セールスフォース(Salesforce)は高年収?年代・職種別・新卒の給与も徹底解説

Salesforce(セールスフォース)は米国カリフォルニア州に本社を置く、世界有数かつ高成長を続けている業務用ソフトウェア製造・販売企業です。

1999年に創立され、現在は世界各地に拠点を置いています。AIやクラウドを活用したCRMソリューションに強みを持っており、Salesforce製品の導入企業は世界で15万社以上になっています。日本での法人設立は2000年で、現在は東京のほかに大阪と名古屋にオフィスを構えています。

Salesforceは中途採用も盛んで通年で人材を募集しており、志望する方も多い企業です。

今回はSalesforceの年収や中途採用される人の特徴についてまとめます。

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Salesforceの年収
Salesforceの平均年収約1,200万円※1
Salesforceの生涯年収約4億5,600万円※2
ソフトウェア開発の平均年収約523万円※3
日本の平均年収458万円※4
Salesforceの新卒年収450万円

※1:OpenWork
※2:22歳〜60歳までの生涯年収
※3:求人ボックス
※4:国税庁-平均給与

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セールスフォース(Salesforce)の平均年収

Salesforce(セールスフォース)の平均年収

情報元平均年収年収範囲
OpenWork1,200万円400〜5,860万円
ライトハウス1,127万円400〜3,200万円
その他複数のサイト1,188万円

※2023年12月5日時点の情報

Salesforceの平均年収は公式情報がありません。そのため、複数の情報源から引用しました。

最も回答者データの多い「OpenWork」によると、平均年収は「1,200万円」となっています。最高年収は6,000万円に迫るぐらいの高年収です。

ただ、実際の支給額は職種によって異なりますし、経験値や能力によっても左右されます。

Salesforceは完全実力主義の外資系企業なので、成果が出せればその分給与に反映される形になります。特に営業職については案件を取れれば取れるほど給与が青天井で上がっていくため、年齢に関わらず実力次第で年収1000万円を超える金額を受け取っている社員もいます。

中途採用時は前職の経験や保有スキルによって提示される金額が決まりますが、交渉次第でより高い年収金額になる可能性があります。妥協することなくエージェント等を活用して希望を通せるように交渉すると良いでしょう。

平均年収動向

Salesforceは非上場企業であり、財務状況などが把握できる有価証券報告書の提出がないため、平均年収の公式情報が不明です。

そのため、OpenWorkなどにも年収の推移に関する情報が載っていません。

業績と年収の相関

年収の情報は不明ですが、業績のデータは官報決算データベースの調べが出ていました。

データによると、過去5年間の業績は順当な右肩上がりとなっており、安定していることが分かります。

純利益も右肩上がりで、総資産も5年前から約260%に上昇しています。

業績が安定しているため、給与にも自ずと反映されていることが予測できるでしょう。

決算年売上高純利益利益剰余金総資産
2023年1973億2100万円36億8300万円80億8100万円1128億9000万円
2022年1587億6300万円39億9100万円120億2200万円988億7400万円
2021年1279億7000万円21億5400万円77億7400万円766億1800万円
2020年983億9600万円15億6900万円53億1400万円602億3100万円
2019年736億6600万円▲9億4500万円37億4400万円436億7900万円

引用:官報決算データベース

セールスフォース(Salesforce)の将来性・今後の業績予測

Salesforce(セールスフォース)の将来性・今後の業績予測

Salesforceの今後の業績予測を探る際、過去の官報決算データと現在の給与体系から、その将来性を考察することが可能です。

具体的には、Salesforceの経済的基盤の強さと、その成果主義に基づく報酬システムが、同社の安定した成長と従業員のモチベーションの高さを示しています。過去5年間にわたる売上高の増加や総資産の大幅な伸びは、同社が安定的なビジネスモデルを持ち、今後も成長し続けることを予見させます。

