バンクオブアメリカ・メリルリンチの平均年収は3698万円!年代・職種別・新卒の給与を徹底解説

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バンクオブアメリカ・メリルリンチは、グローバルにサービスを展開する金融機関です。

企業や個人投資家だけでなく機関投資家や政府機関へも金融アドバイザリーサービスを提供しています。グローバルでのネームバリューも抜群にある企業になります。

リーマンショックでの経営危機を機にバンクオブアメリカに救済買収され、現在はバンクオブアメリカ・メリルリンチとして日本有数の総合金融サービス会社になっています。投資銀行業務をはじめとした金融業務の多くをBofA日本証券が行っています。

今回はバンクオブアメリカ・メリルリンチの気になる年収や採用時の特徴などを整理してみました。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの年収
バンクオブアメリカ・メリルリンチの平均年収3,698万円※1
バンクオブアメリカ・メリルリンチの生涯年収約3億円
業界の平均年収656万円※2
日本の平均年収458万円※3
バンクオブアメリカ・メリルリンチの新卒年収600万円

最終更新:202310

※1出典:バンクオブアメリカ・メリルリンチ-有価証券報告書
※2出典:国税庁-民間給与実態統計調査
※3出典:国税庁-平均給与

目次

バンクオブアメリカ・メリルリンチの平均年収

バンクオブアメリカ・メリルリンチの平均年収を調べるには有価証券報告書とOpenWorkを活用すると有効なデータを集めやすいです。

まずは直近3年の有価証券報告書をベースに、年代問わず会社全体の平均年収を紹介します。

バンクオブアメリカ・メリルリンチ_業績と平均年収の推移
バンクオブアメリカ・メリルリンチの年収と業績
2022年12月期営業収益493億円平均年収:3,698万円(人件費241億8,300万円÷654名)
2021年12月期営業収益430億円平均年収:3,415万円(人件費211億7,300万円÷620名)
2020年12月期営業収益411億円平均年収:4,051万円(人件費241億8,300万円÷597名)

最終更新:202310

※出典:バンクオブアメリカ・メリルリンチ-有価証券報告書

から2022年度で平均年収3,698万円となっています。

コロナ渦があったにも関わらず業績は上がり続けており、短期的には平均年収が下がっていますが今後も高年収が期待できる企業といえそうです。

ここからはOpenWorkの情報を参照しつつ、年齢別の平均年収を調査していきます。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの年齢別年収

バンクオブアメリカ・メリルリンチ1.の年齢別年収
バンクオブアメリカ・メリルリンチの年齢年収
20代推定年収600~1,500万円
30代推定年収1,000~3,000万円
40~50代推定年収3,000~5,000万円

20代:推定年収600~1,500万円

OpenWorkに寄せられている口コミは20代が最も多く、以下部門に所属されたことがある方の口コミが多かったです。今回はこれらの平均年収を紹介します。

  • 投資銀行部門
  • 法人営業部門
  • 証券管理/テクノロジー部門
  • 企画/事務/バックオフィス

20代で最も年収が高かったのが投資銀行部門です。

あくまで口コミベースではありますが、平均年収が2,000万円となっており花形部門なだけあって20代にして高年収を実現しています。

アソシエイトクラスでもこの年収を実現できていることから、これからBofA証券に転職しようと思っている方は投資銀行部門を狙うと大幅な年収アップにつながりそうです。

次いで年収が高かったのが法人営業部門です。

口コミ数が少ないためなんとも言えませんが、こちらも年収2,000万円を超えています。売り上げや業績に直結する部門ということもあり高年収です。

あとの証券管理やテクノロジー、企画/事務部門については女性からの口コミが多い傾向がありました。

年収は540万円~700万円が多く、同社の中では低めの平均年収になっています。

しかし、日本の20第における平均年収を考えるとかなりの高年収です。

30代:推定年収1,000~3,000万円

30代の方の口コミでは年収1,000万円を超えている方が多い傾向でした。

部門の傾向は20代と同じく、投資銀行部門や法人営業部門の年収が高く、企画や事務になると若干年収が落ちる傾向です。

一方で30代でも年収1,000万円を突破できていない方もいるようで、このラインを突破するためには社内評価(タイトル)を確実に積み上げていく動きが重要といえそうです。

40~50代:推定年収3,000~5,000万円

数名しか口コミがなかったため、調査結果として不十分であるこをは否めませんが年収3,000万円~5,000万円に収まる方が多くなりそうな印象です。

投資銀行部門のヴァイスプレジデントを務めた方で基本給200万円、賞与2,000万円で年収4,400万円という方がいらっしゃいました。

一般企業では考えにくい年収であることは間違いないため、同社で実績を残し社内評価を高めた先としては十分な報酬ではないでしょうか。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの職種別年収

