この記事を読むと分かる事
  • プロティビティの年収と激務度
  • プロティビティの特色と仕事内容
  • 求められる人材と採用者の視点

プロティビティは、リスクコンサルティングと内部監査を事業の軸とした米国発グローバルコンサルティングファームです。2002年に起こったエンロン事件により解散したアーサー・アンダーセンのリスクコンサルティング部門が母体となっています。

現在は20か国以上に70を超えるオフィスを構え、企業の重要な課題の特定や分析、解決を通してクライアント企業の価値を守り向上させていくことを使命としています。クライアントとチームを組んでニーズに合わせたサービスをカスタマイズして提供しています。

今回はプロティビティで中途採用された場合の年収や、求められる人材像について整理しました。

年収は日系企業よりは高い

プロティビティは提供サービスからさまざまな募集職種がありますが、コンサルタント職がメインの職種になります。担当業界等によって職種が分かれており、給与にも差が出てきます。

ここでは参考までに、独自調査に基づいたコンサルタント職の職種別年収額を記載します。

 

職種年収
経営コンサルタント700~920万円程度
金融コンサルタント450~650万円程度
ITコンサルタント800~1,100万円程度
会計コンサルタント850~1,000万円程度

 

プロティビティは年額給与制を採っているので、業績変動制による賞与以外は固定給となります。中途採用の場合は前職での経験や保有スキル、保有資格などで給与が決まることになります。

コンサルタント、シニアコンサルタントまでのスタッフランクは残業代が別途支給されますが、管理職は残業代が含まれた給与の支給となります。そのため、一見スタッフの給与は高くないように見えますが、残業次第で高給になることがあります。

一時期は不景気対策のために給与カットが起きたり、自主退職を促したりするような風潮もあったようですが、現在はそのようなことはなく勤務時間の割には高年収のようです。

査定が必ずしも公平ではなく、発言権のある上司の下で働いているかどうかも賞与金額に関係してくるのが実態です。査定によっては数年間ランクが上がらないので、中途で入社する際はなるべく最初のランクを高くする方が高年収を得られるでしょう。

プロティビティの主な事業内容

リスクコンサルティング

プロティビティの提供ソリューションはリスクコンサルティングと内部監査を主体としており、対クライアントごとに多岐に渡ります。

具体的には、事業パフォーマンス改善、データ管理・分析、デジタルトランスフォーメーション、ITコンサルティング、内部監査と経理財務アドバイザリー、リスク管理や規制対応、SAPソリューション導入が挙げられます。

その他クライアントのニーズに合わせて個別にカスタマイズした形でのサービスが提供されています。

サービス軸の性質上、今後もビッグデータ分析やITシステムを駆使したコンサルティングサービスが必要になってくるので、監査法人やIT系コンサルティングファームもしくはSIerでの経験、金融業向けITサービスの開発などの経験があれば中途採用でも優遇される可能性が高いでしょう。

プロティビティでの福利厚生や労働時間

プロティビティの福利厚生は、外資系企業の標準レベルと言える程度で、日系企業と比べるとあまり充実しているとは言えません。カフェテリアプランというポイント制の福利厚生サービスがあり、保有ポイントに沿って対象サービスを利用できる制度はあります。
住宅手当などはありません。

その他、資格取得支援制度や各種研修プログラムは用意されているので、スキルアップ面での制度活用は見込めます。有給休暇は初年度15日間付与されますが、プロジェクトの忙しさによっては取得することができない可能性があります。

監査系のプロジェクトやシステム導入プロジェクトであれば繁忙期と閑散期の予想がつきやすいので、閑散期にまとめて有給を取得して旅行に行く人も多いです。

労働時間については、コンサルティングファームの中では比較的短い方で、土日や祝日に仕事をすることがあっても丸々ではなく一部の時間帯のみ自宅から作業するなど、限定的な場合が多いです。

プロジェクトによっては連日終電になることもありますが、繁忙期のみと割り切れば年中激務というわけでもありません。これは戦略系のファームに比べて納期やタスクがある程度見えやすいことも影響しています。

その他に、プロティビティでは女性のスタッフや管理職が比較的多く、実力主義の中でもパフォーマンスを発揮して高給を得ている人が多くいます。そういう意味ではフラットな環境と言えるでしょう。

プロティビティで必要とされるスキルや求める人材像

採用

プロティビティは中途採用募集要項にて、Learn everydayMake an impactBe your bestと三つの人材像を掲げています。

企業としても社員に成長機会を多数提供したいと考えており、社員にもクライアントや会社自体へ高い価値を提供してほしいと思っています。自ら動いて価値を生み出し提供できるような人材は合っているでしょう。

具体的にプロティビティで求められている前職の経験や保有スキルとしては、金融機関に対するコンサルティングやシステム導入経験、IFRS対応、会計監査や内部監査経験、ERP導入、大型システム導入プロジェクト経験やプロジェクトマネジメント経験といったものになります。即戦力として活躍するには、これらの経験いずれかにマッチしていることが必要になります。

歓迎資格としては、公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)、CIA(公認内部監査人)、PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)等が挙げられています。歓迎資格はホームページ上で細かく挙げられているので、該当する保有資格がある方はぜひ応募書類に記載してアピールしてみてください。

プロティビティでの採用担当者の視点

プロティビティはコンサルティングファームの中でも専門性が高いサービスを数多く提供しているので、採用担当者としても専門知識や関連した業務経験があるかどうか、その業務の中で培ったスキルは何かという点を重視します。

応募者がプロティビティに対してどのような価値を提供できるかは応募書類で確認しますが、採用面接の中では単に該当するスキルセットがあるだけでなく、クライアントや社内のメンバーとチームで働けるかどうかも確認しています。

プロジェクトによっては大人数でクライアントとタッグを組んで働くこともあるため、スタンドプレーで仕事をするのが適さない場合があります。チームワークを重視しながら働くこともでき、人数規模に関わらずハイパフォーマンスを出せるような人材は歓迎されるでしょう。

応募職種によって求められるスキルは多少違いますが、プロジェクトのメンバーになって具体的に働くイメージ、管理職となってマネジメントを任せた場合のイメージがわくような受け答えができると面接でも好印象となるでしょう。

プロティビティへの転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、プロティビティへの転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

・過去に監査法人やIT系コンサルティングファームでの勤務経験がある人
・自らクライアントと信頼関係を作りながら仕事をする人
・専門的なスキルや保有資格がある人

プロティビティはコンサルティングファームの中では比較的働きやすく、勤務時間もある程度は調整できる環境なので、女性も多く働いています。ワークライフバランスと高給を両方実現したい場合には合っている企業と言えるでしょう。

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