ、レベルごとにさらにA~Eまでの5ランクに教材が分けられています。

各ランクは20レッスンで構成されるため、普通に学習していれば100レッスン受けなければレベルアップすることができません。

各ランクにおいて修了テストがあり、毎日きちんとレッスンを受ければ3~4ヵ月ごとに1つずつレベルアップできる計算です。

レベル分けテストというと肩ひじを張ってしまいますが、客観的にレベル分けされた設計は成長の実感が得られるので、本気でビジネス英語を身に着けたい人にはおすすめです。

料金プランは「毎日25分プラン」と「毎日50分プラン(25分×2レッスン)」の2種類。

1レッスンあたり270円~と、高度なビジネス英語を学ぶプログラムとしてはリーズナブルな料金設定です。

復習用の動画コンテンツも月額900円で用意されており、レベル1~2には日本人講師の解説が付きます。

ビズメイツ公式サイト:
https://www.bizmates.jp/

DMM英会話

DMM英会話

DMM英会話の特徴は、なんといっても講師の多様性にあります。

これまで紹介した2つのサービスがフィリピンに拠点を構えているのに対し、DMM英会話の講師の出身地はなんと128カ国以上

アメリカやイギリスに加えて、アフリカ、中東、アジア、オセアニアなど世界各地の先生方とコミュニケーションが取れる他、多様性ある環境で様々な国の発音や表現、ユニークな言い方を生で感じ取ることができるのは楽しいものです。

おまけに、英語以外にも韓国語、中国語などを学ぶことも出来ます。

たとえば取引先がインドにあってインド訛りに親しみたい、中国に拠点があって英語と中国語を両方ブラッシュアップしたいなど、具体的な目標がある人は自分の要望にカスタムでき使い勝手がいいと思います。

料金プランは、月額6480円~の「スタンダードプラン」と、月額15800円~の「プラスネイティブプラン」に分けられます。

他のサービスよりもやや高めの料金設定ですが、特にプラスネイティブプランは韓国語や中国語も受けられる他、日本人講師からも学ぶことができます。

英会話講師の中でも特に人気のアメリカ人やイギリス人によるレッスンの相場は25分1,000円~1,500円ともいわれており、25分500円台~で受講できるのはお得という見方もあります。

オンライン英会話としては後発ながら、7000以上もの無料教材がストックされており、ビジネス英語からTOEIC、ニュース、ディスカッションなど、目的別の練習にも広く対応しています。

DMM英会話公式サイト:
https://eikaiwa.dmm.com/

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプの特徴は、なんといっても予約なしで受け放題の自由すぎるシステムです。

月額6480円で、24時間いつでも、おまけに回数無制限でレッスンを受講できるので、どんなに忙しい社会人でも時間を作ることができ、気が向いた時にすぐに勉強ができると人気です。

会員画面にログインし、待機中の講師とマッチングすればその1分後には会話を始められるので、まずは気軽に試したいという人に向いているサービスです。

講師の国籍はアメリカやイギリスなどの欧米出身者に加え、フィリピン、セルビアなど世界100カ国以上。

教材の質や量は少し物足りないという声もありますが、日本人による無料カウンセリングもあるので、講師の選び方や学習方法などを相談できます。

いくつかの有料オプションがあり、あらかじめレッスンを予約しておく場合にはサービス内通貨が必要な他、特別なメソッドやネイティブ講師のレッスンを希望する場合には、25分200円~1,000円がかかります。

ネイティブキャンプ公式サイト:
https://nativecamp.net/

ベストティーチャー

Best Teacher

会話力だけではなく、テスト対策も同時にしたいという人におすすめなのが、スピーキングに加えてライティング能力も磨くことが出来るベストティーチャーです。

オンラインレッスンの前に、必ずライティング(英作文)を提出し講師が添削して返却というプロセスがあるため、MBA受験対策でTOEFLやIELTSを勉強中の人の他、ビジネスメールの書き方に自信を付けたい人にもおすすめです。

ライティングの課題といっても仰々しいテーマできちんとまとめる必要はなく、チャットの要領で作文を講師に送るだけ。

「打合せをアレンジするメールを打つ」「自社について説明」するなど実践的なシーンにもとづいて英作文を送ると、講師が丁寧に添削して返信してくれ、その原稿をもとにディクテーションやシャドーイングの復習をする機能もあります。

筆者も無料プランを試してみましたが、英作文を書くことがまず勉強になりますし、添削では文法チェッカーや翻訳ソフトではわからないような細かいミスや表現の癖を指摘してもらえて、とても意義があると思いました。

