【最新版】世界から見た日本国内MBAランキング!おすすめの大学院はどこ?

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MBA ランキング 国内 大学院

MBAに興味があるけれど、コロナ禍で海外渡航はむずかしいし、何千万も費用を払うのは現実的ではない…。

そんな人におすすめなのが、日本国内で取得できるMBAです。

  • MBA取得費用っていくらかかるの?
  • そもそも国内MBAって取得する価値あるの?
  • 国内MBA取得を狙うなら大学院はどこがおすすめ?

国内外でキャリアを積んで自費で海外修士号を取得した筆者が、最新の国内MBAランキングや、MBA取得を目指す上で狙い目な大学院を解説します!

目次

MBAとは?

MBA とは

MBAとは「Master of Business Administration」の略称で、経営戦略、マーケティング、ファイナンスなど幅広い分野を学ぶ大学院修了レベルの学位です。

おおむね2年間の修学が必要で、海外では有名大学でのMBA取得がキャリアアップの手段として広く認知されています。

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日本国内のMBAは意味がない?

ハーバードやスタンフォードといった海外のトップスクールには劣るものの、実は日本国内にも実力を備えたビジネススクールが存在します。

今後数年は続くと思われるコロナ禍では、せっかく留学しても授業がオンラインで進んだり、グループワークやインターンの機会が削がれたり、大枚をはたいて渡航するだけの価値があるのか悩ましいところ。

国内企業でも中途採用が増え、これまでよりもMBAを持っていることで評価される場面も増えています

国内の大学院なら日本語で学ぶことができ、さらには家賃を浮かすことができたり、フルタイムやパートタイムで働きながら、あるいは育休などのライフイベントに際してMBAを取得できるチャンスがあると近年注目を集めています

また、留学生が多く全て英語で受講できるコースも増えており、海外留学と国内修学の良いとこどりも可能です。

日本国内MBAにおける主要評価機関

国内MBA 評価機関

大学院選びで大きな基準になる大学ランキングですが、主に下記の内容を基準を総合的に考えてスコアリングされています。

  • 卒業後3年間の平均給料
  • MBA取得前後での給与上昇率
  • 現在の給料に対してMBA費用・期間に値する価値
  • キャリアアップの程度
  • 目的の達成率
  • 学校のキャリアサービス
  • 研究でのランキング

Eduniversal

まず見るべきなのは、主要国ごとにMBAランキングを発表しているEduniversal

Palmes of excellenceという独自の卓越性評価で大学をランク付けしています。

QS World Rankings

次に紹介するのは、大学評価機関として世界的に有名なQS World Rankings

世界ランキングではスタンフォード、ハーバードなどの超有名大学が並びますが、地域別のアジアランキングには、シンガポールや香港の有名大学に続いて日本のMBAプログラムも多く登場します。

日本国内MBAランキング一覧

国内MBA ランキング 一覧

実は、国内MBAでは意外な大学や地方大学が高い評価を受けています。

2つの評価機関におけるランキングをそれぞれ見ていきましょう。

Eduniversalにおける評価

Eduniversalの卓越性評価で最高位を獲得している国内MBAは、私立の両雄である早稲田大学と慶應義塾大学

そして次のランクに、京都大学、神戸大学、名古屋商科大学、東京理科大、一橋大学、そして新潟県の国際大学の6校が格付けされています。

京都大学や神戸大学や、そして「知る人ぞ知る」地方大学の名古屋商科大学や国際大学がランクインしている点に注目しましょう。

Eduniversalにおける国内MBAランキング

5Palmes of excellence

1.慶應義塾大学 – Keio Business School
2.早稲田大学 – Waseda Business School

4Palmes of excellence

3.京都大学– Graduate School of Economics and Faculty of Economics
4.神戸大学– Graduate School of Business Administration
5.名古屋商科大学– Nagoya University of Commerce & Business
6.東京理科大学– Tokyo University of Science School of Management
7.一橋大学– Hitotsubashi University Business School
8.国際大学– International University of Japan Graduate School of International Management

QS World Rankingsにおける評価

Eduniversalでも上位にあがった早稲田大学、名古屋商科大学、国際大学の他、関西有名私学の立命館アジア太平洋大学や、同志社大学が上位にランクインしています。

QS World Rankingsにおける国内MBAランキング

QS World Rankings内 国内MBA
  1. 早稲田大学 – Waseda Business School
  2. 名古屋商科大学 – Nagoya University of Commerce & Business
  3. 国際大学 – International University of Japan Graduate School of International Management
  4. 立命館大学アジア太平洋大学 – Ritsumeikan Asia Pacific University
  5. 同志社大学 – Doshisha Business Schoolt

国際認証を取得している大学院一覧

国際認証 取得 大学院

続いて、国際機関から高い評価を受けている国内MBAについて、国際承認を受けているかを確認します。

MBAとしての国際認証を受けているということは、教員・学生の数、国際性、カリキュラムや英語の質、またビジネススクールの規模などの基準において世界的に認められる水準(global standard)だと判断ができます。