また、Salesforceの平均年収が1,200万円に達している点も注目すべきです。この数値は従業員が高い報酬を得ていることの明確な証拠であり、特に営業職においては成果に応じた報酬の増加が期待できることを示しています。従業員のスキルや貢献度が直接経済的なメリットに結びつき、モチベーションの維持と社員の能力開発に寄与しているのでしょう。

このような背景から、Salesforceは将来的にも安定した業績を維持し、さらなる成長を遂げると予想されます。従業員に対しては、スキルと成果に基づく適正な報酬が提供されることが期待され、これが結果として企業の継続的な発展に貢献することになるでしょう。Salesforceのような企業は、優秀な人材を惹きつけ、保持することで、競争の激しいビジネス環境においても優位性を維持できると言えます。

セールスフォース(Salesforce)の職種別平均年収

Salesforce(セールスフォース)の職種別平均年収

職種平均年収年収範囲
営業1,274万円500〜5,860万円
エンジニア・SE1,160万円400〜2,500万円
AE1,408万円800〜4,000万円
カスタマーサクセス940万円460〜1,800万円
コンサルタント1,169万円760〜1,600万円

引用:OpenWork

AEは「アカウントエグゼクティブ」のことであり、マーケティング企画を提案する職種です。一般的な企業では営業職が最も多い年収になりやすいですが、SalesforceではAEが最も年収が高く、位の高い職種となっています。

営業職もAEに次いで2番目に年収が高い職種で、歩合の関係から最高年収が6,000万円に迫る社員もいるようです。口コミによると、毎月の売上に応じてコミッション(歩合)が支給されるとのことです。

セールスフォース(Salesforce)の年代別平均年収

Salesforce(セールスフォース)の年代平均年収

年代別平均年収年収範囲
25歳625万円399〜977万円
30歳888万円568〜1,388万円
35歳1,157万円740〜1,809万円
40歳1,378万円881〜2,155万円
45歳1,508万円964〜2,359万円
50歳1,539万円984〜2,406万円

引用:OpenWork

Salesforceは20代後半でも年収1,000万円を狙える高待遇な企業です。

ただ、30代後半以降の平均年収の伸び率は控え目で、2,000万円を超えようと思うとしっかり成果を上げてインセンティブを貰うことが必須になります。

セールスフォース(Salesforce)の新卒の初任給・年収

Salesforce(セールスフォース)の新卒の初任給・年収

月収と年収残業代
  • 月収
    • 333,333 円(月額)、および業績給
  • 年収
    • 450万円(新卒で入社し、1年間勤務した場合)
  • みなし労働時間 30時間/月
    • 固定割増賃金として 63,291 円を含む
    • 超過の場合は別途支給
    • 通勤手当は別途支給
    • その他諸手当は含まれない

引用:type就活

Salesforceの新卒年収は「450万円」です。

業績給は、個人や企業の業績に基づいて給与が決定されるシステムです。成果に応じたインセンティブが支払われます。ただし、業績が良ければ給与が上がり、悪ければ下がる可能性があることが業績給のデメリットです。

新卒採用情報

新卒採用の応募は専用マイページへログインする形式となっています。会員登録をして、企業に連絡を取りましょう。

中途採用情報

中途採用は、自社製の仕事検索ページ「My Workday Jobs」に掲載された募集から応募する形式です。

募集スケジュールの情報をキャッチアップしたい場合は、キャリアコミュニティに登録しましょう。

セールスフォース(Salesforce)は激務でやばい?

Salesforce(セールスフォース)は激務でやばい?