会話だけのレッスンだと、どうしても前置詞や冠詞といった小さなミスが見逃されがちなので、文字で修正してもらえるのはビジネスパーソンとしてとても有難いです。

料金は、月額12,000円と比較的高いので、TOEFLなどのテストを受ける予定がある人や、英語メールで自信を付けたいなど、目標と期限を決めて集中的に勉強するために使うのが賢いと思います。

ベストティーチャー公式サイト:
https://www.best-teacher-inc.com/

スパトレ

スパトレ

スパトレ科学的な研究結果に基づいた学習を実践できる英語トレーニングサービスです。

脳科学・認知心理学・第二言語習得論の研究結果を基にカリキュラムが開発されており、教材も市販のものも含め約5,000種類の中から最適なものを選択し学習方法を提案してくれます。

トレーニングまでの流れとして、まず25分程度の実力テストにより英語力を7つの観点から分析し、その結果を基に最も効率的に学べる学習方法や教材について日本人スタッフより徹底解説を受けてから、外国人トレーナーとのマンツーマントレーニングを開始していきます。

トレーニングについても、トレーナーが一つずつ教えていくのではなく、自習で理解した内容についてチェックを行い、学習補助として助け導くというスタイルを取っています。

スパトレではほぼすべての授業に対し予習課題と復習を必須とし、これらを効果的に実践できるようシャドーイングやディクテーション、要約など様々な学習方法の用意や、復習で理解した内容についての確認や実践を行い、学習を徹底サポートしてくれます。

また、ビジネス英語以外にも資格試験対策や一般的なライティングや英語の履歴書の添削も受けることができ、様々な目的に応じた学習にも対応可能です。

料金プランは「毎日25分」のスパトレプラン¥2,980/月と、「トレーニング回数無制限」の無制限プラン¥4,980/月の2種類。

スパトレでは他社に対して最安値保証を掲げているだけあって、スパトレプランでも毎日受講すれば1回あたり約¥96~と、とてもリーズナブルな価格設定となっています。

実力テストを含めた無料体験も7日間と比較的長めの期間を設けてくれているのもうれしいポイントです。

自身に最適な学習方法の提案を受け、集中的な学習により最短で効率よく成果を出したいという方には適したサービスといえるでしょう。

スパトレ公式サイト:
https://sptr.jp/

失敗しないオンライン英会話の選び方

失敗しない オンライン英会話 選び方

これまで5つのサービスをご紹介しましたが、実際にどれから手を付けるべきか選び方の基準をご紹介します。

どのサービスにも無料体験が用意されているので、ぜひ試してみてください。

学習環境や受講スケジュール

ビジネス英語をしっかり学んでレベルアップの実感を得たいならビズメイトのレベル分けシステムが効果的です。

ですが、そこまでプレッシャーを受けたくなかったり、とにかく続けられることが大事と考えたりする人にはネイティブキャンプがおすすめですし、ライティングに課題を感じている人にはベストティーチャーが一番です。

教材やアプリ対応、ウェブサイトが見やすいかといった学習環境がどの程度整っているか、そして、自分はどれくらい時間をかけて、どの程度のレベルアップを目指すのかという受講スケジュールは、入会前にある程度決めておくとよいと思います。

サービスによっては、利用規約において厳密な予約締切時間やキャンセル可能時間が設けられていたり、時間帯によって予約が取りにくかったりすることもあります。

たとえば仕事が忙しくて、どうしても深夜や早朝に受講せざるを得ない人は、DMM英会話やネイティブキャンプなど講師が他国籍のサービスの方が24時間いつでもレッスンを取りやすいメリットがあります

学習環境や受講スケジュールについては、日本人カウンセラーにおすすめの取組み方を相談するのも一手です。

在籍講師の質や評判

どのサービスも一定の質の講師を揃えていますが「教員としての資格を備えている」「教授法の研修を受けている」「ビジネス経験がある」「採用に厳格な基準がある」など様々な軸があるので、他の受講者からのレビューも参考に先生を選ぶようにしましょう。

ちなみにネットの口コミには、アメリカやイギリス出身でいかにも「ネイティブ」らしい風貌をした白人講師を好む人がユーザーが多く見られますが、TOEIC900点以上で海外大学院を卒業した私でも、フィリピン人講師の発音や語彙力に力不足を感じたことは一切ありません。

もちろん先生の見た目によってテンションが上がるという人や、イギリスアクセントを身に着けたいといった要望がある人はそれを軸に選ぶのがいいですが、レアジョブなど黎明期からあるサービスは必然と指導経験が豊富な講師を多く抱えているので、決して英語力は見た目や国籍だけではかれるものではありません

