日本を代表するアパレルSPA(製造小売)のファーストリテイリング。
ユニクロ、ジーユーなどのブランドを世界中で展開していて、2022年8月期の連結売上収益は2兆3,011億円にものぼります。
我々の生活に身近なブランドでありながら、グローバルでも有数のSPA企業であることから、ファーストリテイリングで働いている社員の給料やボーナスが気になられる方も多いのではないでしょうか。
2022年度の有価証券報告書によると、平均年収は959万円です。
ただ、当然ながら職種ごとの変化もあることから、この記事では年代別や職種別の平均年収、さらにボーナスや、直近発表された給与制度の変更にも触れながら解説します。
最後まで読んでいただければ、ファーストリテイリングへ転職や就職後のイメージを持つことができるはずです。
ファーストリテイリングだけでなく、アパレル業界への転職などをご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ファーストリテイリングの年収 | |
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ファーストリテイリングの平均年収 | 959万円※1 |
ファーストリテイリングの生涯年収 | 約3.67億円 |
小売業界の平均年収 | 321万円※2 |
日本の平均年収 | 458万円※3 |
ファーストリテイリングの新卒年収 | 350~450万円※4 |
※最終更新:2023年10月
※1出典:ファーストリテイリング-有価証券報告書
※2出典:国税庁-民間給与実態統計調査
※3出典:国税庁-平均給与
※4出典:ファーストリテイリング-新卒採用募集要項
- 1 ファーストリテイリングの平均年収
- 2 ファーストリテイリングの将来性・今後の業績予測
- 3 ファーストリテイリングの職種別平均年収
- 4 ファーストリテイリングの年代別平均年収
- 5 ファーストリテイリングの新卒の初任給・年収
- 6 ファーストリテイリングの求人情報
- 7 ファーストリテイリングの会社概要
- 8 ファーストリテイリングの同業界競合他社との年収比較
- 9 ファーストリテイリングの給与・評価制度
- 10 ファーストリテイリングの残業時間と残業手当
- 11 ファーストリテイリングのボーナス・賞与
- 12 ファーストリテイリングの福利厚生について
- 13 ファーストリテイリングの年収と働きがいに対する評判・口コミ
- 14 ファーストリテイリングへの転職におすすめ転職エージェント
- 15 ファーストリテイリングの年収に関するQ&A
- 16 ファーストリテイリングの年収まとめ
ファーストリテイリングの平均年収
日本の平均年収458万円と比較すると高額で、一般的に年収水準が高くない小売業の平均年収321万円とかなり高水準であると言えます。
また、2023年3月には最大約40%の賃上げを行うことを発表。※1
海外展開もしているグローバル企業として、海外と遜色が出ないように日本の給与形態も改定し、より成果が給与に反映されるような制度に変更されました。
これにより、基本給の高く、評価制度の明確な環境で働きたいという成長志向の高い方にマッチした企業と言えるようになりました。
また、959万円は全ての社員の平均年収です。
職種や役職より平均年収が大きく異なります。
また、前述の給与制度変更に伴い、役職手当の廃止も発表されました。
給与制度変更に伴ってどのような変動が発生しているのかは今後数年で明確になってくると思いますが、まずは実態を掴む意味合いで下記2点について解説します。
※1出典:朝日新聞 ユニクロ、国内正社員の年収を最大4割アップ 初任給は30万円に
平均年収動向:過去5年の推移
年 | 年収 |
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2018 | 877万円 |
2019 | 900万円 |
2020 | 901万円 |
2021 | 963万円 |
2022 | 959万円 |
5年間の平均年収の動きをまとめたのが、上記のグラフと表です。
データからも分かるように、概ね右肩上がりで推移しています。
コロナ禍の影響も大きく受けていない様子もわかることも見てとれます。
次年度の決算報告では基本給の見直しなどの給与制度変更も反映されるため、さらに平均年収が高くなる可能性もあります。
業績と年収の相関
年 | 年収 | 売上 |
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2018 | 877万円 | 2.1兆円 |