Salesforceは外資系企業らしくオープンで風通しの良い環境のようです。

完全実力主義の裁量労働制なので、成果を出せば早く帰れますし、出せなければ出せるように労働時間が長くなる傾向にあります。入社して最初の頃はキャッチアップに時間が必要となるため長時間労働になる可能性は高いですが、成果を出せれば休暇は問題なく取得可能な環境です。

働き方としてはフレックスタイム制度、テレワーク制度が導入されているので出退勤時間は自由になっています。セルフコントロールができる人にとってはかなり良い企業でしょう。

福利厚生については、住宅補助はありませんが、会社全額負担の医療保険の完備、不妊治療に対する補助金支給制度があります。仕事を早く終わらせて家族との時間を大切にする社員が多く、女性が働き続けることを推進する企業であるためこのような制度が作られています。

会社名平均残業時間有給取得率
株式会社セールスフォース・ジャパン37.2時間61.3%
日本オラクル株式会社25.8時間62.8%
日本マイクロソフト株式会社31.6時間67.9%
SAPジャパン株式会社27.1時間65.0%
日本アイ・ビー・エム株式会社36.9時間51.4%

参考:OpenWork

セールスフォース(Salesforce)の会社概要

Salesforce(セールスフォース)の会社概要

会社名株式会社セールスフォース・ジャパン(旧:株式会社セールスフォース・ドットコム)
本社所在地米国セールスフォース / Salesforce, Inc.
(所在地:サンフランシスコ)
代表者会長 兼 CEO マーク ・ ベニオフ
Chair & CEO Marc Benioff
小出伸一(日本法人)
事業所東京オフィス
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-3 日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
TEL:03-4222-1000(代表)
名古屋オフィス
〒451-6040 愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー40F
大阪オフィス
〒530-0011 大阪市北区大深町1-1 WeWork LINKS UMEDA 8F
白浜オフィス
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2998-119
広島オフィス
〒730-0015 広島県広島市中区橋本町9-7 博丈ビル8F​
福岡オフィス
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目10番20号 天神ビジネスセンター 6F クロスコープ福岡
業界ソフトウェア/ハードウェア開発
資本金1億円
設立年月2000年4月
上場区分未上場
勤務時間9:00~18:00(休憩1時間)
勤務地入社後は東京オフィスへの配属が基本ですが、現在、リモート勤務と出社のハイブリットワークです。”Success from Anywhere(どこからでも成功する)”という考えのもと、働く場所を問わず誰もが成功できる環境作りを推進しています。*今後変化する可能性がありますのでご了承ください。

参考1:会社概要 | セールスフォース・ジャパン
参考2:エン転職

Success from Anywhereという考え方は、インタビュー記事でも言及していることです。そのため、リモート勤務制度が廃止になる可能性は低く、今後もフレキシブルな働き方を維持していくと思われます。

セールスフォース(Salesforce)の同業界競合他社との年収比較

Salesforce(セールスフォース)の同業界競合他社との年収比較

会社名平均年収年収範囲
株式会社セールスフォース・ジャパン1,200万円400〜5,860万円
日本オラクル株式会社932万円430〜3,000万円
日本マイクロソフト株式会社1,256万円500〜2,646万円
SAPジャパン株式会社1,099万円450〜2,160万円
日本アイ・ビー・エム株式会社916万円340〜3,400万円

参考:OpenWork

Salesforceの平均年収は、ピックアップした同業他社の中では2番目に高い結果となりました。1位のマイクロソフトと比べても遜色ないレベルであり、最高年収では大幅に優っています。これはインセンティブによる年収アップの結果でしょう。

ただしSalesforceは数字至上主義であり、成果を上げないと退職を促される「Up or Out」の社風です。成果を上げずに居座り続けるのは大変厳しいという環境を考慮すると、他社に比べて特に実力が重視されると言えるでしょう。

セールスフォース(Salesforce)の給与・評価制度

Salesforce(セールスフォース)の給与・評価制度

Salesforceは、一般的に成果主義に基づく給与システムを採用しています。

Salesforceは外資系の企業であり、多くの外資系企業同様に、個々の従業員の成果や業績に応じて給与が決定される傾向があります。特に営業職などの場合、成果に応じてインセンティブが付与されることが一般的です。

