メリルリンチは、もともとアメリカを拠点とした三大投資銀行の一つとしてグローバルにサービスを展開する金融機関です。企業や個人投資家だけでなく機関投資家や政府機関へも金融アドバイザリーサービスを提供しています。グローバルでのネームバリューも抜群にある企業になります。

過去にはリーマンショックでの経営危機を機にバンク・オブ・アメリカに救済買収され、現在はバンクオブアメリカ・メリルリンチとして日本有数の総合金融サービス会社になっています。投資銀行業務をはじめとした金融業務の多くをメリルリンチ日本証券が行っています。

今回はメリルリンチの気になる年収や採用時の特徴などを整理してみました。

メリルリンチは超高年収確実

メリルリンチの年収は公開されていませんが、独自に調査をした結果を下記に記載します。実際の支給額は個人の能力や経験によって異なるので、あくまで参考としてください。

■アナリスト:600~900万円程度
■アソシエイト:800~1200万円程度
■シニアアソシエイト:1100~1800万円程度
■バイスプレジデント:1700~2700万円程度
■ディレクター:2500~3600万円程度
■マネージングディレクター:3000~4800万円程度

メリルリンチは年俸制を採っているので、上記は年間賞与が含まれた目安金額です。家賃補助はありません。福利厚生も最低限の制度しか用意されていませんが、給与がかなり高いので問題はないでしょう。ベースサラリーは役職によって決まっており、インセンティブという形で上乗せ分の給与金額が支給されます。ベースサラリーだけでも高いですが、加えて仕事の評価が高ければかなりの高収入になるでしょう。

メリルリンチの主な事業内容

メリルリンチの主な事業内容は、企業や金融機関に対して、投資銀行業務、資本市場業務、金融市場業務、調査分析業務の三つになります。これらの業務のアドバイザリーサービスを提供するべく、日本のメリルリンチでは現在社員数700名程度が働いているようです。ゴールドマンサックスなど他の外資系金融よりは少数精鋭で業務を遂行しています。

投資銀行業務については、国内外の市場における資金調達、デリバティブ、リスク管理、企業の合併や買収、分割に対するアドバイスなどになります。メリルリンチの場合は各分野に関するアナリストが詳細な分析とナレッジをもとにリサーチ業務を行っており、そのリサーチをベースに各サービスが提供されています。

調査部門の評価は世界トップクラスです。十分な情報によりクライアントが投資判断できるようにするため、各アナリストも専門性を磨くべく普段から情報収集やスキルアップに励んでいます。金融業に従事した経験だけでなく、政策動向や経済動向をウォッチするなど、シンクタンク系の企業での経験も役に立つと言えるでしょう。

メリルリンチは個人プレーが多い

メリルリンチは外資系金融によくありがちな個人プレーが多いようです。最近は新卒のサポートが手厚くなっている傾向はありますが、中途は即戦力として採用されるので基本的に自分の努力で業務について行かなければなりません。

パフォーマンスが悪ければすぐにマイナス評価につながるので、それぞれが競争環境の中で切磋琢磨しています。違う部署とはあまり接することがなく、それぞれ忙しいため、気軽に質問し合うような環境ではないようです。

労働時間については恒常的に長く、10時間程度は最低でも働いています。投資銀行部門は特に労働時間が長く、また業務量も膨大で難易度も高くなることが多いので、必然的に長く働かないと仕事が終わらない場合が多いです。自立的にタフに働ける人でないと残っていけません。覚悟して入社した方が良いでしょう。

メリルリンチで必要とされるスキル

メリルリンチでは、過去の金融業での経験はもちろんあった方が良いですが、アドバイザリー業務を行うにあたって必要となる情報収集・分析能力、洞察力、経験や、クライアントの求めていることを聞き出せる傾聴力といったスキルも必要になります。また、金融分野だけでなく国内外の経済動向や近年の新技術動向にもアンテナを張れることが重要です。

メリルリンチのクライアントは、国の経済に影響を与えるような大企業や、国家機関そのものであることがあるので、業務にて提供した情報がクライアントの重大な意思決定に直接影響を及ぼすことがほとんどです。単に金融サービスを提供するのではなく、信頼関係を構築するための粘り強さや誠実さといった点も必要になると言えます。

メリルリンチへの転職に向いている人

以上を踏まえて、メリルリンチへの転職に向いている人は主に下記3つの要素を持つと言えるでしょう。

  • 過去に金融業など専門性の高い分野での業務経験があること
  • 大企業や国の重要な意思決定に関わるような責任のある仕事をしたいこと
  • 個人主義の環境でもタフに能力を磨きながら仕事を進められること

メリルリンチは常に中途採用の門戸を開いているので、狭き門ではありますがチャレンジする価値があると思います。

転職サービスのビズリーチを利用しているヘッドハンター達から情報収集しながら、進めるのがオススメです。

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