博報堂は電通と並ぶ大手広告代理店で、持株会社博報堂DYホールディングスの子会社です。博報堂DYメディアパートナーズなどと並んで博報堂DYグループの中核を担っています。

有名なクリエイターを数多く輩出しており、「クリエイティブの博報堂」とも評されるほどです。創業は1895年と古く、現在は赤坂に本社を構えています。
良くも悪くも昔ながらの日本企業的な業界慣習が残っていますが、一方で実力と体力があれば若手でも高い給与をもらえる会社でもあります。

今回は博報堂の年収や転職するための条件を整理しました。

博報堂の年収は1000万円超になることも

博報堂の年収を独自に調査した結果、年代別に見ると大体以下のような推移になります。

  • 20代前半 380~500万円程度
  • 20代後半 450~700万円程度
  • 30代前半 600~900万円程度
  • 30代後半 750~1100万円程度
  • 40代以降 900~1300万円程度

上記は目安の金額で、各種手当は含まない金額です。実際の支給金額は各個人の評価結果や能力によって異なるので、あくまで参考程度と捉えてください。

博報堂では新卒から4年目までは残業100時間を上限として残業代が支給されますが、5年目以降は裁量労働制になるのでいくら残業をしても給与金額は変わりません。自分でタイムマネジメントができない方にはあまり向かないでしょう。

広告業界は日本における業界としては給与水準が高いと言われますが、30代を越えたくらいから役職の有無により給与の伸びが止まる人もいます。コンサル業界のようにUp or Outの雰囲気があるわけではありませんが、業務量が非常に多いので給与をモチベーションにしている場合は昇進できなければ長く続かないと思われます。

博報堂の主な事業内容

博報堂は、広告代理店として広告を出したい企業と広告を掲載するメディアをつなぐ役割をしています。ただし、時代の変化により、従来盛んであったテレビCM枠を売る、企画を作る、という内容ではなく、ブランディングやマーケティング全般を引き受ける形でクライアント企業にサービスを提供しています。

具体的な営業種目としては、ブランドコンサルティングやブランド監理、広告企画や制作、広告戦略の立案やマーケティング、イベント企画やコンテンツ企画・制作が挙げられます。また、これらのサービスを提供する前提となる市場調査や消費者調査といったリサーチ業務の代行も行っており、実際の広告の効果測定も行える形を取っています。

近年は国内市場の縮小に伴って海外展開も盛んに行っているので、よく募集が行われている営業職の採用の場合は、今までに法人営業を行った経験や、海外勤務や語学の障壁なく営業をしてきたような方だと歓迎されるでしょう。また、ウェブ系の広告需要もかなりあるため、ウェブマーケティングなどデジタル畑での経験がある方は歓迎されるでしょう。

博報堂の激務度や社風について

博報堂に限らず広告会社はかなりの激務です。残業時間は70~80時間程度と言われており、近年多少の働き方改革がなされているとは言っても労働時間は長いです。業務量も多く、クライアント企業との付き合いも多いです。そもそも広告が好きである、営業が楽しい、広告などのコンテンツを作ることに喜びを覚えるなど、仕事が好きで勤務時間が気にならないような社員が比較的長く在籍しているようです。プライベートをある程度確保したい、オンオフを分けたい、といった場合は合わないでしょう。

広告は営業や制作、マーケティングなど複数の業種が関わって作り上げられるという性質であることから、博報堂でもチームで協力して良いものを作ろうという文化があります。「個」を尊重しながらチームで働く雰囲気なので、ある程度はオープンな環境と言えます。人材育成の方針としても「粒ぞろいより粒違い」を掲げており、中途であっても馴染んで働くことができるでしょう。

博報堂で必要とされるスキル

博報堂では、理念として「生活者発想」と「パートナー主義」を掲げており、広告を届ける先となるマーケットの状況を的確に把握した上で、顧客となる企業の要望をしっかり汲み取った広告を世の中に出せる人を求めています。

広告を作るクリエイティブ職の他、頻繁に募集がされるのは営業職になります。営業職として必要とされるスキルには、顧客の本音を引き出すためのコミュニケーション能力や肉体的・精神的タフさが挙げられます。

また、非常に重要なポイントとして「なぜ電通ではなく博報堂なのか?」という問いが面接でされるようです。広告業界の動向や好きな広告などについても聞かれるので、いかに博報堂に入りたいのかを整理して話せるようにしておくことが必要です。

博報堂への転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、博報堂への転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 肉体的・精神的にタフであること
  • チームワークを重視して楽しく働けること
  • ある程度の日本企業的慣行に抵抗がないこと

広告業界は従来のビジネスモデルからの転換期にあるため、新しい発想ができる人材を求めています。興味がある場合は応募してみてください。

LINE@で「表では話せない◯◯の話」配信中

line@-pt2

記事が役に立ったら
フォローをお願いします。

ハイキャリアに役立つ情報をお届けします。

Twitterも随時更新しています