さまざまな独自制度を立ち上げコンサル業界に新風を吹き込むライズコンサルティング、現在進行形で急成長を遂げている同社の存在はコンサル業界への転職希望者にとって非常に気になる存在でしょう。
本記事では同社のコンサルティングスタイルや戦略から急成長のカラクリを読み解くほか、実際に働くコンサルタントの年収・待遇や職場環境など、外からはなかなか見えてこない内情をリアルな声を通じて明らかにしていきます。
現在の採用動向や選考方法・転職者に求めるニーズなど、転職活動を有利に進める情報も集めていますので、ライズコンサルティングへの転職を検討している方はぜひ参考にしてください。
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ライズコンサルティングとは

ライズコンサルティングは<Produce Next>をミッションに、「戦略の実行」と「成果の上昇」に拘った支援サービスを提供する国内独立系コンサルティングファームです。
代表取締役社長CEOの北村氏は総合情報サイトPRESIDENT Onlineのインタビュー記事において「コンサル業界のディスラプター(創造的破壊者)となり、ワークライフバランスNo.1ファームを目指す」と宣言しており、その条件として「コスト面の優位性の確保」「質の高い顧客体験(UX)の実現」「独自のサービスプラットフォームの構築」の三要素を掲げています。
ライフワークバランスというコンサル業界が抱える組織課題にまで切り込み業界随一のホワイト企業を目指すライズコンサルティングは、従来のコンサルティングファームと一線を画したコンサル業界の新時代を築くパイオニアと言えるでしょう。
ライズコンサルティングの企業情報

ここでは、ライズコンサルティングの基本情報・経営理念についてそれぞれ解説します。
基本情報
会社名 | 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ |
英文表記 | Rise Consulting Group,Inc. |
資本金 | 1億1,000万円 |
設立 | 2010年12月 |
創業 | 2012年2月 |
株式公開 | 非上場 |
代表者氏名 | 代表取締役社長 CEO 北村 俊樹 |
社員数 | 210名(2022年10月時点) |
本社所在地 | 〒106-6034 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー34階 |
主要事業 | NewTechコンサルティング 新規事業コンサルティング 海外進出コンサルティング 業務改革コンサルティング ITコンサルティング |
連結子会社 | 株式会社ライズ・クロス |

2010年12月設立のライズコンサルティングは、ベイカレントコンサルティング出身の朝日竜樹氏によって2012年2月から事業をスタートさせています。
2021年3月には当時シニアコンサルタントだった北村氏が入社5年足らずでCEOに就任しており、その異例のスピード出世は同社の「実力主義・成果主義」を証明する象徴的な人事と言えるでしょう。
創業からわずか10年余りで社員数は200名超、年間売上は年率+40%ペースと右肩上がりの急成長を続けており、現在は数年後の株式上場(IPO)を目指して本格的に始動しています。
経営理念
- MISSION <Produce Next>しあわせな未来を、共に拓く
経済的価値の向上だけではなく、問題解決によってクライアントの「しあわせな未来」を実現する。 - VISION <Top of Mind>いつの時代も、いちばん必要とされる存在に。
一番必要とされるコンサルティング会社を目指してクライアントと最も良いチームを構成し、同じ目線に立って施策実行までやり遂げる。 - VALUE <RISE above RISE>絶えず進化を、絶えず成長を。
クライアントの課題を解決するだけではなく成果を限りなく上昇させるとともに、社員と会社が共に成長し続けていく集団を目指す。
ライズコンサルティングの事業内容