バンクオブアメリカ・メリルリンチの職種別年収

次もOpenWorkの口コミを参考に職種別の平均年収を紹介していきます。

アナリストはアソシエイトクラスでもかなりの年収をもらえています。そこから成果を上げて職種を上げていくと年収3,000万円~5,000万円を目指せます。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの職種別年収
アナリスト推定年収1,500~2,500万円
アソシエイト推定年収1,500~2,500万円
シニアアソシエイト推定年収2,500~4,000万円
上位職推定年収4,000~青天井

アナリスト:推定年収1,500~2,500万円

アナリストとして入社した際のベースサラリーは600万円から始まります。

そこから2年目750万円、3年目900万円のように、1年ごとに100万円~200万円の昇給がされていきます。

基本的には年功序列で年収が上がっていくようです。

アソシエイト:推定年収1,500~2,500万円

アソシエイトクラスの場合は、1年目から年収1,200万円もらえることもあります。

そこから2年目1,350万円、3年目1,500万円、4年目1800万円のように、1年ごとに100万円~300万円ほど上がっていきます。

こちらも年功序列で年収が上がっていくようです。

シニアアソシエイト:推定年収2,500~4,000万円

アソシエイトとして成果を出すとシニアアソシエイトとして職種が上がります。

シニアアソシエイトでは年収2,500万円~4,000万円を目指すことができますが、その分仕事量もかなり増えてきます。

アナリストやアソシエイトを数十名見ながら自分の案件でも利益を生み出す必要があるため、忙しくなりますがそれに見合った報酬を得ることができます。

上位職:推定年収4,000~青天井

ここからさらに職種があがっていくと、ヴァイスプレジデントやディレクター、マネージングディレクターと昇格していきます。

ヴァイスプレジデントの推定年収4,000~6,000万円、ディレクターの推定年収5,000~7,000万円、マネージングディレクターの推定年収7,000万円~青天井です。

このクラスの年収はボーナスの金額に大きく左右されます。

ボーナスは年齢や勤続年数、実績など人によって大きく異なります。また、景気動向の影響も大きいため年度によって多かったり少なかったりします。

バンクオブアメリカ・メリルリンチのボーナスはどれくらい?

バンクオブアメリカ・メリルリンチのボーナスはどれくらい?

OpenWorkの口コミを参考にバンクオブアメリカ・メリルリンチのボーナスを紹介します。

投資銀行部門でヴァイスプレジデントで約2,000万円、アソシエイトであれば1,000万円前後もらえるようです。

一方で法人営業や事務や比較的少なめで50万円~250万円ほどです。

やはり花形である投資銀行部門は基本給もボーナスも高く、総じて高年収に最も近づけるポジションといえます。

バンクオブアメリカ・メリルリンチと競合の年収比較

バンクオブアメリカ・メリルリンチと競合の年収比較
バンクオブアメリカ・メリルリンチと競合の年収比較
バンクオブアメリカ・メリルリンチOpenWork:2,059万円

有価証券報告書:3,698万円

モルガン・スタンレーMUFG証券OpenWork:1,409万円

有価証券報告書:2,736万円

JPモルガン証券OpenWork:1,964万円

有価証券報告書:3,059万円

ゴールドマン・サックス証券OpenWork:1,825万円

有価証券報告書:7,364万円

続いて、バンクオブアメリカ・メリルリンチと競合の年収を比較していきましょう。

まずは上位職の含有率が低く、比較的実態に近い金額といえそうなOpenWorkベースで比較します。

バンクオブアメリカ・メリルリンチが最も年収が高く2,059万円(回答数26)、次いでJPモルガン証券の1,964万円(回答数34)、ゴールドマン・サックス証券の1,825万円(回答数43)モルガン・スタンレーMUFG証券の1,409万円(回答数28)となっています。

一方で、有価証券報告書ベースで比較すると、ゴールドマン・サックス証券が最も年収が高い結果になっています。

この結果から、20代や30代の回答数が多いOpewWorkで最も年収が高いのがバンクオブアメリカ・メリルリンチであることから、若くして高年収を実現できる企業といえます。

反対に上位職や役員のサラリーが入る有価証券報告書で最も年収が高いゴールドマン・サックス証券は、大きく出世すると一般企業ではなかなか手にできない年収を手にできる企業といえます。

バンクオブアメリカ・メリルリンチの主な事業内容

バンクオブアメリカ・メリルリンチの主な事業内容

バンクオブアメリカ・メリルリンチの主な事業内容は、企業や金融機関に対して、投資銀行業務、資本市場業務、金融市場業務、調査分析業務の4つになります。これらの業務のアドバイザリーサービスを提供するべく、日本のバンクオブアメリカ・メリルリンチでは現在社員数700名程度が働いているようです。ゴールドマンサックスなど他の外資系金融よりは少数精鋭で業務を遂行しています。

