東京エレクトロンは世界でも大手の半導体製造装置メーカーです。
売り上げの約9割を占めるメイン事業が半導体製造装置事業で、国内首位、世界第3位のシェアを誇ります。
そういった世界の誇る技術力を持つ企業であることから、従業員の方の給料やボーナスが気になられる方も多いのではないでしょうか。
2023年3月期の有価証券報告書によると、東京エレクトロンの平均年収は1,398万円です。
この記事では年代別や職種別の平均年収についてもご紹介していきますので、東京エレクトロンへの転職や就職後のイメージを持つことができるはずです。
東京エレクトロンだけでなく、製造業界への転職などをご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
東京エレクトロンの年収 | |
---|---|
東京エレクトロンの平均年収 | 1,398万円※1 |
東京エレクトロンの生涯年収 | 約4.1億円 |
製造業界の平均年収 | 523万円※2 |
日本の平均年収 | 458万円※3 |
東京エレクトロンの新卒年収 | 350~450万円※4 |
※最終更新:2023年10月
※1出典:東京エレクトロン-有価証券報告書
※2出典:国税庁-民間給与実態統計調査
※3出典:国税庁-平均給与
※4出典:東京エレクトロン-新卒採用募集要項
東京エレクトロンの平均年収
東京エレクトロンの平均年収は、2023年3月期の有価証券報告書によると1,398万円です。
日本の平均年収458万円と比較すると高額で、平均水準以上の製造業界の平均年収523万円と比較してもかなり高水準であると言えます。
東京エレクトロンは半導体およびフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置のリーディングカンパニーであるため、技術力と品質が高く評価されていることが、収益性の高さや平均年収が高い要因となっています。
東京エレクトロンは、半導体産業の成長とともに安定した業績を遂げてきたことから、報酬への還元も安定して行われているのでしょう。
平均年収動向:過去5年の推移
年 | 年収 |
---|---|
2019年3月期 |
1,272万円 |
2020年3月期 | 1,149万円 |
2021年3月期 | 1,179万円 |
2022年3月期 | 1,285万円 |
2023年3月期 | 1,398万円 |
過去5年間の平均年収の動きをまとめたのが、上記のグラフと表です。
データからも分かるように2020年3月期はやや減少していますが、基本的にはかなり高い水準で安定していることがわかります。
直近で給与制度変更の話題なども出ていないことから、今後もほぼほぼ同水準を維持する方向ではないかと推測されます。
業績と年収の相関
年 | 年収 | 売上 |
---|---|---|
2019年3月期 |
1,272万円 |
1.2兆円 |
2020年3月期 | 1,149万円 | 1.1兆円 |
2021年3月期 | 1,179万円 | 1.3兆円 |
2022年3月期 | 1,285万円 | 2.0兆円 |
2023年3月期 | 1,398万円 | 2.2兆円 |
上記のグラフから見てもわかるように、東京エレクトロンの売上高は右肩上がりで、相関する形で給与も高くなっていることがわかります。
東京エレクトロンは半導体製造装置市場において高いシェアを維持しており、堅調な業績を背景に、従業員に対しても比較的高い報酬を提供しています。非常に堅調な企業であると言えます。
東京エレクトロンの将来性・今後の業績予測
東京エレクトロンの将来性は非常に明るいと言えるでしょう。
東京エレクトロンは、半導体およびフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置の分野でリーディングカンパニーとして、その将来の成長ポテンシャルと業績予測が注目されています。
半導体業界の将来性
我々の生活や世の中の企業がデジタル化・技術革新の恩恵を受ける中で、5G通信、IoT、自動運転自動車などの技術進歩によって半導体の需要が引き続き高まっています。
半導体市場の拡大が、製造装置を展開する東京エレクトロンにとってさらなる売上拡大につながるでしょう。
直近の売上予測
直近の売上については2023年3月期は過去最高益を更新しましたが、2024年3月期予想を売上高1兆7,000億円(前年比23.0%減)、営業利益3,930億円(同36.4%減)と予想しています。