ライズコンサルティングは新規事業・業務改革・ITを三本柱とした幅広いテーマについて、AI・IoT・ロボティクス・ブロックチェーン・デジタルサイエンスなど先端テクノロジー(同社ではNewTechと呼ばれる)に関連したコンサルティングサービスを展開しています。
クライアントは大手企業からスタートアップ・ベンチャー企業まで多岐に渡り、ヘルスケア・製造・通信・流通・エネルギー・IT・証券・保険等の幅広い業界で累計数百社との取引実績があります。
現在は会社の更なる成長に向け、NewTech領域の更なる強化・海外拠点への事業展開・M&A・ファンド事業への展開などを進めるほか、数年後の株式上場に向けて着々と準備を進めています。
コンサルティングスタイル
<Produce Next>をミッションに掲げたコンサルティングスタイルには顧客満足度を高める4つの特徴があります。
- <Hands-on Style>ハンズオンスタイル
クライアントに深く入り込み、一体となって課題解決に挑む完全常駐型支援サービス - <Scopeless>スコープレス
経営課題に対して臨機応変な対応を可能とする、プロジェクト範囲を設定しないコンサルティング - <More than Reports>モアザンレポート
クライアントの課題解決を共に実行まで支援する、実行を重視したコンサルティング - <Professionals>プロフェッショナルズ
各分野の専門知識と豊富な経験を持つ優秀なプロフェッショナルが、泥を被ってクライアントをサポート
上記4つの独自手法は顧客満足度を高めるほか、社員のモチベーションを高めて加速度的成長を促す相乗効果を発揮しています。
ライズコンサルティングの役職ごとの年収

人材紹介会社ムービンのインタビュー記事によりますと、ライズコンサルティングの平均年収は約1,200万円、平均昇給率は20%程度という高水準となっています。
転職口コミサイトopenworkの社員口コミデータでは平均年収1,005万円となっており、情報提供者ごとに年収差があることからキャリアパスと収入に高い相関関係があることが伺い知れます。

転職サイトのコンサルタント募集要項では、キャリアパスとおおよその年収レンジが公表されています。
コンサルタント | 600万円~800万円 |
シニアコンサルタント | 800万円~1,200万円 |
マネージャー | 1,200万円~1,600万円 |
シニアマネージャー | 1,600万円~2,000万円 |
パートナー(管理監督者) | 2,000万円~3,000万円超 ※基本給+固定深夜手当+役職手当 90,000 円 |
役員(管理監督者) | 2,400万円~5,000万円超 ※基本給+固定深夜手当+役職手当100,000~150,000 円 |
ライズコンサルティングでは絶対評価かつKPI(成果)に基づく定量評価を導入しており、成果主義・実力主義のルールから20代後半のマネージャー・30代前半のシニアマネージャー・30代半ばのパートナーも多く在籍しています。
転職口コミサイト※では「客観性・公平性に優れた評価基準」と評価制度に納得感を得ている口コミが多いほか、実力次第では大幅な昇給が見込める(2021年度の昇給率実績は約15%)ため加速度的にキャリアアップしたい方には最適の環境と言えるでしょう。
ライズコンサルティングの新卒での年収
公式サイトの募集要項によりますと、新卒者の初任給は550万円となっています。
年収 | 550万円 |
給与内訳 | 月給458,334円 ①基本給339,114円 ②固定残業手当(45時間)119,220円 ※所定外手当が固定残業手当を超えたとき、その超えた差額を支給 |
新卒入社の場合はアナリストとしてプロジェクトメンバーに入り、シニアコンサルタントやコンサルタントの指示のもと調査・分析などの業務に従事します。
実績・実力次第では最短1年で上位ステージに昇進するため、最速でコンサルタントになった場合は1年で50万以上の給与アップが見込めます。
ライズコンサルティングの福利厚生

ライズコンサルティングの福利厚生および休日休暇・社内制度は以下の通りです。
福利厚生 | ・各種社会保険完備 ・通勤手当(上限月3万円)、出張日当 ・資格取得報奨金、社員紹介報奨金 ・企業型確定拠出年金制度、マッチング拠出制度 ・法定外健康診断(金額上限有) |
休日休暇 | ・完全週休2日制(土・日) ・祝日 ・夏期休暇、年末年始休暇、有給休暇 ・産前産後休暇、育児休暇、生理休暇 ・母性健康管理のための休暇 ・介護休暇 ・慶弔休暇 ・傷病休暇 |
社内制度 | ・フルフレックスタイム制・裁量労働制(選択制) ・OJT研修、Off-JT研修、社外研修(参加任意) ・メンター制度 ・各種社内イベント・懇親会(参加任意) |
法定福利厚生以外にも多様な制度があり、上下関係や部門の垣根を超えた社内交流が活発な印象を受けるほか、女性が活躍できる環境・制度の整備にも積極的に取り組んでいるようです。
年間休日は123日程度と一般的な企業と変わりなく、口コミによると残業時間も比較的少ない環境なため(詳細は後述)「休みが取れない」「労働時間が長い」など激務なイメージが強いコンサルティング業界の中でも珍しいホワイトな企業と言えるでしょう。
ライズコンサルティングの評判・口コミ