ただし、Salesforceの給与体系には基本給も含まれており、その上で業績や成果に応じたボーナスやインセンティブが加算される形となります。そのため、給与体系は完全な業績給というよりは、基本給に加えて業績に応じた報酬が支給されるハイブリッド型のシステムと言えるでしょう。

また、Salesforceは完全実力主義を掲げており、従業員のスキル、経験、貢献度に応じた報酬体系が整っています。これにより、個々の従業員が高いパフォーマンスを発揮することが奨励され、その成果が給与に反映されるようになっています。

評価制度に関する以下の口コミも併せて参考にしてみてください。

数字至上主義であるため、先ずは数字が評価の対象。ただ数字に至るまでの活動も全て可視化されており、妥当に評価される。数字が未達でも活動を正しく行っていれば責められることはないし、優先的に昇格するケースも存在する。他者を支援したり、ノウハウをシェアしたりするような行動もしっかり評価に繋がる。

引用:OpenWork|評価制度に関する口コミ

セールスフォース(Salesforce)の残業時間と残業手当

Salesforce(セールスフォース)の残業時間と残業手当

Salesforceの残業代は、月30時間を”みなし労働時間”として「63,291円」が給与に含まれるシステムです。超過分は別途支給されます(1時間あたり約2,109円)。

OpenWorkによると月の平均残業時間は37.2時間とあるため、平均の超過分残業代は約15,189円/月となります。

あくまで目安なので、参考程度に留めておきましょう。

セールスフォース(Salesforce)のボーナス・賞与

Salesforce(セールスフォース)のボーナス・賞与

Salesforceは年俸制も採用しており、「年俸=基本給+インセンティブ」で給与が計算されます。インセンティブ(報奨金)が賞与の代わりとなっているため、賞与制度がありません。また、インセンティブは売上が上がった翌月に支払われます。

参考までに、過去3年のインセンティブの平均と範囲は以下の通りです。

年度平均範囲
2023年408万円10〜2,500万円
2022年294万円20〜880万円
2021年386万円50〜1,080万円

参考:OpenWork|「年収・給与制度」の口コミ

セールスフォース(Salesforce)の福利厚生

Salesforce(セールスフォース)の福利厚生

福利厚生プログラム詳細
給与、手当業界最高レベルの奨励給制度を維持
賃金の平等を確保
社員持株制度の提供
確定拠出年金(401K)へのマッチング
団体生命保険や所得補償保険の提供
非課税通勤手当​​
健康包括的な医療保険プラン
健康維持活動に対する月100ドルの補助
養子縁組、不妊治療手当
従業員支援プログラム(メンタルケア、法律相談)
海外出張時の24時間緊急アシスタンス​​
キャリアアップTrailheadのオンデマンド対話型学習コース
カスタマイズされたトレーニングプログラム
メンタリングやジョブシャドウイング
社内公募による異動サポート
学校に通う場合の年間最大5,000ドルの学習手当
魅力的な職場都市中心部のオフィス立地
アクセシビリティに配慮した職場設計
Ohana設計基準に基づくチームスペース
スタンディングデスクの提供
メディテーションルームと従業員用ラウンジ​​
社会貢献年間7日(56時間)の有給ボランティア休暇
ボランティア活動のトップ100に選ばれた従業員への1万ドルの寄付
ハワイでのリーダーシップミーティングへの招待
非営利団体へのマッチング寄付
Surf for Lifeなどとのボランティア活動​​

参考:福利厚生 | セールスフォース・ジャパン

​​ソフトウェア開発の強みを活かしたキャリアアッププログラムなど、Salesforce独自の福利厚生が特徴です。

もう一点突出しているのが、「Ohana(ハワイ語で”家族”)」というシステムです。家族のように助け合うカルチャーがあり、「アットホームな職場」を体現している企業です。

