今回の記事ではフリーコンサルタント向けのマッチングサービス Strategy Consultant Bank の特徴を解説します。
フリーコンサルタントとして活動する中で、新しい案件を獲得すること、自分の強みや専門性を活かすことができる環境を探すことは、常に頭を悩ませる課題ではないでしょうか。
最近ではそんなフリーコンサルタントをサポートするエージェントも増えてきていますが、どのエージェントが一番マッチするのか？と不安や疑問を抱えている方も多いかと思います。
Strategy Consultant Bankは2021年にスタートした比較的新しいサービスですが、2022年8月時点で累計600案件以上を紹介し急成長しています。
運営会社などの基本情報や、特徴、ユーザーの口コミなどを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
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- 1 Strategy Consultant Bank とは？
- 2 Strategy Consultant Bankの会社情報
- 3 Strategy Consultant Bank の案件単価
- 4 Strategy Consultant Bank の案件例
- 5 Strategy Consultant Bank を利用するメリット
- 6 Strategy Consultant Bank を利用するデメリット
- 7 Strategy Consultant Bank に登録して感じた実際の評判・口コミ
- 8 Strategy Consultant Bank の利用がおすすめの人
- 9 Strategy Consultant Bank の利用に向いていない人
- 10 Strategy Consultant Bank 以外でおすすめしたいエージェント
- 11 Strategy Consultant Bank に登録から内定までの流れ
- 12 【2023年12月】Strategy Consultant Bank の注目ニュース
- 13 Strategy Consultant Bank に関する疑問
- 14 Strategy Consultant Bank の評判まとめ
Strategy Consultant Bank とは？
Strategy Consultant Bankは、フリーランスコンサルタントに特化した案件紹介マッチングサービスです。
2021年2月に設立された株式会社Groovementが運営している比較的新しいサービスとなります。
Strategy Consultant Bankでは、戦略・経営・業務改革・IT・PMOなどの上流工程のコンサルティング案件を中心に専門性の高いポジションを扱っています。
また、副業・複業や兼業で活用できる稼働率が低い案件の紹介を受けることも可能です。
また、専任担当による面談、案件紹介、稼働後のアフターフォローまでの一連の流れをサポートを受けることもでき、経験の浅い方にとっても安心できる体制が整っています。
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Strategy Consultant Bankの会社情報
Strategy Consultant Bankの運営会社の会社情報は次の通りです。
| 運営会社 | 株式会社Groovement |
|---|---|
| 所在地 | 〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目23−14 |
| 設立 | 2021年2月19日 |
| 代表取締役 | 浴野 真志 |
| 事業内容 |
|
| 主な業務案件 |
|
| 公開案件数 | 975件(2023年12月16日時点) |
| 公式サイト | https://strategyconsultant-bank.com/ |
Strategy Consultant Bank の案件単価
Strategy Consultant Bankでは単月150万円以上の案件が約30％を占めています。
これらの案件は、主に経営戦略や事業戦略の策定、大規模なビジネス改革プロジェクトやM&A、DXなど、高度な専門知識と経験を要するものが中心です。
また、100万円未満の案件は10％程度と少なく、100〜150万円が最も多く約60％となります。
これらの案件は、業務改革、IT戦略、PMO支援など、比較的広範な分野をカバーしています。
稼働率が100％未満の案件も取り扱っていることから、比較的単価の高い案件の紹介を受けられるサービスと言えるでしょう。
Strategy Consultant Bank の案件例
Strategy Consultant Bankの取り扱い案件の種類と具体的な案件例を紹介します。
取り扱い案件は、戦略案件、業務案件、IT案件に区分されています。
戦略案件
Strategy Consultant Bankの取り扱う案件の約40％が経営戦略や事業戦略の策定に関する案件になります。
企業の中長期的な成長戦略の策定や新規事業開発といった事業運営の上流に関わることになり、市場分析などの実務支援を含む場合もあります。
即戦力性を求められる案件が多いことも特徴です。
業務案件
業務改革の支援に関する案件も保有案件の役40％を占めます。
