住友商事は日本の5大商社の一つであり、住友グループの一員です。5大商社の中で最も事業精神を大事にしている商社と言えます。

2019年度に創立100周年を迎えますが、大きな節目を迎えるにあたり、中期経営計画「BBBO2017」では経営改革や成長戦略が掲げられ収益基盤の強化に力を入れてきました。

創業以来、金属ビジネスや輸送機・建機分野でのビジネス展開をしていますが、そのほか社会の変化に合わせてメディア、ICT、ライフスタイルといった分野も事業化してきています。社会課題に対する取り組みも積極的で、社会とともに持続的に成長することを目指しています。

現在の従業員数は5300人程度で、国内22か所と海外107か所に拠点を置いています。

今回は住友商事の年収や中途採用で採用される人の特徴について整理しました。

住友商事の年収はやはり高水準

住友商事の有価証券報告書(2016年3月期)によると、従業員の平均年収は1255万円となっています。具体的に年代別に見ると、以下のような推移のようです。

■新卒~6年目:400~800万円程度
■7年目~10年目:700~1000万円程度
■11年目~15年目:900~1200万円程度
■16年目~20年目:1000~1500万円程度
■21年目~25年目:1400~1700万円程度
■26年目以降:1500万円以上

上記は残業代などの手当が入っていない金額になります。実力によって昇進するスピードが異なり年収差にも開きが出てきます。実際の金額は人によって異なりますので参考程度に留めてください。

基本的には年功序列の給与になっており、新卒から数年はあまり給与が高くありませんが、30歳前後くらいから支給額が高くなります。中途採用の場合は即戦力として採用されるため、交渉次第ではあっても入社時から高年収が期待できるでしょう。

住友商事の主な事業内容

住友商事は、創業時は銅をはじめとしたビジネスを展開していたので、現在も金属事業は主軸となっています。全世界に展開するグローバルネットワークとさまざまな産業分野における企業や消費者との信頼関係をベースに事業活動をしています。

事業部門は全部で5つあり、金属事業、輸送機・建機事業、環境・インフラ事業、メディア・生活関連事業、資源・化学品事業と分けられています。事業部門の中でさらに細かくグループが分かれています。国内・海外地域組織部隊が事業部門と連携する形で事業を展開しており、住友商事の「総合力」を売り文句にしています。

利益のない事業は統合または淘汰されていく流れが強く、組織改革もよく行われる企業です。特定の事業部門に利益が偏っていることもないので、ある事業部門の赤字を別の部門で補うことも可能になっています。

住友商事は激務か?

住友商事はあまり残業が多いわけではなく、大体20~30時間程度のようです。海外とのやりとりがある場合は時差に振り回される場合があります。

残業ではありませんが、クライアントや会社の上司等との業後の付き合いが非常に多く、業務以外の部分で拘束されることがあります。終業後に別の意味での業務時間があることは頭に入れておく必要があるでしょう。

各種休暇制度については整っており、事前に申請をすれば有給を取得することができます。部署によって取得する割合にばらつきがあるので、最近は管理職が有給の取得状況をモニタリングしているようです。育休や時短勤務制度なども充実しており、総じてワークライフバランスを整える取り組みは積極的に行われていると言えます。

その他、社員同士の交流制度としてクラブ活動も盛んのようです。密な付き合いや上下関係を楽しめる場合は合っている環境と言えます。

住友商事で必要とされるスキル

住友商事の中途採用は、営業部門とコーポレート部門両方がありますが、フロントである営業部門については事業部門ごとの人材募集となります。

即戦力として働けることが必須なので、語学ができることはもちろんですが、特定分野でのサービス企画経験や事業創出経験があることが求められます。場合によっては事業会社への幹部としての出向もあるため、未経験からの転職は難しいでしょう。

各事業部門に関する前職の経験の他、住友商事は採用する人が社風に合うかをかなり重視します。体育会系の風土がかなり強く、上下関係も厳しい環境です。堅実で保守的なので、真面目で常識的な人を選ぶ傾向にあります。誠実に人と信頼関係を構築していける人には向いている企業でしょう。

住友商事への転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、住友商事への転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 金属事業などの特定の事業について事業創出・商品企画の経験がある人
  • 社内外での密なコミュニケーションや付き合いが好きな人
  • 堅実に仕事をこなして上位者やクライアントを敬える人

石橋を叩いても渡らないと言われるほど保守的なのが住友商事なので、業務内容はもちろん社風に合うかもよく検討が必要です。

転職を目指す際は、転職エージェントを使いましょう。面接対策や給与交渉などして貰えます。

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