UBSはスイスのチューリッヒに本拠地がある世界最大級の金融グループです。
日本においては「UBS証券株式会社」「UBS銀行東京支店」「UBSアセット・マネジメント株式会社」の3法人を通じて、法人・機関投資家および富裕層の個人に向けて金融商品やサービスを提供している企業です。
最近の日本では欧州系金融機関の業務拡大が活発に行われており、UBSも優秀な人材を獲得するべく、国内大手証券会社などから人材を採用している傾向があります。
今回は、UBSの気になる年収や中途採用時の特徴について整理しました。
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UBSの年収 | |
---|---|
UBSの平均年収 | 約1,470万円※1 |
UBSの生涯年収 | 約5億5,860万円※2 |
外資系証券の平均年収 | 約1,630万円 |
日本の平均年収 | 458万円※3 |
UBSの新卒年収 | 約600万円 |
※1:OpenWork
※2:22歳〜60歳までの生涯年収
※3:国税庁-平均給与
UBSの平均年収
UBSの平均年収は不明ですが、日本法人3社の平均年収はOpenWorkに情報が載っていました。次の通りです。
グループ各社 | 平均年収(年収範囲) |
---|---|
UBS証券株式会社 | 約1,700万円(600万円〜4,600万円) |
UBS銀行東京支店 | 約1,307万円(600万円〜3,000万円) |
UBSアセット・マネジメント株式会社 | 約1,400万円(不明) |
参考:OpenWork
上記を見ると、UBSの平均年収は「約1,470万円」と言えるでしょう。
また、UBS証券での役職ごとの年収を独自に調査した結果は次の通りです。銀行やアセット・マネジメントでも大きくは変わらないので参考としてみてください。
役職 | 年収 |
---|---|
ジュニアスタッフ | 600〜1,000万円 |
スタッフ | 800〜1,200万円 |
シニアスタッフ | 1,000〜1,500万円 |
マネージャー | 1,400〜2,000万円 |
シニアマネージャー | 1,800〜2,500万円 |
パートナー | 3,000万円以上 |
上記は年間賞与が含まれた目安金額です。
新卒でも600万以上が支給されており、かなりの高給と言えます。
ただし、実際の支給金額は個人の実力によって異なるので、同じランクでも給与にかなり差が出る場合があります。
新卒年収と評価制度
UBSでの新卒年収は、UBS証券を基準にすると「600万円」が相場です。
また、評価制度については「360度評価」を採用しています(※)。
職種別の平均年収
UBSの職種別の平均年収については、詳しい情報がありません。
OpenWorkを参照すると、UBS証券の営業職で約1,420万円、年収範囲は600〜2,500万円とのことです。
平均年収の動向
UBSの年収は有価証券報告書にも記載がないため、過去の平均年収の推移はデータがありません。
年収と業績の相関性
UBSの年収は非公開ですが、UBSグループ全体の業績は次のように公開されています。
年度 | 純利益(百万米ドル) |
---|---|
2018年 | 4,107 |
2019年 | 3,965 |
2020年 | 6,196 |
2021年 | 7,032 |
2022年 | 7,084 |
上記を見て分かる通り、業績は右肩上がりで成長していることが伺えます。ちなみに、UBS AG単体ベースでも業績は右肩上がりとなっています。
残業手当
UBSの残業手当に関する公式の情報はありません。しかし、他の文献を参照すると「月40時間の見込み残業」という情報があり、残業手当は支払われるようです。
ボーナス
グループ各社 | ボーナス |
---|---|
UBS証券株式会社 | 50〜2,200万円 |
UBS銀行東京支店 | 60〜1,500万円 |
UBSアセット・マネジメント株式会社 | 情報不足 |
参考:OpenWork
ボーナス範囲は大きいですが、2,000万円以上を貰っている人もおり、外資系ならではの高待遇と言えます。
同業他社との年収比較
同業他社 | 平均年収(年収範囲) |
---|---|
UBS Group AG | 1,699万円(600〜4,600万円) |
ゴールドマン・サックス証券株式会社 | 1,811万円(750〜6,000万円) |
JPモルガン証券株式会社 | 1,964万円(700〜6,520万円) |
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 1,402万円(700〜4,400万円) |
クレディ・スイス証券株式会社 | 1,296万円(680〜3,000万円) |
参考:OpenWork
UBS Group AGの年収はUBS証券株式会社のデータを記載しています。比較した中では3番目に多い年収です。
UBSは激務でやばい?