半導体製造装置は導入までの期間も長くなる傾向にあり、導入先のクライアントの設備投資によって大きく変動するビジネスモデルです。
直近ではやや減少傾向の想定ですが、ChatGPTを代表とする生成AIブームもあり大規模AIシステムを抱える大規模データセンターの設備投資は高水準を維持する見込みでありることから、中長期的にも安定した売上を見込めるでしょう。
東京エレクトロンの職種別平均年収
東京エレクトロンの平均年収をライトハウスに投稿された口コミから紹介します。
職種 | 平均年収 |
---|---|
営業系(営業、MR、営業企画 他) | 797万円(平均年齢41.7歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 720万円(平均年齢35.8歳) |
IT系エンジニア (アプリ開発、ITコンサル 他) | 850万円(平均年齢45.3歳) |
電気・電子・機械系エンジニア(電子・回路・機械設計 他) | 1500万円(平均年齢32.0歳) |
東京エレクトロンのライトハウスに投稿された回答によると、上記4種に区分されていて平均年収の幅は720万円から1500万円となっています。
職種別にみると、職種ごとに大きな違いがあり、電気・電子・機械系エンジニア職の平均年収が最も高く、別職種と比較して1.6〜2倍の平均年収になっています。
もちろん、最も低い企画・事務・管理系の職種も720万円と高い水準ではあるのですが、半導体製造装置の開発を支えるエンジニア職に手厚い報酬を支払っていることがわかります。
研究開発費用同様に、エンジニア職に高い報酬を支給することで、今後も安定した競争優位性を保つ狙いがあるといえるでしょう。
東京エレクトロンの年代別平均年収
続いて年代別の年収動向を確認してみましょう。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
25~29歳 | 524万円 |
30~34歳 | 707万円 |
35~39歳 | 780万円 |
45~49歳 | 1050万円 |
東京エレクトロンの給与を年齢ごとに確認すると、年齢を重ねるごとに給与が高くなる傾向にがあり、年功序列の要素がみて取れます。
しかし、職種ごとに個人差はあるようで、20代後半(25~29歳) から年代別の最高年収は1,000万円を超える金額を獲得していることが投稿からわかりました。
年功序列的な風土がありながらも、期待やスキルによっては若い年代でも十分な報酬を獲得できる企業と言えます。
東京エレクトロンの新卒の初任給・年収
東京エレクトロンは全学部全学科卒を対象に採用を行なっています。
最終学歴ごとに基本給(月給)が定められています。
- 博士了の基本給:304,000円
- 修士了の基本給:291,000円
- 学部卒・高専専攻科卒の基本給:251,000円
- 短大卒・高専本科卒の基本給:225,000円
※基本給は東京エレクトロングループ共通
また、この他に通勤手当、時間外勤務手当、地域手当や、賞与が年2回支給されると募集要項に明記されています。やはり比較的高い水準の給与支給であることがわかります。
東京エレクトロンの求人情報
東京エレクトロンでは、新卒採用だけではなく中途採用なども積極的に実施しています。
ここでは、それぞれの採用情報の一例を紹介します。
新卒採用情報
職種 | 装置開発/設計/要素研究、メカエンジニア、ソフトエンジニア(AIエンジニア含む)、エレキエンジニア、プロセスエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニア(営業)、製造エンジニア、管理・間接系職(人事・総務・経理・輸出物流管理・情報システム・生産管理・資材管理・品質保証・業務改革推進など) |
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雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 本社および国内、海外各拠点 ■国内・・・東京(赤坂・府中)、札幌、岩手、宮城、山梨、富山、三重、大阪、広島、大分、熊本など ■海外・・・アメリカ、ヨーロッパ、韓国、台湾、中国、シンガポール、その他海外拠点 ※初任地は希望を考慮の上決定。原則国内拠点。 |
給与 | 博士了の基本給:304,000円 修士了の基本給:291,000円 学部卒・高専専攻科卒の基本給:251,000円 短大卒・高専本科卒の基本給:225,000円 ※基本給は東京エレクトロングループ共通 ※上記金額は月給 |