ここでは複数の転職口コミサイトから、ライズコンサルティングの良い口コミと悪い口コミをそれぞれピックアップして紹介します。
ライズコンサルティングの良い口コミ
良い口コミには「社員ひとりひとりの成長機会の創出」「キャリア形成の支援」に注力した同社の人材育成スタイルに関連するコメントが多くみられました。
幅広い業界・テーマのプロジェクトに携われる
戦略、業務、ITと幅広く経験を積むことが可能。
引用元:転職会議より一部抜粋
ライズコンサルティングでは業界・テーマによるセグメントを設けず全コンサルタントが多種多様なプロジェクトに携わる<One Pool制>を採用しています。
一般的なファームが採用する専任制の組織とは異なり幅広いフィールドで経験を積めるため、スキルアップはもちろん、将来的なキャリアの選択肢も広がっていくでしょう。
チャレンジを後押しする企業文化
社内の取り組みで失敗してもチャレンジを後押しし続ける組織風土なため、自分の活動の幅を広げる良い挑戦の場となりつつある。
引用元:転職会議より一部抜粋
ライズコンサルティングは前向きな挑戦を評価する組織文化が醸成されており、公式サイトの社員インタビュー記事でも「会社全体が若くトライ&エラーが当たり前」とチャレンジングな企業文化が語られています。
キャリア形成支援制度として導入されている<Young Board制度>では手を挙げた若手社員に経営参画の機会を与え、重要会議への参加やマネジメント層との対話から会社経営に必要な知識を学ぶ機会を創出しています。
上下のコミュニケーションが活発な組織体制
若手社員の成長のために、親身になってアドバイス・フィードバックしてくれる先輩社員が多い。
引用元:転職会議より一部抜粋
日々の業務においては直属の上司のみならず、知見が豊富な方からのサポートを随時受けることが出来ます。
引用元:ライトハウスより一部抜粋
口コミではフラットな組織体制と風通しがよい雰囲気を挙げるコメントが多くみられました。
人材紹介会社ANTELOPEのインタビュー記事では、良好なコミュニケーションの一要因として「パートナークラスの社員がセールス(営業活動)だけではなくデリバリー(プロジェクト遂行)も担当する」営業スタイルを挙げています。
ライズコンサルティングの悪い口コミ
他社と差別化を図る独自手法が評価される一方で、そのウィークポイントを懸念する口コミもみられました。
専門性に欠けたジェネラリストになるリスクがある
コンサルタントにとって重要となる、高度な専門性は他の大手ファームに比べては身につけることが出来ない。
引用元:転職会議より一部抜粋
「One Pool制により幅広い経験とスキルを身につけられる」という口コミが多い一方で、ジェネラリスト組織化を懸念するコメントもみられました。
現在はOne Pool組織の補強を目的とした<プラクティス制度>を設け、10以上の専門領域の営業力・対外プレゼンスなどの強化を通してハイパージェネラリストの育成に注力しているようです。
成長意欲のない社員は放置される
成長は奨励しているし、その気がある社員は積極的に社内の成長制度を活用している。ただそういった成長を希望しない社員は自然と放置されていくようにも感じる。
引用元:ライトハウスより一部抜粋
成果主義・実力主義の風土から昇進のスピードには個体差があり、「1年で昇進する社員もいればいつまでも昇級しない社員もいる」と明暗がはっきり分かれているようです。
コンサル業界は成果がダイレクトに反映されるため、成果主義に馴染まない方や周囲に実力を認めさせる力が弱い人は職場に居づらいかもしれません。
コロナ禍の影響で一時的に拡大速度が落ちた
海外展開等、様々な新規事業を模索しているが、コロナの影響で一時的に進みが遅くなった印象がある。
引用元:転職会議より一部抜粋
コロナ禍の影響により事業活動のスピード感が一時的に緩やかになった印象を受けたようですが、経済活動が回復傾向をたどる現在では海外事業やファンド事業など多方面において新たな事業展開を進めているようです。
ライズコンサルティングはやばいのか?
ライズコンサルティングには社員の自律的かつ主体的なキャリア形成を支援する体制が整っており、コンサルタントひとりひとりの自発性を尊重する企業風土があります。
良し悪しの判断基準はひとりひとり異なりますが、同社のコンサルタントとしての働き方や成長速度に共感できない方には良い環境とは言えません。
一方で20代の若いうちから多種多様なプロジェクトに関わって加速度的に成長していきたい方には最適の環境と言えるでしょう。
ライズコンサルティングの採用フロー

