- ジェネックスパートナーズってどんなコンサル会社?
- 他のコンサル会社との違いや特徴は?
ジェネックスパートナーズへの就職・転職を検討している人の中には、このような疑問を感じている方もおられるかもしれません。
コンサル会社の数は多く、種類や事業内容から自分の希望や条件にマッチした企業を探すのはもちろん、評判や口コミなども非常に重要な検討材料となります。
ここでは、ジェネックスパートナーズの特徴や事業内容、実際の口コミや年収、面接対策について解説をしていきます。
転職の成功率を高めることに役立つエージェント紹介もするため、ジェネックスパートナーズへの転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
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ジェネックスパートナーズはどんな会社?
ジェネックスパートナーズは、ジェミニコンサルティングからスピンアウトする形で2002年に設立されたコンサルティングファームです。
社名の由来は、公式サイトにも掲載されているように以下の願いが込められています。
変革の遺伝子(Gene)を広め(Expand)、成果の創出を通じてクライアントに活力を与えられる、個人・組織・社会にとっての良きパートナー(Partner)でありたい
同社は、アジア・欧米の展開までグローバルな視点で支援しており、戦略策定をはじめとするプランニングだけではなく、現場に入り込むハンズオン支援を提供しているのが特徴です。
また、少数精鋭のコンサルティングファームであるため、意思・意向を確認したうえでプロジェクトにアサインされやすいことから、コンサルタントとしてキャリアアップしやすい環境であるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの会社概要
ジェネックスパートナーズの会社概要は次の通りです。
会社名 | 株式会社ジェネックスパートナーズ |
設立 | 2002年11月 |
所在地 | 【本社】 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル3階 |
資本金 | 非公開 |
事業内容 | ・企業、事業の立ち上げ支援 ・企業、事業の成長支援 ・企業、事業の再生支援 ・企業基盤の強化、構築支援 |
公式サイト | https://www.genexpartners.com/ |
ジェネックスパートナーズの事業内容
ジェネックスパートナーズは、企業・事業の「立ち上げ支援」「成長支援」「再生支援」や、企業基盤の強化・構築支援を主な事業内容としています。
経営アドバイザリーや戦略策定支援コンサルティングを得意としており、クライアントの現場に入り実務を行う本格的なハンズオン支援で経営課題の解決・企業変革を行う点も特徴的です。
ここでは、ジェネックスパートナーズの事業内容から強み・弱みを解説していきます。
ジェネックスパートナーズの強み
ジェネックスパートナーズは、経営アドバイザリーや戦略策定支援コンサルティングの領域を得意としているコンサルファームです。
その特徴は現場に入り込んで実務を行うハンズオン支援にあり、短期的な課題解決を行うだけではなく人材を育てるため、コンサルタントの支援が終了してもクライアント自ら変革活動を推進していける環境を作ることを目標としています。
コンサルタントとしてのスキルだけではなく、現場で実務を行えるレベルが求められるため、働く人材にとっても成長できる環境であるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの弱み
経営アドバイザリーや戦略策定支援コンサルティングの領域に長けている分、ITやファイナンスなど別領域においては専門的に展開している他社より見劣りする可能性があります。
また、少数精鋭であることは働くコンサルタントにとって、裁量を持って働けることからモチベーションアップや成長機会にもなり得ますが、属人化しやすいことも弱みになり得るといえます。
チームコンサルティングで支援をしたい人は、他社への転職も視野に入れた方が良いといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの平均年収
ジェネックスパートナーズの平均年収は公開されていませんが、新卒の想定年収は450万円以上とされていることから、一般的な会社員の平均年収よりも高い水準にあることがわかります。
ここでは、ジェネックスパートナーズの業種別年収や新卒での年収について解説していきます。
ジェネックスパートナーズでの業種別年収
ジェネックスパートナーズの業種(役職)別年収は以下が目安となります。
役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
コンサルタント | 1〜3年目 | 600〜750万円 |
シニア・コンサルタント | 3〜5年目 | 750〜1,050万円 |
マネージャー以上 | 実力による | 1,500万円以上 |
公式サイトをはじめ、業種・役職による年収はオフィシャルに公開されていませんが、口コミサイトであるOpenWorkに投稿されている情報をもとに確認すると上記が目安であり、他のコンサル会社同様、役職が上がるにつれ年収も上がる傾向にあります。
一般的な会社員の平均年収が約440万円であることから、年収水準は高いといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの新卒での年収
ジェネックスパートナーズの新卒での年収450万円が想定されており、年俸制であるため月換算すると37万5000円となります。
もちろん、所定労働時間を超えた場合の時間外労働については割増賃金を追加支給もされるほか、業績・評価に応じプロフィットシェアも支給されます。