2019 | 900万円 | 2.2兆円 |
2020 | 901万円 | 2.0兆円 |
2021 | 963万円 | 2.1 兆円 |
2022 | 959万円 | 2.3兆円 |
上記のグラフから見てもわかるように、ファーストリテイリングの平均給与と売上高はともに右肩上がりであることがわかります。
賞与の支給額は、成果と連動しているため、各ブランドごとの売上高が伸びているからこそ賞与として還元されていることも考えられます。
アパレル業態のファーストリテイリングは、コロナ禍においても飲食業のような時短営業の影響は受けにくい状況にあり、大きな影響を受けませんでした。
また、2022年8月期の売上収益は2兆3011億円(前年同期比7・9%増)、営業利益2973億円(同19・4%増)となり、いずれも過去最高の業績となっています。
主には海外事業での売上拡大が業績の牽引役でありますが、世界規模で生活様式に変化が発生した中でも着実に成果を残せているのは企業としての強みと言えるでしょう。
ファーストリテイリングの将来性・今後の業績予測
2023年8月期の見立てとしては「売上収益は2兆7,300億円、前期比18.6%増、営業利益は3,700億円、同24.4%増」を見込んでいます。(出典:ファーストリテイリング 2023年8月期 第3四半期決算サマリー)
海外市場や国内ではジーユーの売上拡大が非常に順調であることがその要因となり、過去最高の売上高をさらに大きく更新する見込みです。
ユニクロ・ジーユーという代表的なブランドの中でも商品ラインナップを拡充していることや、ECチャネルの強化、海外展開エリアの拡大など、新たな投資を行うことで、今後も安定的な成長を遂げると言えます。
ナガティブになりうる要素としては、出店エリアにおける政治的な要因などのカントリーリスク、為替レートによる収益変動、原材料生産・製造工程における人権問題などが挙げられます。
こういったグローバル企業として考慮すべき事項については、すでに対策を十分行なっているでしょうが、避けられない事象もあることから有価証券報告書にリスクとして記載されています。
ファーストリテイリングの職種別平均年収
職種 | 平均年収 |
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営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 676万円(平均年齢30.3歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 923万円(平均年齢36.6歳) |
販売・サービス系 (ファッション、フード、小売 他) | 410万円(平均年齢31.5歳) |
IT系エンジニア (アプリ開発、ITコンサル 他) | 718万円(平均年齢39.2歳) |
ファーストリテイリングには多くの職種が存在するため、職種別の平均年収をチェックすることが非常に重要です。
ライトハウスに投稿された回答によると、上記4種に区分されていて平均年収の幅は410万円から923万円となっています。
職種別にみると、私たちユーザーに身近な販売サービス関連のスタッフの方ほど平均給与は低い傾向にあり、本社で勤務しているような企画・事務・管理系の職種、ITエンジニア系の職種の平均年収が高い傾向にあります。
企画・事務・管理系といってもその中にはかなり幅広い職種が存在しますが、会社や事業の方向性に影響する重要な内容を企画・判断している職種に対してはしっかりと給与として投資を行なっていることがわかります。
また、代表的な3職種についてリサーチしました。
総合職
2017年以前の投稿にはなりますが、在籍3〜5年で600万円という投稿がありました。
完全実力主義の風土で、実績を残すことでエリアマネージャーや本社勤務等にキャリアアップできる評価制度が当時からあったようです。
部長
2022年当時、デジタル関連部署に在籍3年未満で年収1000万円という投稿がありました。
実力主義で昇進もありますが、降格もあるそうで、やる気のある人には良い環境であるようです。
店長
2020年に、新卒入社在籍3〜5年で年収550万円という投稿がありました。
半年間の業績評価となり面談もあることから、上司と目標のすり合わせしながら業務に取り組んでいるとのことでした。
ちなみに、店長代理、店長補佐という方々の年収は350〜400万程度の記載がありました。
ファーストリテイリングの年代別平均年収
年齢 | 平均年収 |
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25~29歳 | 500万円 |