これらの案件では、業務プロセスの最適化、効率化、コスト削減、または大規模プロジェクトの管理と実行支援を行います。
ポジションとしてはPM、PMOとして参画するケースが多いことから、こちらも高い即戦力性を求められます。
IT案件
DX(デジタルトランスフォーメーション）やシステム刷新などITに関連する案件が約20％を占めます。
これらの案件は、企業のデジタル化戦略の策定、デジタルイノベーションの推進に貢献するもので、最新のデジタルトレンドの把握や専門知識が求められます。
一方で、領域特性として実務支援を求められる傾向が多いことも特徴で、コンサル業界未経験であったとしても挑戦できる可能性があります。
Strategy Consultant Bank を利用するメリット
Strategy Consultant Bankの特徴と、利用するとメリットを享受できる方の特徴を解説します。
高額案件の取り扱い
Strategy Consultant Bankは、フリーランスコンサルタントに対して上流工程に関する高額案件を提供することできます。
ほとんどの案件が月額単価100万円以上という高水準を保っています。
特に経験豊富なコンサルタントにとっては、200万円以上の月額単価案件を獲得できる可能性もあることは大きな魅力と言えるでしょう。
紹介案件のマッチング精度
フリーランスコンサルタントの専門性に合わせた案件のマッチングは、Strategy Consultant Bankの魅力の一つです。
裏付けとなるのは保有案件です。
戦略・経営・業務改革・IT・PMOなど、幅広い分野の案件を取り扱っており、コンサルタントのスキルや経験に応じた案件を紹介してくれます。
また、稼働率が100％未満の案件も取り扱っていることから、副業・複業を希望するコンサルへの対応も可能になっています。
それに加え、コンサル出身の専任担当による案件紹介を行うことで、経験と希望にマッチした案件の紹介を実現しています。
手厚いサポートとキャリアアドバイス
Strategy Consultant Bankを利用するメリットとして、手厚いサポートとキャリアアドバイスも挙げられます。
案件検索から、書面の添削、面談対策まで、フリーランスコンサルタントが案件を獲得しやすいようにトータルでサポートしてくれます。
まだ活動方針が決まっていなかったり、経験が浅い方にとっては安心できるサポート体制と言えるでしょう。
Strategy Consultant Bank を利用するデメリット
逆にデメリットにもなりうることも整理しておきましょう。
サービス歴の浅さ
Strategy Consultant Bankは比較的新しいエージェントです。
コンサル企業との関係性が深いことは特徴でもあるのですが、支援実績として長期にわたる信頼性や実績の蓄積が他の老舗エージェントに比べて劣る可能性があります。
市場での確固たる地位や信頼を築くまでには時間がかかるかもしれません。
未経験者への案件紹介
コンサルティングの実務経験を持つフリーランスに向けた案件がやや上流の案件が多くなっています。
実務経験の少ない方、コンサル業界未経験者に対する案件紹介が限られてしまいデメリットにもなりうるでしょう。
取り扱い案件数
Strategy Consultant Bankは、上流工程の案件に強いことから、案件の種類や数に限りがあることがデメリットになりうるでしょう。
特に、総合型で複数案件紹介をしているサービスと比較すると案件数は少ないため、場合によっては他サービスとの併用も検討した方が良いでしょう。
Strategy Consultant Bank に登録して感じた実際の評判・口コミ
Strategy Consultant Bank の良い評判・口コミ
②VC/スタートアップなどの案件も存在
もう1つの良い点は、大企業案件だけじゃないところ。
ファームに居ると日系大手を支援することが多いと思うんだけど、「将来起業したい」とか「もう少し近い距離で事業に関わりたい」と思ったら、スタートアップ案件にも入れるという選択肢は魅力的だと思う。
— ton (@consultan_ton) February 14, 2023
同じく、紹介案件にスタートアップがあることで、他サービスと比較した際にキャリアの広がりを持つことができると捉えている投稿がありました。
方向性が定まっている方も面談時に相談すると良さそうですね。
①担当者自身もフリーコンサル(2/2)
でもSCBは現役フリーコンサルが面談をしてくれ、
・やり取りが早かった
・僕の経歴を上手く棚卸してくれた
・独立時の不安(金銭面や案件への参画)を解消してくれた
・エージェント目線/フリーコンサル目線の両方でアドバイスをくれた
という点が圧倒的によかった。— ton (@consultan_ton) February 14, 2023
専任担当がコンサル出身でありかつ同じ立場のフリーコンサルであることで、面談の満足度が非常に高いことがわかります。
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Strategy Consultant Bank の悪い評判・口コミ
SNS上でまだ悪い評判は確認できていません。
2021年開始のスタートであるため、良い評判も悪い評判もこれから増えていき次第、アップデートしていきます。
Strategy Consultant Bank の利用がおすすめの人
ここまでの情報をもとに、Strategy Consultant Bank の利用をおすすめしたい方の特徴を紹介します。
