東レは、合成繊維、合成樹脂、化学製品などの製造・販売を行う大手化学企業です。
ナイロン、ポリエステル、アクリルといった合成繊維や、樹脂、フイルムといった機能化成品など幅広い製品の製造・販売を行うグローバル企業で、炭素繊維の分野では世界首位を誇っています。
有給休暇が取りやすい社風や将来性が期待できることなどから、転職市場においても人気が高い企業です。
ただ、ネット上の口コミには、給与・年収が低い、社風が古めかしく意見が通らない、といったちょっと心配な声もあります。
そこで、この記事では、東レへの就職・転職をお考えの方向けに、東レの平均年収や競合他社との比較、ボーナス・賞与、残業手当、企業情報などについて、詳しく解説します。
東レの年収 | |
東レの平均年収 | 756万円 ※1 |
東レの生涯年収 | 約3億256万円 ※2 |
製造業の平均年収 | 533万円 ※3 |
日本の平均年収 | 458万円 ※3 |
東レの新卒年収 | 24~30万円 ※4 |
※最終更新:2023年12月22日
※1 東レ2023年3月期有価証券報告書
※2 東レの平均年収×40年で算定。
※3 国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」
※4 東レ募集要項
東レの平均年収
東レの2023年3月期有価証券報告書によると、東レの平均年間給与は756万円(2022年度)です。
国税庁「令和4年民間給与実態統計調査結果」による日本の平均給与(458万円)や製造業の平均年収(533万円)を大きく上回っています。
次に、東レの過去5年の平均年収動向と、業績と年収の相関を見てみましょう。
平均年収動向:過去5年の推移
年度 | 平均年間給与 |
2018 | 719.5万円 |
2019 | 720.1万円 |
2020 | 671.9万円 |
2021 | 734.3万円 |
2022 | 756.4万円 |
(東レ各年度有価証券報告書より作成)
東レの各年度3月期有価証券報告書によると、東レの平均年間給与は、2018年度は719.5万円で2019年度は微増の720.1万円でした。
2020年度は671.9万円に減少しましたが、その後は増加傾向となっており、2021年度は734.3万円、2022年度はさらに756.4万円まで増加しています。
東レの業績と年収の相関
年度 | 平均年間給与 | 売上高 |
2018 | 719.5万円 | 6,218億円 |
2019 | 720.1万円 | 5,740億円 |
2020 | 671.9万円 | 4,771億円 |
2021 | 734.3万円 | 5,622億円 |
2022 | 756.4万円 | 6,185億円 |
(東レ各年度有価証券報告書より作成)
東レの売上高は、2018年度は6,218億円でしたが、コロナ禍の影響などにより2019年度は5,740億円、2020年度は4,771億円に減少しました。
その後は増加傾向にあり、2021年度は5,622億円、2022年度は6,185億円で、2018年度の水準近くまで回復してきています。
グラフを見ると、売上高と平均年間給与は、減少、増加の時期(年度)が同じです。
これは、東レの企業全体の業績が上がれば基本給やボーナス・賞与も上がる仕組みとなっているため、業績(売上高)と年収に相関があるものと考えられます。
東レの将来性・今後の業績予測
東レは、将来性が高い企業であると考えられます。
東レは、有機合成化学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、高分子化学の4つのコアテクノロジーを生かして、合成繊維、樹脂・フィルム・ケミカルなどの機能化成品や炭素繊維、水処理事業、医薬事業など幅広い分野で事業を展開しています。
地球規模の課題である気候変動対策や持続可能な社会の実現、医療の充実や公衆衛生などへの対応・社会貢献にも積極的で、温室効果ガス排出量削減や水処理事業、資源管理など多方面で新技術開発、技術革新に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による製品需要の落ち込み、ロシアのウクライナ侵攻や世界的な経済安全保障リスクの高まり、原材料価格の高騰などにより、一時期は業績が悪化しました。
しかし、コロナ禍後の需要回復、原材料価格転嫁や為替換算差の影響、慎重な設備投資などにより、現在、業績は回復傾向にあります。
今後は、機能化成品等のさらなる需要回復や原材料価格上昇分の価格転嫁推進などが見込まれるため、増収増益が期待されます。
また、コロナ禍後の価値観の多様化、原材料価格高騰、サプライチェーンの混乱といった関連領域への様々な影響を考慮し、リスクマネジメントの強化、経営の強靭化を図る方針であり、成長が拡大していくものと推測できます。
東レの職種別平均年収
職種 | 平均年収 |
営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 803万円(平均年齢42.1歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 647万円(平均年齢36.8歳) |
電気・電子・機械系エンジニア (電子・回路・機械設計 他) | 549万円(平均年齢32.2歳) |
医薬・化学・素材・食品系専門職 (研究・製品開発、生産管理 他) | 635万円(平均年齢35.5歳) |
