オリックスはリース業界国内トップクラスの企業で、現在はリース以外にも多角的に事業を行っています。
幅広い事業を手掛けているため、名前を聞く機会も多いのではないでしょうか。そのため、オリックスの平均年収やボーナスが気になっている人も多いかもしれません。
2023年3月期の有価証券報告書によると、オリックスの平均年収は910万円です。こちらはあくまでも社員全体の平均年収となるため、この記事では職種別や年代別の年収、ボーナスなどについても解説します。
オリックスへの転職を検討している人はもちろん、リース業界に興味がある人もぜひ参考にしてください。
オリックスの年収 | |
オリックスの平均年収 | 910万円※1 |
オリックスの生涯年収 | 約3.6億円※2 |
リース業界の平均年収 | 515万円※3 |
日本の平均年収 | 458万円※4 |
オリックスの新卒年収 | 約350~410万円 |
※最終更新:2023年10月
※1出典:オリックス株式会社-有価証券報告書
※2 オリックスの平均年収×40年で算定。
※3出典:doda-業種別の平均年収ランキング
※4出典:国税庁-民間給与実態統計調査
オリックスの平均年収

オリックスの平均年収は、2022年度の有価証券報告書によると910万円です。
国税庁が発表した令和4年給与所得者の平均年収は458万円であり、オリックスは約2倍の年収となります。
また、dodaが公表している業種別の平均年収ランキングによると、リース業界の平均年収は515万円です。業界内でも高めの年収だといえるでしょう。
年功序列と実力主義が混在している社風で、新卒入社の場合、入社5年目までは一律で昇給するようです。その後は実力主義が色濃くなり、年収に個人差が出るそうです
910万円は全ての社員の平均年収であり、職種により平均年収が異なります。
総合職であれば、ポジションや在籍年数次第で年収1,000万円以上の社員もいます。
オリックスの将来性・今後の業績予測

オリックスの将来性や今後の業績予測について解説します。
オリックスの将来性
オリックスは、常に新領域の事業モデルを開拓することで持続的な成長を実現してきました。
リース事業から始まった企業ですが、現在ではリース以外にも法人金融、不動産、事業投資、環境エネルギー、海外事業など複数の事業を行っています。
1つの分野にこだわることなく社会のニーズに合わせて事業を展開しており、海外展開や事業の多角化のテンポが速いことが特徴です。
多角的な事業展開により現在も経営は安定していますが、今後も社会情勢やニーズに合わせた事業を展開していくことが予想されます。
そのため、オリックスは将来性のある企業だといえるでしょう。
オリックスの今後の業績予測
オリックスは、設立初年度を除き、58年間毎期黒字を計上しています。
リーマンショック時にもマイナス計上となっておらず、事業の多角化により業績が安定していることが特徴です。
近年ではコロナ禍により一時的に業績が落ち込みましたが、2022年3月期の決算ではコロナ前の水準まで売上を戻しています。
先に述べたとおり、オリックスは事業を多角化しているため、どこかの事業の業績が落ち込んでも他の事業でカバーできるという強みを持っています。
そのため、今後も業績は安定的に推移することが予想されます。
また、オリックスでは今後、中長期的に事業・投資とアセットメントを成長ドライバーとすることを掲げています。2025年以降は環境エネルギーや海外をメインに新規投資で事業を成長させていく方針であり、今後も成長が見込める企業だといえるでしょう。
オリックスの職種別平均年収

職種 | 平均年収 |
営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 853万円(平均年齢38.5歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 811万円(平均年齢39.4歳) |
専門職系 (コンサルタント、金融、不動産) | 838万円(平均年齢47.3歳) |
ライトハウスの投稿によると、上記の3職種があり、平均年収の幅は811万円から853万円となっています。
営業系の平均年収が高くなっていますが、最も高年収だったのは専門職系の事業投資分野でした。
職種による平均年収の差はあまり大きくなく、オリックスでは職種よりも役職や成果に依存する部分が大きいといえるでしょう。
ただ、口コミによれば、総合職と一般職では月給と賞与に大きな差があるとのことだったため、注意が必要です。
オリックスの年代別平均年収