ライズコンサルタントの中途採用プロセスは大きく分けて以下の5段階に分けられます。
1:書類選考
履歴書・職務経歴書による書類選考を行います。
2:カジュアル面談
本選考前の企業理解を深める場として、現場コンサルタントによるカジュアルな面談を実施します。
面接官による会社説明と候補者からの質疑応答がメインで、疑問や不安を解消したのち問題がなければ本選考に進みます。
3:面接(1〜2回)
面接官(マネージャークラス以上の社員)との面接を実施します。
応募書類に沿った一般的な質疑応答のほか、コンサル業界特有のケース面接(詳細は後述)も含まれます。
4:最終面接
役員との面接を実施して相互理解を深めます。
4:オファー面談(内定通知)
採用条件(労働条件や雇用条件など)をまとめたオファーを受けて内容を確認後、諸条件に問題がなければ内定となります。
選考期間は内定まで2週間半~3週間程度を予定しており、現在はフルオンライン面接も実施しているようです。
ライズコンサルティングは未経験でも入社できるのか?

公式サイトの募集要項においてコンサルタント経験は必須条件とされておらず、応募自体は未経験の方でも可能となっています。
必要なスキル・経験 | ・大学卒以上/社会人3年目以上 ・下記のいずれかに該当する方 ・コンサルティング会社経験 ・IT関連企業(SIer/Web系企業等)におけるシステム開発経験 ・事業会社でのシステム開発·営業·マーケティング·企画等の経験 |
歓迎条件 | 英語力をお持ちの方歓迎 |
公式サイトのインタビュー記事において代表取締役CEOの北村氏は「中途入社は大手ファーム出身者を厳選採用」「新卒含め若手のコンサル未経験者には手厚いOJTを施す」と語っており、文脈からは「若年層であれば未経験採用の可能性も濃厚」と読み取れます。
しかしながらコメント自体は2021年3月時点の内容であり、かつ近年は中途採用を強化していることを踏まえますと、最新の採用計画をもとに採用方針に軌道修正が加えられている可能性もあります。
現在の採用活動においてはコンサルタントとしての資質を重視しており、その主な判断ポイントには以下3点が挙げられています。
- プロフェッショナリズム
・成功のために何をすべきかを自身で考え、セルフスターターで行動できる自立性
・ミッション遂行のために、途中で諦めることなく、最後までやり遂げるタフな精神力
・常に自分に高い目標を掲げ、努力を惜しまず、結果を出すことに拘る姿勢
- スピード
・成功のために何をするべきかを決め、スピードを重視して素早く実行する行動力
・躊躇なく周囲を巻き込みながら、周囲のスピードを上昇できる指導力
・ミッション遂行のために取捨選択を素早く決められるスピード感ある判断力
- チームワーク
・自分とは違う他者の考え方や経験を、成長のために前向きに受け入れられる柔軟性
・周囲を助けながらチームプレイを大切にし、個人よりもチームの成功を重視する姿勢
・カルチャーや考えが違う顧客を受け入れ、正しくリードしながら真の成果を提供できる対応力
関連記事>>コンサルに転職するには?未経験から転職する方法や対策とは
ライズコンサルティングへ転職を目指す方へのおすすめエージェント