(ライトハウスより)
ライトハウスに投稿された回答によると、東レの職種別平均年収は、営業系が最も高く803万円です。
企画・事務・管理系が647万円、医薬・化学・素材・食品系専門職が635万円、電気・電子・機械系エンジニアが549万円となっています。
ただ、営業系は回答者の平均年齢が42.1歳と他の職種や東レ全体の平均年齢(40.3歳)を上回っていて、年功序列型の給与体系により回答者の年収が高くなっている可能性があります。
なお、ライトハウスの回答者全体の平均年収は638万円で、有価証券報告書による東レの平均年収756万円の方が高水準であることから、実際の職種別平均年収は上表より高いものと考えられます。
東レの年代別平均年収
年齢 | 平均年収 | 最高年収 |
25~29歳 | 485万円 | 680万円 |
30~34歳 | 558万円 | 800万円 |
35~39歳 | 696万円 | 1100万円 |
40~44歳 | 730万円 | 1200万円 |
45~49歳 | 767万円 | 1250万円 |
(ライトハウスより)
ライトハウスに投稿された回答によると、東レの平均年収は、25~29歳が485万円、30~34歳が558万円などとなっており、年齢が上がるにつれ平均年収も上がる傾向にあります。
ライトハウスの回答の中では、もっとも年収が高いのは、45~49歳の767万円です。
それ以上の年代については、ライトハウスには記載がありませんでしたが、年齢・勤続年数を重ね、昇進・昇格していけば、より高年収となるものと考えられます。
部署・役職等によっても高年収が期待でき、ライトハウスの回答でも35~39歳で年収が1100万円という人もいますし、40代は最高年収がさらに高くなっています。
なお、職種別平均年収と同様に、実際の東レ全体の年代別平均年収は、ライトハウスの回答よりも高いものと考えられます。
東レの新卒の初任給・年収
東レの2024年度新卒採用の募集要項によると、初任給は学部卒程度が24.1万円、修士了程度が25.9万円、博士了程度が30.5万円(Gコース、全社採用)となっています。
仮に年2回のボーナス・賞与で基本給の5.5か月分が支給されるとすると、東レの初年度の年収は学部卒程度が約420.9万円、修士了程度が約453.4万円、博士了程度が約533.6万円となります。
なお、通勤手当ほか各種手当等は別途支給されます。
東レの求人情報
東レの求人情報の一例をご紹介します。
新卒採用情報
募集区分 | Gコース(Global Level Assignment Course) |
募集職種 | 技術系:研究開発、技術開発・商品開発、生産技術、エンジニアリング、分析評価(※)、臨床開発、薬事、安全性情報、医薬品・医療材学術企画、情報システム ※(株)東レリサーチセンターへ出向し、該社での勤務となります 事務系:営業、管理部門(総務、法務、人事・勤労、経理・財務、企画管理、購買・物流など) |
勤務地 | 東京・大阪 各本社、滋賀、瀬田、愛媛、名古屋、東海、愛知、岡崎、三島、千葉、土浦、岐阜、石川、鎌倉、那須 各事業場(工場・研究所)および国内外関係会社(東レインターナショナル(株)、(株)東レリサーチセンター、(株)東レシステムセンター、東レ・デュポン(株)、東レ・オペロンテックス(株) など)、事業拠点 |
給与 | 2023年度実績
|
諸手当 | 通勤手当、時間外手当等 |
昇給・賞与 | 期末給与:年2回(6月、12月) 昇給:年1回(4月) |
勤務 | 実働7.5時間/日 |
引用:東レ募集要項
東レの新卒採用は、Gコース(全社採用)とSコース(各拠点採用)があります。
Gコースは、将来の経営幹部層・高度専門職を目指す人材向け、Sコースは、将来の職場における管理・監督層や特定業務分野のエキスパートを目指す人材向けのコースです。
上表はGコースの募集要項です。
大学学部卒以上を対象としており、高卒や短大卒等の募集はされていません。
勤務地は本社や全国の事業所・工場等や国内外関係会社となっています。
募集要項には記載されていませんが、入社後の部署・事業によっては、海外への長期駐在や短期の出張などもあります。
なお、2024年度新卒採用のエントリー受付は2023年9月に終了しています。
2023年4月からは、2025年度新卒採用のマイページ登録受付が開始されていますので、新卒での入社をご希望の方は公式サイトからエントリーしてください。
中途採用情報
職務内容 | 契約審査、法令対応、紛争解決等の企業法務 |
応募資格 | 弁護士または企業法務経験のある方 |
勤務地 | 東京本社(将来国内外含む転勤の可能性あり) |
待遇 | 当社規定による |
引用:東レ募集要項
上の表は、企業法務に関する中途採用情報です。
募集条件の詳細は公式サイトには公開されておらず、上表を見ても待遇については「当社規定による」という記載のみで、給与・諸手当、昇給・賞与、勤務時間、休日・休暇等の詳細は記されていません。
なお、東レの経験者採用(キャリア採用)は、2022年度実績で、Gコース(全社採用)は採用者140人中38人(経験者比率27%)、Sコース(各拠点採用)は50人中22人(経験者比率44%)となっています。
年によって増減はありますが、毎年、数人から数十人が中途採用で入社しています。
中途採用(経験者採用)への応募は、公式サイトのキャリア採用ページに記載されている募集業種から希望のものを選び、各採用情報下部の「応募する」から行います。
