IBMの年収はいくら?職種・役職別の給与も徹底解説

IBMは、民間法人や公的機関を対象として情報システムに関わる製品、サービスの提供を行う企業です。本社はアメリカにあり、IT業界大手の外資系企業です。日本法人の設立は1937年と古く、2017年で創業80年となりました。

サービス分野が多岐にわたる分、分野別で一流のエンジニアが業務に従事しています。外資系らしく実力主義の企業であるため年収も頑張りによっては高くなります。

IBMの年収や採用条件を整理してみました。

IBMの年収は外資系らしく高い水準

IBMの年収は、大体以下のように推移しています。個人の能力によってばらつきが出るので、あくまで目安程度と考えてください。

職種年収
ジュニアスタッフレベル450~550万円程度
スタッフレベル500~600万円程度
シニアスタッフレベル550~900万円程度
マネージャーレベル800~1100万円程度
シニアマネージャーレベル1000~1500万円程度
ディレクターレベル1400~3000万円程度

 

上記は残業代やボーナスが含まれた金額になります。住宅手当はありません。

IBMでは若手のうちは給与が高くありませんが、管理職以上になると給与が上がります。ある程度のスキルセットを持った上で転職する場合は、実力によってボーナス金額に反映されるため給与も高くなるでしょう。特に管理職相当以上はその傾向が顕著なので、給与アップを目指して入社する場合はマネジメント力を含む特筆できるスキルがあったほうが良いでしょう。

IBMの主な事業内容や案件

IBMの事業内容は多岐にわたりますが、ITサービス全般の中でも主軸となっているのがITコンサルティングとテクノロジーサービスです。これら二つは関連してサービス提供されることが多くなっています。コンサルティングは戦略立案からシステム導入といった上流から下流を対象としていますが、特に技術動向を踏まえた戦略立案が求められています。

また、近年はテクノロジーの劇的な変化によりコグニティブビジネスに関わるサービスが多く開発され提供され始めています。ブロックチェーンの商用利用に関する案件や、大量の個人データにアクセスすることでの医療やヘルスケア分野に関わる案件も増えています。

急激な技術動向の変化をチャンスと捉えながらデジタル時代をけん引するべく事業を推進しているため、必要とされる人材もこれらに関わりのある方メインになってきます。

なお、グローバル企業であり顧客も世界各国の企業になるため、ビジネスレベルの英語は必須となります。英語ができることは当然と考えて良いでしょう。

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IBMは激務でやばい?労働環境や福利厚生など

IBMは外資系コンサルティングファームなどと同様に激務です。IT企業全般に言えることですが、業務量が非常に多いことに加えて予算や納期に余裕がないプロジェクトが多いため、少ない人数で進めるのが多いことも影響しています。

働き方としては仕事が第一優先になり、深夜勤務や土日勤務も発生します。どのようなプロジェクトに配属されるかにもよりますが、夜中の3時に電話で起こされて仕事が発生するようなこともあります。管理職レベルであれば、マネジメント能力が高ければ比較的自分の裁量で仕事を調整できるようになる可能性があるので、スキルセットがある方は状況に応じて働き方を柔軟に変えながら適応することが可能でしょう。

福利厚生については、IBMでは確定拠出年金制度を採っています。財形貯蓄などはありますが、あまり目立って手厚い制度はありません。給与に含まれているとみなしたほうが良いでしょう。

IBMで働くためのスキルや採用のポイント

IBMでは最も数が多く採用も積極的な職種がITコンサルタントです。ITコンサルタントは、クライアントとなる様々な企業に対してITを活用した業務戦略の提案や最適化に向けたコンサルティングを行います。

ITソリューション設計も行うため、前職でITコンサルティングに関わる経験をしている方が望ましいでしょう。また、近年特にIT技術を取り入れた変革が進められているのが金融・保険業界なので、それらの業界出身であればなおさら有利です。例えばフィンテックなどの最新分野や、AIやロボットに関する知見がある方は歓迎されるでしょう。

コンサルタントとしての基本的な能力として「ロジカルシンキング」や「顧客視点」が求められるのはもちろんですが、加えて採用したい人材として「想像力」を持てることも挙げられています。業務を進める上ではクライアントの置かれる立場や社内でのプロジェクトの位置づけなど、必ずしも丁寧に説明されるわけではなく、多忙な中で目に見えない様々な状況を踏まえて適切に行動できることが必要です。

IBMへの転職に向いている人

IBMに合う方は以下のような要素を持っている方でしょう。

  • 相手や自分の置かれた状況を冷静に捉えながら想像力を働かせることができること
  • 過去にITコンサルティングや金融など専門性の高い業界での業務経験があること
  • グローバルな環境で実力をつけたいと考えていること

IBMは激務ですがネームバリューは高く仕事内容も高度でチャレンジができる環境なので、高いハードルを乗り越えて働きたい方には合っていると言えるでしょう。

IBMへの転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないIBMのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • IBMおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

IBMへの転職を目指す方へのおすすめエージェント

IBMを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング

運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年4月5日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

 アクシスコンサルティング公式サイト:https://www.axc.ne.jp

ランスタッド

ランスタッド

運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,665件(2024年4月5日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

 ランスタッド公式サイト:https://www.randstad.co.jp/professionals/

Type転職エージェント

@type

運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数9,608件(2024年4月5日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

 Type転職エージェント公式サイト:https://type.career-agent.jp

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