投資銀行業務については、国内外の市場における資金調達、デリバティブ、リスク管理、企業の合併や買収、分割に対するアドバイスなどになります。バンクオブアメリカ・メリルリンチの場合は各分野に関するアナリストが詳細な分析とナレッジをもとにリサーチ業務を行っており、そのリサーチをベースに各サービスが提供されています。

調査部門の評価は世界トップクラスです。十分な情報によりクライアントが投資判断できるようにするため、各アナリストも専門性を磨くべく普段から情報収集やスキルアップに励んでいます。金融業に従事した経験だけでなく、政策動向や経済動向をウォッチするなど、シンクタンク系の企業での経験も役に立つと言えるでしょう。

バンクオブアメリカ・メリルリンチは個人プレーが多い

バンクオブアメリカ・メリルリンチは個人プレーが多い

バンクオブアメリカ・メリルリンチは外資系金融によくありがちな個人プレーが多いようです。最近は新卒のサポートが手厚くなっている傾向はありますが、中途は即戦力として採用されるので基本的に自分の努力で業務について行かなければなりません。

パフォーマンスが悪ければすぐにマイナス評価につながるので、それぞれが競争環境の中で切磋琢磨しています。違う部署とはあまり接することがなく、それぞれ忙しいため、気軽に質問し合うような環境ではないようです。

労働時間については恒常的に長く、10時間程度は最低でも働いています。投資銀行部門は特に労働時間が長く、また業務量も膨大で難易度も高くなることが多いので、必然的に長く働かないと仕事が終わらない場合が多いです。自立的にタフに働ける人でないと残っていけません。覚悟して入社した方が良いでしょう。

バンクオブアメリカ・メリルリンチで必要とされるスキル

バンクオブアメリカ・メリルリンチで必要とされるスキル

バンクオブアメリカ・メリルリンチでは、過去の金融業での経験はもちろんあった方が良いですが、アドバイザリー業務を行うにあたって必要となる情報収集・分析能力、洞察力、経験や、クライアントの求めていることを聞き出せる傾聴力といったスキルも必要になります。また、金融分野だけでなく国内外の経済動向や近年の新技術動向にもアンテナを張れることが重要です。

バンクオブアメリカ・メリルリンチのクライアントは、国の経済に影響を与えるような大企業や、国家機関そのものであることがあるので、業務にて提供した情報がクライアントの重大な意思決定に直接影響を及ぼすことがほとんどです。単に金融サービスを提供するのではなく、信頼関係を構築するための粘り強さや誠実さといった点も必要になると言えます。

バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職に向いている人

バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職に向いている人

以上を踏まえて、バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職に向いている人は主に下記3つの要素を持つと言えるでしょう。

  • 過去に金融業など専門性の高い分野での業務経験があること
  • 大企業や国の重要な意思決定に関わるような責任のある仕事をしたいこと
  • 個人主義の環境でもタフに能力を磨きながら仕事を進められること

バンクオブアメリカ・メリルリンチは常に中途採用の門戸を開いているので、狭き門ではありますがチャレンジする価値があると思います。

バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職を検討している方がすべき1つのこと

バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職を検討している方がすべき1つのこと

ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。

  • Webには出てこないバンクオブアメリカ・メリルリンチのリアルな情報が手に入る可能性がある
  • バンクオブアメリカ・メリルリンチおよびその他企業の非公開求人を紹介してもらえる
  • 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる

バンクオブアメリカ・メリルリンチへの転職を目指す方へのおすすめエージェント

バンクオブアメリカ・メリルリンチを目指す方におすすめな転職エージェントは以下です。

  • アクシスコンサルティング
  • ランスタッド
  • Type転職エージェント

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング
運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年6月7日現在)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。

  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

関連記事:アクシスコンサルティングの評判・口コミを調査!【転職エージェント】

ランスタッド

ランスタッド
運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,876件(2024年6月7日現在)
非公開求人数非公開 ※全求人の80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、
技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

Type転職エージェント

@type
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
公開求人数10,104件(2024年6月7日現在)
非公開求人数18,548件(2023年7月1日時点)※全求人の約60%
主な求人職種システムエンジニア、管理・マーケティング・経営、
営業、専門職(コンサルタント・金融 ほか)、
Webエンジニア・クリエイター など

Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。

エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。

関連記事:type(タイプ)転職エージェントの口コミ・評判から特徴を解説

バンクオブアメリカ・メリルリンチを含むキャリアアップを目指す全ての方へ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

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