タイミングによっては希望のポジションが見つからないこともありますが、そのような場合は「キャリア登録」することも可能です。
キャリア登録は、キャリア採用ページの「エントリーはこちら」から登録し、希望職種でキャリア登録(管理職系ポジション、営業職系ポジション、研究開発系ポジション、エンジニアリング系ポジションの4種類から希望のもの)を選択します。
東レの会社概要
会社名 | 東レ株式会社 |
代表者 | 代表取締役社長 大矢 光雄 |
設立 | 1926年(大正15年)1月 |
本社所在地 | 〒103-8666 東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー |
資本金 | 147,873,030,771円(2023年3月31日現在) |
従業員数 | 6992名(2023年3月31日現在) |
主な事業内容 | 繊維、機能化成品、炭素繊維複合素材、環境・エンジニアリング、ライフサイエンス、その他製品の製造・加工および販売 |
平均年齢 | 40.3歳 |
平均勤続年齢 | 17.2年 |
※最終更新:2023年12月22日
東レは、合成繊維や合成樹脂、化学製品などを手掛ける、三井グループの大手化学企業です。
国内唯一の総合繊維メーカーとして知られており、航空機向けをはじめとする炭素繊維の開発・販売では世界首位を誇っています。
水処理事業や薬・医療ツールなど様々な分野における新技術開発と販売を強みとしており、世界の29の国・地域に拠点を置いて、国内103社、海外180社のグループ企業とともに世界的に事業を展開しています。
創業は1926年で、再生繊維・合成繊維等の化学繊維が実用化された時代であったこともあり、三井物産の出資で「東洋レーヨン株式会社」を設立、翌1927年に滋賀工場でレーヨン糸の生産を開始しました。
創業当時、主力製品であったレーヨン糸は1960年代に生産を終了したため、1970年より現在の「東レ」に社名変更されました。
その後は、繊維のみならず多くの分野で製品製造、販売を手掛ける大手基礎素材メーカーとして成長してきています。
東レの同業界競合他社との年収比較
会社名 | 平均年収 | 2022年度売上高 |
東レ | 756.4万円 | 6,185億円 |
三菱ケミカル株式会社 ※1 | 1045.4万円 | 1兆4458億円 |
帝人 ※2 | 743.9万円 | 1408億円 |
東洋紡 ※3 | 633.8万円 | 2536億円 |
(2023年3月時点)
※1 三菱ケミカル株式会社は非上場企業で、有価証券報告書等で社員の平均年収が開示されていないため、平均年収はグループ全体の金額(三菱ケミカルグループ株式会社2023年3月期有価証券報告書による)。
売上高は、三菱ケミカル株式会社2023年3月期決算公告による。
※2 帝人株式会社2023年3月期有価証券報告書
※3 東洋紡株式会社2023年3月期有価証券報告書
上の表は、東レと同じ繊維業界で売上高上位の三菱ケミカル、帝人、東洋紡の平均年収と売上高をまとめたものです。
4社のうち、平均年収、売上高ともにもっとも高いのは、三菱ケミカルです。
三菱ケミカルは、総合化学メーカーとして高い利益率を誇り、社員への還元比率が高いことで知られていて、業績がやや悪化してもボーナス・賞与が高水準で支給されることなどもあって、平均年収が高いものと考えられます。
東レは、平均年収、売上高ともに4社中2位で、平均年収は同業他社と同水準と言えます。
東レの給与・評価制度
東レの給与体系は、年功序列型です。
近年は個人の評価も取り入れられるようになりましたが、口コミによるとその評価がボーナス・賞与に大きく反映されることはあまりなく、大きな成果を上げても年収はあまり変わらないようです。
学部卒、大学院修了ともに、初任給や初年度の年収はそれなりに高水準で、年1回の定期昇給もありますが、定期昇給の幅は少なめで、入社後数年間は年収があまり上がらない人がほとんどです。
東レの初任給は学歴によって差があるため、その差が年収の差となってしばらく続くことになります。
その後は、働きに応じて昇格し、それに応じて昇給や手当等もつきます。
管理職まで昇進すると、年収は1000万円近く、または1000万円超となります。
さらに部長職レベルまで昇進できれば、かなりの高収入を得ることができます。
なお、通勤手当、時間外手当等の諸手当は基本給とは別にきちんと支給されます。
東レの残業時間と残業手当
東レの残業時間は部署によりまちまちで、忙しい部署は常時長時間残業となるのに対し、工場勤務等は残業が少ない傾向です。
東レは社を上げて社員が働きやすい企業風土づくりを目指していて、時間外労働の削減にも取り組んでいます。
法定外労働時間(月45時間)を超えた社員数は、2022年度で前年度比79.7%となっており、徐々に成果は出ているようです。
ほかに、深夜残業・休日出勤の原則実施や全社一斉早帰りデーの実施(月1日)なども継続して行われています。
なお、ライトハウスの回答によると、残業時間は月平均29時間で、残業代はみなし残業代等の固定金額ではなく、基本給とは別にその都度きちんと支給されることが多いようです。
東レのボーナス・賞与
東レのボーナス・賞与(期末給与)は年2回(6月と12月)で、基本給の5~6か月分が支給されることが多いと言われています。
