双日は日本の総合商社の一つでありますが、いわゆる5大商社には含まれない企業です。ニチメン株式会社と日商岩井株式会社をルーツにした商社で、大手商社の中でも非資源系に注力しているところが特徴になります。

市場のニーズを的確に捉えるために、2015年からは機能と産業領域を軸にした9つの本部体制で構成されています。現在は国内外約400の連結対象会社とともに多種多様な地域に事業を展開しています。

今回は双日の年収や中途で採用されるために必要な条件を整理してみました。

双日は総合商社の中では年収が低め

双日の有価証券報告書(2016年3月期)によると、従業員の平均年収は約1090万円となっています。5大商社の平均年収額には及ばず、大手総合商社の中では年収が低めです。

独自に調査した結果、年代別に見ると以下のような推移のようです。

  • 新卒~6年目:360~650万円程度
  • 7年目~10年目:550~900万円程度
  • 11年目~15年目:650~1100万円程度
  • 16年目~20年目:1000~1400万円程度
  • 21年目~25年目:1200~1700万円程度
  • 26年目以降:1600万円以上

上記は残業手当が含まれていない金額になっています。また、実際の支給金額は各個人の評価結果や採用時の経験や能力によって異なるので、あくまで参考程度に留めて頂ければと思います。

双日では給与は基本的に年功序列の形で支給されます。そのため、新卒から数年は給与が高いとは言えませんが、確実に支給額が増えていくという意味では過度な心配は不要です。商社にしては年収が低い方ですが、国内企業の中では高年収と言えます。

中途採用の場合は、各部門で必要とする前職経験や能力を満たしていることが前提になるため、交渉次第ではありますが比較的高収入が見込めると言えます。うまく転職エージェント等を活用しながら高給を狙える企業の一つです。

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双日の主な事業内容

双日は国内4拠点、海外82拠点を持つ総合商社で、従業員数は単体で現在2400名程度となっています。

2015年に組織変更を実施したことにより、従来の商品分野を中心とする組織体制を発展させた形で、9つの本部体制を用意してサービスを提供しています。具体的には、自動車、航空産業・情報、環境・産業インフラ、エネルギー、石炭・金属、化学、食料・アグリビジネス、リテール・生活産業、産業基盤・都市開発に分かれています。

双日の特徴としては、大手が注力する資源系のビジネスよりも非資源系のビジネスに注力していることが挙げられます。注力分野に投資した結果、現在の双日の収益の7割程度を非資源系ビジネスが占めています。食料や生活産業など、人々の生活に密着した業種の経験者は歓迎されるでしょう。

双日の激務度や福利厚生について

双日は大手の総合商社と同じく激務で、現在も激務な部署はあります。会社としてはPCのログイン・ログオフと出社退社時間をリンクさせるなどの取組みで労働時間のモニタリングをしていますが、業務量が多いところは残業も多く月に40~50時間は残業しているようです。

体育会系の商社なので、仕事が終わったあとは社員同士の付き合いも多く、クライアントとの接待にも時間を使うことになります。プライベート時間はあまり多く確保できませんが、閑散期での休暇などはしっかり取得している社員もいます。部署や上長の姿勢によっても左右されるので、状況に応じて柔軟に働く、あるいはコミュニケーションを取りながら自分の立ち位置を作る、といった方法が必要になりそうです。

その他社風としては、大手の商社と異なり有利子負債を抱えていることからあまり大胆なチャレンジをしない傾向にあるようで、社内の意思決定も稟議書を回すなどお役所主義的な形が採られています。部署にもよるので、面接などで最新の状況は把握すると良いでしょう。

双日の中途採用と必要なスキル

双日の中途採用では、総合職の場合は国内外のトレーディング事業、プロジェクト企画・立案、事業投資などの商社としての基幹業務ができる人材を求めています。

採用は事業本部ごとの場合もありますが、すでに社内でプロジェクトが立ち上がっている場合はプロジェクトとして人を採用する場合もあります。時期によってどの本部の人材が募集されているかは異なりますが、共通する募集要件としては、対象業種に関する業務上の経験が最低2年以上あること、英語など海外で交渉するために必要な語学のレベルがあることが述べられています。

その他、プロジェクトの推進に必要なリーダーシップがあること、人とのコミュニケーションが好きなことなどが挙げられます。商社らしく体育会系の組織なので、上下関係があることや泥臭く人間関係を構築することに抵抗がない人が合っています。

双日への転職に向いている人

以上の内容を踏まえると、双日への転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。

  • 募集業種の業務経験があること
  • 地道かつ泥臭いコミュニケーションや上下関係に抵抗がない人
  • 国内外でのビジネス開拓や拡大に積極的に関わりたい人

双日は5大商社と異なり規模感が少し小さくなりますが、独自路線でビジネスを開拓している企業なので、総合商社に興味がありかつ自分のプレゼンスを高めたい人には合っているでしょう。

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