また私自身は、何度かランダムに受講してお気に入りの先生を見つけたら、なるべく同じ人に教えてもらう方が自己紹介やレベル感を確認し合う手間が省けるので学習効果は高いと考えています。

一方で、毎回世界中に暮らす様々な先生と話す方が楽しくてモチベーションになるという人は、講師の出身国が多様なサービスの方が合うと思います。

また、金融や法律など特定の分野の職業経験を持つ講師を見つけられることもあるので、講師を選ぶ際の参考にしてみてください。

料金

続いて気になるのは料金ですが、月額で表示されていても回数制限がある場合も多いので、「1レッスン当たりの金額」の安さに飛びつかずに自分の受講ペースを念頭に選ぶようにしましょう。

DMM英会話など欧米出身の講師を売りにしていたり、ビズメイツのようにビジネス英語に特化したサービスを提供していると、料金がやや高い傾向にあります。

ほとんどのサービスでは無料体験を実施していて、また初月無料といったキャンペーンも頻繁に行われています。

また、実際に試してみると予約を取りにくい時間があったり、自分の生活スタイルに合わなかったりすることもあるので、必ず体験をフル活用してひとつに見極めるのがおすすめです。

外資系転職を目指す人におすすめのオンライン英会話

外資系転職 おすすめ オンライン英会話

外資系企業への転職を目指す人向けに特におすすめサービスを紹介します。

外資系企業ではTOEICなどのスコア取得も重要ですが、英語での面接を求められる場合もあります。

どちらの局面にも役立つサービスを2つ解説します。

ビズメイツ

最初におすすめするのは、徹底したクラス管理で勉強のモチベーションを上げてくれるビズメイツです。

毎日25分コースが月額12,000円、毎日50分コースが月額18,000円と料金は他サービスと比べ高い傾向ですが、5つのレベル分けでビジネス英語を学ぶ基本の「Bizmates Program」の他、「Other Program」といってミーティングや海外出張、メールライティングなどの場面別に指導してくれるサービスも充実しています。

Bizmates Programには「レベル5の人はEnglish for Managementの能力がある」「レベル3の人は自社の売込みが出来る」など英語力の目安が示されているので、転職活動においても自分の語学力を説明するのに役立ちますし、面接対策のクラスも用意されています。

予習や復習のための動画教材もあり、大手企業への提供実績も豊富です。

本気でハイレベルなビジネス英語を身に着けてグローバルに活躍したいという人は、ぜひ無料体験レッスンを受けてみてください。

レアジョブ

ビズメイツの料金はちょっと高い、あるいはレベル分けは荷が重いと感じる人には、業界最大手のレアジョブの「ビジネス英語コース」もおすすめです。

毎日25分コースが月額9,800円と良心的な価格設定で、受講者個人に合わせてレッスンをカスタムしてくれます。

たとえば「外資系企業に転職するための英語を身に着けたい」といった目標を伝えれば、その人の受講ペースにあわせて「実践ビジネス」「ビジネスディスカッション」「ビジネスシチュエーション」といったタイプ別の教材を組み合わせた学習を提案してくれるといった流れです。

レアジョブのビジネス英語コースには500レッスン分以上の教材があり、講師全体の中で上位10%のハイレベルな人材が指導にあたります

また、教材の内容も「会社の福利厚生について理解する」といった実際に使える詳細なテーマが決められているので実践的なフレーズが学べます。

ビジネスレベルの英語力は習得可能!

ビジネスレベル 英語力 習得可能

外資系企業への転職というと、英語で会議を回さなければならなかったり、外国人の上司や同僚とコミュニケーションを取らなければならないと尻込みしてしまう人が多いです。

帰国子女や留学経験者ばかりと捉えられがちですが、実際に外資系企業で働いている人には、独学でビジネス英語を身に着けたという人も少なくありません

むしろ、環境で身に付いた語学力よりも、自分に必要なものを定義し、そのために努力して手に入れたスキルの方が長期的な社会人経験においては役に立ちます

私は学生時代から度々オンライン英会話のサービスを利用していますが、以前は日常会話程度のレベルアップにしかならない気がしていたのに、昨今のカリキュラムの充実ぶりと内容の高度さにとても驚きました。

オンラインだと気が緩んで身にならない気がするという人も、今回紹介したサービスはどれも体系的かつ計画的にビジネス英語が出来るようになるプログラムを備えています。

まずは1か月試してみて、その効果を感じてみてください。

そして3ヵ月まじめに本気で取り組めば、大学受験ぶりに英語に触れる人でもビジネスレベルの英語力が必ずや習得可能だと思います!