有価証券報告書による2022年度の賞与引当金は93億9百万円で、これを従業員数(6992人)で割った金額(約133.1万円)が東レのボーナス・賞与の平均的な金額であると考えられます。
なお、ボーナス・賞与は、企業の業績や個人の評価等により金額が変わるので、この金額はあくまで目安として捉えてください。
東レの福利厚生について
東レは、人権推進と人材育成の観点から社員が働きやすい企業風土づくりに取り組んでおり、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた福利厚生が充実しています。
具体的には、産前産後や育児支援、介護・看護支援、住宅取得等についての次のような休暇・休職制度、支援制度があり、仕事と家庭の両立を支援しています。
- 産前産後休暇、育児休職、産後パパ育休
- 育児短時間勤務、配偶者出産休暇
- 介護休職、介護短時間勤務、看護休暇、介護休暇
- 東レスマイルサポートプラン(育児・住宅取得支援)
- ベビーシッター費用補助
- 在宅勤務制度
- 再就業希望社員登録制度
- 新幹線(特急通勤)制度
東レの育児求職からの復職率は100%(2022年度)を誇り、男性の育児求職や育児目的休暇の取得率も81%と高水準です。
また、法定外労働時間の削減や年休取得の促進にも取り組んでおり、年休取得率は93%となっています。
- 他に、以下の通り施設、制度、行事等があります。
- 独身寮・社宅、体育施設、契約保養所など
- 健康・厚生・雇用・労災保険加入、確定拠出型企業年金、財形貯蓄制度、住宅融資制度、従業員持株会、グループ生命保険、東レ福祉会など
- 夏祭り、職場対抗スポーツ大会、各種クラブ活動
東レの年収と働きがいに対する評判・口コミ
東レの年収と働きがいに対する評判・口コミをご紹介します。
東レの年収と働きがいに対する良い評判・口コミ
引用元:ライトハウス
引用元:ライトハウス
引用元:ライトハウス
引用元:ライトハウス
給与体系は年功序列で、給与はそれほど高水準ではないものの、福利厚生もあり問題ないという口コミが多く見受けられました。
有給休暇は取りやすく、働きやすいという声が多くありました。
東レの年収と働きがいに対する悪い評判・口コミ
引用元:ライトハウス
引用元:ライトハウス
引用元:ライトハウス
給与・年収について、十分な水準である旨の良い口コミもありましたが、化学業界では低い部類に入るという口コミもありました。
順調に勤めていればいずれ昇給はするので生涯年収が低いわけではないものの、入社後すぐの年収にこだわりたい人は、注意が必要です。
休暇については、有給は取りやすいものの、育児休暇は取りやすい雰囲気ではないという悪い評判・口コミがありました。
また、社風については古めかしい、言いたいことが言えないと感じた人もいるようです。
東レは伝統ある大企業なので、どうしても古くからの社風や縦割りの弊害が皆無とは言えず、また、現在は働きやすい環境づくりに取り組んではいるものの、育児休暇などはまだ取りにくいなど、人によっては労働環境が不十分と感じられるようです。
東レへの転職におすすめ転職エージェント
東レには、毎年、数人から数十人が経験者採用(キャリア採用)で入社していますが、人気の高い企業なので募集倍率は相当高いと考えられます。
そのため、東レへの転職をお考えの方は、東レへの転職に強いエージェントに登録して転職活動を進めることをおすすめします。
ここでは、東レへの転職におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
引用元:リクルートダイレクトスカウト
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リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 270,298件(2024年4月25日現在) |
非公開求人数 | 非公開(2023年12月22日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※最終更新:2023年12月22日
doda
引用元:doda
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dodaの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社パーソナルキャリア |
公開求人数 | 243,752件(2024年4月25日現在) |
非公開求人数 | 非公開(2023年12月22日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※最終更新:2023年12月22日
マイナビエージェント
引用元:マイナビエージェント
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マイナビエージェントの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 58,082件(2024年4月25日現在) |
非公開求人数 | 非公開(2023年12月22日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
※最終更新:2023年12月22日
※マイナビのプロモーションを含みます。
東レの年収に関するQ&A
東レの年収に関するQ&Aをご紹介します。
東レの年収は低い?またその理由は?