休日・休暇

  • 年間休日122日
    • 完全週休2日制(土・日)
    • 祝日
    • 年末年始休暇(6日)
    • 有給休暇
    • 慶弔休暇
    • 特別休暇

引用:エン転職

休日は一般企業の水準以上にあります。例えば年末年始休暇は6日もあり、これは一般よりも多いと言えるでしょう。

教育制度

Salesforceの社員教育制度に関する情報は乏しいですが、ダイヤモンドオンライン掲載記事にて以下の情報を入手できました。

  • 人事部門が行う企業文化を理解する研修
  • リーダー研修
  • マネジメント研修
  • 営業部門が行う「サービスイネーブルメント(営業活動で継続的に成果を上げる取り組み」に関する研修

上記の教育制度は一部であり、部署ごとに充実した教育制度を実施しているとのことです。

セールスフォース(Salesforce)の主な事業内容

Salesforce(セールスフォース)の主な事業内容

Salesforceは「世界No.1のCRMプラットフォーム」をテーマに、企業規模に関わらず導入可能なCRMソリューションを提供しています。

そのため主な事業内容は「クラウド型のソフトウェア開発・販売」です。クラウド・コンピューティングとソフトウェア・アズ・ア・サービス (SaaS)が主力の会社です。

クラウドベースの一連のツールを提供することで、営業部門やサービス部門、マーケティング部門、コマース部門などに従事する方がCRMを効率的かつ効果的に行えるようにサポートしています。そのため、同社ではCRMの導入支援を行うコンサルティング部門も抱えています。

また、「テクノロジーの民主化」を推進することを掲げており、大企業向けだけでなく中小企業やスタートアップ向けの製品も多彩に用意されています。対象となる業種も金融や医療サービス、小売、製造業、通信・メディア関連業、公共機関と幅広いです。

市場のトップランナーとして君臨しており、近年ではAIを活用したサービスも提供されています。サブスクリプションモデルという期間契約でシステムを利用するモデルを採っているため、初期投資が少なく済むこともあって、多様な企業に導入されています。これからも伸びが期待できる企業と言えるでしょう。

セールスフォース(Salesforce)の選考フロー

Salesforce(セールスフォース)の選考フロー

Salesforceの選考プロセスについては、公式な情報が提供されていないため、転職会議での応募経験者のインタビューを基にした情報が参考になります。以下の通りです。

エントリーシート → WEBテスト → 独自の選考 → 1次面接 → 2次面接

具体的には、まずエントリーシートの提出から始まり、その後にWEBテストが行われます。このWEBテストは、応募者の基礎的な能力や適性を評価するためのものであると考えられます。続いて、Salesforce独自の選考があり、ここでは応募者の専門性やSalesforceに対する理解度が評価される可能性が高いです。

その後、1次面接と2次面接が行われます。これらの面接では、応募者の人物像や職務適性、会社に対するモチベーションなどが重点的に評価されると考えられます。特にSalesforceは、チームワークやコミュニケーションスキルを重視する企業文化を持っているため、面接ではこれらの要素も重要な判断基準になるでしょう。

このように、Salesforceの選考フローは多段階にわたり、応募者の多様な側面を評価することで、企業のニーズに最も適した候補者を選出することを目指しています。応募者にとっては、各ステップで自己の強みを最大限にアピールし、Salesforceの企業文化や業務内容に対する深い理解を示すことが求められるでしょう。

セールスフォース(Salesforce)の年収と働きがいに対する評判・口コミ

Salesforce(セールスフォース)の年収と働きがいに対する評判・口コミ

Salesforceの企業文化や働きがい、年収に関する口コミをOpenWorkから集めました。

「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてご紹介するので、ぜひ企業選びの参考にしてください。

良い評判・口コミ

ファミリーカルチャーが根付いている

中途入社 女性
お互いを家族のように信頼し助け合うといったOhanaカルチャーが創業当初からあり、大手企業へと成長した今でもそのカルチャーが浸透していると感じる。