他の外資系金融と同様に、UBSも激務です。
中には深夜に帰宅後、朝5時に起きて8時に出社するような人もいますが、大多数は13時間程度の勤務のようです。
証券系であればマーケットの時刻に左右されることも多く、またチームでの業務が多くなります。あまり自分の裁量だけで自由に勤務時間を決めることはできない場合が多いでしょう。
一方で完全に実力主義の世界です。アウトプットの質や能力が高ければ短時間でも仕事をこなしている人もおり、一概に言えません。
男女問わず高品質な仕事が要求されるので、必然的に業務量が多くなります。プライベートはある程度犠牲にする覚悟がなければ、働き続けるのは難しいでしょう。
その点では女性でもバリバリとキャリアを積める環境なので、キャリアアップにはおすすめです。
グループ各社 | 平均残業時間 |
---|---|
UBS証券株式会社 | 51.2時間 |
UBS銀行東京支店 | 31.7時間 |
UBSアセット・マネジメント株式会社 | 34.5時間 |
参考:OpenWork
UBSの企業情報
会社名(グループ) | UBS証券株式会社 UBS銀行東京支店 UBSアセット・マネジメント株式会社 |
---|---|
所在地 |
スイス
〒100-0004 東京都大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー23階~24階 |
設立 |
1862年
2012年
2007年
2007年 |
代表者 |
セルジオ・エルモッティ
中村善二
中村善二(在日代表、日本における代表者)
三木 桂一 |
事業 | ウェルス・マネジメント(資産運用) インベストメント・バンク(投資銀行) アセット・マネジメント(資産管理) |
資本金 | UBS AG(連結ベース) 338百万米ドル |
従業員数 | UBS AG(連結ベース) 47,628人 |
勤務地 | 東京、大阪、名古屋 |
勤務時間 | 8:45~17:15 ハイブリッドワーク制度:当社規定により、在宅勤務が選択できます。 |
参考:Wikipedia
事業は「資産運用」「投資銀行」「資産管理」の3つを軸にしています。それぞれの中身については後述します。
また、ハイブリットワーク制度によりリモートワークを選択できるなど、今の時代に合った働き方ができるのは魅力です。
UBSの福利厚生
参考1:入社後の待遇・福利厚生 | UBS 日本
- 借り上げ社宅制度
- 従業員支援プログラム
- 社員とその家族を対象に、専門のコンサルタントやカウンセラーによるサポートを提供。
- 永年勤続アワード
- 福利厚生倶楽部、ラフォーレ会員制福利厚生サービス
- 定期健康診断
- 会社指定の医療機関にて年に1回の定期健康診断を受診。35歳以上の社員は人間ドックまたは定期健康診断を選択可能。
- 退職金制度
- 社会保険・労働保険
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
- 労災保険
- 介護保険
- 企業保険
- 団体生命保険
- 入院保険
- 子育て支援制度
- 出産休暇
- 配偶者の出産休暇
- 出生時育児休業
- 育児休業
- 家族の看護休暇
- 育児時間の取得
- フレキシブル・ワーク・アレンジメント
- マタニティー・コーチング
- 子育て支援プログラム
- 授乳・搾乳の専用オフィス
- カウンセリング
参考2:子育て支援制度 | UBS 日本
UBSの福利厚生はかなり充実しています。各種保険が整っている他、子育て支援制度も完備しているなど隙がありません。
休日・休暇
- 年間休日
- 完全週休2日 (土・日)、祝日、年末年始
- 年次有給休暇
- 勤続年数により、15-25日 (初年度は入社月による)
- その他休暇・休業
- 慶弔休暇、出産休暇、ボランティア休暇、育児・介護休業 等
年間で約110〜120日の休日がある試算です。出産・育児休暇も取れるのは嬉しい点でしょう。
教育制度
参考:研修制度 | UBS 日本
- 国内研修
- 各部門紹介
- DE&Iトレーニング
- ビジネス・マナー講座
- ビジネス文書 (日本語・英語)
- ビジネス・コミュニケーション (英語)
- 会計・財務分析
- 金融商品・市場知識 (金利・債券・デリバティブ)
- 海外研修
- 全世界の新卒社員を対象にした所属部門別研修プログラムを、ロンドン、ニューヨークなど世界各地で実施。
- 社員研修
- 金融に関する高度な専門知識を英語と日本語で提供。金融基礎知識からデリバティブ、統計学、ストラクチャードプロダクト、ポートフォリオ理論など金融専門知識の他、コミュニケーション、リーダーシップ、マネジメント、DE&Iやウェルビーイングなど、幅広いトピックを提供。