世界三大認証機関とされるAACSBAMBAEFMDの認証状況や、ランキング、プログラムの鮮度、MBAとしての権威レベルを一覧にしました。

早稲田大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

日本国内でも知らぬ人のいない早稲田大学ですが、ビジネススクールのレベルは日本屈指です。

全日制には「1年制」と「2年制」があり、また、働きながら夜間のみの履修で終了することもでき、いずれのコースも学費は300万円ほど。

キャンパスは新宿からほど近い高田馬場とアクセスがよいのも魅力で、首都圏でMBAを探している人はまず検討してみてください。

慶應義塾大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

経済界では学閥の強い慶應義塾大学ですが、倍率3倍ほどで入れるMBAは穴場といえます。

ただし、学費は400万円超と早稲田よりも高く、基本的には2年制のフルタイムに限られるので仕事を続けながらの修学はむずかしいです。

キャリア15年以上のエグゼクティブ向けには、基本的に土曜日だけの通学で済む特別なEMBA(Executive MBA)コースが開講されていますが、学費が2倍ほどになります。

京都大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

MBAであるのに4つの領域に分かれた京都大学は、既に学びたいことが固まっている方におすすめです。

ビジネス・リーダーシップ、サービス&ホスピタリティ、プロジェクト・オペレーションズマネジメント、ファイナンス・会計と、MBAにはめずらしく学べる領域が分かれており、特に京都という立地を活かしてサービス&ホスピタリティを専門的に学ぶプログラムは、世界的にもユニークなカリキュラムです。

神戸大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

関西で一番人気ともいわれる神戸大学MBAは、独自の「プロジェクト研究」方式という教育を実践しています。

5~6名の社会人学生からなるプロジェクトチームを編成し、学生と教授陣が互いに知恵を出し合いながら共同研究により解決策を探ります。

また、土曜の集中講義を効率的に履修することで、最短一年半での修了も可能です。

名古屋商科大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

早くから国際認証も多く取得してきた名古屋商科大学ビジネススクール

実は国際的な評価は高く、過年度のQSランキングでは起業家養成部門で同大学の週末型MBAがアジア第1位、世界第27位

Executive MBA部門では、4年連続で国内第1位と評価されています。

また、東京および大阪にもサテライトキャンパスを展開しており、首都圏や関西圏に住んでいる人も修学可能です。

東京理科大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

一般的なMBAの他、理工系出身の上級技術者や、技術担当役員志向のマネージャー層を対象としたMTI(Management of Technology & Innovation)というトラックも備えている東京理科大学

文系科目でも受験できますが、特にIT系のバックグラウンドがあったり、ハイテク企業に勤めている人、これからキャリアチェンジしたいと考えている人に向いています。

国際大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

日本国内での知名度より、むしろ国際的な認知度の高い新潟・国際大学

特に発展途上国の出身者を中心に、MBAにも常時30カ国前後の留学生が在籍しているので、新興国出身のエリートと人脈が作れることも魅力です。

成長著しいアジア諸国や、今後発展が期待される新興諸国の市場に関心のある方におすすめです。

一橋大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

関東屈指の国立大学である一橋大学は、ビジネススクールに4つのコースを提供しています。

新卒の学生も多く学ぶ「経営分析プログラム(2年制)」、夜間開講で実務型の「経営管理プログラム(2年制)」、夜間開講でアカデミックな内容を学ぶ「金融・財務プログラム(2年制)」、そして全て英語で行われる「国際企業戦略専攻(1年制もしくは2年制)」と豊富な展開が魅力です。

立命館大学APU

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

全てのプログラムが英語で行われる立命館大学APU

大分県別府にある地の利を活かし、長寿経営、品質管理、ホスピタリティという3つのキーワードを中心に、成功と失敗を経験した日本的経営についての知見を身につけることが出来ます。

同志社大学

AACSBAMBAEFMDランキング鮮度権威

社会人が学びやすいように、京都・今出川の他に、大阪・梅田にもサテライト教室を置いている同志社大学

大企業のサラリーマンよりも、むしろ京都には自立的発展を目指す中小企業が多い点を考慮し、「中小企業と地域経営」を重視したカリキュラムが特徴があります。

MBAランキングはあくまでも検討材料の一つ

MBAランキング 検討材料

国内MBAは海外大学と比べると見劣りするように感じますが、実際には英語で学ぶことができる国内MBAも増えています

表面的な順位や国際認証の有無だけではなく、修了後のキャリア戦略に加え、自宅や職場からの通いやすさや、仕事や私生活との折り合い、そして学費やなど、総合的に検討することが重要です。

権威あるMBAにいき卒業生コミュニティに入ることに価値を感じる人がいれば、鮮度の高い大学で意欲的な教職員と共に過ごすことが有意義と考える人もおり、自分に合った特徴を持つ学校を選ぶようにしましょう。

>>ビジネス英語が身につくオンライン英会話6社を比較【海外駐在経験者が解説】

日本国内MBAも選択肢に入れ検討しよう

国内MBA 選択肢

日本企業の中途採用の強化やキャリアアップ志向の高まりにより、注目を集める国内MBA

数千万円という費用が掛かる英米の大学院に比べ、支出を抑えることができ、また仕事を続けながら学びやすいのも魅力です。

管理職へのキャリアアップや、他業界へのチャレンジなど、MBAで学ぼうと考えている方は、ぜひ本日紹介したランキングや国際認証の有無などの情報を参考にしてみてください。

また、MBAなど難関資格の合格に向け、オンライン講座にて最短ルートで学びたい方にはアガルートアカデミーがおすすめです。今なら無料体験できます(資料請求より)。

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