コマツ(小松製作所)は、日本を代表する総合機械メーカーです。
油圧ショベル、ブルドーザー、ダンプトラックといった建設機械やフォークリフト、工作機械・板金機械といった産業機械などを手掛けていて、建設機械分野では世界シェア2位を誇るグローバル企業です。
業績も良好で将来性が期待できることや、安定した給与、休暇の取りやすさなどから転職先としても人気の企業です。
一方で、ネット上にはコマツ(小松製作所)はやばい、激務である、といった記載も見られます。
そこで、コマツ(小松製作所)への就職・転職に興味がある方向けに、年収やボーナス・賞与、残業時間、会社情報などについて、この記事で詳しく解説します。
コマツ(小松製作所)の年収 | |
コマツ(小松製作所)の平均年収 | 781万円 ※1 |
コマツ(小松製作所)の生涯年収 | 約3億1千万円 ※2 |
製造業の平均年収 | 533万円 ※3 |
日本の平均年収 | 458万円 ※3 |
コマツ(小松製作所)の新卒年収 | 19~26万円 ※4 |
※最終更新:2023年10月26日※1 コマツ(小松製作所)2023年3月期有価証券報告書
※2 コマツ(小松製作所)の平均年収×40年で算定。
※3 国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」
※4 コマツ(小松製作所)2024年度募集要項
- 1 コマツ(小松製作所)の平均年収
- 2 コマツ(小松製作所)の将来性・今後の業績予測
- 3 コマツ(小松製作所)の職種別平均年収
- 4 コマツ(小松製作所)の年代別平均年収
- 5 コマツ(小松製作所)の新卒の初任給・年収
- 6 コマツ(小松製作所)の求人情報
- 7 コマツ(小松製作所)の会社概要
- 8 コマツ(小松製作所)の同業界競合他社との年収比較
- 9 コマツ(小松製作所)の給与・評価制度
- 10 コマツ(小松製作所)の残業時間と残業手当
- 11 コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与
- 12 コマツ(小松製作所)の福利厚生について
- 13 コマツ(小松製作所)の年収と働きがいに対する評判・口コミ
- 14 コマツ(小松製作所)への転職におすすめ転職エージェント
- 15 コマツ(小松製作所)の年収に関するQ&A
- 16 コマツ(小松製作所)の年収まとめ
コマツ(小松製作所)の平均年収
コマツ(小松製作所)の2023年3月期有価証券報告書によると、平均年間給与は780万円(2022年度)です。
国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」による日本の平均給与は458万円、製造業の平均年収は533万円で、コマツ(小松製作所)の平均年収はこれらを上回る高水準です。
次に、コマツ(小松製作所)の過去5年の平均年収の推移と、業績と年収の相関についてみていきましょう。
平均年収動向:過去5年の推移
年度 | 平均年間給与 |
2018 | 761.0万円 |
2019 | 746.8万円 |
2020 | 718.6万円 |
2021 | 747.1万円 |
2022 | 781.0万円 |
(コマツ(小松製作所)各年度有価証券報告書より作成)
コマツ(小松製作所)の各年度有価証券報告書によると、平均年間給与は2018年度が761万円で、2020年度までは減少傾向にあったものの、その後は増加傾向となり、2022年度は781万円となっています。
コマツ(小松製作所)の業績と年収の相関
年度 | 平均年間給与 | 売上高 |
2018 | 761.0万円 | 9290億円 |
2019 | 746.8万円 | 7193億円 |
2020 | 718.6万円 | 6536億円 |
2021 | 747.1万円 | 9522億円 |
2022 | 781.0万円 | 1兆1445億円 |
(コマツ(小松製作所)各年度有価証券報告書より作成)
コマツ(小松製作所)の売上高は、2020年度まで減少、その後増加に転じ、2022年度は1兆1445億円となっていて、平均年間給与と同様の動きとなっています。
業績(売上高)と年収に相関があるのは、コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与が会社の経営状況によって変動し、業績が低迷した時期は年収も下がり、業績がアップすれば年収も上がる制度となっているためです。
