ガートナーの年収はいくら?年代・職種別・新卒の給与も徹底解説

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ガートナーは主にIT分野の調査やコンサルティングサービスを提供しているITアドバイザリー企業です。世界90か国に拠点を持つグローバル企業で、多くの大企業や政府機関が顧客となっています。

ガートナーのサービスはITプロフェッショナル向けのリサーチやアドバイザリーといったサービスが中心になります。なお、ガートナーはIT製品の販売や開発、実装をしないため、顧客に対して中立的な立ち位置で振る舞うことが可能です。

日本法人の従業員は160名程度と小規模で、従業員ひとりひとりが専門分野に精通していることが特徴です。

ガートナーの年収や中途採用で転職する際の条件を整理しました。

ガートナージャパンの年収
ガートナーの平均年収1257万円※1
ガートナーの生涯年収約6億円
コンサル業界の平均年収約413万円※2
日本の平均年収458万円※3
ガートナーの新卒年収

※1出典:openwork
※2出典:求人ボックス
※3出典:国税庁-平均給与

目次

ガートナーは実力次第で高年収

ガートナーの年収は公開されていませんが、独自に調査をした結果を下記に記載します。職種が営業やコンサルティングの他にもありますが、どの職種でも大抵同じような金額のようです。

クラス平均年収
アナリストクラス800~1000万円程度
コンサルタントクラス900~1200万円程度
シニアコンサルタントクラス1000~1500万円程度
マネージャークラス1200~1800万円程度
ディレクタークラス1600~2000万円程度

ガートナーは年俸制を採っているので、上記は年間賞与が含まれた目安金額です。実際の金額は個人の実力によって異なるので、同じランクでも給与に差がある場合があります。上記を見てわかる通り、最低でも800万円が給与として保証されています。

それだけで高年収と言えますが、実力があればスタッフでも1000万円を超えますし、役職がつけば2000万円以上をもらっている社員もいます。金額に相当するパフォーマンスが無ければ長く働くことは難しいでしょう。

なお、福利厚生は期待できません。給与に含まれていると考えた方が良いでしょう。

ガートナーの将来性・今後の業績予測

ガートナーの将来性と今後の業績に関して、日本のエンタプライズIT支出に関する予測があり、2022年から2026年までの間に年平均成長率4.6%で成長し、2025年には30兆円を超えるとガートナーは予測しています。IT関連の投資が増加する傾向にあり、ガートナーの業績にも良い影響を与える可能性が示唆されています。

ガートナーは「日本における未来志向型インフラ・テクノロジのハイプ・サイクル:2022年」を発表し、未来志向型とされるインフラストラクチャを中心とする36のテクノロジやトレンドについて言及しています。この報告によれば、日本の企業はデジタル化を推進する意向が高まっており、これがガートナーの業績向上にも寄与する可能性があります。

また、ガートナーは2023年に向けて日本企業が注目すべきクラウド・コンピューティングのトレンドを発表し、多くの企業がクラウド戦略を考え、推進する上での重要な参考になると述べています。これらの動向は、ガートナーが日本でのビジネスを拡大し、新しい機会をとらえる可能性を示しています。

ガートナーの職種別平均年収

職種平均年収
営業系(営業、MR、営業企画 他)1571万円(平均年齢39.7歳)
企画・事務・管理系(経営企画、広報、人事、事務 他)817万円(平均年齢48.3歳)
専門サービス系(医療、福祉、教育、ブライダル 他)1050万円(平均年齢46.0歳)

引用:ライトハウス:ガートナージャパンの口コミ一覧

ガートナーの職種別平均年収は上記の表の通りです。ガートナーでは多岐にわたる職種があり、職種により給料は異なりますが、ガートナーは業界内での年収は高水準といえます。

具体的には、営業系の職種の平均年収は1571万円、事務・管理系の職種の平均年収は817万円、専門サービス系職種の平均年収は1050万円でした。

ガートナーは基本的に実力主義であり、個々の成果が評価されます。良い成果を上げれば、ランクが上がり昇給するシステムになっています。努力と成果が給与に直結する会社であるため、向上心の高い人に向いている企業だといえるでしょう。

ガートナーの年代別平均年収

ガートナーの年代別の平均年収について正確な情報はありませんでした。しかし、一般企業と同様に、ガードナーの年収は、職種や役職、勤続年数などにより異なります。ちなみに、openworkによると全年代の年収の平均は1257万円でした。

30歳で営業職の場合の年収は1000万円、34歳では1500万円、40歳では1300万円との声がありました。マネージャーやコンサルタントの役職では、年収がさらに高くなる傾向にあり、43歳のコンサルタント(マネージャー)で年収2400万円、45歳で2600万円という情報もありました。

