【2023年最新】人事システム6選を比較!選び方や導入目的を分かりやすく解説

当ページにはプロモーションが含まれています
人事システム 比較 選び方 導入目的 解説

人事システムは、勤怠管理や給与管理をはじめ異動や人事評価、採用などを一元管理することができるシステムです。

導入することで、業務の効率化はもちろん効果的な人材管理が可能となることから、導入する企業が増えています。

現在、さまざまな人事システムが登場しており、それぞれの特徴が異なるため、なかなか決め切れずにいる担当者の方もおられるのではないでしょうか。

本記事では、人事システムの選び方から導入目的について解説し、厳選したおすすめのシステムについてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

人事システムの選び方

さまざまな機能が搭載されていて非常に便利な人事システムですが、多機能ゆえに「何を基準に選んだら良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、人事システムの選び方のポイントについて解説をしていきます。

対応している機能

企業によって人事システムを導入する目的はさまざまです。

たとえば、これまで人事システムを導入したことがない企業であれば「人事、勤怠、給与すべての機能が欲しい」という要望があるかもしれません。

また、すでに給与システムを利用している企業では「勤怠データを既存システムへ連携できる勤怠システムが欲しい」ということもあるでしょう。

一方で、現在の人事情報の管理状況から不要な機能が搭載されていることも有り得ます。

このように、現在の自社の状況や実現したい目的を明確にし、搭載されている機能に焦点を当てて、目的を達成できるシステムを選択するようにしましょう。

費用

人事システムにかかる費用を大きく分けると「導入費用」「ランニングコスト」の2つが挙げられます。

導入費用は、昨今において自社環境の導入・構築するオンプレミスよりも、クラウド環境に対応している人事システムが増え相場は下がってきています

しかし、多くの社員情報を取り扱うことから、クラウド環境のセキュリティ性がネックになることも有り得ます。

自社のセキュリティポリシーの確認を怠らないようにしましょう。

人事システムのランニングコストは、企業規模(社員数)で決まることが多く、利用者が多ければその分多くの費用が発生します。

こちらは利用している間、常に発生する費用となるので長期的に見て採算が取れるのか把握する必要があります

連携可能なサービス

人事システムを選定する際には、単体の機能はもちろん、外部システムとの連携の可否についても非常に重要なポイントです。

既存のシステムをはじめ、給与システムや勤怠管理システムと連携することによって、より効率性や生産性の向上が見込めます

たとえば、人事システムと勤怠システムを連携することで、役職者と一般社員を区別し、時間外労働時間の算出方法や取得できる休暇の制御をすることが可能です。

「人事+給与+勤怠」といったように、システムを連携し一元管理することによって、スムーズな人事管理ができるシステム選びをするようにしましょう。

人事システムの導入目的

どのようなシステムでも、導入する際にはその目的を明確化する必要があります。

人事システムを導入する目的にはどのようなものがあるのでしょうか。

会社によって抱えている課題はさまざまですが、ここでは人事システムの導入で得られる一般的な効果と目的について解説をしていきます。

人事労務手続きの効率化

人事システムの導入目的として第一に挙げられるのが、人事労務手続きの効率化です。

たとえば、社員の異動や仕事の履歴、役職などを手作業で管理すると時間と労力が非常にかかります。

また、手作業であるため抜け漏れといったヒューマンエラーも発生する可能性が高いです。

このような煩雑で手間暇がかかる人事労務手続きも、人事システムを導入することで効率的に行うことができるので、効率化と時短効果が見込めるでしょう。

客観的な人事評価を行う

各部署において、それぞれローカル管理で人事評価を行っていると、その内容は人に依存した評価になりがちです。

人事システムで、こうした人事評価を一元管理することで客観的に見ることができ、正当な評価の実施をすることができるようになります。

正当な人事評価は、社員の満足度を向上させることにも繋がり、それは離職率の低下にも効果が見込めます。

従業員のスキル管理による人材開発

従業員がどのようなスキルを持っているのか、どのような実務経験を積んでいるのかを正確に把握することは非常に難しいです。

人事システムを利用すれば、このようなスキルや実務経験を一目で確認することができます。

こうした従業員のスキル管理をすることで、新しいプロジェクトへの配置や部署異動を適切に行える効果を期待できます。