コマツ(小松製作所)の将来性・今後の業績予測
コマツ(小松製作所)の将来性は明るいと予測されます。
売上高は2018年度で9290億円でしたが、2019年度は自動車業界向けや半導体市場向けの機械の需要が減少し、売上高は2018年度より減少しました。
また、2020年度は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や原油価格低迷の影響により、建設機械・車両や産業機械の需要が減少したため、さらに販売減、売上高減となりました。
その後、2021年度、2022年度は販売数量が増加するとともに、販売価格も改善したこと、円安の影響で輸出益が増加したことなどにより、増収増益を実現できています。
ROE(自己資本利益率)も上昇傾向にあり、堅実な経営、コスト管理の徹底等により依然として高い競争力を維持していますし、今後も建設機械や産業機械の需要は増加すると予測されることから、コマツ(小松製作所)の業績は今後も伸びが期待できます。
コマツ(小松製作所)の職種別平均年収
職種 | 平均年収 |
営業系(営業、MR、営業企画 他) | 868万円(平均年齢34.5歳) |
企画・事務・管理系(経営企画、広報、人事、事務 他) | 619万円(平均年齢32.6歳) |
IT系エンジニア(アプリ開発、ITコンサル 他) | 647万円(平均年齢34.7歳) |
電気・電子・機械系エンジニア(電子・回路・機械設計 他) | 674万円(平均年齢33.4歳) |
その他(公務員、団体職員 他) | 567万円(平均年齢28.9歳) |
(ライトハウス:コマツ(小松製作所)株式会社の年収データより)
ライトハウスに投稿された回答によるコマツ(小松製作所)の職種別平均年収は、営業系が最も高く868万円、次いで電気・電子・機械系エンジニアが674万円、IT系エンジニアが647万円などとなっています。
なお、回答者全体の平均年収は654万円で、有価証券報告書によるコマツ(小松製作所)の平均年収781万円とは開きがあることから、実際の職種別平均年収は上表より高い可能性があります。
コマツ(小松製作所)の年代別平均年収
年齢 | 平均年収 | 最高年収 | 回答人数 |
25~29歳 | 520万円 | 1000万円 | 22人 |
30~34歳 | 650万円 | 920万円 | 33人 |
35~39歳 | 728万円 | 1000万円 | 18人 |
(ライトハウス:コマツ(小松製作所)株式会社の年収データより)
ライトハウスの回答によると、コマツ(小松製作所)の平均年収は、25~29歳が520万円、30~34歳が650万円、35~39歳が728万円となっています。
それ以上の年代についてはライトハウスにはデータがありませんでしたが、全体として年齢が上がると平均年収も上がる傾向が裏付けられていると言えるでしょう。
各年代とも、最高年収が年代の平均よりかなり高くなっており、職種や役職等によっては高年収となるようです。
なお、職種別平均年収と同様に、実際の年代別平均年収も上表より高い可能性があります。
コマツ(小松製作所)の新卒の初任給・年収
採用区分 | 最終学歴 | 初任給 | 年収(賞与6か月分の場合) | 年収(賞与8か月分の場合) |
全社採用 | 学部卒・修士卒・高専専攻科卒共通 | 技術系:26.5万円 | 476万円 | 529万円 |
事務系:24.1万円 | 433万円 | 481万円 | ||
事業所採用 | 学部卒・修士卒・高専専攻科卒共通 | 技術系:24.4万円 | 438万円 | 487万円 |
事務系:23.1万円 | 415万円 | 461万円 | ||
高専本科・短大・専門卒共通 | 技術系:21.5万円 | 387万円 | 430万円 | |
事務系:20.5万円 | 369万円 | 410万円 | ||
高校卒共通: | 19.3万円 | 347万円 | 386万円 |
(コマツ(小松製作所)2024年度募集要項より作成)
コマツ(小松製作所)の2024年度の募集要項によると、初任給は学部卒・修士卒・高専専攻科卒が共通で、上表の通り全社採用の技術系で26.5万円、事務系で24.1万円などとなっています。
仮に基本給の6か月分の賞与が支給されるとすると、コマツ(小松製作所)の初年度の年収は技術系で約438万円、事務系で約415万円です。
また、賞与が基本給の8か月分の場合は、それぞれ約478万円、約461万円となります。