年齢 | 平均年収 |
25~29歳 | 645万円 |
30~34歳 | 998万円 |
35~39歳 | 804万円 |
40~44歳 | 978万円 |
45~49歳 | 964万円 |
50~54歳 | 768万円 |
55~59歳 | 1,020万円 |
55~59歳が最も平均年収が高く、1,020万円となりました。
しかし、必ずしも年齢が上がるにつれて平均年収が上がっているというわけではありません。
ライトハウスに投稿された口コミによると、オリックスでは入社5年目程度までは給与は一律となり、それ以降は実力や成果次第で給与がアップしていくシステムだそうです。
そのためか、25~29歳の平均年収は645万円ですが、30~34歳では998万円と、急激にアップします。30代からは役職につくことも多いため、平均年収が上がったのでしょう。
課長代理からは年収1,000万円を超えることも少なくないようです。
また、オリックスでは2023年度、グループ会社の社員の給与を引き上げることを発表しました。
管理職を主な対象とし、最大10.4%の引き上げを行うとされており、給与水準が更に向上する可能性があります。
出典:日本経済新聞
平均年収動向:過去5年の推移
オリックスの平均年収動向:過去5年の推移
年 | 年収 |
2018年 | 880万円 |
2019年 | 871万円 |
2020年 | 858万円 |
2021年 | 885万円 |
2022年 | 910万円 |
上記のグラフと表は、過去5年間の平均年収の動きをまとめたものです。
2018~2021年の4年間、平均年収は800万円台後半で推移しており、2022年は910万円となっています。
2019年から2020年にかけては一時的に年収が下がっていますが、コロナ禍によりオリックスが運営する宿泊施設や空港施設の稼働率が下がったことや、航空機リースのニーズの低下などの影響だと考えられます。
オリックスでは幅広い事業を展開していますが、金融やリース、不動産といった景気や社会情勢に左右されやすい事業を主に行っているということもあり、年収も景気や社会情勢に影響を受けるものだといえるでしょう。
オリックスの業績と年収の相関
上記のグラフを見てもわかるように、オリックスの平均年収はその年の業績により変動しています。
年収が変動する主な要因として、賞与が挙げられます。
賞与は企業の業績次第で変動するものです。オリックスでは業務達成評価に応じて賞与額が決まりますが、コロナ禍の影響などで営業目標達成率が下がった社員が多かった可能性が考えられます。そのため、全体的な賞与支給額が下がった可能性があります。
オリックスの場合、年収における賞与の割合が高いため、業績が落ち込んだ年は平均年収も下がったものと考えられます。
年 | 平均年収 | 売上 |
2018年 | 880万円 | 2兆4348億円 |
2019年 | 871万円 | 2兆2803億円 |
2020年 | 858万円 | 2兆2927億円 |
2021年 | 885万円 | 2兆5203億円 |
2022年 | 910万円 | 2兆6663億円 |
オリックスの新卒の初任給・年収
オリックスでは、下記の2種類の職種にて新卒採用を行っています。
それぞれの初任給と年収についてご紹介します。
総合職は「全国グローバル」と「首都圏エリア」の2種類の勤務地区分があります。
大卒の場合、全国グローバルの初任給は24万円です。
オリックスの賞与は夏と冬の年2回支給されますが、ライトアップの口コミによると、約5か月分となるそうです。賞与が5か月分支払われた場合、年収は408万円となります。
首都圏エリアの初任給は大卒の
場合23万2千円で、年収は394万4千円です。
一般職の場合、大卒の初任給は20万5千円で、年収は348万5千円です。
上記に加え、残業手当が支払われるため実際にはもう少し年収は高くなるでしょう。
オリックスの求人情報

