日本能率協会コンサルティングは高年収?職種・役職別の給与を徹底解説

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日本能率協会コンサルティングは、日系独立系コンサルティングファームです。

発端となる日本能率協会は、1942年当時に商工大臣であり現首相安倍晋三の祖父にあたる岸信介が戦時下の国家的要請に応えるべく、日本能率連合会と日本工業協会と統合して創立されました。その後、日本能率協会のコンサルティング部門が独立し現在のコンサルティングファームが作られました。

数多く外資系コンサルティングファームがサービスを提供する中、国の政策的背景から作られたコンサルティングファームと言えます。「コンサルティング技術は実践の現場から生まれ、実践により磨かれる」という考え方をベースにサービスを提供しています。

今回は日本能率協会コンサルティングの年収や中途で採用されるために必要な条件を整理しました。

目次

日本能率協会コンサルティングは管理職なら高年収

日本能率協会コンサルティングは自社の年収を公開していませんが、複数の情報源から独自に調査した結果、ランク別に見ると以下のような年収推移になっています。

  • アシスタント:400~500万円程度
  • ジュニア:450~600万円程度
  • デピュティー:500~750万円程度
  • チーフコンサルタント:700~1300万円程度
  • シニアコンサルタント:1200~2000万円程度
  • プリンシパル:1500~3000万円程度

上記はあくまで目安の金額であり、実際の支給金額は各個人の評価結果や採用時の経験や能力によって異なります。参考程度と捉えてください。

日本能率協会コンサルティングの年収は、スタッフレベルでは他ファームに比べて低いです。アシスタントからデピュティーまでは固定給に賞与が加算される形で、職能資格給とされています。一方チーフコンサルタント以上は資格・業績給として成果に応じた給与が支給されるので、同じランクでも業績によって給与の幅が異なります。

性別や勤務年数は関係なくフラットな評価にはなっているようですが、若手のうちに転職する場合はある程度年功序列的な側面があることも念頭に置くべきでしょう。

日本能率協会コンサルティングの主な事業内容

日本能率協会コンサルティングの事業内容はコンサルティングサービスの提供ですが、創業から長きにわたり製造業クライアント向けサービスの提供を軸としてきました。

日本の産業の中心を担う存在であるため、現在も製造業を中心としています。加えて、時代の変化に伴ってサービス産業や農業なども対象に含まれるようになっており、国内だけでなく海外のプロジェクトも増加しています。

コンサルティングサービスの分野は、戦略、マーケティング&セールス、R&D、生産、SCM、組織・人事など多岐に渡り、横断的なサービスを提供しています。

日本能率協会コンサルティングは激務でやばい?就労環境について

日本能率協会コンサルティングは他の多くのコンサルティングファームと同様に自身の裁量で仕事を行うことができるので、成果を出せれば決まった労働時間というのはありません。プロジェクトの繁忙期や納期前は徹夜で仕事をする人もいれば、安定したスケジュールを組んで計画的に進めている人もいます。入社した直後は業務に慣れずに残業続きになることは多いので、ある程度覚悟しておくことが必要です。

日本能率協会コンサルティングは女性でもキャリアを積んでいくことが可能ですが、ハイパフォーマンスが求められるので家庭と両立しながら長期的に働いている方は現状少ないようです。企業HPでも特に育児休暇や介護休暇などの休暇制度を含めた福利厚生を全面に押し出しているわけではないので、仕事中心に過ごせる人でないと中長期的な観点では働くのが難しくなる可能性があります。転職する前によく検討することが必要です。

日本能率協会コンサルティングで必要とされるスキル

日本能率協会コンサルティングでは人材積極的に中途採用を行っています。ただし即戦力に限るため、まったくの未経験者は難しいでしょう。

必要とされるスキルとしては、コンサルタントであれば必須である論理的思考力、リーダーシップ、対人コミュニケーションスキル、情報収集能力や分析力といったスキルはもちろん、中途であれば何らかの専門分野における知見や経験が重視されます。会社としても、それぞれの専門分野の確立を目指したキャリアプランを考えて社員を育てる傾向にあります。

加えて、昨今の急速なICT技術の発達に伴い新技術分野での案件も増えているので、経験や知見がある人は歓迎されるでしょう。

日本能率協会コンサルティングへの転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、日本能率協会コンサルティングへの転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 日本社会に貢献したいという意欲があること
  • 中長期的に専門分野を確立させていきたいこと
  • 成果主義の環境で自律的に働きたいこと

日本能率協会コンサルティングは現場をかなり重視するので、実践的な面まで踏み込んで泥臭く働くことが多くあります。そういった働き方ができる人には合っているでしょう。

日本能率協会コンサルティングへの転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこない日本能率協会コンサルティングのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • 日本能率協会コンサルティングおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

日本能率協会コンサルティングへの転職を目指す方へのおすすめエージェント

日本能率協会コンサルティングを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

ランスタッド

ランスタッド
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

日本能率協会コンサルティングを含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

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