また、適材適所に人材を配置することで、従業員の能力を存分に発揮することができるようになり、従業員の満足度はもちろん、会社の生産性の向上も見込めます

おすすめ人事システム6選比較一覧表

ここでは、おすすめの人事システムを厳選して紹介していきます。
スクロールできます→

特徴 無料トライアル 無料プラン 料金
jinjer人事
  • 低予算かつスピーディーな導入が可能
  • シンプルな操作で定着しやすい
  • 人事システム以外のシステムとの連携が可能
あり なし
  • 初期費用:100,000円~
  • 月額利用料:300円~
HR-Platform
  • 個人情報をはじめとする社員情報を一元管理可能
  • 業務のアウトソーシング化で効率化が可能
  • 万全のセキュリティでマイナンバー管理も安心
なし なし 問い合わせ
Wevox
  • エンゲージメントの可視化・向上に特化
  • 従業員に負担をかけない計測とリアルタイム集計で分析にかかる時間を大幅短縮
  • AIによるデータ解析で効果的な改善点を自動レコメンド
あり なし
  • 初期費用:無料
  • サーベイ/分析機能:月額¥300/1人
COCOREPO
  • 打ち合わせ不要で導入可能なクラウド環境システム
  • 従業員のスキルセットを可視化して適切なアサインが可能
  • 社員データはCSVで簡単に取り込み可能
あり あり
  • 初期費用:無料
  • ライト(31~100人):19,000円/
  • スタンダード(101~300人):36,000円
  • エンタープライズ(301人~):1ユーザー90円
SKILL NOTE
  • 年齢別スキル分布機能搭載
  • 社員教育の裏付けができる
  • スキル管理から必要となる社員の把握が可能
なし なし 問い合わせ
副業特区
  • 企業の副業解禁から活性化までをトータルサポート
  • 事前申請・承認フローにより本業外業務を管理
  • 活動内容や情報を社内共有化し本業へのフィードバックが可能
なし なし 問い合わせ

jinjer人事

jinjer人事

Jinjer(ジンジャー)人事は、株式会社ネオキャリアが提供するベンチャーや中小企業向けの人事システムです。

jinjer人事の特徴は、低予算で導入できる点にあります。

社員一人あたり月額300円から導入できるので、従業員数が30人ほどのベンチャー企業であれば月々9,000円で利用することが可能です。

また、運営しているネオキャリアからは人事システム以外にも、勤怠管理システムや経費管理システムをはじめとする7つのシステムを提供しています。

これら別システムと連携することも可能なので業務システムを一元管理できます

このように、コストパフォーマンスが良いうえに他のシステムとも連携ができるので、中小企業はもちろん、はじめて人事システムの導入を検討している人にもおすすめできます。

無料トライアルも設けられているので、まずは導入前に一度試用してみましょう。

HR-Platform

HR-Platform

HR-Platformは、フォスターリンク株式会社が提供しているクラウド型の人事システムです。

マイナンバー管理をはじめとしたセキュリティ体制に定評があるシステムなので、安心して利用できます。

HR-Platformの最大の特徴は、給与計算をはじめとする業務を委託できるところにあります。

委託については、管理者や人事労務顧問の教育プログラムも含まれるので人事部門の強化をしたい会社におすすめです。

また、システムの導入は会社に合わせてオーダーメイドで構築するので、柔軟な対応ができることも魅力です。

カスタマイズ可能で柔軟性が高く、自社に適したシステムを導入することができますが、完全オーダーメイドになるので、詳しい費用について知りたい場合には問い合わせが必要になります。

機能の追加は後から行うことも可能なので、まずはスタンダードな機能を利用しつつ、必要に応じて機能を足していく運用もおすすめです。

Wevox

Wevox
Wevoxは、従業員のエンゲージメントの可視化・向上に特化した人事システムです。

エンゲージメントとは、仕事に対してどれくらい主体的に取り組んでいるか、会社や組織に対し自発的な貢献意欲を持っているか、といった社員の心理状態を測る指標のこと。

これらを可視化し、低下する原因やタイミングを察知することで、いち早く改善を行うことが可能となり、生産性向上や離職率の低下へと繋げることができます。

計測は、学術的裏付けのある設問パッケージにより、従業員に定期的に3分程のアンケートをPCやスマホで実施するだけ

集計・分析もリアルタイムで行われ、AIによるデータ解析により効果的な改善ポイントをレコメンドしてくれるため、データを見ながら現場が主体的に組織の改善をしていくことができます。