オリックスでは、新卒採用に加えて中途採用も実施しています。
ここでは、採用情報の一例をそれぞれご紹介します。
新卒採用情報
職種 | 総合職(全国グローバル) |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 国内外の各事業所 ※将来的に海外現地法人での勤務の可能性もあります。 |
給与 | 修士了 270,000円 四大卒 240,000円 |
諸手当 | 時間外手当、通勤手当(全額)、住宅手当など |
昇給・賞与 | 昇給:年1回(4月) ※当社規定による 賞与:年2回(6月・12月) |
通勤補助費 | 全額支給 |
勤務 | 9:00~17:00(12:00~13:00 1時間休憩) フレックスタイム制度あり |
休日・休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、年次有給休暇、慶弔休暇、公職休暇、産前産後休暇、育児休職(子が満3歳に達するまで)、育児特別休暇、ボランティア休暇・休職、看護休暇、介護休暇・休職、リフレッシュ休暇取得奨励金制度など |
総合職(全国グローバル)の採用情報をご紹介します。
オリックスの人材関連データによれば、過去5年、新卒では毎年40~70名程度が採用されています。
選考は、適性検査に加え複数回の面談があります。
産前産後休暇のみならず育児休職や育児特別休暇などがあり、出産などのライフイベントを迎えても働きやすい環境が整っていることが採用情報からも伺えます。
中途採用情報
職種 | 法人営業 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 本社(東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル南館)および全国本支店 |
給与 | 月給 24.7万円 〜 42.2万円 |
諸手当 | 通勤費(全額)、時間外勤務手当、住宅手当 |
昇給・賞与 | 昇給:年1回(4月) ※当社規定による 賞与あり(年2回) |
通勤補助費 | 全額支給 |
勤務 | 就業時間:9:00~17:00 ※フレックスタイム制 あり ※フレキシブルタイム 始業5:00~11:00 終業15:00~22:00 ※コアタイム 11:00~15:00 休憩時間:12:00~13:00 |
休日・休暇 | 毎週 土・日曜日、国民の祝日、その他(年毎に定める年末年始の休日)、年次有給休暇、慶弔休暇、公職休暇、産前産後休暇、育児休職(子が満3歳に達するまで)、育児特別休暇、ボランティア休暇・休職、看護休暇、介護休暇・休職、リフレッシュ休暇取得奨励金制度など |
オリックスでは中途採用も実施しており、これまでの経験を活かして新たにオリックスで働くことを希望する人材向けの「キャリア採用」と、オリックスを退職した元社員を対象とした「カムバック採用」の2種類があります。
ここでは、例としてキャリア採用の法人営業職の採用情報をご紹介します。
応募要件として金融、メーカー、商社、IT、通信等での営業経験が必要となりますが、学歴に制限はありません。
また、新卒採用とキャリア採用で処遇に違いはなく、これまでの経験やスキルを適切に評価してもらえます。
オリックスの会社概要

会社名 | オリックス株式会社 |
代表者 | 取締役 兼 代表執行役社長・グループCEO 井上 亮 |
設立 | 1964年4月 |
本社所在地 | 東京本社 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル南館 大阪本社 大阪市西区西本町一丁目4番1号 オリックス本町ビル |
資本金 | 2211億11百万円 |
従業員数 | 2,937名(2023年3月31日現在) |
主な事業内容 | 多角的金融サービス業 |
平均年齢 | 44.0歳 |
平均勤続年齢 | 16.0年 |
※最終更新日:2023年10月8日
オリックス株式会社は、1964年にオリエント・リース株式会社として設立されました。
当時新しい金融手法であったリースを日本に導入したパイオニアで、石油ショックやリーマンショックが日本経済を襲う中でも商品やサービスを多角化することで成長を続けてきました。
現在ではリースや融資といった金融事業だけでなく投資や運営事業などへも幅を広げており、世界34か国・地域に拠点を設け、グローバルに展開しています。
オリックスの同業界競合他社との年収比較

会社名 | 平均年収 | 2022年度売上高 |
オリックス※1 | 910万円 | 2兆6663億円 |
三井住友ファイナンス&リース※2 | 890万円 | 2兆1593億円 |
三菱HCキャピタル※3 | 924万円 | 1兆8962億円 |
東京センチュリー※4 | 860万円 | 1兆3249億円 |
※1出典:オリックス-有価証券報告書
※2出典:三井住友ファイナンス&リース- 有価証券報告書
※3出典:三菱HCキャピタル- 有価証券報告書
※4出典:東京センチュリー- 有価証券報告書
リース業界における競合他社として、ここでは三井住友ファイナンス&リース、三菱HCキャピタル、東京センチュリーの4社を比較しました。4社の中では、オリックスの平均年収は2番目という結果になりました。
オリックスの年収は、三井住友ファイナンス&リースや東京センチュリーと比較すると20~50万円程度多いことがわかります。一方、1番目の三菱HCキャピタルよりも14万円程度低いことがわかりました。
ただ、今回比較したのは有価証券報告書に記載されていたデータとなるため、社員全体の平均年収です。そのため、職種によっては平均年収が異なる可能性もあります。
また、平均年収は各企業の事業内容によっても変わってきます。今回はリース業界で比較しましたが、オリックスはリース以外の事業も多角的に行っているため、参考程度にしていただくことをおすすめします。
オリックスの給与・評価制度