引用:Openwork|「織体制・企業文化」の口コミ

顧客の成功を支援するのは楽しい

東京都:山田 花子(20歳・女性)
SaaSを軸とした最新技術をいち早くお客様に届け、お客様の成功を支援するといった共通目標を全社員が持ちながら仕事ができる。そこにやりがいを感じる。

引用:OpenWork|「働きがい・成長」の口コミ

歩合報酬により待遇面が良い

中途入社|男性
毎月の売上に応じて、コミッション(歩合)が支給される。年間達成金額に近づく程、料率が上がる仕組みのため、達成後の方が条件が良くなる仕組みとなっている。基本的には青天井というのも特長。

引用:OpenWork|「年収・給与」の口コミ

悪い評判・口コミ

残業上等の社風がある

中途入社|女性
働きやすさや残業時間等は部署によって大きく異なる。特にエンタープライズの担当に関してはかなり残業がある。残業上等の社風で、特に女性にはかなり厳しい環境だと感じた。

引用:OpenWork|「ワーク・ライフ・バランス」の口コミ

古き良き社風が壊れつつある

中途入社|男性
かつては良かった企業文化が壊れてしまった。社内の雰囲気がかなり悪くなり、同僚を助けるより自分の数字の確保にみな血眼になっている。

引用:OpenWork|「退職検討理由」の口コミ

セールスフォース(Salesforce)の転職を目指す方へのおすすめエージェント3社

Salesforce(セールスフォース)の転職を目指す方へのおすすめエージェント

Salesforceはソフトウェア開発に強みを持つSaaS系のIT企業です。

その特徴を踏まえると、Salesforceの転職におすすめの転職エージェントは以下の3社です。

転職エージェント特徴

アサイン
ASSIGN

  • 20代から30代のハイエンド転職に特化
  • 若手のキャリアアップに最適なエージェント
  • 個人に応じたオーダーメイドなキャリア支援
  • 独自アプリ「VIEW」による転職サポート

ランスタッドランスタッド

  • ITエンジニア業界に強いエージェント
  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
  • 全体の約80%が非公開求人
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティング
  • コンサル業界に特化した転職エージェント
  • 業界を熟知した質の高いサポート
  • 全体の77%が非公開求人
  • 平均支援期間3年の中長期に渡る支援が受けられる

上記のおすすめエージェントについて、順番に見ていきましょう。

アサイン

ASSIGN

運営会社株式会社アサイン
公式サイトhttps://assign-inc.com/
公開求人数非公開(2024年4月5日時点)
主な求人職種コンサルティング・IT業界

アサインは、20代から30代のハイエンド転職に特化したエージェントです。

コンサルティングや大手IT業界に強く、エージェントのサポートが手厚いことで人気があります。

アサインのメリット
  • 若手のキャリアアップに最適なエージェント
    • 若くてもコンサル・IT業界にハイクラスな条件で転職できる。
  • 個人に応じたオーダーメイドなキャリア支援
    • 一人ひとりに合った長期的なキャリア形成のアドバイスを貰える。
  • 独自アプリ「VIEW」による転職サポート
    • アサインのノウハウとAIエンジンを融合させたキャリアシミュレーションでキャリア支援してくれる。

中長期を前提としてキャリアサポートを受けたいなら、アサインが最も良いでしょう。

Salesforceは平均年収が1,000万円を超えるハイエンド企業であるため、アサインを通じて求人情報をリサーチするのがおすすめです。

ランスタッド

ランスタッド

運営会社ランスタッド株式会社
公式サイトhttps://www.randstad.co.jp/
公開求人数7,665件(2024年4月5日現在)
非公開求人数約32,000件(2023年12月05日時点)※全求人の約80%
主な求人職種ITエンジニア(IT・Web・通信)、事務・管理部門、技術系(機械・電気・電子・化学)、営業 他

ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業です。

年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。

世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。

ランスタッドのメリット
  • 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
    • ランスタッドの専任コンサルタントは、市場の動向を熟知しており、それぞれの個人に合わせたマンツーマンでのサポートを提供。転職活動を的確に進めることができます。
  • 全体の約80%が非公開求人
    • ランスタッドでは、一般には公開されていない非公開求人が全体の約80%。これにより、他では知り得ない貴重な求人情報に出会うことができます。
  • キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる
    • ランスタッドは、キャリアアップはもちろん、ワークライフバランスを重視した求人も豊富に取り揃えており、多様なニーズに応える提案が期待できます。

特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。

そのほとんどが非公開求人であるため、一般には知られていないSalesforceの隠れた優良求人に出会える可能性があります。

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アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティング

運営会社アクシスコンサルティング株式会社
公式サイトhttps://www.axc.ne.jp/
公開求人数非公開(2024年4月5日時点)
主な求人職種コンサルティング業界

アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。

その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、コンサルティングファームの求人を豊富に取り揃えています。

アクシスコンサルティングのメリット
  • 業界を熟知した質の高いサポート
    • コンサルティング業界に精通したプロフェッショナルが、転職希望者に対して具体的で質の高いサポートを提供。個々のスキルや経験を活かす最適なポジションの提案が期待できます。
  • 全体の77%が非公開求人
    • 非公開求人が全体の77%を占めており、他では見られない貴重な求人情報にアクセス可能。独自のネットワークを活用して、幅広い選択肢から希望に合った求人を見つけることができます。
  • 平均支援期間3年の中長期に渡る支援が受けられる
    • 転職だけでなく、キャリア形成全般をサポート。平均3年間のフォローがあり、転職後のキャリアも安心して築いていけるサポート体制が整っています。

信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。

SalesforceはSaaSが主力ですが、顧客企業に対してSalesforce製品の導入を支援するコンサルティング部門も抱えています。ここの部門に転職したいなら、アクシスコンサルティングは最適と言えるでしょう。

セールスフォース(Salesforce)に関する質問・疑問

Salesforce(セールスフォース)に関する質問・疑問

Salesforceの退職理由や副業OKの質問について回答しました。

セールスフォース(Salesforce)の退職理由は何ですか?

  • 中途に比べて新卒の待遇の差が大きいから
  • 自分がいつレイオフされるか分からないという心配から仕事が手に付かないから
  • 明確なキャリアパスがなかったから
  • 給料の割には仕事の量が多いから
  • ベンチャーの頃の良い雰囲気が壊れてしまったから
  • 大手企業になってスピードが鈍化したから
  • 社員が上に物を言えない雰囲気が年々強くなってきたから
  • 数字至上主義が行きすぎて、顧客の利益より会社の利益を優先する体質になったから
  • 残業が多いから

参考:OpenWork|「退職検討理由」の口コミ

上記はOpenWorkに寄せられた口コミを箇条書きで要約した情報です。

Salesforceの強みである「Ohanaカルチャー」の崩壊を感じた人や、数字至上主義による弊害を訴える人などが散見されます。また、大企業に成長したことによって、決断力にブレーキがかかってしまう所謂「大企業病」にかかってしまったと感じる人もいます。

ただ、感じ方は人それぞれ。成果をしっかり上げて、相応のインセンティブを貰ってたくさん稼ぎたいと思う人にとっては、良い環境でしょう。

セールスフォース(Salesforce)は副業OKですか?

ライトハウスの口コミによれば、副業は申請すれば可能とのことです。

副業は会社に申請した上で承認が得られれば可能です。実際に副業をしている方もいます。

引用:ライトハウス|「働き方」の口コミ

セールスフォース(Salesforce)の年収まとめ

Salesforce(セールスフォース)の年収まとめ

転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。

ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。

自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。

皆様の転職が成功することを願っています。

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