ソフトウェア開発等に定評があり、親会社からの受注等もあって安定した経営基盤、収益力を維持しています。
会社全体として残業時間削減や有休休暇取得率向上などに取り組み、働きやすい会社を目指していることもあり、従業員の満足度も高く、いわゆる「ホワイト企業」として知られています。
そのため、SCSKの年収やボーナス、採用情報などについて詳しく知りたいという方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、IT関連分野で多岐に渡るサービスを展開しているSCSKについて、給料や賞与、職種別・年代別の年収、残業時間や残業手当、福利厚生や会社情報など、気になる各種情報をまとめてご紹介します。
SCSKの年収 | |
---|---|
SCSKの平均年収 |
747万円 ※1 |
SCSKの生涯年収 |
約3億円 ※2 |
情報通信業の業界平均年収 |
632万円 ※3 |
日本の平均年収 |
458万円 ※3 |
SCSKの新卒年収 |
31~33万円 ※4 |
※最終更新:2023年10月5日
※1 SCSK2023年3月期有価証券報告書
※2 SCSKの平均年収×40年で算定。
※3 国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」
※4 SCSK2024年度新卒採用募集要項
SCSKの平均年収
SCSKの2023年3月期有価証券報告書によると、SCSKの2022年度の平均年間給与は746万7千円です。
国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」による日本全体の平均給与(458万円)や情報通信業の業界平均年収(632万円)と比較すると高額ですが、国内のシステムインテグレーター主要企業の中には平均給与がもっと高額の企業も複数あり、SCSKが抜きんでて高い水準ということはありません。
次に、SCSKのここ数年の平均給与の動向や業績との関連を解説します。
平均年収動向:過去5年の推移
年度 | 平均年間給与 |
---|---|
2018 | 725.7万円 |
2019 | 735.9万円 |
2020 | 752.6万円 |
2021 | 752.2万円 |
2022 | 746.7万円 |
SCSKの各年度有価証券報告書によると、SCSKの平均年間給与は2018年度が725万7千円で、2020年度までは増加傾向にあり、その後は微減となっています。
この金額はあくまでも全社員の平均なので、給与水準の低い職種や若手が多ければ平均値は下がることとなりますので、ここ数年は総じて横ばいで推移していると言って差し支えないでしょう。
SCSKの業績と年収の相関
年度 | 平均年間給与 | 売上 |
---|---|---|
2018 | 725.7万円 | 2,841億円 |
2019 | 735.9万円 | 3,046億円 |
2020 | 752.6万円 | 3,169億円 |
2021 | 752.2万円 | 3,322億円 |
2022 | 746.7万円 | 3,556億円 |
(SCSK各年度有価証券報告書より作成)
SCSKの売上は、年々順調に伸びており、2018年度の2,841億円から2022年度は3,556億円と70億円以上増加しています。
この間、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による経済悪化やロシアのウクライナ侵攻など世界的な政情不安はあったものの、コロナ禍をきっかけとしたIT投資ニーズの拡大やデジタル化の加速などを背景に、SCSKの業績は堅調に推移しました。
一方、平均年収はほぼ横ばいで、会社全体の業績に比例するような上昇傾向にはなっていません。
これは、SCSKの給与体系が基本的に年功序列であることや、業績評価による賞与の変動はあるものの、その変動幅は小さく、かつ、年収全体のうち賞与が占める割合もあまり高くはないことが要因と考えられます。
SCSKの将来性・今後の業績予測
SCSKの将来性は非常に明るいと考えられます。
その理由は次の通りです。
ユーザー系SIerとして安定の経営基盤
前述のとおり、SCSKは、住友商事グループのシステムインテグレーターです。
システムインテグレーターは、クライアント企業の業務内容等を客観的に分析し、問題・課題があればそれを解決するために必要なシステム導入をコンサルティングの上、システム構築から保守運用までを一体的に請け負う企業です。
SI、SIerなどの略称で呼ばれることもあります。
