学生起業のリスク・リターン 成功例と失敗例
この記事を読むと分かる事
  • 学生起業のメリットとデメリット
  • 学生起業のリスクとリターン
  • 学籍起業の成功例と成功の秘訣
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大学生の起業家って実際どうなの?

華々しくて一般の学生にはできないことが経験できないイメージのある、学生時代の起業。とはいえ登記や資金繰りは大変そうだし、人前に立ったりリーダーとして動くのは得意じゃないし、リスクが高いというイメージがある人も多いと思います。

  • 実際のところどれくらい大変なの?
  • 代表的な学生起業家はどんな人がいる?
  • 学生起業のリスクやメリットはどんなこと?

2000年代に活躍した学生起業家を振り返りながら、実際に起業する場合のメリットや気を付けるべき点を解説していきます。

学生が会社を経営するってどういうこと?

学生起業家とは文字通り、学校に在学しながら二足の草鞋的に会社を経営する人のこと。2000年代以降ウェブサービスの隆盛により、またエンジェル投資家と呼ばれる個人の裁量で数百万円ほどの小額から起業家を支援する人々の出現により、主に大学在学中に起業し社会でも活躍する学生が増えました。

近年はAIやテクノロジーの進歩により、次々と新たなサービスが発生し、学生起業からスタートアップ企業が生まれるケースも増えています。

資本金は1円から登記できるので手続きを踏めば誰でも社長になれますし、そしてウェブサービスの開発やネット代理販売のような、自室で出来る業態であれば事業をはじめるリスクは低いです。普通のアルバイトでは到底できない経営の実践を積み、あらためて社会人経験を積みたいと思えば、新卒として就職活動に取り組めるとメリットばかりにきこえる学生起業。

この記事がリスクとメリットを今一度考えるきっかけになれば幸いです。

学籍起業

学生起業家と会社・サービスの成功例

実は学生起業家の世界では、在学中に注目を集めた人が「学生」の肩書が取れた途端に人前から消えてしまうケースもあるのが現状です。若さやルックスではなく、実業の成果をもって注目される学生はまだまだ少ないのです。

そこで今回はきちんと「その後の成果」を追えるよう、現在も活躍する元・学生起業家3名に焦点を当ててご紹介します。どの人もキャパシティや実績が凄すぎて尻込みしてしまいますが、あくまで「代表的な成功例」なのでこんなことをするのは自分には無理!、と思わず気軽に読んでみてください。

元・学生社長① 【新卒戦コンから研究者】琴坂将広氏

まずは学生起業家のはしりとして2000年ごろに学生時代を過ごしたケースをご紹介します。
現在アラフォーながら慶應義塾大学で若き准教授として勤める琴坂氏は、大学在学中の4年間に小売・IT領域において3社を起業しました。卒業後は新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーの戦略コンサルタントとして4年間国内外で勤め、20代後半からイギリスへ留学してオックスフォード大学で博士号を取得したという異色の経歴です。

学生時代にちょうどインターネットのサービスが隆盛したという時代の追い風はあれど、ふつうの人なら1つでも成し遂げればすごい実務家・コンサルタント・研究者という偉業を体一つでこなしてきました。学生時代の社長経験を活かし、新卒で民間企業に就職した例です。

学生社長②株式会社ディー・エヌ・エー 中川綾太郎氏

続いて、アラサー世代の元・学生起業家として新卒で就職はせずにキャリアを続ける例です。女性向けメディア「MERY」の元・社長といえばピンとくる方もいると思います。次に紹介する中川氏は大学卒業後も経営者を続け、その後自分の会社がバイアウトされた先の社員となりました。

早稲田大学商学部在学中に、いくつかの事業を友人らと起こしてきた中川氏は、2013年に立ち上げたキュレーションメディアの運営事業で成功し、2014年にその会社を㈱ディー・エヌ・エーに売却します。買収金額は非公開ですが一部によると35億円とみられており、25歳にして一財を築きました。

その後、MERYはその他のメディアと共に不正確な情報が問題視され公開停止になりましたが、現在は早稲田大学の起業家養成講座の講師や投資家としても活動しています。

学生社長③株式会社ハピキラFACTORY 正能茉優氏

最後に女性起業家、そして90年代生まれでまだ20代ながら活躍する方の例をご紹介。正能氏は、大学卒業後、会社員と起業家という二足の草鞋を履いています。
多くの学生起業家がインターネット関連のビジネスを行う中、正能氏の特徴はまず非インターネット領域の「プロデュース業」を生業にしているところです。地方の地場産業などを若い女性向けにパッケージングする事業で学生起業家として活躍し、現在も社長業を続けています。

さらに、大学卒業後は博報堂を経てソニー㈱で新規事業関連の仕事と、社会人としても立派なキャリアを築く「パラレルキャリア女子」。その働き方も注目され、副業関連のアドバイザリー業務やテレビのコメンテーターとしても活躍の幅を広げています。

起業

学生企起業のリスクとは?