諸手当 | 通勤手当、時間外勤務手当、地域手当(※) 他 ※地域手当(下限:17,000円~上限:95,000円)は勤務地および社宅/独身寮制度適用の有無をベースに毎月支給 ※東京エレクトロングループ共通 |
昇給・賞与 | 昇給 原則、年1回(7月) 賞与 原則、年2回(6月、12月) |
通勤補助費 | 有(同社規定による支給) |
勤務 | 原則、9:00~17:30 ※勤務地により異なる(実働7.5時間) |
休日・休暇 | 完全週休二日制、祝日(※)、年末年始、年次有給休暇(初年度12日)、特別休暇(慶弔・リフレッシュ休暇など)ほか ※勤務地により一部休日の振替変更あり |
給与や諸手当による報酬の高さと、実働7.5時間の勤務体系からかなり恵まれた環境で就業できることを感じ取ることができます。
また、職種がかなり細かく明記されていることから、入社後のキャリアを文系理系共にイメージしやすいようにする企業側の配慮を感じ取ることができます。
キャリア採用情報
職種 | デバイス技術企画部/DRAMデバイスマーケティングスペシャリスト |
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応募資格 | DRAM開発経験(デバイス開発、プロセス開発、設計のうちどれか)5年以上※マーケティング経験は不問。また、経験年数は目安。 最先端のDRAM開発経験があり、マーケティングスペシャリストとして、グローバルな視点と技術的な視野を広げて活躍していきたい方からのご応募を歓迎。 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 107-6325 東京都港区赤坂赤坂Bizタワー |
給与 | 非公開 |
諸手当 | 通勤手当、時間外勤務手当、地域手当(※) 他 ※地域手当(下限:17,000円~上限:95,000円)は勤務地および社宅/独身寮制度適用の有無をベースに毎月支給 ※東京エレクトロングループ共通 |
昇給・賞与 | 昇給 原則、年1回(7月) 賞与 原則、年2回(6月、12月) |
通勤補助費 | 有(同社規定による支給) |
勤務 | 原則、9:00~17:30 ※勤務地により異なる(実働7.5時間) |
休日・休暇 | 完全週休二日制、祝日(※)、年末年始、年次有給休暇(初年度12日)、特別休暇(慶弔・リフレッシュ休暇など)ほか ※勤務地により一部休日の振替変更あり |
最も採用枠の多いエンジニア職の一つを事例として紹介します。
中途採用においては、かなり即戦力性の高いポジションであるため、募集要項には実務経験が記載されています。
また、特徴的なのは給与が非公開であること。
東京エレクトロン雇用のポジションは全て給与が非公開となっていました。
一方で、宮城の関連会社雇用のポジションの場合では500〜1,200万円という給与幅で掲載されています。
あくまで参考情報となりますが、初任給から1,000万円以上の報酬を獲得できる可能性があるといえるでしょう。
東京エレクトロンの会社概要
会社名 | 東京エレクトロン株式会社 |
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代表者 |
代表取締役社長・CEO 河合 利樹 |
設立 | 1963年(昭和38年)11月11日 |
本社所在地 |
〒107-6325 |
資本金 | 549億6,119万円 |
従業員数 |
2,021人(単独) |
主な事業内容 |
半導体製造装置事業 |
平均年齢 |
43歳6ヶ月 |
平均勤続年齢 |
15年0ヶ月 |
※最終更新日:2023年11月2日
東京エレクトロン株式会社は、日本の先端技術を代表する半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置のメーカーとして広く知られています。
創業は1951年で、本社は東京都千代田区です。
平均年齢43.6歳で、平均医勤続年数15年と、落ち着いて長期就業することができる企業であることがわかります。
※出典:東京エレクトロン-会社概要
※出典:東京エレクトロン-有価証券報告書
東京エレクトロンの同業界競合他社との年収比較
会社名 | 平均年収 | 最新年度売上高 |
---|---|---|
東京エレクトロン株式会社 ※1 |
1,398万円 | 2.3兆円 |
株式会社アドバンテスト ※2 | 1,010万円 | 5,601億円 |