システムインテグレーターには、親会社がシステムインテグレーション(情報システム構築)を目的として設立した「ユーザー系」、コンピューターメーカーを親会社に持つ「メーカー系」、親会社を持たない「独立系」に大分され、SCSKはユーザー系です。
ユーザー系は、親会社のシステムを運用するので、親会社が主要顧客となります。
SCSKも住友商事グループのシステムインテグレーションを担当しており、経営基盤が安定している強みがあります。
グループ外企業への幅広いサービス提供
SCSKは、グループ外の企業・業界に対しても幅広くサービスを提供しています。
顧客企業は約8千社にのぼり、製造業、金融業、流通業、通信・運輸業が多くなっています。
これらの分野は、近年、IT投資需要が高まっており、SCSKは、盤石の経営基盤やこれまでに培ったノウハウ・技術を生かして様々なITサービス需要に対応することで、売上が年々増加してきています。
コロナ禍以降のIT投資需要の高まり
コロナ禍をきっかけにテレワーク(リモートワーク)等のデジタル化が急速に加速し、現在もデジタル化を加速するためのシステム再構築等のニーズが高まっています。
また、長期にわたる景気の低迷や世界的な物価上昇等を背景に、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務改革、競争力強化、事業基盤強化等に向けてIT投資を拡大する企業が増えています。
さらに、情報セキュリティーの強化の必要性などもあり、IT投資需要は年々高まっています。
このようなIT投資は今後も拡大基調が続くと考えられ、SCSKの業績は今後も好調が続くものと予測されます。
SCSKの職種別平均年収
職種 | 平均年収 |
---|---|
営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 572万円(平均年齢35.7歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 634万円(平均年齢42.6歳) |
IT系エンジニア (アプリ開発、ITコンサル 他) | 573万円(平均年齢34.4歳) |
ライトハウスに投稿された回答者の年収は、営業系が572万円、企画・事務・管理系が634万円、IT系エンジニアが573万円となっています。
営業系やIT系エンジニアより企画・事務・管理系の金額が60万円以上高くなっていますが、企画・事務・管理系は回答者の平均年齢も高いため、年功序列の給与体系が影響していると考えられます。
なお、ライトハウスの回答者全体の平均年収は578万円となっており、SCSKの有価証券報告書による平均年収(746万7千円)はこれを大きく上回っていることから、SCSK全体でみると各職種の年収は上記よりも高い可能性があります。
SCSKの年代別平均年収
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
---|---|---|---|
25~29歳 | 490万円 | 600万円 | 64人 |
30~34歳 | 529万円 | 650万円 | 14人 |
35~39歳 | 616万円 | 820万円 | 14人 |
40~44歳 | 665万円 | 1050万円 | 17人 |
45~49歳 | 755万円 | 1000万円 | 17人 |
50~54歳 | 739万円 | 1300万円 | 9人 |
ライトハウスの回答によると、SCSKの平均年収は、25~29歳が490万円であるのに対し、30~34歳では529万円、35~39歳は616万円などとなっており、年齢が上がるにつれ高くなる傾向にあります。
この回答結果では、45~49歳の755万円が最高で50~54歳は45~49歳より少ない739万円となっていますが、これは回答人数がさほど多くないために生じた誤差と考えて差し支えないでしょう。
各年代とも、平均年収と最高年収の金額には開きがあり、勤務体系の違いや管理職等への昇級の有無などが影響しているものと考えられます。
なお、職種別平均年収と同様に、SCSKの平均年収が746万7千円であることを考えると、実際の各年代の年収は上記よりも高い可能性があります。
SCSKの新卒の初任給・年収
SCSKではコロナ禍においても新卒採用を中断することなく、採用実績は2020年度で312名、2021年度で274名、2022年度で233名となっています。
新卒の募集要項によると、仕事内容は技術系職種、営業系職種、コーポレートスタッフ系職種がありますが、採用条件には差がなく、初任給は大卒で31万円、院卒で33万円となっています。
