Salesforce(セールスフォース)は米国カリフォルニア州に本社を置く、世界有数かつ高成長を続けている業務用ソフトウェア製造・販売企業です。
1999年に創立され、現在は世界各地に拠点を置いています。AIやクラウドを活用したCRMソリューションに強みを持っており、Salesforce製品の導入企業は世界で15万社以上になっています。日本での法人設立は2000年で、現在は東京のほかに大阪と名古屋にオフィスを構えています。
Salesforceは中途採用も盛んで通年で人材を募集しており、志望する方も多い企業です。
今回はSalesforceの年収や中途採用される人の特徴についてまとめます。
Salesforceの年収は高い
Salesforceでは営業部門、テクノロジー&製品部門、マーケティング部門など複数が用意されていますが、ここでは推定年収について独自に調査した結果を記載します。
年齢 | 年収 |
20代 | 550~800万円程度 |
30代前半 | 700~950万円程度 |
30代後半 | 800~1200万円程度 |
40代前半 | 1000~1300万円程度 |
40代後半 | 1000~1600万円程度 |
実際の支給額は職種によって異なりますし、経験値や能力によっても左右されます。
Salesforceは完全実力主義の外資系企業ですので、成果が出せればその分給与に反映される形になります。特に営業職については案件を取れれば取れるほど給与が青天井で上がっていきますので、年齢に関わらず実力次第で年収1000万円を超える金額を受け取っている社員もいます。
中途採用時は前職の経験や保有スキルによって提示される金額が決まりますが、交渉次第でより高い年収金額になる可能性があるので、妥協することなくエージェント等を活用して希望を通せるように交渉すると良いでしょう。
Salesforceの主な事業はCRMソリューションの提供
Salesforceは世界No.1のCRMプラットフォームをテーマに企業規模に関わらず導入可能なCRMソリューションを提供しています。クラウドベースの一連のツールを提供することで、営業部門やサービス部門、マーケティング部門、コマース部門などに従事する方がCRMを効率的かつ効果的に行えるようにサポートしています。「テクノロジーの民主化」を推進することを掲げており、大企業向けだけでなく中小企業やスタートアップ向けの製品も多彩に用意されています。また、対象となる業種も金融や医療サービス、小売、製造業、通信・メディア関連業、公共機関と幅広いです。
市場のトップランナーとして君臨しており、近年ではAIを活用したサービスも提供されています。サブスクリプションモデルという期間契約でシステムを利用するモデルを採っているため、初期投資が少なく済むこともあって、多様な企業に導入されています。これからも伸びが期待できる企業と言えるでしょう。
競合企業1SAPの年収・転職情報を分析
Salesforceは激務でやばい?社風や福利厚生の内容
Salesforceは外資系企業らしくオープンで風通しの良い環境のようです。完全実力主義の裁量労働制なので、成果を出せば早く帰れますし、出せなければ出せるように労働時間が長くなる傾向にあります。入社して最初の頃はキャッチアップに時間が必要となるため長時間労働になる可能性は高いですが、成果を出せれば休暇は問題なく取得可能な環境です。
働き方としてはフレックスタイム制度、テレワーク制度が導入されているので出退勤時間は自由になっています。セルフコントロールができる人にとってはかなり良い企業でしょう。
福利厚生については、住宅補助はありませんが、会社全額負担の医療保険の完備、不妊治療に対する補助金支給制度があります。仕事を早く終わらせて家族との時間を大切にする社員が多く、女性が働き続けることを推進する企業であるためこのような制度が作られています。
Salesforceで求められる人材・中途採用分析
Salesforceでは多種多様な職種で通年人材を募集しています。コアバリューとして「信頼・成長・イノベーション・平等」を掲げており、Ohanaと呼んでいます。クライアントとの親身なコミュニケーションによる信頼獲得、お客様の成長が自社の成長であるという誇り、新しいアイデアの創出、そしてすべての従業員が育った環境や経歴に関係なく尊重されるというメッセージが込められています。
参考:https://www.salesforce.com/jp/