30~34歳 | 569万円 |
35~39歳 | 786万円 |
40~44歳 | 567万円 |
45~49歳 | 888万円 |
ファーストリテイリングは年齢ごとの給与差はあるものの、年功序列とよりも実力主義の要素の高い企業といえます。
上記の平均年収についても、口コミの投稿件数の兼ね合いもあり40代前半(40~44歳)が30代後半(35~39歳)を下回る逆転現象が起こっています。
こういったことが起こるほど、年齢問わず、職種やミッション、その成果で給与が決定するため、実力主義の企業であることがわかります。
また特徴的なのは最高年収です。
20代後半(25~29歳)から全年代において最高年収は1,000万円を超えています。
活躍や職種によっては年齢問わず評価される環境があることがわかります。
その上で、さらに給与制度が変更され、基本給が最大40%アップするのと同時に、役職給が撤廃され成果連動型の賞与計算に変更することが発表されています。
これまで以上に成果を給与で評価する環境が進んでいくといえるでしょう。
ファーストリテイリングの新卒の初任給・年収
グローバルリーダー候補
グローバルリーダー候補は、世界に通用する実力を身につけ活躍したい人に向けた、海外含めた全国勤務ありの採用です。
新聞報道も多くされていましたが、初任給の月給は30万円。
賞与年2回・決算賞与という手厚い給与になっています。
地域限定正社員
地域限定正社員は、その名の通り勤務エリアを限定し、地域に長期的に根差して働く職種です。
愛着のある土地を離れずに長期的に活躍してほしい、というかねてからファーストリテイリングが導入している職種です。
勤務エリアを限定することから、主な職種は店舗勤務に紐づく接客関連の業務が多くなります。
初任給は月給23万9千円。
賞与年2回・決算賞与ありという点はグローバルリーダー候補と変わりません。
ファーストリテイリングの求人情報
ここでは、それぞれの採用情報の一例を紹介します。
新卒採用情報
職種 | 総合職(グローバルリーダー候補) |
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雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 全国の直営店舗(転居を伴う移動あり・将来的に海外転勤の可能性あり) |
給与 | 月給30万円 |
諸手当 | 時間外勤務手当、社員持株制度社員割引制度、社宅制度など |
昇給・賞与 | 昇格年2回(人事評価に応じて決定) 賞与年2回・決算賞与(会社の業績に応じて支給の有無、金額を決定) |
通勤補助費 | 有(同社規定による支給) |
勤務 | 週休2日(土日休、祝日は勤務日にあたる)、実働8時間 |
休日・休暇 | 週休2日制、前期・後期休暇(各8日、年間16日)、年次有給休暇、特別・慶弔休暇、育児・介護休業制度など |
グローバル展開していて、将来的に海外転勤の可能性ありと明記していることからも、今後より海外展開を強化していきたいとの想いも感じとることができます。
また、賞与は通常2回に加え、決算賞与があります。
直近では過去最高売上高を更新していますので、こういった頑張りが給与として還元される点はとても魅力的といえるでしょう。
中途採用情報
職種 | デジタル業務改革・プロジェクトリーダー候補 |
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応募資格 | 経営コンサルティングファーム、業務コンサルティングファーム、SIer、事業会社などのテクノロジー領域において、以下いずれかの経験を3年以上・自社、もしくはクライアントの業務改革・業務設計に関する経験・自社、もしくはクライアントのシステム設計・運用・開発に関する経験 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 有明本部:東京都江東区有明1丁目6-7 UNIQLO CITY |
給与 | 年収レンジ:624-1,674万円 (月給39-93万円) |
諸手当 | 時間外勤務手当、社員持株制度社員割引制度、社宅制度など |
昇給・賞与 | ・昇格年2回(人事評価に応じて決定) ・賞与:半期賞与年2回、決算賞与(会社の業績及び人事評価に応じて支給の有無、金額を決定) |
通勤補助費 | 有(同社規定による支給) |
勤務 | 週休2日(土日休、祝日は勤務日にあたる)、実働8時間 |
休日・休暇 | 週休2日制、前期・後期休暇(各8日、年間16日)、年次有給休暇、特別・慶弔休暇、育児・介護休業制度など |
選ぶことに迷うほどに多数の中途採用ポジションが公開されています。
