三菱商事は、国内や海外約90か国に200以上の拠点を持つ日本の5大商社の一つです。「組織の三菱」と呼ばれており、財閥系の商社になります。約1200もの連結対象会社と協働しながら数々のビジネスを展開しています。

エネルギー、金属、機械、化学、生活物資などの商品について、国内流通や輸出入取引を行うとともに、金融や物流といった他分野でのサービス提供や国内外での事業投資などの多角的なビジネスを営んでいる企業です。

現在は単体で約5000人超の従業員が働いています。創業以来2015年までは黒字を続けており、2016年には資源安の影響で初めての赤字決算となりましたが、2017年3月期には最終的に黒字に転換しています。

三菱商事は中途採用をコンスタントに行っている商社です。今回は三菱商事の年収や中途採用で採用されるための条件を整理しました。

三菱商事は若手でも年収1000万円以上もらえる

三菱商事の有価証券報告書(2016年度)によると、三菱商事社員の平均年収は1386万円です。

年代別で見ると、目安として大体以下のような推移となっているようです。

■新卒~入社5年目:400~600万円程度
■入社6年目~8年目:550~800万円程度
■入社8年目~10年目:700~1100万円程度
■入社11年目~15年目:900~1500万円程度
■入社16年目~18年目:1300~1900万円程度
■入社19年目~23年目:1500~2000万円程度
■入社24年目以降:1800~2300万円程度

給与は年功序列が基本になっています。全ての社員が昇進できるわけではなく、途中で昇進がストップする可能性もあるので、上記の金額は参考程度にとどめてください。

新卒入社後の数年は給料が少ないですが、中途の場合は前職の経験や能力によって給与が決まるため、転職エージェントなどを通して交渉すればある程度の金額がもらえる可能性が高いです。総じて給与は高いと言えるでしょう。

三菱商事の主な事業内容

三菱商事は総合商社として多角的なビジネス展開を行っています。事業グループとしては7つがあり、具体的には地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業になります。この中でも特に、エネルギーや水資源は従来から主力の事業となっており、加えて最近は電力、交通・スマートコミュニティといった次世代技術を用いた事業も盛んに行われています。

エネルギーについては、従来のエネルギーである天然ガスや石油製品だけでなく、バイオ燃料などの新エネルギーも事業対象となっています。

水事業については、発展途上国での水道整備や、先進国での水道施設の老朽化対応などが挙げられます。日本の水処理技術やノウハウの蓄積や展開に注力しています。

発電事業については、国内外の電力会社への発電プラントの建設、オンサイト発電事業などを行っており、環境負荷低減に貢献した形での発電設備建設に取り組んでいます。

交通・スマートコミュニティについては、日本の鉄道技術のノウハウを活用した鉄道交通ビジネスの展開を行っており、海外諸国や地域のニーズを汲んだサービスを提供しています。

これらの主力事業の他、どの事業グループも多角的なビジネス展開を行っており、ビジネスの拡大に貪欲であるため、すでに事業グループに関連する知見や経験を持っている場合は、それらを活かしていかにビジネスの拡大に貢献できるかを明確に説明できるようにしておくと良いでしょう。

三菱商事は組織を重んじる企業

三菱商事は「組織の三菱」と呼ばれており、個人プレーよりはチームワークや企業組織の文化を重んじながら働ける人に合っています。組織を重んじていても、若手からチャレンジできるような環境は整っており、三菱商事として経営人材が育つ会社を目指していることもあるので、あまり抑圧的な環境にはならないでしょう。周囲とうまく人間関係を構築することが必要になります。

プロジェクトベースでの案件が多いため、チームで働くことがあります。案件の繁忙期は業務時間が長くなることがあります。大体月40~60時間程度の残業時間のようです。一方閑散期は休暇を取得できるので、メリハリをつけて働くことができる環境と言えます。

ワーキングマザーも増えており、産休や育休の制度は整っているため、子育てと仕事が両立できる環境とも言えます。ただし、商社の場合は海外赴任や出張が多くなるので、家庭との両立を考えるとキャリアの壁が出てくる可能性があります。両立できている人は管理職になり高給を得ているようです。

三菱商事で必要とされるスキル

三菱商事で必要とされるスキルとしては、前職等で培ってきた専門性の高さはもちろん、プロジェクトを遂行するためのリーダーシップや課題抽出・解決能力なども要求されます。海外との仕事も多いので語学は必須です。英語だけでなく他の言語もできるとより良いでしょう。

コンサルや外資系金融と異なり、商社は基本的には長く働いてくれる人材を採用する傾向にあります。三菱商事の場合は中途採用をコンスタントに行っているものの、実際の採用はかなり慎重に行われています。面接の際は退職理由や三菱商事を志望する理由についてかなり深く確認されるので、念入りな準備が必要でしょう。

三菱商事への転職に向いている人

以上を踏まえて、三菱商事への転職に向いている人は主に下記3つの要素を持つと言えるでしょう。

  • 過去にエネルギー分野などの専門性の高い分野での業務経験があること
  • 既存ビジネスの枠に捉われず絶えず新しい挑戦をする心意気があること
  • 世界を股にかけて新規ビジネスの創出や展開をしたいと考えていること

三菱商事はネームバリューも高く、入社すれば多くの豊かな経験ができる企業と言えます。挑戦する価値がある企業でしょう。

転職を目指す際は、転職エージェントを使いましょう。面接対策や給与交渉などして貰えます。

おすすめはビズリーチです。登録すると転職可能性があれば、複数のエージェントから連絡が来ます。

LINE@で「表では話せない◯◯の話」配信中

line@-pt2

記事が役に立ったら
フォローをお願いします。

ハイキャリアに役立つ情報をお届けします。

Twitterも随時更新しています