一般的な新卒の平均年収は200万~250万円程度、月収にして17万~20万円程であることから、ジェネックスパートナーズの新卒待遇は非常に高い水準にあるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの激務度
コンサルタントという職種に対し激務のイメージを持っている人は多いですが、ジェネックスパートナーズには基本的に出社義務がないため、プライベートをはじめ時間管理がしやすいです。
もちろん、アサインされるプロジェクトにもよりますが、残業や休日出勤は少ない傾向にあることもポイントです。
また、有給消化率も高いため、コンサルタントとして働くうえでの激務度は低く、プライベートの時間を確保したい人は働きやすい環境であるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの将来性
ジェネックスパートナーズは、経営アドバイザリーや戦略策定支援など、企業が経営をしていくなかで重要な要素である領域に対してコンサルティングを行っており、2002年の創業から20年以上運営してきている実績からも安定しているといえます。
クライアント企業を見ても、誰もが知る有名企業が多数名を連ねていることにも注目です。
また、グローバル案件の強化や、AIツールの共同開発の取り組みなども行っており、ニーズや情勢に合わせて舵取りをしています。
働くコンサルタントにとっても、少数精鋭の環境は多くの成長機会が得られるため、将来のキャリア形成にも大きく役立つといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズの評判・口コミまとめ
ここでは、OpenWorkにおいてジェネックスパートナーズに寄せられている評判や口コミを紹介していきます。
良い口コミ
まずは、ジェネックスパートナーズに寄せられる良い評判や口コミから確認していきましょう。
自立的な働き方ができる
自立的な働き方が求められる。良くも悪くも自由な風土。職場に何時までに来て、何時まで残らなければならないなど、無駄なことはなく、どこで仕事をしてもいいので、成果が出ればよいという自立的な人には働きやすい風土。
引用:OpenWork
こちらの口コミをはじめ、自由で裁量を持った働き方ができるという意見が多数見受けられました。
また、人間関係もさばさばしているという声も挙がっていることから、成果主義で働きたいと考えている人にとっては、非常に働きやすい環境であるといえるでしょう。
ワークバランスを重視しているため、女性やライフイベントが発生しても働きやすいのも特徴的です。
成長しやすい環境
戦略から実行まで本当に経験できる点。
恐らくここまで一貫して経験できるファームは少ないだろう。中小ファームの良い点だと思う。
引用:OpenWork
こちらの口コミのように、ジェネックスパートナーズは自由度の高い働き方だけではなく、クライアントの課題解決に向けた戦略の策定から実行まで、ワンストップで経験するできることも魅力です。
コンサル会社によっては、ポジションによって経験できる業務が限定されているため、コンサルタントとしてキャリア形成していきたいという人には良い環境であるといえます。
ただし、成長するためには自身でキャリアプランをしっかりと考慮したうえで行動する必要があるため、教育を期待している人には向いていないともいえるでしょう。
プライベートとの調整がしやすい
無理やり仕事をさせる、という文化がなく、すべて自分でコントロールしてね、という文化なので、調整はしやすい。ただし、マネージャーやテーマとの相性にもよる
引用:OpenWork
外資系や海外案件に携わっていると、日中の業務に加え、時差の関係から帰宅後の夜中にミーティングを行うことも珍しくありません。
このような働き方と比べ、ジェネックスパートナーズでは自身で仕事をコントロールすることができるため、有給休暇の使用をはじめプライベートも充実させやすいといえるでしょう。
悪い口コミ
自由度が高く、働く場所や裁量を持たせてもらえることが好評なジェネックスパートナーズですが、その一方でネガティブな意見も挙がっています。
ここでは、ジェネックスパートナーズに寄せられる悪い評判や口コミを確認していきましょう。
リソース不足
リソースが常に逼迫していることと、大手ファームと比べると知名度が少ない
引用:OpenWork
少数精鋭であることで経験が積みやすく、裁量を持って働くことができるといったメリットがある一方で、リソース不足という側面もあります。
人材的なリソースが足りなければ、当然プロジェクトに対して一人あたりの業務量は多くなるため、負荷はかかりやすいです。
参画するプロジェクトにもよりますが、セルフマネジメントが働く上でのポイントになるといえるでしょう。
自立的な働き方ができる
コンサルティング未経験者でも業務に従事できる育成体制・制度がある。
引用:OpenWork
未経験からは厳しい
正直20代やコンサル未経験の人がこの会社に入社することはおすすめできない。経営陣やマネージャーの一部は部下の育成には全然興味がない(ように見える)からである。既にコンサル経験のある人がフリーコンサルになる前の最後のステップとして入社する分には良いかもしれない。
引用:OpenWork
ジェネックスパートナーズでは、転職する際にコンサル経験を求められませんが、教育体制は整っていないという口コミが多数見受けられました。
そのため、働き方や知識・スキルを教えてもらうことを前提に入社すると、仕事についていけない可能性があります。
このような事態に陥らないためにも、コンサル未経験者は、入社するにあたり最低限の知識やスキルを身につけてから働き始めるようにしましょう。
ジェネックスパートナーズの面接を通過するには
ジェネックスパートナーズの中途採用では次の流れで選考が進みます。
- 書類選考
- 一次面接(ケース面接)
- 二次面接(ケース面接もしくは一般面接)
- 最終面接(一般面接)
こちらの選考フローを見てわかるように、ジェネックスパートナーズではコンサル転職特有のケース面接が行われるため対策は必須です。