外資系とあって海外研修があります。金融知識向上のための研修が整っているため、金融分野でキャリアを積みたい人にとっては理想の環境だと言えます。
UBSの主な事業内容
UBSは「ウェルス・マネジメント」「インベストメント・バンク」「アセット・マネジメント」の3つを主力事業に置いています。
事業の全体像は次の通りです。
- ウェルス・マネジメント
- 「UBS証券株式会社」を通じて、個人、家族、および組織の高額資産顧客向けにカスタマイズされた資産管理サービスを提供している。投資アドバイス、資産運用、不動産計画、税務計画など、包括的な金融ソリューションで顧客の資産成長と保全を支援する。
- インベストメント・バンク
- 「UBS銀行東京支店」を通じて、企業、機関、政府に対して金融市場に関連する幅広いサービスを提供している。企業財務、資本市場、マージャーアンドアクイジション(M&A)アドバイザリー、リスク管理、証券取引などで顧客の資金調達や投資戦略の実現をサポートする。
- アセット・マネジメント
- 「UBSアセット・マネジメント株式会社」を通じて、個人、機関投資家、およびその他のクライアント向けに多様な投資管理サービスを提供している。株式、債券、不動産、ヘッジファンド、マルチアセットなど、幅広い投資オプションを提供する。
- マネジメントコンサルティング
- 「UBSジャパン・アドバイザーズ株式会社」を通じて、主に投資アドバイザリーやマネジメントコンサルティングのサービスを提供する。金融市場の専門知識を活用し、企業や機関投資家に対して戦略的なアドバイスや資産運用計画の立案を行うことが主な業務である。
- 資産管理サービス
- 「UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント株式会社」を通じて、日本の高額資産顧客に対するウェルス・マネジメントサービスを提供する。UBSグループと三井住友信託銀行との合弁事業であり、個人資産の成長と保全、相続計画、税務計画などの包括的な資産管理サービスを提供する。
UBSとしては、三種類の事業部門のシナジー効果を重視しており、連携した業務が多く実施されます。
個の能力が高いことはもちろん求められますが、円滑な人間関係を育める能力やチームワークを重視する姿勢も必要となります。
なお、ここ数年は富裕層の個人向けにウェルス・マネジメントを中核ビジネスに置いており、投資銀行業務など他の金融業からウェルス・マネジメントへ興味を持つ人も増えているようです。
ウェルス・マネジメントを中核に置いているのはUBSしか現状ないため、この分野に興味を持つ場合は積極的に受けてみた方が良いでしょう。
UBSの選考フロー
ワンキャリアの情報によると、新卒の選考フローは次の通りです。
参考:ワンキャリア
- エントリーシート
- Webテスト
- グループディスカッション
- 集団面接
- インターンシップ
新卒の応募はUBS専用「マイページ」を通じての受付となっています。
また、中途採用も同様にフローは公開されておらず、応募は人事部キャリア採用にメールを送る形式です。
UBSが求める人物像
UBSのそれぞれの分野ごとに求められる人物像について見ていきましょう。
- ウェルス・マネジメント部門での求める人物像
- インベストメント・バンク部門での求める人物像
- アセット・マネジメント部門での求める人物像
ウェルス・マネジメント部門での求める人物像
ウェルス・マネジメント部門の紹介ページを要約すると、求める人物像は次の通りです。
- 富裕層の顧客と信頼関係を築ける人
- 資産管理アドバイスや多様なニーズに応えられる人
- 責任を持ち、適切な裁量を行使できる人
- お客様やビジネスパートナーの立場でソリューションを考え実行できる人
- 加速度的成長を望むビジネスパーソン
ウェルス・マネジメント部門で求められるのは、富裕層のクライアントに対して信頼を築ける人物です。資産管理のアドバイスに加え、顧客の多様な要求に応えられる柔軟性が必要です。
クライアントやビジネスパートナーの立場に立ったソリューションを提案し、実行に移せる人材が重宝されるでしょう。
ビジネスリーダーや富裕層との人脈構築能力も、この分野での成功には欠かせません。
インベストメント・バンク部門での求める人物像
インベストメント・バンク部門の紹介ページを要約すると、求める人物像は次の通りです。
- 株式公開をサポートし、企業価値を評価し、投資家に適切に伝える能力がある人