株式会社SCREENホールディングス※3 | 923万円 | 4,608億円 |
※1出典:東京エレクトロン-有価証券報告書
※2出典:アドバンテスト-有価証券報告書
※3出典:SCREENホールディングス – 有価証券報告書
半導体製造装置メーカーの売り上げシェアごとに、アドバンテスト、SCREENホールディングスと比較しました。
売上高は4倍以上の差があり、圧倒的な高さであることがわかります。
また、平均年収も約1.3倍となっており、同業界内でもかなり高い水準であることがわかります。
同業他社比較で東京エレクトロンは技術革新と高品質な製品を提供することで売上を獲得、シャアを維持しており、その技術力を支えるためにエンジニアをはじめとした従業員に対して高い報酬を提供していることを見て取ることができます。
東京エレクトロンの給与・評価制度
東京エレクトロンは2017年に人事制度を刷新し「革新的な技術力と、多様なテクノロジーを融合する独創的な提案力で、半導体産業とFPD産業に高い付加価値と利益を生み出す真のグローバルカンパニー」 として成長するための制度を構築しました。
従業員が職責と主体性を持ち、達成感と成長を得られるよう、ストレッチと絶対評価の観点を踏まえた目標評価制度となっています。
グローバル共通の等級制度と評価制度を導入し、中長期的な取り組みや専門的な知見の習得に対しても評価する「人材を育てる」ことにも着目した制度であるのが特徴的です。
単純に高い報酬を支給するだけでなく、その裏付けとして今後中長期にわたって同社や顧客に対して貢献できる人材を輩出していきたいという企業の想いの込められています。
東京エレクトロンの残業時間と残業手当
ライトハウス上では、東京エレクトロンの平均残業時間は38時間という投稿になっています。
これだけを見るとやや長いように感じるかもしれませんが、元々7.5時間勤務の時間設定となっていることを考慮すると、8時間勤務の企業と比較して20営業日で10時間分就業時間が短いことになります。
仮に8時間勤務の企業と比較する際には、東京エレクトロンは差し引いて28時間の残業想定と理解するとよいでしょう。
東京エレクトロンのボーナス・賞与
東京エレクトロンでは年2回(6月と12月)の賞与支給と記載されています。
賞与制度は、企業と個人の業績を評価し報酬する目的で設定されているため、個人の成果や企業の業績に基づいて報酬が決定されます。
また、2022年には夏の賞与が平均で30万円増額され、好調な業績が続く中で賞与の合計額が300万円を超える水準に達したとの報道もありました。
管理職や経営陣、専門職には、中期業績に連動する株式報酬制度に基づいて株式を交付するなど、企業の業績をしっかりと社員に還元し、一段の成長に向けて士気を高める制度があります。
※出典:東京エレクトロン – 福利厚生
※出典:日経転職版 -東京エレクトロン、賞与上積み 300万円超で人材流出防ぐ
東京エレクトロンの福利厚生について
東京エレクトロンでは、従業員のライフステージに合わせ、社員とその家族の生活の質を向上させるために、多くの福利厚生制度を提供しています。
具体的な福利厚生制度については、以下の通りです。
住宅支援制度
独身寮制度、転勤者住宅制度、持家援助制度を提供しており、これらの制度を通じて新入社員や転勤者の住居負担を軽減しています。
休日・休暇制度
完全週休2日制、祝日、年末年始、年次有給休暇、特別休暇(慶弔・リフレッシュ休暇など)を提供しています。
教育・研修:
人的資本経営を実現する人材戦略に必要な共通要素の1つとして「リスキル・学び直し」が挙げられていることや、ビジネスの変化が激しく、求められるスキルも変わってくる時代であることからグローバル共通の学びのプラットフォームとして、LinkedIn Learningを導入しています。
もちろんこの他にも、一般的な大手企業で導入している社員持株会、財形貯蓄制度、ヘルスケア関連などの福利厚生も一連が整っています。
※出典:東京エレクトロン – キャリア採用
※出典:東京エレクトロン – 新卒採用
東京エレクトロンの年収と働きがいに対する評判・口コミ
東京エレクトロンでの年収と働きがいに対する評判や口コミをまとめました。
よい評判・口コミと悪い評判・口コミをそれぞれまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
男性・新卒入社 セールスエンジニア
自分が描いているキャリアをしっかり歩むことができる。
上司達はしっかり部下のことを見ていて、適正に合わせて配置をしている印象を持つ。
男性・新卒入社 メカ