ケース面接とは、コンサルティングの現場における課題の解決力を測るものであるため、通常の面接対策では対応できません。
また、中途採用では面接の際、以下の3つの質問が必ず聞かれます。
- 将来の夢について
- 今やるべきこと・やりたいことについて
- 今やりたいことがジェネックスパートナーズと合っているか
こちらにおいても、回答に矛盾がないよう、対策を講じておくことが面接通貨のポイントになるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズへ転職を目指す方へのおすすめエージェント
個人でジェネックスパートナーズの採用情報から応募して転職することも可能ですが、コンサル転職の際にはエージェント利用もおすすめです。
エージェントを利用することで求人紹介をしてもらえるほか、提出書類や面接対策、スケジュール調整などさまざまなサポートが受けられます。
ここでは、ジェネックスパートナーズへ転職を目指す方へおすすめのエージェントを紹介していきます。
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは、20年以上の運営と約20,000名の転職支援者を支援してきた実績があるエージェントです。
国内のコンサルティングファームを網羅的に取り扱っていることをはじめ、コンサル転職に特化していることが特徴的で、非公開求人も約77%と豊富であることから、他では見ることができない優良求人に出会える可能性にも期待が持てます。
ケース面接のように、コンサル転職では業界特有の選考対策が必要となりますが、企業別の書類・面談対策をしてくれることも魅力です。
コンサル転職のエージェント選びで悩んだらぜひ候補に入れてみましょう。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、効率よくハイクラス転職を進めたい人におすすめのエージェントです。
その名の通り、企業と直接コンタクトを取ることができるほか、登録後はスカウトを待つだけで転職活動を進めることができるため、転職活動の時間をなかなか確保できない人も転職先を見つけることが可能です。
また、国内大手人材会社であるリクルートグループが運営するエージェントでもあるため、初めてのエージェント利用をする人であっても安心して相談することができるといえるでしょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、外資系やグローバル企業のハイクラス求人に強いエージェントです。
一般的に転職の難易度が高くなるといわれる30代~50代のミドル層の求人も豊富に取り扱っているのが特徴で、他のエージェントでは希望条件にマッチする求人が見つからなかった人も期待が持てます。
また、管理職・専門職でキャリアや年収アップを狙えることも魅力的で、各業界や職種の動向や相談、問い合わせに対するレスポンスが速いため、スムーズに転職活動を進められます。
利用においてもWeb面談と対面を選べるため、遠方に住んでいる人でも活用しやすいエージェントであるといえるでしょう。
ジェネックスパートナーズに関する質問・疑問
就職・転職活動をする際、採用選考を受ける企業の研究だけではなく、詳細まで疑問が湧くものです。
ここでは、ジェネックスパートナーズに関するよくある質問・疑問について、Q&A形式で解説していきます。
採用選考を受けるのに学歴は必要?
ジェネックスパートナーズの公式サイト掲載の新卒採用情報によると、経営コンサルタントのポジションで国内外の4年制大学、大学院を卒業もしくは卒業見込みと条件が明記されています。
中途採用では学歴について記載はないため、チャンスはあるといえます。
大学卒以上の学歴がない人においては、学歴不問のコンサル求人への応募も並行して行うようにしましょう。
未経験でも応募可能?
公式サイトの中途採用情報によると、中途採用の応募条件は「一般事業会社、官公庁、経営コンサルティングファーム等で実務経験のある方」とされており、コンサルタント経験は不問とされています。
このように、コンサル未経験者であっても応募可能ですが、即戦力になることを求められるため、実務経験はなくともスキルや知識を身に付けて臨むと成功率が上がることはもちろん、入社してからの苦労も軽減されることでしょう。
>>コンサルに転職するには?未経験から転職する方法や対策とは
英語力は必要?
ジェネックスパートナーズの新卒・中途採用において英語力は必須ではありません。
ただし、グローバル案件も保有していることから、ビジネス英語ができると活躍の場を広げることが可能です。
また、長期インターンシップの場合には海外クライアントとのやり取りが中心となるため、ネイティブレベルが必要となることにも注意しましょう。
ジェネックスパートナーズまとめ
ジェネックスパートナーズは、戦略策定をはじめとするプランニングや、現場に入り込んで実務までこなる本格的なハンズオン支援が特徴的なコンサル会社です。
少数精鋭な環境であり、コンサルタントは働く場所や時間、仕事の進め方など裁量を持った自由度の高い働き方ができることも魅力といえるでしょう。
即戦力が求められるという厳しい環境でもありますが、コンサル未経験者でも応募できるほか、戦略策定から実施まで一貫して経験を積むこともできるため、コンサルとしてのキャリア形成をしたい人にもおすすめです。
ジェネックスパートナーズに転職したい人は、本記事で紹介したエージェントも活用し、ぜひ転職を成功させてください。
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エージェント名 特徴 アクシスコンサルティング コンサルやIT出身者が多いキャリアアップに特化したエージェント!
コンサル未経験者の転職支援実績も豊富
マイナビエージェント 転職支援のサポートが手厚く、案件数は業界トップクラス
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