- ライズコンサルティングの採用可能性を最大限まで高めたい
- 未経験からコンサル業界に転職したい
- 転職活動を効率良く進めたい
そのような希望をもつ方にはコンサル業界に強い転職エージェントの活用をおすすめします。
専門性が高く高難易度のコンサル業界への転職にはコンサル業界に精通したプロの協力が必要不可欠とされ、豊富な支援実績に基づいたキャリアコンサルタントの後押しを得ることで最短かつ最良の転職活動が可能となります。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() アクシスコンサルティング | ・コンサル業界に特化した転職エージェント ・5,000人以上のコンサルタント支援実績あり ・現役コンサルタントの約30%が登録 ・2023年3月28日より東京証券取引所グロース市場上場予定 |
![]() リクルートダイレクトスカウト | ・ハイクラス・エグゼクティブ人材向け転職サイト ・レジュメ(経歴)を登録するだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く ・年収800〜2,000万円の高収入求人多数 |
![]() パソナキャリア | ・丁寧で親身なキャリアカウンセリングが高評価 ・コンサル業界専任のコンサルタントによる手厚いサポートあり ・求人の約半数が年収800万円以上、60%以上の利用者が年収UPに成功 |
アクシスコンサルティング

コンサルティング業界に特化した転職エージェントとして有名なアクシスコンサルティングには、現役コンサルタントの8000人以上(業界全体の約30%弱)が登録していると言われています。
創業から17年間で5,000名を超える現役コンサルタントの転職支援を行っており、その蓄積されたノウハウを体得した少数精鋭のキャリアコンサルタントから専門的なサポートを受けられます。
コンサル業界全体と繋がりが深く各社の選考形式や特徴を熟知しているほか、他社では出合えない独占求人も多いため(全体の77%が非公開求人)、コンサル業界への転職を希望する方は最初に登録しておくと良いでしょう。
コンサル未経験でしたが、コンサル転職に強いと有名なアクシスコンサルティングさんにご相談しました。驚いたのはコンサル業界への深い理解と知識です。一見似たり寄ったりなコンサルティング業界ですが、違いやキャリアの幅を含めて丁寧にお話ししてくださいました。
引用元:Googleマップ
リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは業界最大手のリクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ人材向けのスカウト型転職サイトです。
年収800〜2,000万円の求人を多数保有しており転職後の平均年収は938万円以上(2022年時点、ハイキャリア会員平均)と転職成功実績も豊富なため、経験を活かして高収入転職を狙うミドル層に適した転職サイトといえます。
登録時のキャリア面談は不要、レジュメ(経歴)を登録しておくとデータを確認した約600社の企業・4,300人以上のヘッドハンターからスカウトが届くシステムなので、自身のペースでじっくり転職活動を進めていきたい方や、将来の転職に備えて市場価値を確認しておきたい方にもおすすめです。
パソナキャリア

パソナキャリアはオリコン顧客満足度調査「転職エージェント部門」で総合1位を獲得しており(2019~2022年)、キャリア相談から面接対策・内定後のフォローなど、親切丁寧なフォローで高い顧客満足度を獲得している転職エージェントです。
保有求人の約半数が年収800万円以上、コンサルタントの求人も多数取り揃えておりコンサル業界専任コンサルタントから手厚いサポートが受けられます。
内定後の年収交渉にも強いため20~30代のキャリアアップ転職にも適しているほか、女性の転職支援にも積極的な同社はキャリアアップを目指す女性の転職にもおすすめしたい転職エージェントです。
キャリアコンサルタントの対応はとてもよかった。連絡も早く、意向を汲み取ってくれる素晴らしい対応だった。
BESTWORKより一部抜粋
アドバイスも、細かく丁寧な対応があり、初めての転職に役に立つものだった。なにより、仕事感についてのアドバイスが的確で自分自身の気づきから確信へ変わるものだった。
関連記事>>パソナキャリアの評判は?実際に使った人のリアルな口コミを紹介
ライズコンサルティングに関する質問・疑問