- 世界の事象を俯瞰しながら業務を進められる人
- 大きな裁量を任され、自ら積極的に手を挙げてチャレンジできる人
- 自分のキャリアパスを追求し、自らの仕事に情熱を持って取り組む人
- アドバイザリーや資本市場での業務をこなせる人
インベストメント・バンク部門では、株式公開のサポートや企業価値の評価、投資家への適切な情報伝達が重要な役割を果たします。
大きな裁量を任される場面で積極的に挑戦できる人材が求められており、アドバイザリー業務や資本市場での発行業務など、多様な業務をこなす能力も必要です。
分析スキルや財務分析モデルの構築能力も、重要なスキルとなるでしょう。
アセット・マネジメント部門での求める人物像
アセット・マネジメント部門の紹介ページを要約すると、求める人物像は次の通りです。
- 投資信託販売促進・営業活動に従事意欲のある人
- 投資家の資産形成に貢献し情熱を注げる人
- 年齢・経験問わずチャンスを掴む能動性・積極性を持つ人
- グローバルに統合された運用体制のもとで働ける人
- 幅広い運用商品・サービスを理解し提供できる人
アセット・マネジメント部門では、投資信託の販売促進や営業活動に従事する意欲が重要です。
求められるのは、投資家の資産形成への貢献に自信を持ち、情熱を注げる人物です。
また、幅広い運用商品やサービスの理解と提供能力、新しい運用手法や商品開発への貢献も重要でしょう。
UBSで必要とされるスキル
UBSは、外資系金融機関かつ実力主義の企業です。その性質から、金融業に関する経験や知見、英語をはじめとした語学といった基本的なスキルが必須です。
そのほか、「コミュニケーション能力」や「リーダーシップ」、市場動向に対する冷静な「分析力」等も求められるでしょう。
また、UBSの特徴の一つとして、個人の裁量がとても広いことが挙げられます。クライアントへのアプローチや提案は、基本的に個々の裁量に任されています。そのため、自ら進んで学び行動する姿勢は必須と言えるでしょう。
UBSは、コンサルティング会社や経営企画といった類似の能力が必要となる業界・業種からの転職者も多いです。それらの経験がある方には比較的チャレンジしやすいと言えます。
UBSへの転職に向いている人
ここまでの内容を踏まえると、UBSへの転職に向いているのは下記3つの要素を持ち合わせている人と言えます。
- 成果を出すために自己研さんやチャレンジを厭わない人
- 過去に金融業での経験がある、または同分野の知見を持っている人
- 裁量の広い仕事を楽しんでキャリアアップに活かせる人
UBSはネームバリューもありますし、入社すれば多くの有意義な経験ができる環境です。
それぞれの要素について、順番に見ていきましょう。
成果を出すために自己研さんやチャレンジを厭わないこと
UBSへの転職を考えているなら、まずは自己成長への強い意欲が必要です。なぜなら、UBSでは継続的な学習と自己改善への姿勢が高く評価されるからです。
金融業界は常に変化しており、新しい知識やスキルを身につけることが重要です。また、新しい課題や困難に直面した際には、それをチャンスと捉え、前向きに取り組む姿勢が求められます。
UBSでは、自己研鑽とチャレンジを重視する文化が根付いており、これらの要素を持つ人材が成功への道を歩みやすいでしょう。
過去に金融業での経験がある、または同分野の知見を持っていること
金融業界での経験や知見は、UBSへの転職において大きなアドバンテージとなります。特に、金融市場の理解や金融商品に関する深い知識は、この分野で働く上で非常に重要です。
実務経験があれば、特に投資銀行、資産管理、リスク管理などの分野での経験は、即戦力としての価値があります。
ファイナンス、アカウンティング、経済学などの教育背景があれば、理論と実務の両方に精通していることを示せます。UBSでは、これらの知識や経験を持つ人材が、より効果的に貢献できる環境があると言えるでしょう。
裁量の広い仕事を楽しんでキャリアアップに活かせること
UBSで活躍するためには、裁量の広い仕事を楽しむことが重要です。自律性と自己管理能力を持ち、独立した意思決定を行える人材になることが最適でしょう。
そのような人材になるためには、責任を持って主体的に行動することが必要です。自らの決断によってキャリアパスを形成し、自分自身のキャリアを積極的にデザインしていく意志力が重要だと言えます。
自己主導でキャリアを築き、裁量の広い業務に挑戦することがUBSで活躍するための重要な素質でしょう。
UBSへの転職を検討している方がすべき1つのこと
ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。その理由は下記3点です。