なお、通勤交通費や各種手当等は別途支給されます。
コマツ(小松製作所)の求人情報
コマツ(小松製作所)の求人情報の一例をご紹介します。
新卒採用情報
募集職種 | 全社採用 |
雇用形態 | 契約期間の定めなし(正社員) |
勤務地 | 全国 |
給与 | 学部卒・修士卒・高専専攻科卒共通 |
諸手当 | 特別資格手当、子ども手当、通勤交通費、在宅勤務手当等 |
昇給・賞与 | 賞与:年2回 (定期昇給の規定なし) |
勤務 | 本社:9:00~17:45 |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土曜日・日曜日)、祝日、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、ライフサポート休暇、リフレッシュ休暇 |
コマツ(小松製作所)の新卒採用は、大きくは全社採用と事業所採用に分かれています。
全社採用はグローバル人材となる人向けで全国転勤があり、事業所採用は採用された事業所に配属されて、そこで活躍するコア人材向けです。
全社採用と事業所採用の併願も可能です。
上の表は全社採用の募集要項ですが、事業所採用でも給与以外の諸条件は共通です。
中途採用情報
職種 | 生産技術職(建設・鉱山機械の完成品・主要コンポーネント(エンジン・油圧機器等、駆動装置等)の生産技術業務・生産技術の研究開発業務) |
応募資格 | 【必須要件】 |
雇用形態 | 正社員 選択定年制 |
勤務地 | 国内工場(粟津/金沢/氷見/大阪/滋賀/茨城/湘南/小山/栃木/郡山) ※将来は国内・海外拠点や他部門への異動の可能性あり |
給与 | 経験、年齢、能力を考慮し、規定により処遇 |
諸手当 | 特別資格手当、子ども手当、通勤交通費ほか |
勤務 | 本社:9:00~17:45 |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土曜日・日曜日)、祝日、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、ライフサポート休暇、リフレッシュ休暇 |
コマツ(小松製作所)の中途採用(経験者採用)は、公式サイトの経験者採用ページに記載の募集職種から希望の職種を選んで応募します。
コマツ(小松製作所)に興味があるものの、現在は希望職種の応募がない場合は、同ページから「キャリア登録」を行い、募集が出た場合に案内を貰うこともできます。
上の表は生産技術職の募集要項で、応募資格としてメーカーでの3年程度の関連業務経験が必須となっています。
経験者採用の給与は経験、年齢、能力を考慮した金額となります。
コマツ(小松製作所)の会社概要
会社名 | コマツ(登記社名:株式会社小松製作所) |
代表者 | 代表取締役社長(兼)CEO 小川 啓之 |
創立 | 1921年(大正10年)5月13日 |
本社所在地 | 〒107-8414 東京都港区赤坂二丁目3番6号(コマツビル) |
資本金 | 721億18百万円(2023年3月31日現在) |
従業員数 | 12208名(2023年3月31日現在) |
主な事業内容 | 建設機械・車両、産業機械、リテールファイナンス 等 |
平均年齢 | 40.9歳 |
平均勤続年齢 | 16.4年 |
※最終更新:2023年10月26日
コマツ(小松製作所)は、建設機械や産業機械を扱う総合機械メーカーです。
石川県で鉱山事業を営んでいた竹内工業株式会社が1917年に小松市に「小松鉄工所」を開設し、1921年に竹内工業から分離独立して「株式会社小松製作所」となりました。
社名も小松市に由来しています。
創業当初は工作機械やプレス機、トラクターなどを手掛けていましたが、その後はブルドーザーのシェアを伸ばし、さらに油圧ショベル、ダンプトラックといった建機(重機)製品なども生産するようになりました。
現在は、建設機械の世界シェア2位のグローバル企業へ成長し、グループ企業全体で生産拠点を世界の60拠点、販売拠点を55拠点、販売・サービス代理店を150か国211社に展開しています。
堅実な経営や待遇の良さ、ワーク・ライフ・バランスがとりやすい社風などにより、転職市場でも人気が高い企業のひとつです。
コマツ(小松製作所)の同業界競合他社との年収比較
会社名 | 平均年収 | 2022年度売上高 |
コマツ(小松製作所) | 781.0万円 | 1兆1445億円 |
クボタ ※1 | 812.0万円 | 1兆1599億円 |