その中でも、ファーストリテイリングをはじめ、多数の企業で欲されているデジタルツールをソリューションとして業務改革を推進するポジションについて紹介します。
現在こういったポジションは引く手数多であることや、ITバック・コンサルティング業界出身者をターゲットとしていることから、給与を高く設定していることが印象的です。
最大1600万円も対象となるオファー提示もできる柔軟性は、もはやグローバル企業という印象を強く受けます。
また、こういった職種でも土日含む勤務が基本的な就業規定となっていることも認識しておきたいポイントです。
ファーストリテイリングの会社概要
会社名 | 株式会社ファーストリテイリング |
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代表者 | 柳井 正 |
設立 | 1974年9月2日 |
本社所在地 | 〒754-0894 山口県山口市佐山 10717-1 |
資本金 | 102億円 |
従業員数 | 58,505名(2023年2月28日現在) |
主な事業内容 | 株式又は持分の所有によるグループ全体の事業活動の支配・管理等 |
平均年齢 | 38歳0ヶ月 |
平均勤続年齢 | 4年9ヶ月 |
※最終更新日:2023年10月7日
ファーストリテイリングは、株式会社ユニクロや株式会社ジーユーなどのアパレル製造小売会社を傘下にもつ持株会社です。
山口県山口市に本社を、東京都港区のミッドタウン・タワーに六本木本部を、江東区に有明本部を置いています。
創業者の柳井正取締役会長兼社長を務めています。
ファーストリテイリングの同業界競合他社との年収比較
会社名 | 平均年収 | 2022年度売上高 |
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株式会社ファーストリテイリング ※1 | 959万円 | 2.3兆円 |
株式会社しまむら ※2 | 677万円 | 6161億円 |
株式会社アダストリア※3 | 423万円 | 2425億円 |
株式会社ワールド※4 | 501万円 | 2142億円 |
※1出典:ファーストリテイリング-有価証券報告書
※2出典:しまむら-有価証券報告書
※3出典:アダストリア-有価証券報告書
※4出典:ワールド-有価証券報告書
ファーストリテイリングの公式サイトでは業界のポジションとして、ZARAやH&Mの世界規模の売上高比較を行なっています。
今回は国内のアパレル上場企業と売上高と平均年収で比較を行いましたが、かなり大きな差があり、すでに世界を見て戦っているのだと感じました。
まず顕著なのが売上高で、しまむらの4倍、アダストリアやワールドの約10倍あります。
さすがに年収はそこまで大きな開きがあるわけではありませんが、1.5~2倍近くまで差があることから国内企業としてはダントツの売上高・給与と言えます。
ファーストリテイリングの給与・評価制度
ファーストリテイリングでは、完全評価制度を導入しています。
年齢や性別に関係なく、良い仕事をした従業員を評価する制度が整っていて、その制度を活用して従業員に能動的に業務に取り組み、成長を遂げてほしいとの想いを持っています。
評価ポイントは目標管理制度(MBO)をもとに運用され、目標に対する到達度+プロセスで評価が決まり、報酬(給与・賞与・昇格)に反映されます。
この上司との面談を通じて、今後のキャリア像も明確化を図り、社内公募制度(キャリアチャレンジ制度)を活用した別ポジションへの異動に繋げることもできます。
ファーストリテイリングの残業時間と残業手当
また、もちろんこれは就業ポジションによって異なるため一概にはいえませんが、ライトハウスの口コミでも平均残業時間は29時間となっており、比較的働きやすい環境が整っていると言えます。
また、もちろん、残業手当も実態に即して支給されています。
店舗ではシフト制、本部ではフレックス制を導入していることから、ある程度従業員の状況に合わせた働き方を叶えられるような環境が整っています。
また、年次有給休暇も平均14日取得という実績もあるようで、かなり働きやすい環境といえるでしょう。
ファーストリテイリングのボーナス・賞与
決算賞与は会社の業績及び人事評価に応じて支給の有無や金額が決定される形式となるため確約ではない状況ですが、2023年度は「過去最高売上益を残した2022年度をさらに上回る成果を残す見込みである」と発表されていることから、期待している従業員の方も多いものと思います。
また、人事制度の改定によって、今まで以上に成果が賞与に反映されやすくなると公表されているため、活躍次第で高い賞与を獲得することができるでしょう。