ガートナージャパンの給与体系は実力主義であり、実績を上げれば上げるほど年収が向上し、特にシニアのポジションに進むと年収が大きく上昇する可能性が高まります。

ガートナージャパンは、実力を正当に評価し報酬を提供する企業文化を持っていることがわかります。ガートナージャパンの成果主義の文化は、努力と成果が直接年収に反映される形で、高いモチベーションと成長の機会を与えてくれるでしょう。

ガートナーの新卒の初任給・年収

ガートナーは新卒の初任給や年収についての情報を公開していないため、正確な新卒の初任給は分かりませんでした。

しかし、ライトハウスによるとガートナーの年収範囲は、650万円~3850万円であるため、600万円以上の年収が期待できるかもしれません。

ガートナーでは、高い実績をあげて昇格すると、収入がどんどん増える仕組みが構築されているため、成果主義の文化の会社で成長し続けたい若手には最適な企業であるといえます。

ガートナーの求人情報

ガートナーでは、新卒採用だけでなく中途採用も積極的におこなっています。ここでは、新卒採用・中途採用それぞれの採用情報について解説します。

新卒採用情報

ガートナーでは、新卒採用に力を入れおり、さまざまな職種で新卒の募集をおこなっています。やりがいを感じながら成長する機会が与えられるのはもちろんのこと、複利厚生も充実しています。

中途採用情報

ガートナージャパンでは、多様な職種で中途採用を実施しており、アカウントエグゼクティブやビジネスディベロップメントマネジャーなどの職種が通年で募集されています​​。

ガートナーの企業情報

ガートナーの会社概要
会社名ガートナージャパン株式会社
代表者日高信彦
設立1995年07月
本社所在地東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー 5階(受付)
資本金 2000 万円
従業員数376人(2022年8月現在)

ガートナーは、情報技術(IT)のリサーチとアドバイザリサービスを提供する国際的に認知された企業であり、ガートナーの日本法人はガートナージャパンと呼ばれています。ガートナーは、世界中の企業や組織が直面するIT関連の課題解決をサポートし、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進するパートナーとして活動しています。

日本法人であるガートナージャパン株式会社は、1995年7月に設立され、東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー 5階に本社を構えています。代表者は日高信彦氏で、資本金は2000万円です。2022年8月現在で、従業員数は376人となっています。

ガートナーは、国内外の顧客企業に対してIT関連の課題解決をサポートし、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進するパートナーとして活動しています。

ガートナーの主な事業内容

ガートナーの主な事業内容は、IT分野のリサーチ、アドバイザリー・コンサルティングを軸としたプロフェッショナルサービスの提供となります。質と量ともに卓越したリサーチをベースにIT利用者や供給者側に対して中立かつ公正な洞察やアドバイスを提供します。

各分野についてのエキスパートが在籍しているため、ツールや方法論、ベストプラクティスを活用したソリューションを提供しています。近年は重要視されているテーマとしてベンチマークやデジタルビジネスが挙げられており、過去に関連分野での経験がある方や知見を持っている方は即戦力になれるでしょう。

ガートナーは数々のITプロフェッショナル向けのプログラムの実施もしており、日本をけん引する企業や政府の上層部に向けても提言を行うことがあるので、求められるスキルとしても並大抵のものではありません。特定の業種や分野に強い人の方が転職はしやすいでしょう。

ガートナーの給与・評価制度

ガートナーの給与および評価制度は、実績と努力を重視する体制が特徴です。

給与制度は基本給と営業成果によるインセンティブの組み合わせで構成されています。インセンティブには上限が設けられていないため、実績を上げれば上げるほど報酬が増える仕組みとなっています。

残業代は支給されておらず、上司に気に入られているかどうかの評価は関係なく、営業で数字を出せているかどうかがボーナス支給の際に重要であるとされています。

昇進・昇格の頻度や基準、年功序列や実力主義に関する評価制度の特徴に関する具体的な情報は公開されておりませんでしたが、実力主義的な評価がおこなわれている可能性が高いです。

ガートナーで働く際には、実績を上げることが重要であり、成果が直接給与に反映される仕組みが取られているようです。

ガートナーの同業界競合他社との年収比較

会社名平均年収
ガートナー1257万円※1
キャップジェミニ784万円※2
アクセンチュア796万円※3

※1出典:openworkのガートナーの口コミ
※2出典:ライトハウスのキャップジェミニの口コミ
※3出典:ライトハウスのアクセンチュアの口コミ

ガートナーの平均年収を同業他社であるキャップジェミニアクセンチュアと比較しました。

キャップジェミニの平均年収はガートナーの平均年収よりも約473万円低く、アクセンチュアの平均年収はガートナーの平均年収よりも約463万円低い結果になりました。

今回比較した2社よりもガートナーの年収はかなり高い傾向にあり、平均年収は1200万円台であるため、業界水準では高年収といえるでしょう。

ガートナーの残業時間と残業手当

ガートナーでは、残業手当が支給されると明示されていますが、固定残業手当に関して募集要項などに記載はありません。また、ガートナーの社員の残業時間や残業手当の計算方法についても不明です。