経験豊富なフリーランスコンサルタント
Strategy Consultant Bankは、特に経験豊富なフリーランスコンサルタントにおすすめです。
上流工程に関わる高額案件の取り扱いが多く、月額単価が平均100万円から150万円の案件が多くを占めます。
実務経験が豊富で、特定の専門分野において高度なスキルを持つコンサルタントにとって、経験をより高めながら高収入を獲得できるサービスと言えるでしょう。
専門性や希望にマッチした案件を見つけたい方
Strategy Consultant Bankは、ベンチャー企業の案件や、テー目としての戦略・経営・業務改革・IT・PMOなど、幅広い分野の案件を取り扱っています。
そのため、特定の専門性を持ち、それを活かして働きたいコンサルタントにとっては、適切な案件を見つけやすい環境が提供されています。
専任担当から自分のスキルや経験に応じた案件を紹介してもらえるため、キャリアのさらなる発展を目指すことが可能です。
手厚いサポートを求めている方
案件紹介、書面の添削、面談対策まで、フリーランスコンサルタントをトータルでサポートしています。
このため、独立して間もないコンサルタントや、より手厚いサポートを求めるコンサルタントにとってはとても安心して利用ができるサービスと言えるでしょう。
キャリアアドバイスを通じて、長期的な視点でのキャリア形成を支援してもらえるので、フリーランスとしてのキャリアを安定させたい方にもおすすめです。
Strategy Consultant Bank の利用に向いていない人
逆に利用に向いていない方の特徴も整理しておきましょう。
実務経験の十分でない方
Strategy Consultant Bankは、上流案件が多く、コンサルティングの実務経験を重視されやすい傾向にあります。
そのため、コンサルティング業界未経験の方やビジネスパーソンとしての実務経験十分でない方にとっては紹介される案件が限定され、十分な選択肢を持つことができない可能性があります。
地方在住の方
Strategy Consultant Bankの対応地域は主に東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県の関東首都圏に集中しています。
その他エリアの常駐案件は非常に少なく、かつフルリモート案件においても出社を求められる場合もあることから、地方在住の方にとっては案件紹介の側面で物足りなさを感じる可能性があります。
幅広い選択肢を持ちたい方
Strategy Consultant Bankは上流工程の案件取り扱いが多いことから、絶対数としてはやや少ない傾向にあります。
まだ方向性を定めきれていない方や複数の選択肢を持ちたいと考えている方にとっては、選択肢が広がらず物足りなさを感じる可能性があります。
多様な案件を求めるフリーランスの方は、より幅広い案件を提供するエージェントとの併用を検討することをおすすめします。
Strategy Consultant Bank 以外でおすすめしたいエージェント
POD
| 運営会社 | 株式会社ワークスタイルラボ |
|---|---|
| 公式サイト | https://pod.jp/ |
| 公開案件数 | 494件（2023年12月16日時点） |
| 職種 | PM/PMO、経営/戦略、IT関連・SAP、戦略系、その他 |
POD（Professionals On Demand）は、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスです。
キャリア面談を大手ファーム出身者が担当することで、登録者の得意分野や今後伸ばしたいスキル等を踏まえた案件のマッチングが可能となっています。
独自のコネクションにより多くの事業会社等からのプライム（直受け）案件を獲得しており、プロフェッショナル向けを謳っているだけあって高単価の案件が多数あります。
10年以上の実績があることからも、Strategy Consultant Bankと併用すると安心感を得られるでしょう。
案件の85％が非公開求人となっているため、案件情報を得るためにもまず登録してみることをおすすめします。
>>ワークスタイルラボ（POD）の口コミや評判は？実際の利用者の声や案件特徴を解説
プロフェッショナルハブ
| 運営会社 | 株式会社エル・ティー・エス リンク |
|---|---|
| 公式サイト | https://pro-connect.jp/ |
| 公開案件数 | 非公開（2023年12月16日時点） |
| 職種 | PM/PMO、IT関連、その他 |
プロフェッショナルハブは、コンサルタント向け案件紹介を得意とするエージェントです。
コンサルティング会社等との独自のネットワークを有しているため、直案件が多数あり、平均単価は136万円となっています。
案件が稼働してからのスコープ管理や悩みも専属担当者に相談できます。
また、スキルアップや独立の相談も含めた長期的なサポートをしてもらえますので、フリーランス歴が浅い方や、手厚いサポートを受けながら仕事を進めたい方に特におすすめです。
安心できるサポート体制はStrategy Consultant Bankとも似ており、取り扱い案件を見比べてみるのも良いでしょう。
>>プロフェッショナルハブの口コミや評判は？案件やサービスの特徴を解説（旧コンサルタントジョブ）
Pro Connect（プロコネクト）