豊田自動織機 ※2 | 792.9万円 | 1兆1578億円 |
日立建機 ※3 | 741.2万円 | 7269億円 |
三菱ロジネクスト ※4 | 642.6万円 | 6154億円 |
(クボタは2022年12月、その他は2023年3月時点)※1 クボタ2022年12月期有価証券報告書:EDINET(金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)
※2 豊田自動織機2023年3月期有価証券報告書
※3 日立建機2023年3月期有価証券報告書
※4 三菱ロジネクスト2023年3月期有価証券報告書
上の表は、コマツ(小松製作所)の同業界競合他社と年収を比較するため、コマツ(小松製作所)と同じ建設機械・重機メーカーで売上高が上位のクボタ、豊田自動織機、日立建機、三菱ロジネクストの平均年収と売上高をまとめたものです。
5社のうち、売上高、平均年収とも最も高いのはクボタで、売上高は1兆1599億円、平均年収は812.0万円です。
コマツ(小松製作所)は、売上高、平均年収ともにクボタ、豊田自動織機に次いで3位で、コマツ(小松製作所)の平均年収は、同業界競合他社とほぼ同程度と言えます。
各社とも売上高が高いほど平均年収も高くなっており、企業の業績が年収に反映される傾向が見て取れます。
コマツ(小松製作所)の給与・評価制度
コマツ(小松製作所)の給与体系は、年功序列型です。
定期昇給の規定はなく、入社後数年間はあまり昇給しない人が多いですが、その後は活躍に応じて主任クラス程度までは昇格、昇給します。
さらに管理職まで昇進するのはなかなかの難関ですが、役職に応じた高収入を得ることができます。
前述の通り、コマツ(小松製作所)の初任給は技術系と事務系で1~3万円程度の差がありますし、全社採用と事業所採用でも金額が変わります。
事業所採用は学歴によっても差があります。
入社後の昇給幅が少ないので、これらの初任給の差が年収の差として長く続くことになります。
なお、諸手当として、特別資格手当、子ども手当、通勤交通費、在宅勤務手当等が支給されます。
評価は、口コミによると1人ずつが数値目標を設定し、半期ごとに上長と面談して評価される制度となっています。
ただ、全体として昇給幅は少ない傾向にあり、賞与も個人評価より企業全体の業績が大きく反映されるので、個人の評価が大幅な昇給に直結する可能性は少ないようです。
コマツ(小松製作所)の残業時間と残業手当
コマツ(小松製作所)は、社員のワーク・ライフ・バランスの観点から総実労働時間の削減に取り組んでいて、総実労働時間が年間2100時間未満を目標としています。
実績は値が公表されていた2021年度で2018時間(コマツESGデータブック2022より)となっていて、目標水準は達成できています。
一方、2024年度の新卒募集要項によると、コマツ(小松製作所)の標準労働時間は1日あたり8時間、所定年間休日は128日です。
ここから、残業なしの場合の年間労働時間は1896時間(年間勤務日数237日×8時間)となり、先の2018時間との差(122時間)からみて、月あたりのおよその残業時間は10時間強と推測できます。
休暇を計算に入れると残業時間はもう少し多くなりますが、残業時間は総じて少なめと考えられます。
口コミによると残業手当はきちんと支払われており、夜勤がある部署・職種では残業代でかなりの金額になることもあるようです。
コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与
コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与は年2回(6月・12月)です。
基本給の何か月分かや金額は以下の通りです。
コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与支給割合
コマツ(小松製作所)の新卒採用ページに記載されている「年収モデル」によると、大卒・職歴8年の人で基本給約31万円、年収約580万円となっています。
年収が基本給の約18.7倍となっていることから、約8.7か月分のボーナス・賞与が支給されている計算となります。
同様に、大卒・職歴16年の人で基本給約37万円、年収約720万円となっており、ボーナス・賞与は約7.5か月分となっています。
このようにコマツ(小松製作所)は、ボーナス・賞与の割合が高いことで知られていて、平均的な支給額は月給の6か月分~8か月分くらいと言われています。
