プロティビティの年収はいくら?職種・役職別の給与も徹底解説

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プロティビティ
この記事を読むと分かる事
  • プロティビティの年収と激務度
  • プロティビティの特色と仕事内容
  • 求められる人材と採用者の視点

プロティビティは、リスクコンサルティングと内部監査を事業の軸とした米国発グローバルコンサルティングファームです。

2002年に起こったエンロン事件により解散したアーサー・アンダーセンのリスクコンサルティング部門が母体となっています。

現在は20か国以上に70を超えるオフィスを構え、企業の重要な課題の特定や分析、解決を通してクライアント企業の価値を守り向上させていくことを使命としています。

このため、クライアントとチームを組んでニーズに合わせたサービスをカスタマイズして提供しています。

また、米国フォーチュン誌「2022年働きがいのある会社ベスト100」の中では15位に選出されたりもしています。

今回はプロティビティで中途採用された場合の年収や、求められる人材像について整理しました。

目次

年収は日系企業より高い

プロティビティは提供サービスからさまざまな募集職種がありますが、コンサルタント職がメインの職種になります。

担当業界等によって職種が分かれており、給与にも差が出てきます。

ここでは参考までに、独自調査に基づいたコンサルタント職の職種別年収額を記載します。

職種年収
経営コンサルタント700~920万円程度
金融コンサルタント450~650万円程度
ITコンサルタント800~1,100万円程度
会計コンサルタント850~1,000万円程度

プロティビティは年額給与制を採っているので、業績変動制による賞与以外は固定給となります。

中途採用の場合は前職での経験や保有スキル、保有資格などで給与が決まることになります。

コンサルタント、シニアコンサルタントまでのスタッフランクは残業代が別途支給されますが、管理職は残業代が含まれた給与の支給となります。

そのため、一見スタッフの給与は高くないように見えますが、残業次第で高給になることがあります。

一時期は不景気対策のために給与カットが起きたり、自主退職を促したりするような風潮もあったようですが、現在はそのようなことはなく勤務時間の割には高年収のようです。

査定が必ずしも公平ではなく、発言権のある上司の下で働いているかどうかも賞与金額に関係してくるのが実態です。

査定によっては数年間ランクが上がらないので、中途で入社する際はなるべく最初のランクを高くする方が高年収を得られるでしょう。

プロティビティの主な事業内容

リスクコンサルティング

プロティビティの提供ソリューションはリスクコンサルティングと内部監査を主体としており、対クライアントごとに多岐に渡ります。

具体的には、事業パフォーマンス改善、データ管理・分析、デジタルトランスフォーメーション、ITコンサルティング、内部監査と経理財務アドバイザリー、リスク管理や規制対応、SAPソリューション導入が挙げられます。

その他クライアントのニーズに合わせて個別にカスタマイズした形でのサービスが提供されています。

サービス軸の性質上、今後もビッグデータ分析やITシステムを駆使したコンサルティングサービスが必要になってくるので、監査法人やIT系コンサルティングファームもしくはSIerでの経験、金融業向けITサービスの開発などの経験があれば中途採用でも優遇される可能性が高いでしょう。

プロティビティは激務でやばい?福利厚生や労働時間

プロティビティの福利厚生は、外資系企業の標準レベルと言える程度で、日系企業と比べるとあまり充実しているとは言えません。

カフェテリアプランというポイント制の福利厚生サービスがあり、保有ポイントに沿って対象サービスを利用できる制度はあります。

住宅手当などはありません。

その他、資格取得支援制度や各種研修プログラムは用意されているので、スキルアップ面での制度活用は見込めます。

有給休暇は初年度15日間付与されますが、プロジェクトの忙しさによっては取得することができない可能性があります。

監査系のプロジェクトやシステム導入プロジェクトであれば繁忙期と閑散期の予想がつきやすいので、閑散期にまとめて有給を取得して旅行に行く人も多いです。

労働時間については、コンサルティングファームの中では比較的短い方で、土日や祝日に仕事をすることがあっても丸々ではなく一部の時間帯のみ自宅から作業するなど、限定的な場合が多いです。

プロジェクトによっては連日終電になることもありますが、繁忙期のみと割り切れば年中激務というわけでもありません。

これは戦略系のファームに比べて納期やタスクがある程度見えやすいことも影響しています。

その他に、プロティビティでは女性のスタッフや管理職が比較的多く、実力主義の中でもパフォーマンスを発揮して高給を得ている人が多くいます。そういう意味ではフラットな環境と言えるでしょう。

プロティビティで必要とされるスキルや求める人材像

採用

プロティビティは中途採用募集要項にて、以下の三つを人材像として掲げています。

  • Learn Everyday
  • Make An Impact
  • Be Your Best

企業としても社員に成長機会を多数提供したいと考えており、社員にもクライアントや会社自体へ高い価値を提供してほしいと思っています。

自ら動いて価値を生み出し提供できるような人材は合っているでしょう。

具体的にプロティビティで求められている前職の経験や保有スキルとしては、金融機関に対するコンサルティングやシステム導入経験、IFRS対応、会計監査や内部監査経験、ERP導入、大型システム導入プロジェクト経験やプロジェクトマネジメント経験といったものになります。

即戦力として活躍するには、これらの経験いずれかにマッチしていることが必要になります。

歓迎資格としては、公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)、CIA(公認内部監査人)、PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)等が挙げられています。

歓迎資格はホームページ上で細かく挙げられているので、該当する保有資格がある方はぜひ応募書類に記載してアピールしてみてください。

プロティビティでの採用担当者の視点

プロティビティはコンサルティングファームの中でも専門性が高いサービスを数多く提供しているので、採用担当者としても専門知識や関連した業務経験があるかどうか、その業務の中で培ったスキルは何かという点を重視します。

応募者がプロティビティに対してどのような価値を提供できるかは応募書類で確認しますが、採用面接の中では単に該当するスキルセットがあるだけでなく、クライアントや社内のメンバーとチームで働けるかどうかも確認しています。

プロジェクトによっては大人数でクライアントとタッグを組んで働くこともあるため、スタンドプレーで仕事をするのが適さない場合があります。

チームワークを重視しながら働くこともでき、人数規模に関わらずハイパフォーマンスを出せるような人材は歓迎されるでしょう。

応募職種によって求められるスキルは多少違いますが、プロジェクトのメンバーになって具体的に働くイメージ、管理職となってマネジメントを任せた場合のイメージがわくような受け答えができると面接でも好印象となるでしょう。

プロティビティへの転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、プロティビティへの転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

・過去に監査法人やIT系コンサルティングファームでの勤務経験がある人
・自らクライアントと信頼関係を作りながら仕事をする人
・専門的なスキルや保有資格がある人

プロティビティへの転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないプロティビティのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • プロティビティおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

プロティビティの転職を目指す方へのおすすめエージェント

プロティビティを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

ランスタッド

ランスタッド
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。

39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。

転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

プロティビティを含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。

そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。

キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。

自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

プロティビティはコンサルティングファームの中では比較的働きやすく、勤務時間もある程度は調整できる環境なので、女性も多く働いています。ワークライフバランスと高給を両方実現したい場合には合っている企業と言えるでしょう。

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