UBSはスイスのチューリッヒに本拠地がある世界最大級の金融グループです。
日本においてはUBS証券株式会社、UBS銀行東京支店、UBSアセット・マネジメント株式会社の3法人を通じて、法人・機関投資家および富裕層の個人に向けて金融商品やサービスを提供している企業です。
その中でもUBS証券は投資銀行部門として証券業務や資産運用業務を行っています。
日本ではここ最近欧州系金融機関の業務拡大が活発に行われており、UBSも優秀な人材を獲得するべく国内大手証券会社などから人材を採用している傾向があります。
UBSの気になる年収や中途採用時の特徴について整理しました。
UBSの年収はかなりの高さ
UBS証券は外資系企業らしく年俸制を採っています。
年収は公開されていませんが、独自に調査した結果予想される目安金額を下記に記載します。
なお、下記の金額はUBS証券のものですが、銀行やアセット・マネジメントでも大きくは変わらないので参考としてみてください。
タイトル | 年収 |
ジュニアスタッフ | 600~1000万円程度 |
スタッフ | 800~1200万円程度 |
シニアスタッフ | 1000~1500万円程度 |
マネージャー | 1400~2000万円程度 |
シニアマネージャー | 1800~2500万円程度 |
パートナー | 3000万円以上 |
上記は年間賞与が含まれた目安金額です。
実際の支給金額は個人の実力によって異なるので、同じランクでも給与にかなり差が出る場合があります。
新卒でも600万以上が支給されており、かなりの高給と言えます。
当然のことながら給与に見合うパフォーマンスが求められます。
UBS の主な事業内容
日本においては、UBSは証券、銀行、アセット・マネジメントの三法人にてサービスを提供していますが、事業としてはウェルス・マネジメント、インベストメント・バンク、アセット・マネジメントの三種類があります。
これらのうちの業務の多くを主にUBS証券が担っています。特にインベストメント・バンクについては、投資銀行業務、株式業務、債券業務、外国為替といった業務があり、UBS証券が中心となってサービスを提供しています。
UBSとしては、三種類の事業部門のシナジー効果を重視しており連携した業務が多く実施されます。
個の能力が高いことはもちろん求められますが、一匹狼ではなくチームでのアウトプットを重視するので、円滑な人間関係を育める能力やチームワークを重視する姿勢も必要となります。
なお、ここ数年は富裕層の個人向けにウェルス・マネジメントを中核ビジネスに置いており、投資銀行業務など他の金融業からウェルス・マネジメントへ興味を持つ人も増えているようです。
ウェルス・マネジメントを中核に置いているのはUBSしか現状ないため、この分野に興味を持つ場合は積極的に受けてみた方が良いでしょう。
UBSは投資銀行業務を中心に激務できつい
他の外資系金融と同様に、UBSも激務です。
中には深夜に帰宅後、朝5時に起きて8時に出社するような人もいますが、大多数は13時間程度の勤務のようです。
証券系であればマーケットの時刻に左右されることも多く、またチームでの業務が多くなるので、あまり自分の裁量だけで自由に勤務時間を決めることはできない場合が多いでしょう。
一方、完全に実力主義の世界なので、アウトプットの質や能力が高ければ短時間でも仕事をこなしている人もおり、一概に言えません。
男女問わず高品質な仕事が要求されるので、必然的に業務量が多くなります。
プライベートはある程度犠牲にする覚悟がなければ働き続けるのは難しいでしょう。
女性でもバリバリとキャリアを積める環境なので、キャリアアップにはおすすめです。
UBS で必要とされるスキル
UBSは外資系金融機関かつ実力主義の企業であるという性質から、金融業に関する経験や知見、英語をはじめとした語学といった基本的なスキルだけでなく、ハイパフォーマンスを上げるためのチームワークを成せるコミュニケーション能力、リーダーシップや市場動向に対する冷静な分析力等も求められます。
UBSの特徴の一つとして、個人の裁量がとても広いことが挙げられます。
クライアントへのアプローチや提案は基本的に個々の裁量に任されています。
チームで動きながら個人個人の能力が高い環境なので、自ら進んで学び行動する姿勢は必須と言えます。
過去にすでに金融業に従事していた方だけでなく、コンサルティング会社や経営企画といった類似の能力が必要となる業界・業種からの転職者が多いので、それらの経験がある方には比較的チャレンジしやすいでしょう。
UBS への転職に向いている人
上記を踏まえると、UBSへの転職に向いているのは下記3つの要素を持ち合わせている人と言えます。
- 成果を出すために自己研さんやチャレンジを厭わないこと
- 過去に金融業での経験がある、または同分野の知見を持っていること
- 裁量の広い仕事を楽しんでキャリアアップに活かせること
UBSはネームバリューもありますし、入社すれば多くの有意義な経験ができる環境です。
UBSへの転職を検討している方がすべき1つのこと
ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。
- Webには出てこないUBSのリアルな情報が手に入る可能性がある
- UBSおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
- 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる
UBSへの転職を目指す方へのおすすめエージェント
UBSを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。
転職サイトランキング 転職サポート力 1位 アクシスコンサルティング コンサル転職に強い特化型エージェント
2位 マイナビエージェント 転職支援のサポートが手厚く、案件数は業界トップクラス
3位 ランスタッド 年収1000万円以上を狙う人向けの転職エージェント
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。
その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。
- 業界を熟知した質の高いサポート
- 全体の77%が非公開求人
- 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる
信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。
アクシスコンサルティング公式サイト:https://www.axc.ne.jp
ランスタッド
ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。
39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。
年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。
世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。
- 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
- 全体の約80%が非公開求人
- キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる
特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。
転職に関する支援サービスはもちろん無料です。
ランスタッド公式サイト:https://www.randstad.co.jp/professionals/
Type転職エージェント
Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。
エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。
Type転職エージェント公式サイト:https://type.career-agent.jp
UBSを含むキャリアアップを目指す全ての方へ
転職はタイミングが重要です。
そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。
キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。
ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転USJ可能性を高めるポイントです。
自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。
皆様の転職が成功することを願っています。
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