仮に賞与が基本給の2.5か月分支給されるとすると、SCSKの初年度の年収は大卒で約450万円、院卒で約480万円となります。
賞与が基本給の3.0か月分の場合は、大卒で約465万円、院卒で約495万円です。
なお、この金額には、業務手当、学び手当、リモートワーク推進手当が含まれており、通勤手当等は別途支給されます。
SCSKの中途採用の月給・年収
SCSKでは中途採用(キャリア採用)も年間を通じて行っています。
中途採用の場合、給与・年収は経験や能力を考慮の上、優遇とされており、職種やスキル・経験等により差が出るものと考えられます。
キャリア採用の募集要項における想定年収は440~1,200万円程度と幅があります。
一例として、総合職(若手層)で想定年収500万円(基本給29万9千円、業務手当5万1千円、予定賞与80万円)、基幹職(リーダー層)で想定年収700万円(基本給36万4千円、裁量労働手当10万6千円、予定賞与140万円)が挙げられています。
SCSKの求人情報
SCSKでは、毎年の新卒採用と通年でのキャリア採用(中途採用)があります。
ここでは、求人情報の一例をご紹介します。
新卒採用情報
職種 | 【総合職】技術系職種、営業系職種、コーポレートスタッフ系職種 |
---|---|
雇用形態 | 契約期間の定めなし(正社員) 試用期間3か月 |
勤務地 | 東京、大阪、愛知、福岡、その他 |
給与 | 大卒:月給310,000円(業務手当44,200円、学び手当5,000円、リモートワーク推進手当5,000円含む) 院卒:月給330,000円(業務手当47,000円、学び手当5,000円、リモートワーク推進手当5,000円含む) |
諸手当 | 通勤手当全額支給、交通費、時間外勤務手当全額支給、休日・振替出勤手当、等 |
昇給・賞与 | 昇給:年1回(7月) 賞与:年2回(6月・12月) |
勤務 | 勤務時間9:00~17:30 所定勤務時間7時間30分(休憩1時間) ※時間外労働あり ※フレックスタイム制あり(コアタイムなし) |
休日・休暇 | 年次有給休暇 初年度14日(入社時に付与)、最大20日 完全週休2日制(土・日)、祝日および年末年始、有給休暇、メモリアル休暇、マタニティ休暇、配偶者の出産休暇、ボランティア休暇など |
上記は、総合職の求人情報です。
総合職は、直近では2022年度に233名が採用されています。
職種は、技術系職種、営業系職種、コーポレートスタッフ系職種に分かれていますが、募集は一括して行われており、各職種の定員は制限されていません。
大学院生と学部生で採用の違いはなく、文理別や男女別の採用もありません。
選考に進むためには、SCSKのエントリーフォーム、リクナビ、マイナビのいずれかよりエントリーの上、会社説明会に参加することが条件となっています。
中途採用情報
職種 | ビジネスクリエータ 【金融】新規事業開発を推進する企画リーダー【在宅勤務可】<0205金融I> |
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応募資格 | ◆必須条件 ■経験 以下のいずれか1つ以上を満たしていること ・新規ビジネス企画経験 ・ITサービスに関わるコンサルティング経験 ・ITサービスに係るシステム開発経験 ・M&A経験 ■能力 ・コミュニケーション能力&組織間の調整能力が高い人 ・課題解決能力が高いこと ◆歓迎条件 ■求める経験・スキル・知識 ・金融(銀行、信金、保険、証券、リース、クレジットいずれも可)での実務経験 (営業、企画、マーケティング、業務企画、SE等) ・Fintech等の金融・ITイノベーションに関する知識や経験 ・M&Aに関する知識や経験 ■他言語力 ・英語 : (会話) ビジネス会話 /(読み書き) ビジネス文書 |
雇用形態 | 契約期間の定めなし(正社員) 試用期間3か月 |
勤務地 | 豊洲本社 |
給与 | 経験、能力を考慮の上、優遇 想定年収440~1,200万円程度 |
諸手当 | 時間外勤務手当、役職手当、通勤手当、学び手当、リモートワーク推進手当、常駐手当 |
勤務 | 勤務時間9:00~17:30 所定勤務時間7時間30分(休憩1時間) ※フレックスタイム制あり(コアタイムなし) |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日および年末年始、有給休暇、結婚休暇、マタニティ休暇、配偶者の出産休暇、産前産後休暇、子の看護休暇、介護休暇、両立支援休暇、ボランティア休暇、バックアップ休暇など |
SCSKでは、年間を通じて中途採用(キャリア採用)を行っています。