東レの平均年収は756万円(2022年度)で、日本平均(458万円)を大きく上回っています。
国内の同業界競合他社と比較しても平均的な水準で、東レの平均年収が特段低いということはありません。
ただ、年功序列型の給与体系が基本なので、入社直後の年収は低めの傾向ですし、企業規模の割に年収が低いとか、年功序列なので若いうちは成果を上げても年収に反映されにくい、といった口コミもあり、勤続年数が少ない人は年収が低いと感じられることもあるようです。
東レでの新卒での年収は?
東レの学部卒程度の初任給は24.1万円です。
ボーナス・賞与は業績等により基本給の5~6か月分が支給されることが多いので、東レでの新卒での年収は、初年度は約408.9万円~約432.9万円程度と考えられます。
その後、勤続年数や個人評価等に応じて昇給していくことが想定されます。
東レでの高卒での年収は?
東レ公式サイトによると、現在のところ高卒での新卒採用は募集されておらず、高卒での年収は明らかにされていません。
なお、経験者採用(キャリア採用)の応募フォームでは、最終学歴で高卒や専門・専修、短大、高専などの選択肢があり、高卒でも入社できる可能性はあると考えられます。
高卒での中途入社をお考えの方は、東レへの転職に強い転職エージェントに登録し、相談することをおすすめします。
東レでの院卒での年収は?
東レの修士了程度の初任給は25.9万円、博士了程度の初任給は30.5万円ですので、ボーナス・賞与が基本給の5~6か月分支給されることを加味すると、初年度の年収は、修士了程度で約440.5万円~約466.4万円、博士了程度で約518.4万円~約548.9万円となります。
2年度目以降は、社内規定や個人評価等に応じて昇給していくことが期待できます。
東レでの研究職の年収は?
ライトハウスの回答による東レの医薬・化学・素材・食品系専門職(研究・製品開発、生産管理 他)の平均年収は、635万円です。
有価証券報告書による東レ全体の平均年収はライトハウスの回答者全体の平均年収を上回っていることや、研究職は高学歴の人が多いことを考えると、研究職の平均年収は635万円より高水準であると推測されます。
東レでの総合職の年収は?
ライトハウスの回答による東レの企画・事務・管理系の平均年収は、647万円です。
研究職と同様に、東レ全体の平均年収はライトハウスの回答者より上回っていることから、総合職の平均年収は647万円より高水準であると推測されます。
東レで年収1000万円超えは可能?
東レの年収はおおむね課長クラス以上で年収1000万円を超えると言われています。
さらに部長クラスまで出世すると年収1500万円以上も期待できます。
ライトハウスの口コミでも回答者の年収範囲は最大1500万円となっていますので、年収1000万円超えは十分可能と考えられます。
東レの年収まとめ
東レの平均年収、残業手当、評判・口コミなどについてご紹介しました。
東レは平均年収が国内平均より高水準で安定しており、今後も企業としての成長が期待できる上に、ワーク・ライフ・バランスを重視する企業方針やキャリアパスの広がりなどもあり、転職市場でも人気があります。
そのため、東レに転職するためにはかなりの高倍率を突破する必要があります。
東レへの転職をお考えの方は、この記事でご紹介した東レへの転職に強い案件紹介エージェントに複数登録して、業界事情や転職ノウハウに長けたアドバイザーの情報・支援を得ながら転職活動を進めることをおすすめします。