コマツ(小松製作所)のボーナス・賞与金額
2022年度の有価証券報告書による賞与引当金(1216億4百万円)を従業員数(12208人)で割ると約99.6万円となり、これがコマツ(小松製作所)の平均的なボーナス・賞与金額であると言えます。
なお、ボーナス・賞与は、会社全体の業績や役職、個人の評価等により変動しますので、上記金額はあくまで目安です。
コマツ(小松製作所)の福利厚生について
公式サイトによると、コマツ(小松製作所)の福利厚生としては、育児支援、介護支援等で次のような社員向けサポートや休暇制度があります。
<育児支援>
- 育児と仕事の両立支援ネット「Libra(リブラ)」導入(出産・育児の支援制度や手続きをまとめた社員向けウェブサイト)
- 事業所内託児所「コマツキッズおやま」開設(栃木県小山工場)
- 看護休暇、育児休業
- 短時間勤務
- 育児サービス経費補助(保育料の一部補助)
<介護支援>
- 介護休暇、介護休業
- 短時間勤務
<その他>
- 寮・借上社宅
- ライフサポート休暇(私傷病・出産・育児・介護に利用できる有給)
- リフレッシュ休暇
- ボランティア奨励制度(長期有給休暇、短期特別休暇)
コマツ(小松製作所)は労働時間の削減にも取り組んでいて、総実労働時間年間2,100時間未満、年次有給休暇平均20日以上取得を目標としており、ワーク・ライフ・バランスを図りやすい社風となっています。
コマツ(小松製作所)の年収と働きがいに対する評判・口コミ
コマツ(小松製作所)の年収と働きがいに対する評判・口コミをご紹介します。
コマツ(小松製作所)の年収と働きがいに対する良い評判・口コミ
待遇面については、若手の給与水準は低いもの、賞与金額は高いことや家賃補助などもあり、不満はないといった声が多くありました。
やる気があればキャリアップも可能であるなど働きがいについてもプラスの口コミが見られました。
コマツ(小松製作所)の年収と働きがいに対する悪い評判・口コミ
昇進以外では大幅な給与アップがしづらく、個人の評価があまり反映されないことについて、悪い口コミが複数ありました。
また、トップダウン気味の社風、意見が反映されないといった声もありました。
コマツ(小松製作所)への転職におすすめ転職エージェント
コマツ(小松製作所)は企業としての将来性が期待できることや、ワーク・ライフ・バランスが取りやすい社風などから、転職市場において高い人気があります。
毎年、数十人が中途採用(経験者採用)で採用されていますが、応募に対する倍率はかなり高いと想定されるので、転職エージェントを活用してしっかりと対策を練ることをおすすめします。
ここでは、コマツ(小松製作所)への転職におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職を得意とするスカウトサービスです。
- 登録して待つだけの簡単活用
- 転職決定年収平均938万円以上のハイクラス求人案件多数
- 今すぐの転職ではなくても利用価値あり
登録すると、その情報がヘッドハンターに届き、ヘッドハンターが登録条件に沿う求人案件を見つけて紹介してくれます。
企業にも匿名情報としてレジュメが届き、企業側が欲しい人材の場合は登録者に連絡が来ます。
転職決定年収平均938万円以上とハイクラス転職に特化した転職サービスなので、登録して待っているだけで良い求人情報を貰える可能性があり、高収入にこだわりたい方や、多忙で転職活動の時間が十分にない方に利用が向いています。
コマツ(小松製作所)の中途採用(経験者採用)のように職種によって応募時期が不定期な企業に興味がある方は、自分に合う求人情報を逃さないようにするためにも登録しておくと良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 536,855件(2023年11月28日現在) |
非公開求人数 | 約30万件以上 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
doda
dodaは、業界トップクラスの転職サービスで、エージェントサービスや求人情報検索などを提供していて求職者が好みのサービスを利用できます。
- 公開求人数約22万件で業界トップクラス
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- Web履歴書や各種イベント等のサポートも充実