キャリア採用は、公式サイトのエントリーページで希望の職種や顧客業界を選択して求人検索し、求人情報下部の「この職種に応募する」をクリックして応募します。
その後、書類選考や面接等のステップに進みます。
上でご紹介した求人情報は、ビジネスクリエータの一例で、関連ビジネス経験やコミュニケーション能力が必須条件、金融等の実務経験やビジネス英語等が歓迎条件となっています。
キャリア採用は、経験や能力により給与が決められることとなっており、募集要項の想定年収も「440~1,200万円程度」と幅を持たせた表記となっています。
SCSKの会社概要
会社名 | SCSK株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役 執行役員 社長 當麻 隆昭 |
設立 | 1969(昭和44)年10月25日 |
本社所在地 | 東京都江東区豊洲3丁目2-20 豊洲フロント |
資本金 | 21,285百万円 |
従業員数 | 8,470名(2023年3月31日現在) |
主な事業内容 | ITコンサルティング、システム開発、検証サービス、ITインフラ構築、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO等 |
平均年齢 | 43歳8か月 |
平均勤続年齢 | 18年5か月 |
SCSKは、1969年に住友商事の情報システム部門が独立、子会社化する形で誕生しました。
以降、50年以上にわたって、ソフトウェア開発、システム開発をはじめとする各種ITサービスを提供しており、現在では国内屈指のITサービス企業となっています。
2011年10月1日には独立系システムエンジニアリング企業の株式会社CSKを吸収合併し、社名がそれまでの住商情報システム株式会社(SCS)からSCSK株式会社に変わりました。
SCSKの同業界競合他社との年収比較
会社名 | 平均年収 | 2022年度売上 |
---|---|---|
SCSK | 747万円 | 3,556億円 |
NTTデータ ※1 | 867万円 | 1兆1,532億円 |
伊藤忠テクノソリューションズ ※2 | 1,029万円 | 4,888億円 |
野村総合研究所 ※3 | 1,242万円 | 4,711億円 |
※2 伊藤忠テクノソリューションズ2023年3月期有価証券報告書
SCSKの競合他社の状況をみるため、SCSKと同じユーザー系システムインテグレーターのうち、売上が上位の4社を比較してみましょう。
NTTデータは、売上は1兆円超で、国内のシステムインテグレーターの中でもトップクラスですが、平均年収は867万円にとどまっています。
一方、伊藤忠テクノソリューションズや野村総合研究所は、売上は4千億円代ですが、平均年収は1千万円を超えています。
SCSKは、現在、ユーザー系システムインテグレーターの中で売上が国内4位となっていて、平均年収も上位3社よりは低いという結果となりました。
なお、平均年収は各社の有価証券報告書に記載されていた社員全体の平均金額で、個別の給与・年収は職種やポジション等によって変わるため、上記の金額はあくまで参考値としてみてください。
SCSKの給与・評価制度
SCSKの給与体系は、いわゆる年功序列型で、基本給は比較的高いものの、年収に占めるボーナス・賞与の割合は低く、短期的な成果・業績が年収を大きく左右するといったことはありません。
また、残業20時間(基幹職は34時間)相当の手当が基本給とあわせて必ず支給され、残業時間も少ないため、残業代で年収が大幅に変わることもありません。
SCSKの人事評価制度は、キャリアサポートとして全社員が年1回、上司との面談を行い、ボーナス・賞与やその後のキャリア開発に生かしています。
人材育成・キャリア開発にも注力しており、有用な資格を取得すると報奨金が支給される資格報奨金制度もあります。
また、ジョブチャレンジ制度(人材公募制度)やキャリアチャレンジ制度(社内FA制度)もあり、自分でキャリアアップに挑戦することも可能となっています。
SCSKの残業時間と残業手当
SCSKは「働きやすい、やりがいのある会社」を目指しており、長時間労働になりがちなIT業界において、先駆けて残業時間の削減に取り組んでいます。
削減できた残業代は特別ボーナスとして社員に還元する仕組みを取り入れたこともあって、2014年度から2019年度まで月間平均残業時間が20時間を下回る水準を達成できています。
直近の2022年度の月間平均残業時間は22時間00分で、一般的な企業の残業時間と同水準となっています。