wevox mockup

料金も月額¥300/1人 と比較的安価で、1か月間の無料トライアルも設けられています。

また、各社の改善支援のため、エンゲージメントを学ぶためのオンラインでの学習講座や、各組織に対しての個別のコンサルティングも提供しています。

調査分析にかかる時間や従業員への負担を極力かけずにエンゲージメント管理による生産性向上を行いたい、という企業にはぜひおすすめしたいサービスです。

COCOREPO

COCOREPO

COCOREPOは、スキル管理に特化した人事システムです。

従業員のスキルセットを可視化できるため、適材適所な人材をプロジェクトアサインでき事業を効率化することができます。

また、プロジェクト管理機能も備えており、アサインしたメンバーを一元管理し進行中の開発プロジェクトを一目瞭然に管理可能です。

特に、保有しているスキルが特に重要となるITエンジニアを派遣する企業(Sler)にもおすすめです。

料金体系も明解で、エンタープライズ以外は月額料金が固定であり、300名以下であれば月額36,000円で利用できます。

クラウドシステムのためスムーズに導入ができる点も魅力で、システム導入にありがちな何度も繰り返す打ち合わせや導入まで何ヵ月も待つといったこともありません。

社員データについてもCSV取込みができるため、初期導入以降にも新入社員や中途社員などのデータ追加もスムーズに行えます。

無料デモも用意されているので、興味がある方はぜひ一度お問い合わせしてみてください。

SKILL NOTE

SKILL NOTE

SKILL NOTEは、従業員のスキルの把握に特化した人事システムです。

なかでも、年齢別のスキル分布を可視化できるというのが特徴的です。

この年齢別のスキル分布を把握することは、将来的に不足するスキルを事前に察知できるので、採用すべき人材の計画を早期に立てることが可能となります。

また、スキルの保有状況から従業員のキャリア形成のための教育研修を精度の高いレベルで行うことも可能です。

従業員側としても「なぜこの教育を受ける必要があるのか」を明示してもらうことができるので、納得して学習やスキルの習得ができ、モチベーションを高く保つことができます。

従業員のスキル習得や教育に力を入れている企業には特に導入をおすすめしたいシステムです。

副業特区

副業特区

副業特区は、副業領域に特化し、企業の副業解禁から活性化までをトータルサポートしてくれる人事管理システムです。

副業特区は、従業員の越境・本業外活動(副業・プロボノ・社内自主活動等)をサポートし、自律的かつ継続的な活動に繋げ、組織の活性化を促すことができるサービスです。

具体的には、事前申請・承認フローにより越境・本業外業務を管理し、運営会社の株式会社エンファクトリーが提供する越境活動支援プラットフォーム「Teamlancer(チームランサー)」上にて、副業・兼業活動を可視化しチェックします。

また、レポート機能により社員が副業活動の時間と内容を報告でき、人事・管理側がチェックするとともに、活動内容や情報を社内共有化し本業へのフィードバックが可能となります。

従業員側にも、このサービスを通じて実践者からの情報収集やノウハウ習得をしたり、チーム・コミュニティーや企業・団体と連携したプロジェクトにて自分に見合った越境・本業外活動先を選ぶことができるなど、副業を促進させることに繋がります

副業の解禁とともにその活動内容を見える化し、しっかりとリスク管理をしながら本業とのシナジーも生みだしたい、とお考えの担当者の方にはぜひおすすめしたいサービスです。

人材管理の課題解決に役立てたいサービス

人事システムの導入は、人事労務業務における作業効率の向上に非常に有効です。

また、スキルや評価をはじめとする人材情報を一元管理することができるので、人材管理の精度を高める効果も期待できます。

人材管理の精度が高め、従業員を適材適所へ配置できれば、生産性の向上にも役立つほか、力を発揮できる部署やプロジェクトへの配属、社員教育の実施ができるため従業員の満足度の向上が見込めます

これは、従業員の定着にも繋がるため、離職率の高さに悩む企業にもおすすめできます。

人事システムを未導入の企業の担当者様は、これを機にぜひ導入を検討してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次