| 運営会社 | 株式会社WorkX |
|---|---|
| 公式サイト | https://pro-connect.jp/ |
| 公開案件数 | 非公開（2023年12月16日時点） |
| 職種 | IT、PMO、戦略、業務改善、その他 |
Pro Connect（プロコネクト）は、ハイクラス人材向けに特化したサービスです。
登録にスクリーニング制度が採用されていて、登録時の書類審査に合格した人だけが登録できるので、ハイクラス人材が揃っていると評判です。
案件紹介・マッチングサービス（エージェント型サービス）のほかに、クライアント企業と直接やり取りできて最短2日で案件に参画できるプラットフォーム型サービスもあります。
プライム案件が多い分、案件単価も高額で、平均月単価は170万円です。
中間マージンが8％～15％と低水準なので、継続して高額案件を狙いたいフリーランスにとって好条件のサービスと言えます。
高単価案件が多いことがStrategy Consultant Bankと似ていることもあり、両方登録して案件比較をしてみるのもよいでしょう。
>>プロコネクト（ProConnect）の口コミや評判は？低マージンや案件の特徴を解説
Strategy Consultant Bank に登録から内定までの流れ
STEP 01: エントリー
Strategy Consultant Bankへの登録は、エントリーフォームから簡単に行えます。
必要な情報を入力し、登録の申し込みを行います。
この段階では、基本的な個人情報や経歴、希望条件などを提供します。
STEP 02: 登録面談
エントリー後、Strategy Consultant Bankの担当者が面談を実施します。
この面談では、コンサルタントの経験やスキル、キャリアの希望などを詳細にすり合わせします。
面談は、コンサルタントの資質や案件への適合性を判断する重要なプロセスであり、口コミで満足度が高くなっている強みの一つです。
STEP 03: 案件の紹介
面談を通じて登録が承認されると、経験や希望に沿った案件がデータベースから紹介されます。
Strategy Consultant Bankは、ファーム出身者の知見や人脈を活用して、随時案件紹介を受けることになります。
STEP 04: 定期フォロー
案件稼働後も、Strategy Consultant Bankの担当者が定期的にフォローあります。
案件の進行状況や稼働状況をチェックし、必要に応じてクライアントとの調整を代行するなど、継続的なサポートを提供されます。
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【2023年12月】Strategy Consultant Bank の注目ニュース
2023年12月現在のStrategy Consultant Bankの注目ニュースをご紹介します。
Strategy Consultant Bank に関する疑問
プライム（直請け）案件はある？
取り扱っています。
Strategy Consultant Bankでは、プライム案件、つまり直接クライアントからの依頼案件が存在します。
戦略ファーム出身者が独自ルートで仕入れた柔軟かつ高単価な上流案件を中心に紹介されています。
非公開案件はある？
非公開案件も豊富に取り扱いがあります。
Strategy Consultant Bankでは非公開案件も多数取り扱っています。
一般に公開されていない特別なポジションの案件であり、登録者限定で紹介されています。
非公開案件は、特定のスキルや経験を要求されることが多く、高度な専門性を持つコンサルタントにマッチしたものが多い傾向にあります。
フルリモート案件はある？
取り扱いがあります。
Strategy Consultant Bankでは、フルリモートでの勤務が可能な案件も提供されており、WEBサイト上の公開求人でも確認することができます。
地方での案件もある？
首都圏中心の取り扱いになります。
trategy Consultant Bankの対応地域は主に東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県の関東首都圏に集中しています。
一部で、地方駐在の案件もありますが、勤務地希望が強い場合はフルリモート案件を優先して確認しましょう。
副業での案件探しも可能？
可能です。
Strategy Consultant Bankでは稼働率が100％未満の案件取り扱いも多く、副業としての案件探しも可能です。
ただし、副業での案件参画には競業避止義務の兼ね合いなど、所属企業の規定や条件を確認しておきましょう。
Strategy Consultant Bank の評判まとめ
Strategy Consultant Bankは、特に経験豊かなフリーランスコンサルタントにとって、上流の高額案件や専門性や希望にマッチした案件に関わることができるサービスであることがわかりました。
また、専任担当はコンサルティングファーム出身者、フリーコンサルタントが多く、その専門的な視点でのサポートは多くのコンサルタントにとって心強い味方となることも特徴の一つです。
一方で、実務経験がまだ十分でいない方にとっては紹介案件が少なくなる可能性があり、選択肢を広く持ちたい方にとっても、他のエージェントとの併用を視野に入れた方がよいこともわかりました。
非公開案件も豊富に取り扱いがあるようなので、まずはWEBサイトから会員登録してください。