オリックスでは、入社後数年までは年功序列の色合いが濃く、給与の上がり方は一律ですが、役職が上がるにつれ実力主義の傾向が強くなります。
評価軸は以下の2軸で、年に1回人事評価が実施されます。
- 定性評価
- 定量評価
定性評価は役割行動に対する評価で、等級や役職に応じた行動ができているかどうかで昇給・昇格が決まります。
定量評価は目標達成に対する評価で、営業職の場合は営業目標の達成率などの数字で評価される傾向にあります。アシスタントなどの一般職の場合は上長や同僚からの評価が重要になります。こちらは賞与に反映されます。
評価基準が明確に定められており、定期的に上長と面談を行いすり合わせができるため、評価に納得感があると感じる社員も多いようです。
オリックスの残業時間と残業手当

オリックスでは1日7時間を勤務時間としていますが、フレックスタイム制度が導入されており、ある程度自由に働くことができるようです。
また、職種によってはリモートワークやコアタイムなしのスーパーフレックスタイム制度も導入されており、柔軟な働き方ができる環境だといえるでしょう。
休日出勤はほとんどなく、出勤した場合は代休が取得できます。
ライトハウスによれば、平均残業時間は33時間※1だと回答されています。日本の企業の平均残業時間が22.2時間※2であることを考えると少し多いように見えますが、近年では残業時間が厳しく管理され、残業はかなり減っているそうです。また、残業手当は勤務時間を越えた分が支給されます。
ただ、部署や職種によって残業時間は異なるため、配属先によっては平均残業時間を越える可能性があります。
※1出典:ライトハウス オリックス株式会社の口コミ一覧
※2出典:doda 平均残業時間ランキング(最新版)
オリックスのボーナス・賞与

オリックスは、年収に対する賞与の割合が大きいことが特徴です。
成果に応じて支給され、役職が上がるにつれ賞与額も上がる傾向にあります。
ライトハウスに投稿された口コミによれば、賞与は月給の約5か月分※1支払われるそうです。支給額は人それぞれで、80~490万円と幅がありました。
また、オリックスでは業績の還元と優秀な人材の確保という観点から、高い成果を挙げた社員により報いるべく、2024年3月期の賃金引上げを発表しています※2。
これに伴い、今後は賞与額も引き上がることが予想されます。
※1出典:ライトハウス オリックス株式会社の口コミ一覧
※2出典:日本経済新聞
オリックスの福利厚生について

オリックスでは、社員がそれぞれのライフスタイルやライフイベントに応じた柔軟な働き方を実現できるよう、福利厚生が充実しています。
福利厚生は大きく分けて以下の2種類です。
- 柔軟な働き方の支援制度
- 家庭両立支援制度
柔軟な働き方の支援制度にはフレックスタイム制度や配偶者転勤休職制度、配偶者転勤エリア変更制度などがあり、勤務時間だけでなく配偶者の転勤に伴う働き方の変化にも対応しています。
また、休暇制度も充実しており、1時間単位で年次有給休暇を取得できる制度や、リフレッシュ休暇を5日間連続で取得した場合に奨励金を支給する制度もあります。
家庭両立支援制度には産休・育休制度はもちろんのこと、産前・産後の通院に時間単位で有給休暇が取得できる制度や産前時差勤務制度などがあり、女性が働きやすい環境が整っています。
また、ベビーシッター助成制度や、介護や育児などの理由により本人が希望した場合には一時的に役割を限定した職種・等級へ転換できる制度などもあり、働き続けやすいシステムが整っていることも特徴です。
その他、オリックスグループ健康保険組合の直営保養所を利用することも可能です。
オリックスの年収と働きがいに対する評判・口コミ