持株会は15%つくので良い福利厚生に思う。
住宅補助も独身かつ年数制限ありかつ県外者のみの対象だが、対象者に関しては月五万円程のアパートに五千円で住めるので1番大きな福利厚生だと思う。
退職金はマッチング拠出することも可能になっている。
目標設定に重きを置いた人事制度に変更している分、自分のキャリア展望がはっきりしている方には魅力的な環境とわかります。
また、やはり福利厚生整っているとの口コミが多くありました。
年収と働きがいに対する悪い評判・口コミ
男性・新卒入社 事務
人事の用意する研修はあるが、あまり効果的なものはない。
ただ忙しいのが好きなら良いが、ふとしたときに、社会全般で必要となるだろう基礎的な力は身につかないことを、感じる。
景気が悪くなると優秀な人からやめていく
男性・中途入社 人事
月収が低い
賞与も業績に左右されるので、景気が良い時は他社に比べて年収が高くなるが、半導体業界は波があるので安定した収入を求めるのであればおすすめしない(良い時は年収とほぼ同額の賞与になる)。
役職のない管理監督者の評価が部長以上でされ、自身の上長の意見が左右されないのが問題です。業績賞与に対して評価の結果が掛けられて賞与金額が決定する
ポジションによってはキャリアアップにつながるスキル習得ができていない、配属場所によって研修や育成体制が整っていないといった口コミがありました。
また、待遇に関しては月給・月収が低いという投稿が多く見られました。
各種手当が多くあり、半導体業界が好調である一方で、基本給が低いことで給与変動の可能性があることは認識しておきましょう。
東京エレクトロンへの転職におすすめ転職エージェント
東京エレクトロンは半導体製造装置業界において日本を代表する企業であることから、非常に人気が高いです。
一方で、自社サイトには掲載していない採用ポジションがあることから転職エージェントの利用は必須となるでしょう。
ここでは、特におすすめの転職エージェント3社を紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
公開求人数 | 551,826件(2023年11月2日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
ハイクラス転職を得意とするリクルートダイレクトスカウトの特徴として、下記3点が挙げられます。
- ハイクラス向け転職エージェント
- ヘッドハンターを選べる
- 企業からの返信率が高い
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターが転職活動をサポートしてくれます。
ヘッドハンターの経験年数、得意ジャンルなどで検索し、指名することが可能です。
そのため、半導体製造装置業界や対象の職種への転職を得意としたヘッドハンターを指名することもできるかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約25万件 |
非公開求人数 | 約30万件以上 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
※最終更新日:2023年11月2日
doda
引用:doda
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp |
公開求人数 | 220,849件(2023年11月2日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
テレビCMでもおなじみとなっているdoda。
非常に多くの転職者が利用する転職エージェントでもあります。特におすすめポイントは下記3点です。
- 転職者満足度ナンバー1
- イベントが充実
- 診断が充実
転職する際に、本当に自分に合った仕事なのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
dodaでは、転職タイプ診断や仕事力診断など様々な診断を無料で利用することができます。
自分のタイプを知ることで、面接の際の自己アピールなどに活かすことも可能です。
また、エージェントでは経験豊富なキャリアアドバイザーと、企業担当が連携してサポートしてくれます。
また「東京エレクトロン」をキーワードとして含む案件は255件も公開されています(2023年10月時点)。
エージェント経由であれば、企業情報を豊富に持った担当アドバイザーによる支援も受けることができます。ぜひ活用ください。