以上を踏まえると、職種を問わず求められる能力としては、深いコミュニケーションを取れること、自社の成長のために自己成長を厭わないこと、クリエイティブな発想を持つことなどが挙げられます。
Salesforceとしては即戦力を求めており、いずれの部門についても経験者を求めているので、前職の経験を活かせる部門の採用有無を確認してエントリーするのが良いでしょう。過去にIT系企業での就業経験があるとプラスになるでしょう。
Salesforceへの転職に向いている人
以上の内容を踏まえると、Salesforceへの転職に向いているのは以下の3点の要素を持ち合わせている人と言えます。
- 過去にクラウドなどを含むIT系業界での就業経験があること
- 完全実力主義の環境でセルフマネジメントをしながら働けること
- 創造性や積極性に富んでいること
Salesforceは米「Fortune」誌にて米国内で「最も働きがいのある会社ベスト100」に6年連続でランクインするほど人気も高く、日本でも狭き門になっています。入念に準備して臨んでください。
Salesforceへの転職を検討している方がすべき1つのこと
ハイクラス求人を扱っている転職エージェントに登録してみてください。
その理由は下記3点です。
- Webには出てこないSalesforceのリアルな情報が手に入る可能性がある
- Salesforceおよびその他ファームの非公開求人を紹介してもらえる
- 面接対策や年収アップ交渉をしてもらえるため、効率的に転職活動ができる
Salesforceへの転職を目指す方へのおすすめエージェント
Salesforceを目指す方にオススメな転職エージェントは以下です。
転職サイトランキング 転職サポート力 1位 アクシスコンサルティング コンサル転職に強い特化型エージェント
2位 マイナビエージェント 転職支援のサポートが手厚く、案件数は業界トップクラス
3位 ランスタッド 年収1000万円以上を狙う人向けの転職エージェント
アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティングは、特にコンサル業界に強みを持ち、約5,000名の現役コンサルを含む約20,000名もの転職志望者の支援をした実績があります。
その実績による信頼からコンサル業界と強いパイプがあり、下記の3つのメリットがあります。
- 業界を熟知した質の高いサポート
- 全体の77%が非公開求人
- 平均支援期間は3年 中長期に渡る支援が受けられる
信念として「生涯のキャリアパートナー」を掲げ、本人のキャリアプランから「今は転職する時期ではない」と判断すれば無理に転職を薦めないなど、視野の広いサポートが受けられるのも特徴です。
アクシスコンサルティング公式サイト:https://www.axc.ne.jp
ランスタッド
ランスタッドは、オランダで1960年に創業された世界最大級の総合人材サービス企業。39の国と地域で活動し、日本には93の拠点があります。
年収1000万以上を目指すプロフェッショナル向けサービスを提供しています。
世界規模の企業であるため、外資系やグローバル企業への転職支援実績も多数あり、下記の3つのメリットがあります。
- 市場動向を把握した専任コンサルタントによるマンツーマンサポート
- 全体の約80%が非公開求人
- キャリアアップからワークライフバランス重視まで幅広い提案を受けられる
特にハイクラス企業を得意としており、戦略的なキャリア形成のサポートをしてくれます。転職に関する支援サービスはもちろん無料です。
ランスタッド公式サイト:https://www.randstad.co.jp/professionals/
Type転職エージェント
Type転職エージェントは総合転職サイトで、年収400万から800万の転職支援を得意としています。
エンジニア転職などにも力を入れているため、開発経験がある方にもオススメしたいエージェントです。
Type転職エージェント公式サイト:https://type.career-agent.jp
Salesforceを含むキャリアアップを目指す全ての方へ
転職はタイミングが重要です。そして、自分の市場価値を認識することがキャリアアップへの近道です。キャリアおよび年収を上げるなら、売り手市場である今がベストです。
ハイクラス転職に向けて、複数の転職エージェントに登録し比較しするのも転職可能性を高めるポイントです。自分の目的に合ったエージェントを確保し、しっかり活用していきましょう。
皆様の転職が成功することを願っています。