伊藤忠商事は日本の5大商社の一つであり、みずほグループの一員です。

創業以来、繊維ビジネスをはじめとした多角的なビジネス創出や展開を行ってきた伝統のある商社です。消費者に近い生活消費関連ビジネスの割合が多いのが特徴となっています。中長期計画「Brand-new Deal 2017」では、非資源分野を中心とした成長戦略推進が謳われており、今後の成長が期待できる商社と言えるでしょう。

現在は単体で4300名ほどの社員が在籍しており、事業所数は国内9拠点、海外103拠点となっています。

伊藤忠商事はカンパニー制を採っており、募集の有無もカンパニーごとでかけられています。

今回は伊藤忠商事の年収や中途採用時の条件について整理しました。

伊藤忠商事の平均年収は1383万円

伊藤忠商事の有価証券報告書によると、従業員の平均年収は1383万円となっています。具体的に年代別に見ると、以下のような推移のようです。

■新卒~6年目:400~850万円程度
■7年目~10年目:800~1200万円程度
■11年目~15年目:1000~1500万円程度
■16年目~20年目:1400~1800万円程度
■21年目~25年目:1600~2200万円程度
■26年目以降:2000万円以上

上記は残業代などの手当が入っていない金額になります。実力によって昇進するスピードが異なり年収差にも開きが出てきます。実際の金額は人によって異なりますので参考としてください。

基本的には年功序列の給与になっており、若手のうちから高年収を得ることができます。中途採用の場合は即戦力として採用されるため、交渉次第ではあっても高年収が期待できるでしょう。住宅手当や食事手当などもあるので、総合的に考えて年収は高いと言えます。

伊藤忠商事の主な事業内容

伊藤忠商事は、財閥系の商社と異なり非資源系分野に強い企業です。人の生活の豊かさを担う分野を中心にビジネスを展開しています。ジャンルを問わず輸出入の商売に関わっているため、「ラーメンから航空機まで」というほどに手広く事業を行うのが特徴です。

組織としては7つからなるカンパニー制を採っており、具体的な分野は繊維、金属、食料、情報・金融、住生活、エネルギー・化学品、機械になります。原料等の川上から小売等の川下までに対して国内外での取引や事業投資を行っています。

各カンパニーの中でも部門やビジネス分野が細かく分かれており、創業以来の軸となっている繊維カンパニーではブランドのライセンスを活用したビジネスを手掛けるなど、単なる物の取引に留まらない派生事業が多く生まれています。

中途採用の際は特定のカンパニーを志望する形になるので、そのカンパニーの中でどのようなバリューを出せるのかを明確にしておく必要があるでしょう。

伊藤忠商事は激務か?

伊藤忠商事は最近労働時間の長期化を防ぐなど、非効率業務の削減に積極的です。残業時間は時期にもよりますが、大体30~40時間程度のようです。ただし、クライアントや会社の上司等との業後の付き合いが非常に多く、業務以外の部分で拘束されることがあります。泥臭いコミュニケーションに抵抗がある人は良く考えてから応募したほうが良いでしょう。

各種休暇制度については整っており、上長へ書面での事前申請をすれば有給を取得することができます。業務上多大な支障が出る場合以外は却下されることはありません。女性の産休も問題なく取れる状況のようです。

住宅手当や家賃補助については制度があるので、年収額に加えてそれら手当も得られることになります。

その他社員交流の制度として社内運動会やボーリング大会、サークル、部活動も盛んのようです。社員同士の交流に積極的になれる場合は楽しめる環境でしょう。体育会系の方には特に合っています。

伊藤忠商事で必要とされるスキル

伊藤忠商事の中途採用では、他の商社の場合と同様に特定分野での即戦力が求められています。総合商社なので語学については当然求められますが、各カンパニーの中で前職の経験や知見を活かせることをアピールできることが必要です。

特に伊藤忠商事は創業以来顧客の利益を出すために尽力する文化があるので、求める人材像としても「商人」のような人材として足しげく顧客の下へ足を運び、信頼関係を築き、長期的なビジネスを創出できる人としています。

このような人材像が挙げられているため、クライアントと関係性を密に作るためのコミュニケーション能力、洞察力や提案企画力といったスキルが求められます。

伊藤忠商事への転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、伊藤忠商事への転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 人の生活に身近な商材を通してスケールの大きい仕事をしたい人
  • 社内外での密なコミュニケーションや付き合いが好きな人
  • 粘り強く信頼関係を築きながら自社や顧客のビジネス成長に貢献できる人

伊藤忠商事は今後も成長可能性のある商社として人気も高いので、気になる場合はぜひ受けてみてください。

コネクションがない中で転職を目指すなら、ビズリーチなどを使って商社への転職に強いヘッドハンターにコンタクトを取るのが良いでしょう。

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