dodaの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社パーソナルキャリア |
公開求人数 | 約21万件 |
非公開求人数 | 約3万件以上 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
※最終更新日:2023年11月2日
マイナビエージェント
引用:マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
公開求人数 | 48,357件(2023年11月2日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
書類添削や面接対策だけではなく、内定後のフォローまでトータルサポートしてくれることから、マイナビエージェントは人気を集めています。主な特徴として、以下3点が挙げられます。
- 転職回数・年代別サポート
- 業界に精通したアドバイザー
- 企業担当アドバイザーのバックアップ
転職をメインでサポートしてくれるキャリアアドバイザーだけではなく、企業の人事担当者とやり取りするアドバイザーからのバックアップが受けられる点も魅力です。
求人情報には掲載されていない情報などを聞くことができるため、一歩踏み込んだアドバイスなどを受けることもできます。
ちなみに、東京エレクトロンのグループ企業含めて36件も取り扱いがあるようでした。(2023年11月時点)
マイナビエージェントの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約6万件 |
非公開求人数 | 約1.8万件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※最終更新日:2023年11月2日
※マイナビのプロモーションを含みます
東京エレクトロンの年収に関するQ&A
東京エレクトロンの年収に関するよくある質問とその回答をまとめました。
ぜひ、チェックしてみてください。
東京エレクトロンの年収が高い理由は?
企業としての安定した業績と、従業員への投資を行っていることが挙げられます。
半導体業界の好調な業績に伴い、半導体製造装置業界も業績が好調に推移しています。
その中で、海外の大手メーカーの高い年収水準に対抗することや、従業員に積極的な還元を行って更なる成長を目指すという観点から高い給与水準となっています。
※出典:東京エレクトロン – 福利厚生
※出典:日経転職版 -東京エレクトロン、賞与上積み 300万円超で人材流出防ぐ
東京エレクトロンは激務でやばい?
多忙な時期があります。
業績が好調に推移していることで開発や製造といった技術職には業務が多く降りてきています。
そのため、残業が多くなる傾向はあるようです。
一方で、その残業代はしっかりと支給され、ある程度業務に慣れる中で効率化を図ることができるよう生産性を上げていこうという風土があることも事実です。
東京エレクトロンの院卒での年収は?
新卒採用では以下のように公表されています。
- 博士了の基本給:304,000円
- 修士了の基本給:291,000円
ここに各種手当と年2回の賞与が支給され、想定では約350万程度からのスタートと見込まれます。
また、キャリア採用については詳細な待遇は非公表となっています。
東京エレクトロンのエンジニアの年収は高い?
高いでしょう。
平均年収は有価証券報告書で1,398万円と公表されています。
なた、ライトハウスでの口コミでも平均32歳で1,500万円という結果でした。
※出典:東京エレクトロン-有価証券報告書
※出典:ライトハウス-東京エレクトロン
東京エレクトロンの年収まとめ
この記事では、東京エレクトロンの平均年収やボーナス、職種ごとの年収などについて詳しく解説しました。
東京エレクトロンの年収は、半導体業界・半導体製造装置業回の売上が大きく成長している中で、非常に好調に推移しています。
同業界においても高い水準の給与支給される企業であるとわかっていただけたかと思います。
東京エレクトロンは現在非常に人気のある企業であり、かつ、複数ポジションに分けてキャリア採用をしています。
もし転職を検討されている方は、グループ企業含めて東京エレクトロンについての情報を豊富に持つ転職エージェントを活用するのがおすすめです。
この記事では、おすすめの転職エージェントも紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。