※出典:ファーストリテイリング-新卒採用募集要項
※出典:ファーストリテイリング-IRニュース
ファーストリテイリングの福利厚生について
この表記以外で興味度が高い福利厚生としては「産休・育休の活用」ではないでしょうか。
ファーストリテイリングでは、出産や育児をしながら活躍し続けられる会社であるよう、看護休暇・短時間勤務制度・社内託児所の設置などの制度を導入しています。
その中でも産休・育休については男性58名を含む合計806名の活用実績があります。
各種福利厚生も合わせ、ご家庭があっても、性別関係なく働きやすい環境が整っていると言えます。
※出典:ファーストリテイリング-新卒採用募集要項
※出典:ファーストリテイリング-ワークスタイル
ファーストリテイリングの年収と働きがいに対する評判・口コミ
よい評判・口コミと悪い評判・口コミをそれぞれまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
女性・新卒入社 店長
他の企業であれば何年もかかる経験が1.2年目からできる点。
その分ハードワークだが、本気で向き合えば様々な企業で太刀打ちできるスキルが身につくと思う。
店長では採用も経費管理も接客も部下育成も全社改革ももちろん商売も本当に色々なことができる。
女性・新卒入社 店長
与えられた仕事だけでなく、色々な視点を持つことができ、仕事の幅を自ら広げられる。
業務スキルだけでなく、半期に一度上司と決めた目標に向かって仕事を進めることができるので、ゴールが明確でモチベーションを保ちやすい。
目標設定は納得のいく内容で上司と決めているので、計画的に進めることができ、方向性が間違っているときや上手くいかないときは上司がサポートしてくれたり、近隣の店舗の店長や知り合いの同僚など横の繋がりも強く、助け合いながら仕事ができるのも良い。
モチベーション高く周囲と協業しながら働くことができる環境だと伝わってくる内容が多くありました。
特に目標設定は重要で、その納得度合いがやりがいや行動力の源泉となり、結果として成果や報酬に繋がってくる印象が強くありました。
年収と働きがいに対する悪い評判・口コミ
男性・中途入社 管理部門
MBOかつ相対評価なため、辛くなる。
そのため、全体的に点数の取りあいのような感じになるため、社員同士の協力体制は弱く、近視眼的な行動が多い。
評価と賞与は明確に連動している。
評価制度がうまく機能していない場合、不公平感や納得感がないことが垣間見えました。
特に、管理部門など、少人数の中から評価される場合や、別ミッションの方との相対比較されるポジションではその難しさもあるように感じました。
ファーストリテイリングへの転職におすすめ転職エージェント
一方で、多数の採用ポジションがあることから応募先の選定や、応募先に合わせたアピールをしていくためには転職エージェントの利用がおすすめです。
ここでは、特におすすめの転職エージェント3社を紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス転職を得意とするリクルートダイレクトスカウトの特徴として、下記3点が挙げられます。
- ハイクラス向け転職エージェント
- ヘッドハンターを選べる
- 企業からの返信率が高い
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターが転職活動をサポートしてくれます。
ヘッドハンターの経験年数、得意ジャンルなどで検索し、指名することが可能です。
そのため、アパレル・SPA企業や対象の職種への転職を得意としたヘッドハンターを指名することもできるかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 558,005件(2023年11月15日現在) |
非公開求人数 | 約30万件以上 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
※最終更新日:2023年10月7日
doda
引用:doda
テレビCMでもおなじみとなっているdoda。
非常に多くの転職者が利用する転職エージェントでもあります。特におすすめポイントは下記3点です。
- 転職者満足度ナンバー1
- イベントが充実
- 診断が充実
転職する際に、本当に自分に合った仕事なのか迷われる方も多いのではないでしょうか。
dodaでは、転職タイプ診断や仕事力診断など様々な診断を無料で利用することができます。
自分のタイプを知ることで、面接の際の自己アピールなどに活かすことも可能です。
