クレディスイス証券の年収はいくら?年代・職種別・新卒の給与も徹底解説

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クレディスイス証券は、名前の通りスイスのチューリッヒに本社を置く世界有数の金融機関です。

総合的な証券・投資銀行業務を日本でも展開しています。

クレディスイス証券会社としての営業は2006年からですが、前身となる事務所は1972年に開設されています。

ドイツ銀行などと同じように日本国内での市場に早期から参入した欧州の外資系金融機関す。

現在はインベストメント・バンキング、プライベート・バンキング、アセットマネジメントの3つを軸に事業を展開しています。

アントレプレナー精神が根付いており、企業向けや個人向けのサービスだけでなく起業家向けのサービスを用意しているのが一つの特徴です。

この記事では、クレディスイス証券の年収と中途採用時の主な条件を整理します。

これからクレディスイス証券へ転職しようか検討している方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

クレディスイス証券の年収
クレディスイス証券の平均年収1,276万円※1
クレディスイス証券の生涯年収約4.5億円
業界の平均年収656万円※2
日本の平均年収458万円※3
クレディスイス証券の新卒年収500万円

最終更新:202312

※1出典:OpenWork-クレディスイス証券
※2出典:国税庁-民間給与実態統計調査
※3出典:国税庁-平均給与 

目次

クレディスイス証券の平均年収は1,276万円

クレディスイス証券の平均年収

クレディスイス証券の平均年収は1,276万円、最近は業績につられて平均年収が下がっています。

他の外資系金融機関と同様に、これまでは年収の中でボーナスが占める割合が多くボーナスの変動が年収にかなり影響していました。

最近では基本給を増やしてボーナスが減る傾向があるため、より一層平均年収が下がっていると考えられますね。

とはいえ、若いうちから高年収を狙える企業であることには変わりはありません。

クレディスイス証券の業績と年収推移

クレディスイス証券 業績と年収推移
クレディスイス証券の年収と業績
2022年3月期売上高3,343億円平均年収:1,226万円
2021年3月期売上高4,693億円平均年収:1,710万円
2020年3月期売上高40,150億円平均年収:1,820万円

最終更新:202312

※出典:OpenWork-クレディスイス証券

ここ数年のクレディスイス証券の業績は厳しい状態です。

2023年3月頃、クレディスイスが資本不足に陥いることを織り込んで、クレディ・スイスのAT1債(「その他Tier1資本」を満たすための債券)が下落していました。

2022年時点で自己資本比率14.1%とかなり高めではありましたが、金融市場はクレディスイスに対してかなり深刻な資本不足を予想するほどでした。

結果、経営破綻を起こしスイスの大手金融グループである「UBS」に買収されています。そして、UBS社は1兆4,000億円のコスト削減を目標に、数年をかけて従業員数を3,000人削減することを発表しています。

そのため、今後劇的に年収が増えることは考えにくいでしょう。

クレディスイス証券のボーナス

クレディスイス証券では年に1度、個人の評価と会社の業績によって支給されます。

部署や社歴によってばらつきはありますが、在籍3年~5年でマーケッツ所属で年700万円、在籍5年~10年でプロダクト所属で年300万円、在籍3年未満のオペレーション所属で年50万円。

職階によって差が大きく40%~50%ほど変わってくるようです。

投資銀行に近い水準でボーナスも支給されており、外資系金融機関と比べると少し少ない部分もありますが日本全体で考えると非常に高い水準です。

入社後の昇給や昇格の難易度が高いため、中途で入社する際は初めの交渉がかなり重要といえそうです。

クレディスイス証券の職種別平均年収

クレディスイス証券の職種別平均年収
クレディスイス証券の職種別年収
技術(ソフトウェア関連)推定:1,851万円
金融専門職推定:1,424万円
事務職推定:661万円

最終更新:202312

※出典:OpenWork-クレディスイス証券

OpenWorkの口コミを参考にEクレディスイス証券の職種別年収を紹介します。

システムやエンジニア職の年収が高い傾向にあり、次いで金融専門職が高い結果となりました。

一方で職種の中でも外資系としては平均的な年収1,000万円の方から、年収2,000万円を超えるような高年収をもらっている方もおりぴんきりです。

特に中途採用で入社した方は前職の職位や年収の影響を受けるようです。

また、採用時期によっては会社のお財布事情も考慮され、「あの方は先輩&職位が上だが実は自分の方が年収が高い」ということも起きるようです。

高年収を狙うのであればシステム職と金融専門職であることは確実ですが、時期や自分の職歴次第でぴんきりになってしまうことは理解しておきましょう。

クレディスイス証券の年代別平均年収

クレディスイス証券の年代別平均年収
クレディスイス証券の年齢別年収
20代推定:700万円~1,000万円
30代推定:1,000万円~1,800万円
40~50代推定:1,800万円~

