オリバー・ワイマンの年収はいくら?職種・役職別の給与も徹底解説

本ページにはプロモーションが含まれています。
この記事を読むと分かること
  • オリバー・ワイマンとは?
  • 年収・激務度と求められるスキル
  • 転職に向いている人材像

オリバー・ワイマンは、1984年にニューヨークでアレックス・オリバーとビル・ワイマンによって設立されたコンサルティングファームです。

当時のビジネス環境で、グローバリゼーションや規制撤廃、民営化などを通して企業運営の方法の再考が求められていたのが設立のきっかけです。

「計画策定」と「実行支援」の両輪でクライアントの事業成長に貢献することをミッションとしています。

日本法人としては規模はそれほど大きくなく、知る人ぞ知るといった位置づけですが、グローバルではビジネス誌Forbesに2017年コンサル企業初任給ランキングで8位になるなど、大手コンサル会社として不動の地位を誇っています。

今回はオリバー・ワイマンの年収や激務度、転職時の採用に関わるポイントをまとめます。

目次

実力主義で年収2000万越えも

完全実力主義で年収2000万越えも

オリバー・ワイマンは外資系コンサルティング会社では標準的な実力主義が採られており、年収は評価によって変動します。

年齢によってではなく、ランクと業績評価によって決まるので、ここではランク別の年収例を記載します。

ランク年収例
コンサルタント(新卒)500~1,000万円程度
コンサルタント(中途)600~1,000万円程度
シニアコンサルタント800~2,000万円程度
マネージャー1,000~2,500万円程度
パートナー3,000万円以上

これらはあくまで一例であり、実際の年収は社員それぞれで異なりますので、参考として頂ければと思います。

オリバー・ワイマンの日本法人の場合は、米国本社よりも多少日本方式的な面があり、実力による評価で年収は決まりますが、評価が悪ければ即ファームを追い出されるというわけではないようです。

オリバー・ワイマンの採用ページにも「当社はUp or Outモデルではない」と書かれており、ある程度は残り続けてキャリアパスを工夫しながら、つらい時期を乗り切ることは可能なようです。

ただし、日本法人はそれほど人数が多くないため、プロジェクトアサインが決まらないと低評価につながり、どんどん年収が下がる可能性もあります。

たとえ一時的に評価が悪くなったとしても、あきらめずにパフォーマンスを高めていける人に向いていると言えるでしょう。

オリバー・ワイマンの主な事業内容

主な事業内容

オリバー・ワイマンは戦略系のコンサルティング会社であり、20以上のビジネス専門領域を持っています。

自動車、航空・宇宙&防衛、エネルギーなど大規模案件になりやすい各業界をはじめ、特定の事業分野としてはアクチュアリー、事業&組織変革、コーポレートファイナンス&事業再生といった他のファームも取り組んでいる分野から、オリバー・ワイマン独自のカスタマイズサービスも多数提供しています。

現時点で事業内容に挙がっていなくても、クライアントニーズに合わせて新しいビジネスが立ち上がることもあり、そういった新事業にも興味がある場合は、入社すると多くのチャンスがあるでしょう。

オリバー・ワイマンは激務でやばい?福利厚生について

激務度と福利厚生

オリバー・ワイマンは他の外資系コンサルティング会社と同様、プロジェクトベースでの働き方になります。

そのため、プロジェクトの内容やプロジェクトマネージャーの方針によって激務になることもあります。

おおよその残業は50時間程度のようです。

中途の場合は保有スキルをベースに採用されプロジェクトにアサインされるので、ミスマッチが起きなければある程度業務内容やスケジュールもめどが立てやすいでしょう。

ただ、炎上プロジェクトに入る場合は激務となる覚悟が必要です。

どの案件に入るかは自身で決められるわけではないので、プライベートがある程度犠牲になっても問題がない人の方があっていると言えますが、これはコンサルティング会社であればどこでも同じです。

また、海外での案件も多いので、東京オフィス所属だとしても海外案件に配属になることも珍しくありません

福利厚生については、日本の大企業のような手厚いサービスはありません。

その分年収が高いので、リスクを取りながらでも高い年収を得てスキルアップすることの方が重要と考える社員が多いでしょう。福利厚生を重視するのであれば、おすすめはできません。

オリバー・ワイマンに必要とされるスキルや求められる人材像

必要とされるスキルや求められる人物像

オリバー・ワイマンでは、グローバルサイトの方で採用情報を多く公開しています。

日本法人の採用ページでは、社風として「フラット」「開放的」「協力的」「楽しみ」を掲げています。

バリューと専門性を重視しているので、価値提供をクライアントにできる方でなければ採用されません。

入社初日からでもパートナーとなる素質がある人材を求めているので、狭き門であることは事実です。

中途の場合は前職での経験の中でも特に課題解決やクライアントとの折衝について、具体的なケースに基づいて身につけたスキルを問われます。

オリバー・ワイマンの面接の中にはケース・インタビューがあり、難易度も高いので事前の準備を入念に行うことをおすすめします。事前にコンサルティング会社専門の転職エージェント等を利用しながら対策すると良いでしょう。

中途採用では、前職の業務経験を踏まえたうえでの採用可否を行いますが、働く従業員のキャリアを大切にしているので、どのようなキャリアを積みたいかも踏まえて検討をします。

スキルセットだけでなく合わせて自分のキャリアプランも語れると良いでしょう。

>>【元面接官が伝授】コンサルのケース面接対策・例題・おすすめの本

オリバー・ワイマンの採用担当者の視点

採用担当者の視点

オリバー・ワイマンでは、実務で活躍してくれる人材かどうかを確認するために、現役コンサルタントが面接を行います。

数回の面接の中で徐々に面接官の役職が上がっていきます。

ただし、コンサルタントであることは変わらないので恐れずに対応することが必要です。

採用担当者の視点として、まず重視しているのはケース・インタビューです。

これは具体的な案件を想定した場合の課題の抽出や、想定されるソリューション案、その案を導き出すまでの過程のロジックの適切性などを判断するためです。

採用されるとすぐにプロジェクトに入るので、実務をすぐに行えるかどうかを判断され、ここでミスをすると採用には至らないと考えられます。

また、オリバー・ワイマンとしては「バリュー」と「専門性」の両輪を重視しているので、専門性としての軸が明確な人の方が採用されやすいようです。

金融やリスク管理、IT軸などなんでも構いませんが、採用ポジションとして自分のスキルにマッチするものがあれば積極的にアピールすべきです。

中途採用の場合は新卒採用とは異なり、空いたポジションに合う人材を探すのが通常なので、複数の専門領域がある場合は求められている専門性を軸に付加価値をつけられるとより良いでしょう。

オリバー・ワイマンへの転職に向いている人

オリバーワイマン転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、オリバー・ワイマンへの転職に向いているのは以下のような人と言えます。

  • 実力主義の環境で若いうちからでも高年収を実現したい人
  • 何らかの強みと言える専門性がある人
  • 海外案件でも問題なくプロジェクトを進められる人

オリバー・ワイマンは外資系コンサルティング会社として世界的に有名で、日本法人にいても様々な経験ができ、Up or Outの気質も薄くいろいろなキャリアパスが用意されているのも特徴です。

上記の要素を持ち合わせる方はぜひチャレンジしてみてください。

オリバー・ワイマンへの転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないオリバー・ワイマンのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • オリバー・ワイマンおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

オリバー・ワイマンへの転職を目指す方へのおすすめエージェント

オリバー・ワイマンを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月4日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

ランスタッド

ランスタッド
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。

39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収800万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。

転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

オリバー・ワイマンを含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。

そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。

キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。

自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

目次