SCSKの勤務は所定労働時間7時間30分で、総合職では残業時間20時間相当分の業務手当が必ず支給され、超過分は別途支給されます。
また、基幹職(リーダー層)等の裁量労働制の場合は、残業時間34時間相当の裁量労働手当が支給され、休日労働、深夜労働の割増賃金も別途支給されます。
SCSKのボーナス・賞与
SCSKのボーナス・賞与は年2回(6月・12月)です。
SCSKの評価制度は、賞与に影響する業績評価と基本給(昇級)に影響する行動評価の2軸となっていて、6月の賞与は業績評価による変動があり、12月は固定額です。
ただ、SCSKは年収に占めるボーナス・賞与の割合が低いことで知られていて、支給額は基本給の2.5か月程度、多くて3.0か月分程度です。
このため、賞与・年収において業績評価による変動の影響は大きくはなく、同じ等級なのに年収に大きな差が出るといったことはほぼないと言えます。
SCSKの福利厚生について
SCSKの福利厚生は、主に以下の6種類があります。
- 育児・介護と仕事の両立支援制度
- メニュー型福利厚生制度
- リラクゼーションルーム
- 独身寮
- その他諸制度
- 同好会活動
SCSKでは、法律で定められているより長い期間、最大6回まで分割して育児休業を取得できます。
マタニティ休暇、この看病休暇、介護支援制度等もあり、リモートワークや勤務時間短縮も可能ですし、育児休業取得者向けには「職場復帰セミナー」もあり、育児や介護と仕事を両立しやすくなっています。
また、社員は宿泊施設、レジャー施設、スポーツクラブや、リラクゼーションルーム等を利用できます。
独身寮(男子寮、女子寮)やその他の社会保障も完備しており、野球や管弦楽といった同好会活動を通じた交流の場もあります。
SCSKへの転職におすすめ転職エージェント
SCSKは初年度から給与水準が高めで、福利厚生や人材育成も充実していることなどから、非常に人気があります。
そのため、SCSKへの転職には転職エージェントの活用がおすすめです。
ここでは、SCSKへの転職に特におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職向けのスカウトサービスです。
-
- 登録したらスカウト情報を待つだけなので簡単
-
- 企業と直接コンタクト可能
-
- 高年収の求人案件が多数
リクルートダイレクトスカウトはスカウトサービスなので、ヘッドハンターが求職者の条件に合う求人案件を探してくれたり、匿名レジュメを見た企業から連絡が来たりします。
求職者は登録したら連絡を待っていればよく、利用がとても簡単です。
経験豊富なヘッドハンターが良い求人を紹介してくれるので、SCSKを含む多くの求人から自分に合う求人情報を効率的に入手したい方におすすめです。
年収800~2,000万円の案件を多数扱っているため、収入にこだわりたい方にも向いています。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 301,222件(2024年6月10日現在) |
非公開求人数 | 約30万件以上 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
doda
dodaは、公開求人21万7千人以上(2023年10月5日現在)を誇る、業界トップクラスの転職サイトです。
-
- 幅広い採用企業が利用
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- 転職活動サポート・イベントが豊富
-
- 診断・書類作成ツールが充実
dodaは登録者数が多いこともあり、多くの採用企業が利用しています。
求職者にとっては、求人情報が豊富であり、選択肢が広がることになります。
オンラインや対面での各種サポートや転職者向けイベントも多く、転職タイプ診断やキャリアタイプ診断、書類作成ツールなどもあるので、転職者が自分に合う方法・内容のサービスを選択できます。
SCSKのような人気企業に応募するには、書類作成や面接対策が非常に重要となるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
dodaの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社パーソナルキャリア |
公開求人数 | 249,025件(2024年6月10日現在) |
非公開求人数 | 約3万件以上 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、幅広い求人情報を扱っており、20代、第二新卒にも強い転職エージェントです。