最終更新:2023年12月

※出典:OpenWork-クレディスイス証券

基本的には年功序列で年収が上がっていきますが、日系ほど年功序列が重視されるわけではありません。

若いうちでも結果を出せば出世し高年収を勝ち取ることもできます。

実際にOpenworkなどの口コミサイトでは25歳で年収1,000万円、28歳で年収2,000万円なども見られますので、自分の頑張り次第で高年収も実現可能です。

そのためには社内政治的な要素も一定あるようです。

結果だけにこだわるのではなく、上司から評価してもらえるような立ち回りも求められますね。

クレディスイス証券の新卒の初任給・年収

クレディスイス証券の新卒の初任給・年収
クレディスイス証券の新卒の初任給・年収
大学院卒推定:600万円
大卒推定:500万円

最終更新:2023年12月

※出典:OpenWork-クレディスイス証券

2015年~2018年頃は新卒でも年収1,000万円を超えることはあったようです。

しかし、他の外資系企業でもあるように、年収のうちボーナスが占める割合を下げて基本給が上げる傾向があります。

その影響もあり、高額なボーナスの影響で新卒1年目から年収1,000万円を超えることはほぼなくなりました。

しかし、そうはいっても日本全体で考えると新卒の年収は高い部類になります。

収入の安定性という観点でも基本給が増えるメリットも多いです。

クレディスイス証券の同業界競合他社との年収比較

クレディスイス証券の同業界競合他社との年収比較
クレディスイス証券と競合の年収比較
クレディスイス証券1,276万円※1
モルガン・スタンレーMUFG1,409万円※2
JPモルガン1,494万円※3
ゴールドマン・サックス1,825万円※4

最終更新:2023年12月

※1出典:OpenWork-クレディスイス証券
※2出典:OpenWork-モルガン・スタンレーMUFG
※3出典:OpenWork-JPモルガン
※4出典:OpenWork-ゴールドマン・サックス

米系の証券会社/銀行と比べると年収はやや低い傾向です。

特に直近は全体の業績低下につられて昇給がなかったり、昇給があったとしても非常に低いといった口コミを見られます。

ただ、これも部署によってかなり違うようです。

金融専門職に所属する方の口コミを見ていると「米系と比べてやや年収が低いことは事実だが納得がいかない水準ではない」というコメントが目立ちます。

一方で事務職の方のコメントをみていると「一般的な年収でありながら激務のため見合っていない」といったコメントもあります。

とはいえ、給与水準としては高い部類にあたるため高年収を目指す方にとっては良い企業と言えます。

クレディスイス証券の残業時間と残業手当

クレディスイス証券の残業時間と残業手当

クレディスイス証券は比較的個人で行う業務が多いです。

個人が割り当てられた仕事をしっかり消化していれば勤務時間や働き方についてうるさく言われることはありません。

また、平均すると月40時間ほどの残業があり、年俸制を採用しており「残業代」という概念がありません。

そんなクレディスイス証券の激務度について以下で紹介します。

クレディスイス証券の激務度は?

クレディスイス証券は、比較的激務の企業になります。

外資系金融機関は結果が全てなので、自然と長時間労働になりがちです。

この点はクレディスイス証券に限りません。クレディスイス証券の場合、1日の平均労働時間は10~11時間程度のようです。

クレディスイス証券は比較的個人で行う業務が多く、個人が割り当てられた仕事をしっかり消化していれば勤務時間や働き方についてうるさく言われることはありません。

残業の調整をして夜はプライベートを充実させることも可能です。良い意味で結果がすべての環境になっています。

その他社風としては、比較的ドライな環境で個人がスタンドプレーをする形が多くなっています。

困ったときは上位者に相談することは可能ですが、基本的には仕事をしながら業務に慣れてパフォーマンスを発揮していく形になります。

中途採用だとしても充実した研修があるわけではないので、その点は留意すべきでしょう。

クレディスイス証券の残業時間と残業手当

Openworkの口コミによると、平均残業時間(月)は約42時間となっています。

前述のとおり、業務自体は忙しいので残業時間は多くなりがちです。

一方で、クレディスイス証券は年俸制が取られているため「残業代」という概念がありません。

業務を効率化して早く帰れるようにする等で各々でワークライフバランスを保つ工夫も必要ですね。

クレディスイス証券の主な事業内容

クレディスイス証券の主な事業内容

クレディスイス証券の事業は、法人や機関投資家向けサービス、個人向けサービス、起業家向けサービスの3つに分類されます。

業務としては、金融アドバイザリー業務、セールスやトレーディングに関する調査業務やトレーディング業務そのもの、各種投資商品の提供等があります。

外資系金融機関はプライベート・バンキングを行っていないことが多いですが、クレディスイス証券の特徴としてプライベート・バンキング業務をサービス軸の一つとして展開しています。