dodaは公式サイトで公開求人を自分で探すことができますが、それ以外にも自分に合った非公開求人を紹介してほしい方向けのエージェントサービスや、スカウトを受けたい方向けのスカウトサービス、専門エージェントからのサポートを受けられるパートナーエージェントサービスも提供しています。
また、Web履歴書、転職タイプ診断、年収査定などの転職支援ツールや、転職者向けの転職イベント・転職フェア等もあり、求職者の多様なニーズに対応しています。
求職活動において何か不安が生じたら対応するサービスを利用するといったことも可能なので、コマツ(小松製作所)のような高倍率の企業を狙う方はぜひ登録をおすすめします。
dodaの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社パーソナルキャリア |
公開求人数 | 222,956件(2023年11月28日現在) |
非公開求人数 | 約3万件以上 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
マイナビエージェント
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マイナビエージェントの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 48,607件(2023年11月28日現在) |
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主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
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コマツ(小松製作所)の年収に関するQ&A
コマツ(小松製作所)の年収に関するQ&Aをご紹介します。
- コマツ(小松製作所)の年収は低いのですか?
- コマツ(小松製作所)の院卒での年収はどのくらいですか?
- コマツ(小松製作所)の高卒での年収はどのくらいですか?
- コマツ(小松製作所)で年収1500万円は可能ですか?
コマツ(小松製作所)の年収は低いですか?
コマツ(小松製作所)の平均年収は2022年度で780万円です。
日本の平均年収(458万円)や製造業の平均年収(533万円)と比べてかなり高水準であり、国内トップクラスの同業界競合他社とほぼ同程度ですので、コマツ(小松製作所)の年収が低いということはありません。
コマツ(小松製作所)の院卒での年収はどのくらいですか?
コマツ(小松製作所)の院卒での年収は、全社採用の技術系で約476万円~529万円、事務系で約433万円~481万円、事業所採用の技術系で約438万円~487万円、事務系で約415万円~461万円です。
なお、コマツ(小松製作所)の初任給は、学部卒・修士卒・高専専攻科卒共通なので、詳細は、既述の「コマツ(小松製作所)の新卒の初任給・年収」をご覧ください。
コマツ(小松製作所)の高卒での年収はどのくらいですか?
コマツ(小松製作所)の高卒での初任給は2024年度予定で19.3万円(事業所採用)とされています。
年収は、ボーナス・賞与が6か月分の場合で約347万円、8か月分の場合は約386万円です。
コマツ(小松製作所)で年収1500万円は可能ですか?
コマツ(小松製作所)で年収1500万円以上は可能です。
コマツ(小松製作所)の部長クラスの年収が1200万円~1500万円程度と言われています。
ライトハウスの口コミでも年収1500万円という方もいました。
コマツ(小松製作所)のような大企業である程度以上昇進するのはかなりの難関ですが、部長クラスまで出世できれば年収1500万円となり、さらに出世すれば相当レベルの高年収となります。
コマツ(小松製作所)の年収まとめ
コマツ(小松製作所)の平均年収、残業時間、評判・口コミなどについてご紹介しました。
コマツ(小松製作所)は、平均年収が国内平均と比べてかなり高水準で、福利厚生が充実していることやワーク・ライフ・バランスの取りやすさもあって、転職市場でも人気が高い企業です。
そのため、コマツ(小松製作所)への転職はかなりの高倍率となると考えられます。
コマツ(小松製作所)への転職をお考えの方は、この記事でご紹介したような転職エージェントに複数登録し、転職に詳しいアドバイザーからの情報やサポートを活用しながら転職活動することをおすすめします。