ここでは「ライズコンサルティングの選考を受けてみたい」と検討している方に向けて、選考に入る前に確認しておきたいポイントをQ&A方式で紹介します。
ライズコンサルティングにケース面接はある?
コンサル業界特有の選考形式であるケース面接はライズコンサルティングでも実施されます。
ケース面接とは課題解決のための思考力を問うシミュレーション形式の面接を指し、与えられた課題に対して制限時間内にその解決方法をまとめた上で面接官にプレゼンテーションを行います。
ライズコンサルティングの採用候補者向けメディアRISE THE REALのコラム記事では、ケース面接の手順を以下の通り紹介しています。
1.面接官から候補者へケース(お題)を提示する
2.候補者はお題について検討(10~20分間)、提案内容を紙やパワーポイントにまとめる
3.候補者が面接官に提案内容をプレゼンする
4.面接官は提案内容への質疑を通して、候補者の思考の幅や深さを確認する
5.面接官から候補者へ、ケースの提案内容に対するフィードバックを行う
ケース面接の評価基準は数値の正確さよりも結論に至った思考過程にあり、同社では以下3点の観点から候補者の資質を評価しています。
- コミュニケーション力(傾聴力、理解力、発信力、表現力、会話のキャッチボール)
- カルチャーフィット(ライズコンサルティング社員としての適性)
- 思考スキル(コンサルタントに求められる論点思考・仮設思考・論理的思考等)
関連記事>>【意外な評価観点有】コンサルファームのケースインタビュー
ライズコンサルティングの残業時間はどのくらい?
公式サイトの募集要項によりますと、平均月間残業時間は約28時間(2021年度実績、自己成長に向けた社内施策活動含む)となっています。
転職口コミサイト転職会議の口コミデータでは平均月約25時間となっており、大手総合系ファームのアクセンチュア(平均月35~40時間程度)や同規模の国内独立系ファームであるリブコンサルティング(平均月65~70時間程度)と比較しても圧倒的に少ないことがわかります。
有給消化率は年間70%と高水準で公私のメリハリがつけやすい環境であることから、コンサル業界では極めて珍しいライフワークバランスの取れたファームだと言えるでしょう。
ライズコンサルティングでは学歴が重視される?
公式サイトの募集要項によりますと、学歴条件は「大学卒以上」となっています。
必要なスキル・経験 | ・大学卒以上/社会人3年目以上 ・下記のいずれかに該当する方 ・コンサルティング会社経験 ・IT関連企業(SIer/Web系企業等)におけるシステム開発経験 ・事業会社でのシステム開発·営業·マーケティング·企画等の経験 |
歓迎条件 | 英語力をお持ちの方歓迎 |
大学類型の指定や他ファームでみられるような具体的基準(有名大学卒など)はありませんが、転職サイトの採用実績をみる限りでは高学歴の大学出身者が多いようです。
大学院 | 東京大学、京都大学、一橋大学、北海道大学、早稲田大学、慶應義塾大学 |
大学 | 東京大学、京都大学、一橋大学、北海道大学、東北大学、大阪大学、神戸大学、東京外国語大学、東京農工大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、国際基督教大学、横浜市立大学、テンプル大学、お茶の水女子大学 |
論理的思考力が問われるコンサルタントの仕事は高学歴層がもつ能力と親和性が高いとされますが、「いい大学であれば必然的に合格できる」わけではありません。
同社の面接ではコンサルタントに求められる資質を評価しているため、学歴は判断基準のひとつとして考えておく程度が無難でしょう。
ライズコンサルティングの離職率は高い?
ライズコンサルティングの離職率は公にされていませんが、転職サイトEight Career Designのインタビュー記事では「社員をサポートする環境も整い、創業期に比べて離職率も格段に下がった(2020年12月時点)」と人材育成施策の拡充による定着率向上を明言しています。
転職口コミサイトOpenWorkの企業評価ランキングにおける同社の評価ポイントは4.63点、全64,066社中上位1%というハイスコア (2023年3月現在)となっているため、社員の納得感が高い組織であることは間違いないようです。
ライズコンサルティングまとめ

ライズコンサルティングは独自のコンサルティング手法でクライアントとの信頼関係を構築し、高いコンサルタント稼働率を維持する独自スキームにて競争優位性を確保しています。
高い顧客満足度と社員のワークライフバランスを維持、かつ高い報酬水準を保つ同社は、コンサル業界に新しい働き方を提案するパイオニアと言えるでしょう。
本記事を読んでライズコンサルティングに関心を持った方は、まず希望に合う転職エージェントに登録してみてください。
ポイントを押さえた効率的な就職活動が行えるほか、内定率アップに繋がる手厚いサポートが得られるため、あなたにとってベストな転職活動を実現できるでしょう。
\ハイクラス向けおすすめ転職エージェント/
エージェント名 特徴 アクシスコンサルティング コンサルやIT出身者が多いキャリアアップに特化したエージェント!
コンサル未経験者の転職支援実績も豊富
マイナビエージェント 転職支援のサポートが手厚く、案件数は業界トップクラス
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