オリックスの年収と働きがいに対する評判・口コミをご紹介します。良い評判・口コミと悪い評判・口コミをそれぞれまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
オリックスの年収と働きがいに対する良い評判・口コミ
給与面は住宅手当が充実しており、実質の給与は額面以上の印象。
また、研修制度も充実しており、自己研鑽意欲の高い社員であれば、確実に力を付けられる環境が整っている。
意欲のあるものは必ず報われる。事業展開が、ファイナンス関係から、不動産、エネルギー、空港運営、船舶用船、航空機リース、レンタル、自動車リース、農業等極めて多岐にわたり金融と総合商社の両面をもち、誰にでも働ける分野は必ず存在すると思う。
福利厚生に関しては手厚いと思います。特に新卒の場合1K独身寮があり、光熱費や水道込みで月2万円以内でありがたいです。カフェテリアプラン年間6万円あります。持株会、財形など一般的な福利厚生は完備です。寮ではない場合も手当てが出るようです
研修制度が充実しており、意欲があれば力をつけられる環境が整っているとの声が複数ありました。事業展開が多岐にわたっていることもあり、挑戦しやすい環境があるようです。
また、給与や福利厚生が手厚く、メリットを感じている社員も多い印象です。
オリックスの年収と働きがいに対する悪い評判・口コミ
有給の取りやすさは部署による。
時短勤務や有給も取れると規則上はなっているが、実際には部署によって実質的には取ることが難しいことがほとんど。周りが取れていない状況で、こちらが有給を取りたいとは言えない。
基本事務処理に関するマニュアルしかないので、営業としては「習うよう慣れろ」、「先輩の営業を見てマネする」という形で成長していきます。
従って、能動的に動ける方や主要顧客担当となった方は成長しやすい一方、受動的な方は成長曲線が遅れがちになります。
とにかく自分で情報を取って営業する、次に異動したい部署(転職含む)を探す必要あり。
部署により勤務時間は大きく変わる。
専門営業部署は勤務時間が長い。残業45時間以上はあたりまえ。
他部門は20時間程度の残業。
仕事のできる人に仕事集まる傾向があり、人により仕事量はばらつきがある。
休日は仕事しないよう会社の精度があるので近年は休日仕事が減った。
でも上司は携帯で連絡をしてくることが多い。
私は毎週連絡あり、休めなかった。
研修制度が充実しているため、能動的に動ける社員は成長スピードが速い一方、受動的な社員は成長が遅れがちになるという一面もあるようです。
また、残業や有給取得についても不満を感じる声がありました。部署によって差が出ており、配属先によっては負担が大きいこともあるようです。
オリックスへの転職におすすめ転職エージェント

オリックスはリース業界で国内トップクラスの売上を誇る企業であり、給与水準が高めで福利厚生も充実していることから、転職を希望する人は多いです。転職難易度も高いため、オリックスへの転職を希望するなら転職エージェントを利用することをおすすめします。ここでは、オリックスへの転職におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
- リクルートダイレクトスカウト
- doda
- マイナビエージェント
ぜひ参考にしてください。
リクルートダイレクトスカウト

ハイクラス向け転職サービスを提供するリクルートダイレクトスカウト。特徴として、以下の3点が挙げられます。
- 登録後はスカウトを待つだけ
- ヘッドハンターを指名できる
- 高年収の求人多数
リクルートダイレクトスカウトでは、経歴や希望条件などを登録すると企業やヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。ヘッドハンターは担当領域や経験年数、フリーワードなどで絞り込むことができ、自分に合った相手を指名することも可能です。
また、取り扱う求人は年収800~2,000万円の高年収のものが多いため、年収を上げたい人におすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 558,337件(2023年11月11日現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
doda

引用:doda
dodaは、数ある転職エージェントの中でも利用者数の多いサービスです。dodaの主な特徴は以下の3点です。
- 書類作成ツールや診断が充実
- 求人検索条件が豊富
- 手厚いサポート
dodaでは、年収査定や適職診断、キャリアタイプ診断などを無料で受けることができます。転職活動を始める前に自分に合った仕事や働き方を知ることができるため、おすすめです。
また、求人検索の際の検索条件も豊富です。「英語を活かす」「定着率95%以上」など様々な条件で検索できるため、自分に合った求人を探しやすいといえます。応募書類の作成を手助けしてくれるツールも充実しています。
dodaの基本情報 | |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 218,349件(2023年11月11日現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
マイナビエージェント