- Webには出てこないUBSのリアルな情報が手に入る可能性がある
- UBSおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
- 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる
Webには出てこないUBSのリアルな情報が手に入る可能性がある
UBSへの転職を考えている方は、転職エージェントを利用して、ウェブ上では得られないリアルな情報を収集することをお勧めします。
エージェントを通じて、UBSの内部文化やチームダイナミクスに関する洞察を得ることができます。企業の公式ウェブサイトや求人広告だけでは把握しにくい、貴重な情報源となるでしょう。
また、UBSで実際に働く人々の体験談やキャリアパスに関する生の情報を得ることも可能です。現在の業務内容や将来のキャリア展望、企業の戦略など、より深いレベルの情報を知ることができるでしょう。
UBSおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントを利用する大きな利点の一つは、UBSを含む多くの企業が一般には公開しない求人情報にアクセスできることです。
エージェントは独自のネットワークを通じて、目指す業界や職種の非公開ポジションを紹介してくれます。一般公開される求人よりも競争が少なく、採用される可能性を高める絶好のチャンスです。
非公開の求人は、特に上級レベルのポジションや特殊なスキルが求められる職種で多く見られます。これらの情報にアクセスすることは転職活動を大いに助けるでしょう。
面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる
転職エージェントの利用は、面接対策や年収交渉においても非常に有効です。
専門のキャリアアドバイザーから面接のテクニックやコツを学び、成功率を高めることができます。また、業界の標準に合わせた適正な年収設定のアドバイスを受けることも可能です。
さらに、転職エージェントが候補者の代理として条件交渉を行うことで、最良のオファーを引き出すサポートを受けることができます。
特にUBSのような大手企業への転職を考えている場合、こうした専門的なサポートが大きなアドバンテージとなるでしょう。
UBSへの転職を目指す方のおすすめエージェント3社
UBSは金融業を主軸とした大手外資企業です。その特徴を踏まえると、UBSグループへの転職に適した転職エージェントは次の3社です。
上記のおすすめエージェントについて、順番に見ていきましょう。
アサイン
運営会社 | 株式会社アサイン |
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公式サイト | https://assign-inc.com/ |
公開求人数 | 非公開(2024年6月7日時点) |
主な求人職種 | コンサルティング・IT業界 |
アサインは、20代から30代のハイエンド転職に特化したエージェントです。
コンサルティングや大手IT業界に強く、エージェントのサポートが手厚いことで人気があります。
- 若手のキャリアアップに最適なエージェント
- 若くてもコンサル・IT業界にハイクラスな条件で転職できる。
- 個人に応じたオーダーメイドなキャリア支援
- 一人ひとりに合った長期的なキャリア形成のアドバイスを貰える。
- 独自アプリ「VIEW」による転職サポート
- アサインのノウハウとAIエンジンを融合させたキャリアシミュレーションでキャリア支援してくれる。
中長期を前提としてキャリアサポートを受けたいなら、アサインが最も良いでしょう。
UBSは平均年収が1,000万円を超えるハイエンド企業であるため、アサインを通じて求人情報をリサーチするのがおすすめです。
ランスタッド
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
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公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
公開求人数 | 7,876件(2024年6月7日現在) |
非公開求人数 | 約32,000件(2023年11月27日時点)※全求人の約80% |
主な求人職種 | ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他 |
ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業です。
年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。
世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。
- 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
- ランスタッドの専任コンサルタントは、市場の動向を熟知しており、それぞれの個人に合わせたマンツーマンでのサポートを提供。転職活動を的確に進めることができます。
- 全体の約80%が非公開求人
- ランスタッドでは、一般には公開されていない非公開求人が全体の約80%。これにより、他では知り得ない貴重な求人情報に出会うことができます。
- キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる
- ランスタッドは、キャリアアップはもちろん、ワークライフバランスを重視した求人も豊富に取り揃えており、多様なニーズに応える提案が期待できます。
特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。
そのほとんどが非公開求人であるため、一般には知られていないUBSの隠れた優良求人に出会える可能性があります。
リクルートダイレクトスカウト
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
公開求人数 | 298,652件(2024年6月7日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
リクルートダイレクトスカウトは、その名の通り転職情報サイト大手のリクルート社が運営している転職エージェントです。
高年収が期待されるハイクラス求人に特化していることが特徴であり、約3.5千件を超える証券求人を保有しています。
- 高年収かつ質の高い求人情報が豊富にある
- 年収800万円〜2,000万円の高年収求人を多く扱っており、ハイクラス企業の厳選求人も豊富にある。
- 質の高いヘッドハンターが多数登録しており、自分からアプローチもできる
- 厳選された4,000人以上の優秀なヘッドハンターを揃え、転職者自らヘッドハンターにアプローチをかけることも出来る。
- 無料で自分から求人を検索することができる
- 有料プランに加入せずとも求人の検索・応募が可能。
リクルートというブランドと知名度を最大限に活かすことで、首都圏はもちろん全国各地から求人案件が集約されています。
地方で転職を目指している方にとってもおすすめのエージェントです。
金融系の求人だけでも約1.5万件を保有しているため、同業種への転職にも強いです。
UBSに関する質問・疑問
UBSに関する質問等を集めてみました。
UBSの残業時間はどのくらい?
グループ | 平均残業時間 |
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UBS証券株式会社 | 51.2時間 |
UBS銀行東京支店 | 31.7時間 |
UBSアセット・マネジメント株式会社 | 34.5時間 |
参考:OpenWork
UBS証券が最も多い残業時間となっていますが、これはあくまで目安です。一般的には銀行業も長期残業になる傾向にあります。
UBSは副業OKですか?
転職情報サイトのOpenWorkやライトハウスの口コミを参照する限り、副業は認められているようです。
UBSの就職難易度は?
「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社を見ると、UBSは200社の中にランキングされていないため、就職難易度は「58.3」以下である可能性があります。しかし、UBSは調査対象外となった可能性も考えられます。
UBSは大手外資系であるため、倍率は高いと想定されます。
UBSを含むキャリアアップを目指す全ての方へ
転職はタイミングが重要です。
そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストでしょう。
また、ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも効果的です。
自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。
皆様の転職が成功することを願っています。