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- アドバイザーによる手厚いサポート
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- 転職回数別・年代別サポートもある
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- 応募書類添削・面接対策が充実
各業界専任のアドバイザーが在籍しており、求人情報紹介はもちろん、レジュメの添削や面接対策もしっかりとしてもらえます。
転職回数別・年代別のサポートも行っていて、転職未経験者向けのサポートもあるので、転職活動に不慣れな方でも安心です。
もちろん、転職経験がある方でも利用できます。
SCSKのような高倍率の企業への転職を成功させるため、手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい方に特におすすめします。
マイナビエージェントの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 59,719件(2024年6月10日現在) |
非公開求人数 | 約1.8万件 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※マイナビのプロモーションを含みます
SCSKの年収に関するQ&A
SCSKの年収に関してよくある疑問Q&Aをご紹介します。
SCSKは勝ち組と言われる理由は何ですか?
SCSKは、経営基盤がしっかりしており成長が期待できることや、子育て・介護等と仕事を両立しやすいこと、若手でも年収面や人材育成面で恵まれていることなどから非常に人気が高いです。
また、入社の難易度が高いことでも知られています。
このため、SCSKへの内定が決まれば勝ち組と言われることもあるようです。
ただし、これは客観的な評価基準、法的根拠などがあって言われていることではなく、本当に勝ち組となるかどうかはその人次第です。
SCSKの年収は低い?
SCSKの平均年収は2022年度で746万7千円です。
日本の平均(458万円)や情報通信業の平均(632万円)を大きく上回っており、決して低い水準ではありません。
ただし、SCSKと同じシステムインテグレーター企業の中には1000万円を超えるような企業もあり、SCSKが突出して高いということもありません。
SCSKへ院卒で入社した場合の年収はどのくらい?
SCSKの大卒の初任給が31万円であるのに対し、院卒での初任給は33万円(業務手当4万7千円、学び手当5千円、リモートワーク推進手当5千円含む)となっています。
賞与が基本給の2.5か月分支給されるとすると年収は約480万円(33万円×14.5か月)、3.0か月分とすると約495万円(33万円×15.0か月)となります。
SCSKで年収1000万円は可能?
SCSKに長く在籍して順調にキャリアを重ねていけば、年収1000万円は実現可能です。
SCSKの役職別の給与は公開されていませんが、おおむね課長職以上で年収が1,000万円超となるようです。
SCSKの採用大学はどこでしょうか?
大学通信オンラインによると、2022年度のSCSKの大学別新卒採用人数は、東京理科大学がもっとも多く23人、次いで明治大学が21人、青山学院大学が13人、中央大学が12人などとなっています。
これまでの採用大学の一覧は公式サイト等では明らかにされていません。
なお、少し古いデータのようですが、就活総研に採用実績大学が掲載されています。
SCSKの年収まとめ
この記事では、SCSKの平均年収やボーナス・賞与、職種別・年代別の年収、企業の将来性、年収と働き甲斐に対する評判・口コミなどについてご紹介しました。
SCSKの平均年収は、日本全体の平均年収と比べれば高水準ですが、業界内では突出して高いということはありません。
新卒や若手の給与が比較的高く、残業が少ないこと、福利厚生や人材育成も充実していること、各種支援制度等によりワークライフバランスが取りやすいことなどから、SCSKはホワイト企業との評判もあり、非常に人気が高い企業です。
そのため、SCSKへの転職をお考えの方は、この記事でご紹介したようなSCSKの転職に強いエージェントを活用し、書類選考や面接の対策をしっかりと行い、確度を上げることをおすすめします。
エージェントによって求人情報が異なる場合があるので、良い求人情報を逃さないためにも複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。