また、エージェントでは経験豊富なキャリアアドバイザーと、企業担当が連携してサポートしてくれます。
ファーストリテイリングほどの規模であれば、情報もたくさん持っているはずなので、具体的な社名を挙げて相談をしてください。
dodaの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社パーソナルキャリア |
公開求人数 | 218,898件(2023年11月15日現在) |
非公開求人数 | 約3万件以上 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
※最終更新日:2023年10月7日
マイナビエージェント
引用:マイナビエージェント
書類添削や面接対策だけではなく、内定後のフォローまでトータルサポートしてくれることから、マイナビエージェントは人気を集めています。主な特徴として、以下3点が挙げられます。
- 転職回数・年代別サポート
- 業界に精通したアドバイザー
- 企業担当アドバイザーのバックアップ
転職をメインでサポートしてくれるキャリアアドバイザーだけではなく、企業の人事担当者とやり取りするアドバイザーからのバックアップが受けられる点も魅力です。
求人情報には掲載されていない情報などを聞くことができるため、一歩踏み込んだアドバイスなどを受けることもできます。
マイナビエージェントの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 48,385件(2023年11月15日現在) |
非公開求人数 | 約1.8万件 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※最終更新日:2023年10月7日
※マイナビのプロモーションを含みます
ファーストリテイリングの年収に関するQ&A
ファーストリテイリングの年収は低い?
かなり高いと言えます。
平均年収は959万円で、日本のアパレル系製造小売企業と比較すると1.5倍以上となっています。
また、ライトハウスの投稿では20代で1000万円獲得している方もいる、実力主義の環境といえます。
ファーストリテイリングの初任給は?
ファーストリテイリングでは「グローバルリーダー候補」「地域限定正社員」の2つのポジションの採用が実施されています。
グローバルリーダー候補は、世界に通用する実力を身につけ活躍したい人に向けた、海外含めた全国勤務ありの採用です。
地域限定正社員は、その名の通り勤務エリアを限定し、地域に長期的に根差して働く職種です。
ファーストリテイリングで年収1000万円は可能?
可能です。
平均年収が959万円ですので、1000万円以上の年収獲得は可能でしょう。
ライトハウスの口コミでは20代で1000万獲得している方がいます。
また、中途入社で1000万円以上獲得している方はシステムエンジニア、グローバルサプライチェーンマネジメント、グローバルデジタルコマース、ファイナンス系専門職などの管理部門所属の方などがいらっしゃいました。
ファーストリテイリングの採用大学は?
開示されていませんが、広く応募可能でしょう。
新卒採用では以下のような応募資格になっています。
・現在4年制大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校に在籍中の方(全学部・全学科)
※上記学校に在学中であれば、通年採用を利用し1年生から応募可能
・上記学校を卒業して3年以内の方(目安)
そのため、会社として学歴を問わず広く採用しようというスタンスを感じ取れます。
一方で、中途採用となると「即戦力性」を問われます。
学歴もその一要素ではありますが、実務経験をアピールできるように準備しましょう。
ファーストリテイリングの年収まとめ
この記事では、ファーストリテイリングの平均年収やボーナス、職種ごとの年収などについて詳しく解説しました。
ファーストリテイリングの年収は、成果主義の強い制度の中でも、売上が大きく成長していることから右肩上がりで推移しています。
2022年度には最高売上益を記録し、2023年度にはさらにそれを更新する見込みです。
国内アパレルSPA企業ではダントツの売上高と年収を誇っていることも改めてわかっていただけたかと思います。
ファーストリテイリングは人気の企業であり、かつ、複数ポジションに分けて中途採用をしています。
もし転職を検討されている方は、ファーストリテイリングについての情報を豊富に持つ転職エージェントを活用するのがおすすめです。
この記事では、おすすめの転職エージェントも紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。