富士通総研の年収はいくら?職種・役職別の給与も徹底解説

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富士通総研は、その名の通り富士通系列のコンサルティング業務を行っている企業で、金融や公共分野を中心としてあらゆる分野へサービスを提供しています。

創業は1986年で、元はシステムの先進・先端技術の研究開発を行う組織でしたが、1990年よりコンサルティング部門、1996年より経済研究所の創設がなされ、2007年に富士通のコンサルティング機能を統合した形で現在のサービス体系になりました。システム導入を目的としたコンサルティングではなく、上流工程に重きを置いたサポートを提供しています。

今回は富士通総研の年収や中途で採用されるための条件などを整理してみました。

目次

富士通総研の年収はやや低め

富士通総研の年収を独自に調査した結果、年代別に見ると以下のような推移のようです。

  • ジュニアコンサルタント:360~450万円程度
  • コンサルタント:400~600万円程度
  • シニアコンサルタント:500~900万円程度
  • マネージャー:700~1000万円程度
  • ディレクター:900~1300万円程度

上記は残業手当が含まれていない金額になっています。また、実際の支給金額は各個人の評価結果や採用時の経験や能力によって異なるので、あくまで参考程度と捉えてください。

富士通の給与形態は親会社である富士通の形式に準ずるため、特に若手のうちは給与がほかのコンサルティング会社や総研と比べて低いものとなっています。年1回昇給のタイミングがあります。30代前後から裁量労働制になるので残業代込みの支給額となります。与金額は成果によって千差万別になり、優秀であれば3桁になることもあるとのことです。

富士通グループ全体の業績の影響を受けるという意味では若干の不安要素がありますが、メーカー系列であるため大きく変動することは少ないので、評価に応じた金額は支給されると考えて良いでしょう。

中途で入社する場合は即戦力として活躍することが期待されるので、会社に貢献できるポイントを明らかにしたうえで、給与最低ラインをご自身で決めた上で交渉すると良いでしょう。

富士通総研の主な事業内容

富士通総研は現在主にコンサルティング機能と経済研究所機能の2つを持っている企業です。サービスとしてはコンサルティング、研究開発、経済研究の3つを軸としています。

特にコンサルティングサービスに関しては、富士通グループのICTの力やグローバルネットワークで培ったノウハウを融合した形で、金融や公共分野だけでなく流通サービスや情報通信、エネルギーなどさまざまな分野が顧客となっています。個々のクライアント企業の課題解決だけでなく、社会・産業基盤の構築までを担い全体最適を目指す形でコンサルティングを行います。

中途採用としては、コンサルタントをよく募集しており、最近はFintech分野など金融とICTの知見がある人材、農業やデジタルマーケティング、ヘルスケアといった伸びしろのある分野を中心にいろいろな分野での経験がある人材が募集されています。

富士通総研は激務でやばいか?福利厚生の充実度は?

富士通総研は他のコンサルティング会社と同様に激務であることに変わりはありません。ただし部署や案件の内容によって多少業務量に違いがあります。大体月の残業時間は50~60時間程度のようです。

裁量労働制対象のシニアコンサルタント以上については、自律的に業務を遂行することが求められており、自宅とオフィスを問わず仕事をすることが可能です。成果を出していれば柔軟な働き方をするのは問題ないため、自己管理能力がある人には向いているでしょう。

福利厚生については、富士通グループの福利厚生が適用される形になっています。家賃補助や社員持株制度、財形貯蓄制度、各種保養施設利用制度などを活用することができます。

富士通総研で必要とされるスキル

富士通総研では求める人材像を明確にしており、新たな一歩を提案できる知見と見識、気概と好奇心があること、グローバルな観点で考えICT活用方法を提供できること、クライアント起点で考え行動できること、チームでの挑戦ができることが必要としています。

ICTについては、富士通グループの総研である以上は避けられないので、この分野に関して苦手意識が強い人には厳しいでしょう。過去にSEやITコンサルタントをやっていた方にはなじみがあると思います。またICT分野の経験がなくても、他分野に関する専門知識があった上で、ICTと絡めてサービス提供の検討をしてみたいと思っている人には合っていると言えます。

富士通総研への転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、富士通総研への転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 過去にICTを始めとした特定分野におけるビジネス企画やコンサルティングの経験がある人
  • チームワークを重視しながら働くことができる人
  • 安定した日本企業である程度チャレンジをしたい人

富士通総研は従業員数が300人程度で規模は大きくありませんが、その分裁量のある業務に携わる機会が多いので、広い視野で物事を捉えながらクライアントと共に成長したい人に合う環境でしょう。

富士通総研への転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこない富士通総研のリアルな情報が手に入る可能性がある
  • 富士通総研およびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

富士通総研の転職を目指す方へのおすすめエージェント

富士通総研を目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

ランスタッド

ランスタッド
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

富士通総研を含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

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