ここまで学生起業家の成功例を見てきましたが実際はリスクが伴う学生起業。なぜなら大学卒業のタイミングで就職したり、様々な理由で事業から撤退した元・学生起業家たちは人前に出なくなってしまうもの。現在でも足跡を終える人たちは何かの道での成功者であって、そうでないケースもたくさんいあるのが現状です。そのためこの記事では、次に学生起業のリスクをご紹介してゆきます。

リスク①勉強や就職をする時間がない

やりたいことがあり、幸運にも資本や能力があって事業を起こしても、学生の本分である学業がおろそかになっては意味がありません。よく「日本の大学生が4年間で集中出来ることは、学業・サークル・バイト・恋愛の4つのうち2つだけ」といいますが、起業家の仕事は際限がないのでそこに注力すると他のことが何もできない可能性もあります。

また当初は事業がうまくいかなくても新卒で働けばいいと考えていた人も、いざ起業家としての活動が忙しくなると就職活動に十分に取り組めない可能性もあります。リクルートやメガベンチャーなど起業経験を評価してくれる会社にうまく決まる人は一握り。

就職活動は人によっては3年生の夏から4年生の夏まで1年近くを要するので、一度覚悟を決めた事業を行いながら片手間で行うほど簡単なものではないのです。

リスク②事業に責任が持てない

次のリスクとして社会人経験のない学生同士の起業の場合、友人関係の延長で事業を推進していたり会社としてあるべき仕事をこなしていなかったり。あるいは卒業時に取引先との関係をきちんと収束できなかったり、事業に責任が持てないという点があります。

リーダーシップを採る経験ならばゼミやサークル、職務経験ならばアルバイトやインターンで得ることが出来る学生生活において、ただ「目立ちたい」「起業してみたい」という好奇心だけで取り組むと大人としての責任が果たせず、周囲に迷惑を掛ける可能性があることを忘れてはなりません。

リスク③調子に乗って日常に戻れなくなる

そして目に見えにくいことですが、意外に多いのがこれ。学生社長としてメディアに出たり大人との交流が増えるうちに調子に乗ってしまい、時間がない訳でもないのに学業や就職活動に身が入らなくなってしまうパターンです。実際に実業の成果が伴っていれば構わないですが、このケースのたちが悪いところは、そうではないことが大半であること。

日本では、新卒の就職活動が一番市場価値を得やすいので、このパターンに陥り就職活動の機会を逃してしまうのは超危険!卒業を迎え学生ブランドがなくなった途端に、これまで話を聞いてくれていた人たちが離れていき、おまけに就職先もなければ生活の手立てがなくなってしまいます。

一度華やかな世界を知ってしまうと、なかなか堅実な生活は受け入れられないものです。世の学生起業家のうち「失敗」を定義するならば、残念ながらこの調子に乗ってしまうパターンで道を踏み外す人が多いと思います。

学生起業のメリットとは?

学生スタートアップそれでもやってみないと分からないのが向き不向きであって、失敗を恐れないのが学生の醍醐味です。これまでの記事を読んで「自分には到底真似できない」と尻込みしたり「そんなにリスクが高いならいいや」と鼻からあきらめる必要はありません。
少しでも関心があるならば、学生起業の先輩に話を聞いたり事業アイデアを誰かに話したり、ぜひ一歩踏み出すことをおすすめします。
そんな方に向けてあらためて学生起業のメリットをご紹介します。

メリット①社長としてのビジネス経験

なんといっても一番はこれ!一概の学生には到底経験できないような経営実務を体験できることです。会社の登記から経理、営業、総務関係の色々まで…売上を立てるのは簡単なことではありませんが、大教室に座って簿記の勉強をするよりも、自分で帳簿を作る方が覚えるという人も多いです。そしてまだ学生ならどんな成功も失敗も自分の血肉になります。

また、学生起業家同士の人脈やふだんは出会えないような人との交流の中で自分自身が磨かれます。起業家としての責任感や視座の高さで、これまでと少し違う世界を切り開くきっかけになります。

メリット②新しい事業を起こせる

企業の本質的なメリットとして、新しいサービスやプロダクトを世の中に発信できるということがあります。
Facebookをスタンフォード大学の学生が興したように、学生起業家が世界にインパクトのある事業を大成させることもあります。移り変わりの早いビジネスの世界では、アイデアがあるなら実装しないと、誰かに先を越されてしまっては水の泡です。

「もう少し勉強してからにしよう」「いつか起業しよう」というモチベーションでは夢は叶いません。自信のあるビジネスアイデアが浮かんだら行動に起こすのが吉で、学生起業はそれを実現する手段になります。

メリット③一攫千金のチャンス

最後にそう簡単な話ではありませんが、事業が成功した場合は社長として利益を得ることができます。特に会社に価値が付いてバイアウトできた場合、創業者にはウン億円という金額が舞い込むことも。通常のアルバイトでは刺激が足りないという人は、そのほかの手段で稼ぐという観点から起業することも一手です。

これから起業を目指す学生の方へ

デメリットが少ないと思われがちで、成功者の伝説ばかりが聞こえてくる学生起業の世界。今日はそのリスクを冷静に分析したうえでメリットを洗い出しました。また、元・学生起業家たちのエピソードを紹介したことで、成功した起業家たちは、人よりも何倍も努力を重ねてきていることがお判りいただけたかと思います。

関心があるならば体験者に話を聞いたり自分のアイデアを周囲に話してみて、その上で勇気を出して起業することはとても有意義なことです。あくまで「起業家」であることで承認欲求を満たさずに、実業での成功を心掛けましょう。

起業意欲の高い学生には、ベンチャー企業へ一旦就職してみるという選択肢もあるでしょう。よろしければ、ベンチャー関連の記事も参考にしてみてください。

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