ライトハウスの口コミによると、「基本的に自由裁量制のため、残業という概念がない」という声もあるため、残業手当については期待しない方がいいかもしれません。

ガートナーの福利厚生・働きやすさについて

ガートナーでは、従業員の福利厚生が充実しています。通勤手当や従業員株式購入制度、退職金制度も設けられていて、社会保険も完備されているほか、総合福祉団体定期保険や長期就業不能所得補償保険も提供されています。

従業員支援プログラム(EAP)を通じて、精神的、身体的、経済的な問題に対するカウンセリングサポートも受けることができます。健康面においても、定期健康診断、医師のカウンセリング、インフルエンザ予防接種が提供されています。

休暇制度は非常に充実しており、スーパーフレックスタイム制、完全週休2日制、年次有給休暇、産前産後休暇、配偶者出産休暇、育児介護休業、養子縁組休暇、傷病休暇など多岐にわたっています。

さらに、都心の近代的なオフィスは駅からも近く、高さ調節可能なデスクや海外旅行傷害保険、年間5,250米ドルまでの教育サポートなど、その他の福利厚生も提供されています。ガートナーは従業員に対して安定した働きやすい環境を提供しているようです。

ガートナーは激務でやばい?社風は自由な分個人責任が問われる

ガートナーは外資系企業らしくかなりの実力主義を採っています。結果が伴っていれば自分の裁量で労働時間や働く場所を決めることができ、業務上出勤せずにタスクをこなせる場合は在宅勤務も認められています。

膨大な量かつ難易度の高い仕事をこなす必要がありますが、求められる水準で処理ができている人は残業もあまりしていません。逆に、タスク処理が遅い人や仕事の進め方で手間取る場合は残業や休日出勤が発生します。良い意味でも悪い意味でも個人主義の組織なので、成果を出せない場合は居づらい環境でしょう。

なお、職種にもよりますが、コンサルタントの場合はプロジェクトベースになるので働き方がチームルールやクライアント基準になる可能性があります。仕事とのプライベートのバランスを重視する場合は職種を慎重に選んだ方が良いと思われます。

ガートナーで必要とされるスキルや求める人材像

ガートナーはCIOをはじめとするITプロフェッショナルやIT業界に向けて、ITアドバイザリーやコンサルティングをするため、当然のことながら論理的思考能力、洞察力、分析的思考や提案力等コンサルタントであれば通常求められる能力は必須です。加えて、サービスを提供する業界に対する専門的な知見や経験、IT分野の中における特定分野の知見など、深い知見や経験があると歓迎されます。

入社時に完璧である必要はないため、軸となるバックグラウンドがしっかりある場合は問題ないでしょう。入社後は実業務を通じてキャッチアップやスキルアップをしていくので、自ら考えながら行動し向上できる方でないと長く働くことはできないでしょう。

ガートナーへの転職を成功させるポイント

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないガートナーのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • ガートナーおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

転職エージェントを利用することで、Web上には掲載されていないガートナーのリアルな情報を得られる可能性があります。ガートナーの企業文化や求められるスキル、職場環境など、実際のところどうなのかをより深く理解することができるでしょう。

ガートナーおよび他の企業の非公開求人に応募できるのは大きなメリットです。非公開求人は、通常、高い資質や経験を持つ候補者を対象としており、高い年収や良い条件が提示されることもあります。

転職エージェントは面接対策のサポートをしてくれるため、自信を持って面接に臨むことができます。エージェントは、ガートナーの面接でよく聞かれる質問や、どのようにアプローチすると良いかなどのアドバイスをもらえるでしょう。

年収アップ交渉も転職エージェントが代わりにおこなってくれるので、直接交渉するよりも効果的に条件を良くすることができます。

ガートナーへの転職を目指す方へのおすすめエージェント

ガートナーへの転職を目指す方にオススメな転職エージェントは以下の3社です。

  • アクシスコンサルティング
  • ランスタッド
  • Type転職エージェント

コンサル業界への転職実績が豊富な転職エージェントであるため、ぜひ参考にしてください。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングの基本情報
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

ランスタッド

ランスタッド
ランスタッドの基本情報
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
Type転職エージェントの基本情報
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

ガートナーを含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

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