また、金融コングロマリットとしての高い地位を誇ると同時に、起業家精神を大切にする風土があり、クレディスイス証券独自の調査に基づいて「起業家ランキング」を発行しています。

金融アドバイザリー業務に興味があるだけでなく、新しいビジネスの芽を育てることにも興味があるという方には合っている企業と言えます。

クレディスイス証券で要求されるスキル

クレディスイス証券で要求されるスキル

クレディスイス証券は金融機関なので、全くの未経験は中途入社が厳しいです。

募集職種はホームページ上にて掲載されているので一度ご参照ください。

外資系金融機関としては当然求められるスキルとして、過去に金融業もしくは類似する業務、ロジカルに数字を分析する能力、クライアントとの折衝能力や提案力が挙げられます。

外資系金融なので英語を含む語学は必須と考えてください。

加えて、自律的に仕事を進める力やセルフモチベート力も必要になってきます。

個人個人が競争し切磋琢磨することで良いサービスが提供されているので、そういった競争環境に身を置けるタフな精神力と体力も必要と言えるでしょう。

クレディスイス証券への転職に向いている人

クレディスイス証券への転職に向いている人

以上を踏まえると、クレディスイス証券への転職に向いているのは、主に以下の三つの要素を持ち合わせている人材と言えます。

  • 金融業務の経験があること
  • 自力で学んで成長し続けられること
  • 競争環境で仕事ができる体力と精神力

クレディスイス証券は他の証券会社と比べても給与はかなり高い方で、裁量がありかつ責任ある業務をどんどん任せてもらえるので、短期間で実力をつけることができます。ぜひ検討してみてください。

クレディスイス証券への転職を検討している方がすべき1つのこと

クレディスイス証券への転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。

その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないクレディスイス証券のリアルな情報が手に入る可能性がある
  • クレディスイス証券およびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

クレディスイス証券への転職を目指す方へのおすすめエージェント

クレディスイス証券への転職を目指す方へのおすすめエージェント

ドイツ銀行を目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

  • アクシスコンサルティング
  • リクルートダイレクトスカウト
  • アサイン

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

関連記事:アクシスコンサルティングの評判・口コミを調査!【転職エージェント】

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト
運営会社株式会社リクルート
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/
公開求人数298,652件(2024年6月7日現在)
主な求人職種全職種

リクルートダイレクトスカウトは、その名の通り転職情報サイト大手のリクルート社が運営している転職エージェントです。

高年収が期待されるハイクラス求人に特化していることが特徴であり、約2万件を超えるコンサルティング求人を保有しています。

リクルートダイレクトスカウトのメリット
  • 高年収かつ質の高い求人情報が豊富にある
    • 年収800万円〜2,000万円の高年収求人を多く扱っており、ハイクラス企業の厳選求人も豊富にある。
  • 質の高いヘッドハンターが多数登録しており、自分からアプローチもできる
    • 厳選された4,000人以上の優秀なヘッドハンターを揃え、転職者自らヘッドハンターにアプローチをかけることも出来る。
  • 無料で自分から求人を検索することができる
    • 有料プランに加入せずとも求人の検索・応募が可能。

リクルートというブランドと知名度を最大限に活かすことで、首都圏はもちろん全国各地から求人案件が集約されています。

ハイクラスに特化した求人が集まっているため、将来のライフプランを考えて年収を上げたい若手ビジネスマンにおすすめです。

地方で転職を目指している方にとってもおすすめのエージェントです。

アサイン

アサイン
運営会社株式会社アサイン
公式サイトhttps://assign-inc.com/
公開求人数非公開(2024年6月7日時点)
主な求人職種コンサルティング・IT業界

アサインは、20代から30代のハイエンド転職に特化したエージェントです。

特に若手のハイエンド転職強みを持ち、2021年JAPAN HEADHUNTER AWARDで最優秀賞を受賞しており、アプリ会員は3万人を超える実績があります。

また、実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

アサインのメリット
  • 若手のキャリアアップに最適なエージェント
    • 若くてもコンサル・IT業界にハイクラスな条件で転職できる。
  • 個人に応じたオーダーメイドなキャリア支援
    • 一人ひとりに合った長期的なキャリア形成のアドバイスを貰える。
  • 独自アプリ「VIEW」による転職サポート
    • アサインのノウハウとAIエンジンを融合させたキャリアシミュレーションでキャリア支援してくれる。

中長期を前提としてキャリアサポートを受けたいなら、アサインが最も良いでしょう。

創業5年と歴史は短いですが、徹底した求職者目線で人と向き合う姿勢が最大の特長です。しっかりとキャリアアップ、キャリア形成をプロと進めていきたい方におすすめです。

関連記事:アサイン(ASSIGN)転職エージェントの評判・口コミは?案件の特徴など徹底解説

クレディスイス証券を含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

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