引用:マイナビエージェント
マイナビエージェントは、2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント第1位に選ばれた実績があります。おすすめポイントとして、以下の3点が挙げられます。
- 各業界・職種に精通した専任アドバイザー
- 企業担当アドバイザーからのサポート
- 転職回数・年代別サポート
マイナビエージェントでは、各業界・職種を熟知したアドバイザーのサポートを受けることができます。求人票に載っていない、職場の雰囲気などの情報を企業担当アドバイザーから聞けるため、企業のイメージが湧きやすいといえます。
また、転職回数や年代に合わせた対策ができるため、安心して利用することができます。
マイナビエージェントの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 48,402件(2023年11月11日現在) |
非公開求人数 | 約1.8万件 |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
※マイナビのプロモーションを含みます
オリックスの年収に関するQ&A

オリックスの年収に関するQ&Aをご紹介します。
オリックスの年収は低い?
オリックスの年収は高いといえます。
日本人の平均年収は458万円ですが、オリックスの平均年収は910万円であるため、比較すると約2倍の年収であることがわかります。
また、リース業界大手4社の平均年収を比較した際、オリックスは2番目に年収が高いという結果となりました。
会社名 | 平均年収 |
オリックス※1 | 910万円 |
三井住友ファイナンス&リース※2 | 890万円 |
三菱HCキャピタル※3 | 924万円 |
東京センチュリー※4 | 860万円 |
※1出典:オリックス-有価証券報告書
※2出典:三井住友ファイナンス&リース- 有価証券報告書※
3出典:三菱HCキャピタル- 有価証券報告書
※4出典:東京センチュリー- 有価証券報告書
オリックスは年収を引き上げた?
オリックスは、2024年3月期にグループ社員の年収を最大10.4%引き上げることを発表しています。
10%以上引き上げの主な対象は管理職となりますが、全社員平均5.2%の引き上げとなるため、全体的に年収が上がることが予想されます。
引用:日本経済新聞
オリックスはホワイト企業?
ライトハウスでオリックスの口コミを確認すると、働きやすい環境であるという声や福利厚生が手厚いという声が多くありました。
非常に自由。完全なフレックスタイム制が導入されており、ワークライフバランスを非常に重視している。 部署によって勤務時間は大きく異なり、深夜まで残業することもあったが、仕事は非常にやりがいがあって楽しい。みな生き生きとしているよ思う。一週間の連続休暇には奨励金も出る。
年1回の、昇給、年2回のボーナスがある。住宅手当は他の企業よりも手あついように感じる。福利厚生も悪くない。有給休暇を5日間連続して取れば、50,000円が支給される。また、カフェテリアプランで自己研鑽費用や育児や介護など、60,000円分のポイントが毎年支給される。
オリックスはホワイト企業であるといえるでしょう。
オリックスの激務度は?
オリックスの激務度について、ライトハウスでは以下のような口コミが投稿されていました。
土日は休み。よほど緊急の案件がない限りは休日出勤しているメンバーは殆どいない。
勤務時間は9時から17時。早く来るメンバーもいるしギリギリに来る人もいるが特に気にしていない。
帰りは何も無ければ18時にはオフィスを出ることが多く、ワークライフバランスは取りやすい環境だと思う。
残業時間は部やチームによってまちまち。ものすごく多いチーム、全く残業のないチームか存在している。 休日出勤は繁忙期にあるくらい。基本的に休日出勤はない。
基本的には残業も少なく、働きやすい環境だといえるでしょう。
ただ、部署やチームによって残業時間に差があるようです。
オリックスの総合職に入社するのに学歴は必要?
オリックスの総合職に入社するには、大卒以上の学歴が必要です。
また、これまでの採用大学を見ると、国公立や有名私立大学からの採用が多くなっています。
しかし、偏差値50ほどの大学からの採用実績もあるため、必ずしも高学歴である必要はないといえるでしょう。
オリックスの年収まとめ

この記事では、オリックスの平均年収、年代・職種別年収やボーナスなどについてご紹介しました。
オリックスの年収は日本人の平均年収の約2倍と高く、業界内でも高水準です。
また、福利厚生も手厚く働きやすいため、オリックスへの転職を考えている人は多いです。倍率が高いことが予想されるため、オリックスへの転職を検討されている場合は転職エージェントを利用することをおすすめします。
この記事ではオリックスへの転職におすすめの転職エージェントをご紹介していますので、参考にしてください。